2004-09-06 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第84号をお届けいたします。






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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02001 "Morning in the summer resort." 『避暑地の朝』 Img02088 "The birth & spread of stars." 『生まれ散る星たち』 Img02197 "Going on the midsummer mountain. #002" 『盛夏の山を行く #002』 Img02235 "The twilight at the Zenba pass." 『善波峠の夕暮れ』 Img02331 "The shining Japanese pampas grass." 『輝きのススキたち』 Img02423 "The light & stars looks like rain." 『星多く降りて』 Img02462 "The view of Hakone from cherry blossom's hill." 『桜の丘と箱根山』 Img02474 "The cherry blossoms are like as flowing." 『さくら流れるように』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  先週、北アルプスから帰ってくる途中の中央高速道の車の中でラジオを聞いて いると、浅間山が突然噴火したというニュースを聞いてびっくりしました。 また、日曜日の夜には近畿方面で強い地震があり、夜じゅうニュースを流してい ましたね。みなさんのお住まいは大丈夫でしょうか。  浅間山は25年ぶりの噴火だそうです。とはいえ、地球何億年のスケールから したら、「25年」という時間は、人間に例えると、ほんのまばたきのようなも のかも知れません。そういえば阪神大震災から10年しか経っていないのですね。 あるいは地球という大きな生き物の上に私たち人間が住んでいて、彼が、いびき やあくびやまばたきをするごとに右往左往しているのかも知れません。  さて、それはひとまず置いておき、先週はブログで少し紹介したとおり、北 アルプスの山に登ってきました。当初、槍ヶ岳から西穂高岳までを2泊3日で縦 走する予定だったのですが、しかしご存じの通り、台風16号の影響で、3日の 予定が結局1日だけになってしまいました。  日帰りで北アルプスの山に立てる場所というと、そうは多くありません。結局、 高速道路からのアプローチの容易な、「蝶ヶ岳」(ちょうがたけ)という山に登 ることにしました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.43.47N36.17.08&ZM=5
 蝶ヶ岳の名前の由来は、春、山を真っ白に覆った雪が徐々に融けてゆき、黒い 岩肌が現れてくると、その紋様が「蝶」のように見えることから名付けられたそ うです。  無雪期で健脚の人であれば、長野県掘金村の三俣登山口から4時間ほどで山頂 に立つことができます。なにより、その山頂から見る北アルプスの中枢、穂高連 峰から槍ヶ岳にかけての稜線は素晴らしいものです。  山の写真を撮るためには、その山そのものに登ってしまっては撮れません。 一般に、その山の70%くらいの高さにある、少し離れた場所から撮影するのが、 目的の山の迫力をうまく表現することができると言われています。その意味で、 穂高連峰の東に位置し、標高では少し低い蝶ヶ岳は、槍〜穂高連峰を撮影するた めの絶好の展望台と言えます。  さて、早朝、中央道〜長野道を北に向かって走り、豊科インターチェンジを降 りて、西に向かいます。掘金村の林道をどんどんと進み、やがて三俣登山口に到 着しました。  台風の影響がまだ少し残っているためか、深い谷間から見上げる狭い空の上を、 ちぎれ雲が速いスピードで流れては消えてゆきます。大雨の影響で、増水した沢 を脇に見ながら、登山道を歩き始めました。
 上空の風は強いものの、天気はおおむね晴れています。登山道の脇は笹原で覆 われ、シラカバの森には朝日が差し込んで森の緑を爽やかに輝かせています。
 下界ではまた猛暑がぶりかえしているようですが、しかし山の上はもうすっか り秋の気配に包まれています。さっそくゴゼンタチバナの赤い実を見つけました。 秋の山の定番の植物です。
 こちらの紅い実は名前を良く知らないのですが、おおきく広げた緑の葉の真ん 中に、ポツポツと赤い実があって、とても目立っていますね。
