2003-07-28 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第26号をお届けいたします。


§4.季節の便り
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 日々の天気予報を見ていると、梅雨明けまで、もうほんのあとわずかという
感じです。南の地方や北陸などは梅雨明けが宣言されたようですが、
私の住んでいる関東南部は、まだまだ小雨や曇りの天候が続いています。
辛抱の毎日だと思いますが、しかしお天道様には逆らえません。
ここはじっくりと腰を据えて、梅雨なら梅雨なりの自然の楽しみ方を
探してみましょう。

 先日はそのような気持ちで、丹沢山塊での沢登りに挑戦してきました。
沢登りでは、どのみち水に濡れるので、雨が降っていても同じことなのです。

 先週は奥多摩の沢に入りましたが、ゆるやかで水量の豊富な奥多摩の
沢と違い、丹沢山塊の沢は、深く急峻な谷を登り詰めてゆく、
登攀的(とはんてき)な様子の強い場所です。滝も垂直に近いものが多く、
よりクライミングのテクニックが要求される場所でもあります。

 入渓すると、まず両側の壁がそそり立つ深い谷の薄暗い迫力に
圧倒されます。梅雨の末期のためか、いつもより水量は多く、
ごうごうという音を立てて、水流が谷底の大岩を洗い流しています。
沢登りは山の腑(はらわた)の中に入り込むような気持ち。
プレッシャーのかかる場所ですが、経験豊かな山仲間と一緒なら
怖さもやわらぎます。

 水が飛沫を飛ばしながら激しく岩棚を流れ落ちる急流の滝を、慎重に、
あるいは大胆に、次々とクリアしてゆきます。それは、水を浴びながら
スリルのある登山を楽しむ、ちょっとした大人の水遊びかも知れません。



 入渓時には小雨にけむっていた丹沢の山々ですが、我々が遡行を完了して 稜線に登り詰める頃には、あたりを覆っていた雲がさっと晴れ、雲間から、 (デジカメ写真からは少し分かりづらいと思いますが、) 眼下には足柄平野、遠方には大島や伊豆半島を見渡すことができました。  今日は一日中雨かと観念していた矢先、思いがけず頂いた お天気の神様からのプレゼントでした。
 仲間全員、無事にケガも無く、晴れやかな気持ちで稜線の小屋で 休憩をしていると、みるみるうちにあたりには雲が立ちこめ、 眼下の視界は再び、白い霧のスクリーンに閉ざされてしまいました。  変わりやすい山の天候ですが、それがまた魅力でもあります。 晴れたときの展望も良いものですが、霧は森をいっそう美しく 見せてくれるからです。
 そのような様々な景色が目の前に現れ、通り過ぎてゆくのを 見るのが楽しみで、また山に登るのでしょう。  どうもこのところ、花や風景の撮影などよりも、このような 専門的な形態の登山が多くなっているような気がします。  年をとっても、花や風景は撮影できるけれども、このような沢登り、 あるいは、ロッククライミング、雪山などは、できるだけ若いうちに やっておかなければ、という気持ちが働いているのかも知れません。  ともかく、安全だけには気を付けて、これからも未知の領域に 挑戦しつづけてゆきたいと思います。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 (★上記の速報用写真は、OLYMPUSのデジカメ(CAMEDIA C-2)で撮影しました) http://ascii.jp/elem/000/000/327/327065/
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