2003-10-27 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第39号をお届けいたします。



§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img00899 "Vivid summer of Odawara city." 『小田原の盛夏』 Img01057 "An Oenothera speciosa." 『ヒルザキツキミソウ』 Img01089 "He is absorbed in eating." 『夢中になって #001』 Img01293 "A spot light in the morning." 『朝のスポットライト』 Img01316 "The power of the fall." 『滝の力』 Img01361 "Erythroniumes are lively." 『にぎやかなカタクリ』 Img01771 "The head of Mt.Fuji above the clouds." 『頭を雲の上に出し』 Img01915 "Two pigmies on the hill. #002" 『山上のこびと #002』 Img01955 "The master of the hill. #001" 『丘の主 #001』 Img01999 "A primary colors of sunset glow." 『原色の夕焼け』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- §2.自然風景写真館の新機能 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・今週の新機能はありませんが、  秋の季節に併せて、ワンポイントアイコンを「カエデ」のマークに変えてみました。 §3.今後のリニューアル予定 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・自然風景写真館ブログ、バックナンバーページ ・デジカメベストショット壁紙ダウンロードコーナー ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・撮影日誌の作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) §4.季節の便り ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  穂高(ホダカ)という山をご存じでしょうか。登山に興味のある人なら、 北アルプスを代表する山々である、槍ヶ岳、穂高岳を知らない人はいないでしょう。 穂高とは、実際には、西穂高岳、前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳の4つのピークを 中心とする付近の山岳地帯の総称のことです。  古くから、アルピニストたちに親しまれ、また先鋭的なクライマーたちの 挑戦の場であった、日本を代表する岩山の殿堂です。その切り立った岩壁の 迫力は、見る者を圧倒し、多くの小説の舞台ともなりました。  先週は久しぶりの3000mクラスのピークである、その前穂高岳〜奥穂高岳に 登ってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.39.03.42N36.17.05.16&ZM=5
 穂高岳の登山口のひとつは、山岳観光地として名高い上高地(かみこうち)です。 今回は、上高地にバスで入り、そこから岳沢(だけさわ)に徒歩で入って、 テントを張り、ベースとしました。  上高地に入ると、まず出迎えてくれるのは、屏風のようにそそり立つ穂高の山々、 そして梓川(あずさがわ)の清流です。北アルプス・上高地を代表する風景です。 この時期、すでにカラマツの黄葉がピークを迎えていました。 (今年は色があまり良くなく、黄色よりもやや茶色系の発色です)
 翌朝、早朝にテントを出発して、前穂高岳を目指します。谷底の空気は 氷点下の冷たさですが、しかし重い荷物を背負いながらの急坂の登攀では すぐに額に汗がにじんできます。  しかし振り返れば、差し込む朝の光の下、遠方の焼岳(やけだけ)や 乗鞍岳(のりくらだけ)の山々がくっきりと浮かび上がり、その爽やかな光景に 坂道の辛さや、かいた汗の不快さも吹き飛びます。 まだ標高は3000mに満たないはずですが、不思議に、 それらの山々よりも上に浮かんでいるようです。
 やがて前穂高岳のピークに到着しました。ここで一気に東側の展望が開けます。 雲海に浮かぶ山々の向こうには、はるか富士山の姿を見ることもできました。
 いっぽう、西を向けば、これから向かうであろう奥穂高岳が 切り刻まれたような岩肌をむき出しにし、圧倒的な重量感をもって こちらを威圧してきます。
 北を向けば、日本第5位の高峰であり、そして北アルプスを代表する ピークである槍ヶ岳の姿が見えます。
 今回の登山の期間中、幸いにも大きな高気圧に覆われて、思いがけず 好天に恵まれました。もう既に穂高にも雪が降っているはずですが、 あまりの好天続きに登山道の雪はほとんど融けてしまったようです。 少し期待していただけに、ちょっと拍子抜けでした。  さて、好天のために何事もなく、奥穂高のピークを踏破して、 山頂で休息をとった後、下山を開始しました。  前穂高の横に従う明神岳(みょうじんだけ)の切り立った姿が見事です。 穂高岳そのものだけでなく、周囲に従う山も、それぞれ個性を持って 登山者を出迎えてくれます。
 午後、穂高付近は霧に包まれてしまいましたが、しかし 高気圧に包まれて晴天が続く日には、下界の暖かい空気が 上昇気流を産み、山上ではかえって雲を作り出します。 これは天候が安定している証拠なのです。  この霧は夕暮れ時にはきっと晴れるだろうと予測して、明神岳の 良く見える場所で、2時間ほど待っていました。冷たい霧の中で じっと待っているのは辛いことですが、しかしやがて日没直前になって 周囲の霧は晴れ渡り、明神岳が再び目に前にその姿を現しました。  夕日が西穂高岳の向こう側に沈むころ、明神岳の彫りの深い岩壁が その夕日に照らされて、見事なくらいオレンジ色に染まったのです。 (残念ながら、デジカメ写真では自動的に補正がかかってしまい、  思いのほか、オレンジ色には染まりませんでしたが)

 その後、ヘッドランプの明かりを頼りにテントまで戻り、 夕食をとって就寝しました。  翌朝、テントをたたんで、上高地に向けて下山を開始するころ、 登山道の脇の笹が、一面の霜に覆われて、シャーベットのように なっていました。
もうすぐ冬が近いことを教えてくれています。  朝、東に向かう登山道は、木々の葉が逆光に照らされて透過光となり、 とても爽やかで美しいものです。光に向かう道を歩くのは大好きです。
 上高地にたどりついたころ、再び大勢の観光客の喧噪に包まれましたが、 しかし岳沢でのテントで夜を明かしたときの星空のまたたきや、 穂高岳の稜線を吹き渡る風の音など、ともすると消されてしまいそうなくらい かすかなそれらの思い出は、しかしかえって確かな記憶となって心の中に 残っています。  それらの記憶が残っているからこそ、また別の場所にカメラを担いで 登りたくなってくるのでしょう。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※上記の速報用写真は、OLYMPUSのデジカメ(CAMEDIA C-2zoom)を使用しています。 http://ascii.jp/elem/000/000/329/329956/
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