2004-02-02 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第53号をお届けいたします。



§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02175 "Spiraea japonica." 『シモツケの花』 Img02210 "The white giant." 『白い巨人』 Img02268 "The splendor of peach blossoms garden." 『桃畑の輝き』 Img02320 "The canvas of autumn colors." 『秋色のキャンバス』 Img02394 "The sunset glow at Suruga gulf." 『駿河湾の夕焼け』 Img02454 "The cherry blossoms with blue sky. #001" 『青空にサクラ #001』 Img02484 "A lady of cosmos flower." 『コスモスの貴婦人』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- §2.自然風景写真館の新機能 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  今週の新機能はありません。 §3.今後のリニューアル予定 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・自然風景写真館ブログ、バックナンバーページ ・デジカメベストショット壁紙ダウンロードコーナー ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・撮影日誌の作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) §4.季節の便り ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ここ数日はとても暖かい陽気でしたが、みなさんの土地ではいかがでしたか? ある日、近くのお寺を歩いていると、山門の脇に小さなピンク色のつぶつぶを 見かけました。ウメの花です。
 小春日和の下、交錯する何本もの小枝の上で、まだつぼみのままの花も ありますが、いくつかの花はほころび始め、そしていくつかの花は 花びらをぽっと広げて、可愛らしく咲いています。枝の上を流れるように、 それは五線紙の上に並べられた音符のようでもあり、リズミカルな配列 からは旋律が聴こえてきそうです。  ご存じのように、ここしばらくは冬山の厳しい取材が続いていましたので このような暖かく優しい花を見かけると、もうそんな季節になったのか、 と感慨深い思いがしました。  しばらく歩いていると、今度はツンと鼻をつくような独特の香りがしてきました。 これはロウバイという花の香りです。
 ロウバイはウメよりも少し早く1月中旬くらいから咲き始める花です。 木はウメに似ていますが、黄色い花を枝いっぱいにつけて、ウメとは違う 独特の香りを辺りにただよわせます。この花を見かけると、 冬の寒いさなかにあっても、とても暖かい気持ちになれるのです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  その夜、車を飛ばして一気に長野県の富士見町までやってきました。 冬の八ヶ岳連峰に登るためです。  道の駅で車を停めて仮眠をし、早朝4時に出発して、南八ヶ岳の 登山基地、美濃戸(みのと)に入りました。そこで装備を背負って 徒歩になり、赤岳鉱泉を目指します。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.21.47.41N35.59.02.34&ZM=5
 早朝6時に歩き始めて、赤岳鉱泉の山小屋にたどり着く頃には 空は白み始め、雪に埋まった沢は淡いブルーに染まり、その向こうには 八ヶ岳連峰・横岳の岩峰が眠ったように鎮座していました。
 しかし今年の八ヶ岳連峰は例年になく雪が少ないようです。いつもなら この時期の横岳の岩峰は大量の雪に覆われて、真っ白に染まっている はずなのですが、この時は黒い岩が顔をのぞかせていました。  赤岳鉱泉からは、沢に入り、硫黄岳(いおうだけ)を目指します。 例年より暖かいとはいえ、やはり八ヶ岳は高山です。氷点下の気温のため 沢と滝の水はすっかり凍り、巨大な氷のオブジェを作り出していました。
 ピッケル(登山用の斧)とアイゼン靴を駆使して、それらの氷の 世界をさかのぼってゆきます。高度を上げ、谷間から稜線にとりつくと、 やがて視界は急速に広がり、高層の澄んだ空気を通して、 強烈な太陽の光が南八ヶ岳連峰の山々に降り注ぎました。 白く荒々しい山容を見せる南八ヶ岳の山々。主峰の赤岳を中心として 阿弥陀岳や横岳など、青く、白い峰々が出迎えてくれました。

 やがて今日の目的地、硫黄岳(いおうだけ)の山頂に到達しました。 山頂では八ヶ岳特有の強風が出迎えてくれましたが、しかし見事な 展望もプレゼントしてくれました。  北八ヶ岳の穏やかな山容。眼下に広がる台地状の高原は シラビソやコメツガなどの原生林です。
 八ヶ岳連峰は、大昔(おそらく数万年以上前)は一つの巨大な火山でした。 すそ野の大きさから推測すると、富士山よりももっともっと大きくて高い 火山だったそうです。  それがある時、強烈な爆発性の噴火によって山全体が吹き飛んで、 現在のような、多くの山頂を持つ、連峰としての形になったのでした。 硫黄岳の山頂では、その時の名残、爆裂火口の一部を見ることができます。
 切り立つような火口の側壁岩壁。その大きさと高さから、爆発当時の エネルギーの凄まじさが想像できます。こんな巨大な岩の塊が ほとんど全て吹き飛んだのか、と。  厳しい八ヶ岳の山頂を後にして、暖かい下界へと下山しました。 暖かく優しい花たちが咲き乱れる下界に向けて。  暖かく優しい花たち、白く厳しい姿を見せる山たち。 ほんの一日違いでしたが、あまりに大局的な自然の姿を見ました。 しかしどちらも本当の自然の姿。どちらに対しても真摯な気持ちで どちらも大切にして、写真に納めてゆきたいと思っています。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※上の速報用写真は、コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-Xt を使用しています。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0303/minolta1.htm
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