2004-03-22 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第60号をお届けいたします。



§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02008 "The evening at the mouth of river." 『河口の夕暮れ』 Img02046 "The floating Lycoris squamigera. #002" 『ナツズイセン浮遊 #002』 Img02135 "The season of swift horse." 『駿馬の季節』 Img02307 "The flowing autumn time." 『流れ行く秋の時間』 Img02350 "The autumn valley." 『渓秋』 Img02412 "The carpet of brightness. #002" 『光のカーペット #002』 Img02426 "The night view of Odawara city." 『小田原夜景』 Img02442 "The standing of winter cherry blossoms." 『寒桜の立ちんぼ』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- §2.自然風景写真館の新機能 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  今週の新機能はありません。 §3.今後のリニューアル予定 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・自然風景写真館ブログ、バックナンバーページ ・デジカメベストショット壁紙ダウンロードコーナー ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・撮影日誌の作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) §4.季節の便り ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  野山では次から次へと花が咲き始めています。今年は桜の開花が早いようで、 それが終われば、新緑の季節を迎えます。春の薫りが満ち始める季節ですが、 まだ高山では雪が残っています。  今回は、北八ヶ岳・双子山周辺の雪景色の様子をお届けします。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.19.45.87N36.06.19.69&ZM=5
 前夜、長野県の臼田町(うすだちょう)というところに車を停めて夜を明かし、 早朝、林道を使って入山口の富貴の平(ふきのたいら)へ向かいます。  天候は晴れ。風が強く寒冷な北八ヶ岳にあっては、おだやかな陽気でした。 まだ入山する前だというのに、林道を走っていると、頭上に見える木々たちが きらきらと光っています。カラマツ林が樹氷になっているのです、 太陽の光を受けて輝くその美しさに衝撃を受けました。


 昨日は天気が悪く、谷から登ってきた冷たく湿った霧が、このあたり一帯の カラマツ林を覆っていたのでしょう、それらの水分が木々の枝に付着し、 早朝の冷え込みで一気に凍り付いて、見事な樹氷と化したのです。  太陽の光をいっぱいに受けて、キラキラと輝くそれは、まるで 自然が創り出した氷細工の芸術品のようです。  どうしてこのような美しいものができるのでしょうか、 しばらく夢中でカメラのシャッターを切っていました。  さて、富貴の平から車を降りて、スノーシューに履き替えて 雪の林道を登り始めます。1時間ほど順調に歩いて、大河原峠に到着しました。  実は昨年の2月にもスキーを使って、このエリアに足を踏み入れて いるのですが、その時は、吹雪が吹き荒れる世界でした。
 しかし今年はとても穏やかな晴天に恵まれました。峠の山小屋の 周辺には雪は少なく、地面や下草が顔を覗かせているところもあります。
 同じ場所でも、季節や天候が違えば、まったく異なった印象になるものです。  さて、雪の斜面を登って、双子山の山頂を目指します。
昨年は降り積もったふかふかの新雪に埋まりながら苦労して登頂しましたが、 今年は、雪が少なく、晴天の日が多かったためか、雪はよく締まって固く、 沈むことなく、快適に雪面を登ることができました。  北東方向には雲の上に頭を出す浅間山(あさまやま)の雄姿が見えます。 ただし、3月にあっては、やはり今年は雪が少ないようです。 例年だともっとふもとまで真っ白になるのですが。。
 北西方向に目を向ければ、北アルプスの北端、後立山連峰の白い峰々が はるか遠方に見えます。さすが3000m級の頂が連なるだけあって まだまだ白い雪がたっぷりと残っているようです。
 やがて双子山の山頂に到着しました。西に目を向けると、すぐ近くには 丸い雪帽子をかぶったような蓼科山(たてしなやま)の山頂が見えます。 その背後、遠方に見えるのは中央アルプスの山々でしょう。
 双子山の山頂を後にし、北八ヶ岳特有の針葉樹林の森に分け入ります。 遠くから見ていると、雪が少なく、黒々とした森になっているように 見えますが、しかし森の中にはまだまだたくさんの雪が残っています。
 春の暖かい日差しが木漏れ日として地面にふりそそぎ、雪を温めて すこしづつ溶かしてゆきます。この雪が水に変わって、森の中に徐々に しみこんで、清流となってゆくのでしょう。  稜線を下り、やがて、双子池のほとりまでやってきました。 夏には暗緑色の深い水の色をたたえる池ですが、冬のこの時期には すっかり厚い氷と雪に覆われて、平らな雪面を自由自在に歩き回ることが できます。
 北八ヶ岳はスノーハイクのメッカ。この時も、私の他にもスノーシュー やスキーをはいてハイクを楽しむ人の姿が見られました。  池のまわりを一周すると、おもしろいものをみつけました。 氷が気温差で膨張したり収縮したりを繰り返した結果、池のふちに 押し出された氷がひび割れて、いくつもの亀裂を作っていたのです。 1m四方もあるくらいの大きな氷のテーブルが持ち上がったり しているのを見ると、その力の大きさに圧倒されます。
 中には四方から均等に圧力を受けて、池の氷の表面が、まるで火山の 噴火口のように盛り上がっているのも見られました。 こちらはなんとなく、可愛らしく見えてしまいます。
 一日中晴天に恵まれた北八ヶ岳の一日でした。  それにしても、まだ印象に残っているのは、早朝に見たカラマツ林の 樹氷の見事さです。  自然の中を巡っていると、時々、そんな偶然の出逢いがあります。 気温、風、湿度、地形、、それらの条件が重なって、あのような素晴らしい 自然の造形を見ることができたのでしょう。  この世界にはあといったいどれくらいの、そのような見事な美しい ものが隠されているのでしょうか。その法則を見つけだして、もっともっと そういう宝物を見つけられる確率を増やしてゆけるでしょうか。 そのための努力をこれからも続けてゆきたいと思っています。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※上の速報用写真は、コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-Xt を使用しています。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0303/minolta1.htm
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