 大きなヘビイチゴも見つけました。
 そういえば以前、燕岳という山から下りてくる途中、登山道を大きなヘビが横 切っていったのを思い出します。このヘビイチゴもヘビが狙って食べるのでしょ うか。ヘビはあまり好きではありませんが、このイチゴは大きくておいしそうだっ たので、少しつまんで食べてみました。口にほおばると、酸っぱくてほんのりと 苦い、野性味あふれる味が舌の上に広がりました。  稜線に出るまでは急登が続きます。休み休み登って徐々に高度を稼いでゆきま す。ふと見上げると、森の木々がもう色づき始めているのに気が付きました。
 もう山の上は秋の入り口にさしかかっているのですね。  登っている歩みを休めて北に目を向けると、常念岳(じょうねんだけ)のそそ り立つ雄姿が目に飛び込んできました。
 今年の1月の冬、真っ白な雪に覆われた常念岳を目指したことが思い出されま す。 (ブログ・バックナンバー、2004-01-19 [No.51] をご覧下さい) ↓ http://tory.com/j/others/mailmagazine.html
 やがて稜線が近くなってくると、稜線地帯特有の高山植物の姿が見られるよう になりました。とはいえこの時期はもう花は少なく、セリ科の植物やミヤマトリ カブトの花が見られるくらいでした。
 ちなみにトリカブトは根の部分に猛毒があるのは、みなさん良くご存じのこと と思います。美しい紫色をしていますが、根には鋭い毒を持っているのです、何 事も見かけにはよらないですね。  さらに高度を稼いでゆくと、蝶ヶ岳から続く稜線には常念岳のピークがあり、 そのまたさらに北には、大天井岳(おてんしょうだけ)の姿が見えます。
 4時間の急登を終えて、とうとう蝶ヶ岳の山頂に立つことができました。写真 では分かりづらいのですが、台風の余波がまだ残っていて、稜線に上がったとた んに、風速20m以上の暴風に見舞われました。すごい風で身体が斜めにしない と歩けないくらいでした。台風が過ぎて2日経っているというのにこれですから、 無理をして突っ込まないで良かったと思います。  さて、楽しみにしていた展望ですが、残念ながら槍ヶ岳は雲の中。しかし正面 には前穂高岳のそそりたつ岩壁を眼前に望むことができました。
 しばらく写真を撮影した後、強い風を避けて、山小屋の陰に隠れて昼食を済ま せました。そうしている間にも、稜線を次々と黒い雲が乗り越えてゆきます。そ れらはすぐ目の前の高さと同じところにあって、手を延ばして少しジャンプして 手を伸ばせば捕まえられそうにさえ思えます。ここは雲たちと一緒にいる場所な のです。  さて、今の時期は岩稜の写真を撮るのにはそう面白くありません。やはり厳冬 期の純白に輝く峰嶺を撮ってみたいものです。そして残雪期の新緑と白雪のコン トラストの姿こそが狙い目です。  そのための偵察を済ませて満足しつつ、来た道を戻り、帰途につきました。  途中、「まめうち平」と呼ばれる鬱蒼とした樹林帯はなかなか雰囲気がありま す。
 森の中には秋の恵みがたくさん実っていました。
 まるでケーキのようにふわふわしているキノコですが、食べても大丈夫なので しょうか。ちょっと斑点が気になります。。。森の植物たちにももっと詳しくな りたいものです。  急登を今度は駆け下りて、もうすぐ登山口というところ、大きなミズナラの木 にハッとして惹かれました。
 登るときには気付かなかったのですが、また時間を変えて見ると、今まで見え なかったものが見えてくることがあります。森の中にあふれる光。肉眼で見てい る限りは、暗い鬱蒼とした森なのですが、そこでカメラのシャッターを長く開け て露出を多くとると、そこには緑あふれる爽やかな森の光景が広がります。 テクニックを駆使して、「目で見える以上のもの」「その向こう側にあるもの」 を表現できるのが、写真の実に面白いところです。
 もうすぐ駐車場というところになって、サラシナショウマという野草の花に群 がっているたくさんの蝶(もしかしたら蛾?)を見かけました。どうしてこんな にたくさん群がっているのでしょう。  もしかしたらこれこそが「蝶ヶ岳」の名前の由来なのかも知れません。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真には  コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-Xt を使用しています。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0303/minolta1.htm
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