2004-05-17 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第68号をお届けいたします。



§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。

http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02023 "Turning his face." 『小首をかしげて #003』 Img02054 "Albizia julibrissin. #002" 『ネムの木 #002』 Img02171 "Two pigmies on the hill. #003" 『山上のこびと #003』 Img02179 "Japanese yellow rose on the pass road." 『峠道のヤマブキ』 Img02223 "The prelude of morning time." 『朝の広がる予感』 Img02382 "Having a morning clouds on his back." 『朝雲をしょって』 Img02414 "Rising sun like as large flower." 『昇り行く大輪』 Img02495 "A daffodil of under the tree." 『木陰のラッパスイセン』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- §2.今週の新機能 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今週の新機能はありません。 §3.今後のリニューアル予定 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・デジカメベストショット壁紙ダウンロードコーナー ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・撮影日誌の作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) §4.季節の便り ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  都市化の波によって、かつては丘や森だった場所がどんどん切りひらかれて、 工場や住宅地に姿を変えてゆきます。私が住む近くの川崎市においても例外では 無く、かつては豊かな森に恵まれていたであろう多摩区の丘陵は、いまではどこ を走っても住宅の波です。小田急線や田園都市線が走り、首都圏のベッドタウン となっているのでしょう。しかしこのような中にあっても、あるところには緑豊 かな森が隠されています。  今回訪れたのは、神奈川県・川崎市・多摩区にある『生田緑地』 (いくたりょくち)です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.33.52.0N35.36.22.6&ZM=5
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokan/home/ikuta.htm
 ここは工場地帯や住宅地がほとんどの川崎市にあって、市内最大の緑の宝庫です。 クヌギやコナラの雑木林、ホタルの里と名付けられた湿地(本当にホタルが出る のかどうかは確かめてはいませんが)城跡からの首都圏の眺めが良く、緑地内に は、美術館やプラネタリウムなどもあり、文化的な香りのするところです。  私が行ったときにはキショウブはちょっと終わりかけで、紫色の菖蒲には少し 早い挟間の時期だったので有名な菖蒲園で撮影することはできませんでしたが、 しかし思いのほか野草が豊富で、いくつかの花をカメラに納めることができまし た。  こちらはヤマエンゴサクでしょうか、花の形はムラサキケマンに似ていますが、 同じ紫色でも、こちらはよりブルーに近い淡い色です。
 こちらはウツギの花。ウツギの木は背丈2mほども大きくなって、そこにたく さんの花を付けていました。
 ウツギは漢字で『空木』と書きます。茎を折ると中が空洞になっているのが分 かります。そのためそのような名前が付いたのでしょう。春の野山を歩くと、た いてい見つかります。  さて、また別の日になりますが、今度は静岡県函南町にある『函南原生林』 (かんなみげんせいりん)を訪れました。以前から登山地図などに記載されてい て非常に気になる場所だったのですが、今回はじめて足を踏み入れることができ ました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.1.13.5N35.9.33.9&ZM=5
 場所は観光名所で名高い箱根のすぐ西側に位置しています。賑やかであか抜け た雰囲気の箱根のすぐ近くに、鬱蒼とした樹林が広がっているのはなんとも不思 議な雰囲気でした。  箱根外輪山の一角にある鞍掛山の南西斜面に広がる森で、ここは下流域の沼津 や三島方面の水源地にあたるために、江戸時代の昔から、伐採禁止の掟が地元の 林業組合によって堅く守られてきたそうです。それが現代までずっと守られるこ とにより、開発の波に呑まれることなく、樹齢数百年という規模の立派な樹木が 生い茂る原生林として脈々と息づいているのです。  「箱根ランド」という保養施設の脇を通り過ぎ、明るい開けた高原風の土地に 別荘のような建物がちらほらと見られる中、原生林の入り口の看板があり、木製 の階段を降りてゆくと、あたりは暗く、鬱蒼とした樹林に包まれました。気の弱 いひとや、女性だけだと、ちょっと臆するかも知れません。  まず出迎えてくれたのは、樹齢500年ほどはあろうかと言われるアカガシの 大樹です。近くに比較するものがないとその大きさが分かりづらいとは思います が、幹の周囲は5〜6mほどはあるでしょうか。
 そのほか周囲には、イヌシデやヒメシャラなどの樹木も、やはり樹齢100年 を越えるような規模の大樹がごろごろとしています。
 それは美しい森、と言うのとはまた様相が違いますが、木々達の迫力や生命力 をじかに感じ取ることができます。  優美に伸びる枝葉を見つけて、三脚を据えて撮影をします。多重露光のテクニッ クを用いて、木漏れ日を強調して撮影し幻想的な雰囲気をを写し混もうとしてみ ます。
 原生林内の遊歩道をゆっくり歩いて2時間ほどでしょうか。最後のころには、 本州最大と噂される、樹齢700年の巨大ブナの姿を見ることができました。
 根回りは10mちかくあるでしょうか。周囲の木々を圧倒し、幹はふしくれ立っ て、ねじり曲がり、まるで何本もの木が寄り集まっているようにも見えます。老 人がしわを顔に刻んでゆくのと同様に、この樹木も何百年もかけてまるで幹が 彫り物のようになり、ひとつの芸術作品のようになっていました。また、幹の表 面には苔やサルノコシカケなどのキノコなど他の植物が生えていました。森の生 き物の共生の場とさえなっているのです。  桜などもそうですが、樹木は根の周りを人の足で踏み固められると弱ってしま うそうです。このブナもさすがに老いているらしく周囲は柵で囲われ、残念なが ら近くに足を踏み入れることができずに、遠くからしかその姿を見ることは出来 ませんでした。  700年前というと日本では鎌倉時代です。そのような昔に芽生えたブナの若 木が、ここまで大きな大樹になるという、気の遠くなるような時間の流れを感じ ます。  ふと足元に目をやると、森の床には何本もの若い樹木が見られます。この中の 何本があと何年生きるのでしょうか、あるいは今私の足元にあるこの膝丈くらい の可愛らしい若木がこれから何百年も生き続け、やがて目の前にあるような巨大 ブナに成長するのかも知れないと思うと、できる限り大切にしてあげようという 気持ちが自然と湧いてきます。  原生林を後にして、渋滞の箱根街道を下って小田原へと戻りました。途中、薄 紫色の見事なヤマフジの大樹を見かけました。あまりに見事だったので、急なス ピードで飛ばしていた車を急いで停めて、自動車道の橋脚の上から撮影しました。
 深い谷にしっかりと根を張ってたくさんの花を咲かせていました。 箱根の山の季節はもうすぐ春から夏へ移り変わろうとしています。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※photo{01,02}.jpg、については、  Nikonの一眼レフデジカメ D100 を使用しています。 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
※photo{03-07}.jpgについては Nikon F100 で撮影したフイルムをスキャンしました。 §5.その他のお知らせ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/
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