2003-12-15 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第46号をお届けいたします。



§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img01064 "The face of Ipomoea nil." 『あさがおのかお』 Img01066 "A taste of Helianthus annuus." 『ひまわり叙情』 Img01098 "A Celastrina argiolus in morning." 『朝のルリシジミ』 Img01134 "The amber morning." 『琥珀色の朝』 Img01354 "The brothers of Cymbidium." 『シンビジウムの兄弟』 Img01477 "The unpainted face of Helianthus annuus." 『ヒマワリの素顔』 Img01717 "The rising sun." 『立ち登る朝日』 Img01748 "Setaria viridis lean against each other." 『もつれあうネコジャラシ』 Img01800 "A gentle flower of Hamamelis." 『やさしきマンサクの花』 Img01984 "The fantasy in grasses." 『草むらのファンタジー』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- §2.今後のリニューアル予定 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・自然風景写真館ブログ、バックナンバーページ ・デジカメベストショット壁紙ダウンロードコーナー ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・撮影日誌の作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) §3.季節の便り ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  先週、関東地方には冷たい雨が降りました。山々には白い雪が積もり ようやく冬も本番になってきたかと思わせます。  特に日曜日の関東地方はカラリとした晴天になりました。 私の地元の松田町から見る富士山は、いつにも増して爽快で美しく見え、 青空の下、すそ野まで伸びやかに白い雪の衣をたなびかせる姿は。 まるで白鳥が舞っている姿さえも連想させてくれます。  さて、先週は神奈川県平塚市の湘南平から富士山の展望を紹介しましたが 、今回は同じく湘南平からの風景のご紹介です。  木曜日から金曜日にかけて、冷たい雨が関東地方に降りましたが、 しかしその低気圧が過ぎ去った後は空気中の汚れが洗い流されて、 素晴らしい晴天が期待できます。  そろそろ夜景の撮影もしたいと思い、さてどこに行こうかと考えていましたが、 先週、湘南平の素晴らしい展望を見たばかりなので、迷い無く、 もう一度、湘南平に行ってみようと思いました。  夜景は自然風景という範疇には入らないのかも知れないですが、 私は大好きです。特に、空気が澄んでくる冬は最高です。 空気は冷たいですが、凛と張りつめた冷気の下、遠く眼下に見える きらきらした街の灯のまたたきは、とても透明で美しいものです。  しかし夜景そのものは美しいものですが、写真に撮るとなると 案外難しいものです。肉眼で見たときの印象を再現するのが難しく 白い部分と黒い部分だけの単調な作品になってしまいます。  ですので、私は夜景を撮影する時間は、必ず、朝か夕方を選びます。 朝には東の方角の夜景を、夕方には、西の方角の夜景を撮影すれば、 夜景の輝きに、空の上の朝焼けや夕焼けの色が加えられて、 とても作品に奥行きと深みが生まれるからです。  特に最も美しいのは、日の出前1時間と、日没後1時間の時、 昼と夜の境目がちょうどそこにあり、空の色が最も深く多くの色で 染まります。太陽の残照(あるいは曙)で地平線はオレンジ色に染まり、 天空は漆黒の闇、しかしその間には無限の光と色の階調が存在して、 深い藍色 (Indigo) から紫色 (Purple) へと連なり、やがて 地平線のオレンジ色へと変化してゆきます。 ある時には、薄紅色にも染まり、その深い色の連続した繋がり (グラデーション)はいつ見ても飽きることがありません。  その時の空を見上げながら天空の全体を見渡していると、 (じっと見つめるのではなく、視野の全体でぼーっと眺める感じです) 地球という球体が、まるで深い深海の底に徐々に沈んでゆくような そんな深い透明感を感じることがあります。  ちょっと夜景から話がそれましたが、 撮影の日は4時半に起きて、車を飛ばして、一路、湘南平へ 向かいました。事前に一度偵察していますので、迷うことはありません。 展望台に到着、時刻は5時半。この時期の日の出が6時50分ほどですから、 狙い通り、日の出の一時間前には現地入りすることができました。  展望台に登り、東の空を見ると、地平線の方角がうっすらと明るくなって いるのが見えます。足元には、平塚市をはじめ、湘南方面の夜景が 見事に広がっていました。
 風が強いのでしょう、それらの光点はまるで星の瞬きのように ちかちかと激しく明滅を繰り返していました。  北東方向に目を向ければ、相模平野から関東平野にかけて地上を 埋め尽くす光の帯が見渡せます。
 まわりは静かで、ただ風の音がわずかに聞こえるだけです。 その静かな中で、遠くに瞬いている透明で微細な輝きを見ていると、 水か何かが入ったグラスを叩いているような、そんな音が 聞こえてくるようです。  その静かな時間の中、カメラを三脚に据えて、構図を決め、 ひたすらファインダーのピントに集中して、シャッターを切りました。  やがて東の空のオレンジ色も徐々に薄まり、白く変化してゆきます。 もうすぐ日の出が近いのでしょう。  代わって街の灯りは徐々に小さくなって、薄紫色の街の輪郭が おぼろげながら浮かび上がってきました。街が眠りから覚めて、 徐々に動き出すのが感じられます。
 遠く湘南の海岸線には霧が立ちこめ、望遠レンズで覗けば、 江ノ島が薄紫色の海上に浮かび上がっていました。
 もう少し粘って、日の出に輝く海を撮ってみたかったのですが、 残念ながら、太陽の位置は思ったよりも右側で、また東の海上には 案外、雲が多く、イメージ通りの作品が撮れないと思い、 ここで湘南平を後にしました。  森の中を歩いていると、太陽が東の空から顔を出しました。 透明な空気はさえぎるものが無く、光は突き刺すように森の 中にまで入ってきます。思わずまぶしさに、帽子のつばを 深くかぶりなおしました。  幾筋もの光が樹間に差し込み、暖かさが森の中に広がってゆきます。 防寒対策のジャケットを脱ぎ、車に戻るころには、 額は軽く汗ばんでいました。  素晴らしい晴天の下、今日もまた新しい一日が始まりました。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※上記の速報用写真は、Nikonの一眼レフデジカメ D100 を使用しています。 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
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