2004-09-27 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第87号をお届けいたします。




××××××× お詫び ×××××××

 先週の「ギャラリー・今週の新作」において、作品コメントに下記の誤りがあ
りました。どうも失礼をいたしました。

- Img02399 -
"The village near the sunset time."
『夕暮れ深まる里』  
 
午後の光が西に傾いて低くなると
里はやさしく暖かいクリーム色の光に包まれ
不思議に懐かしい気持ちがこみ上げてくるのは何故でしょうか
今日もまたこの町は眠るにつくことでしょう 
↓
今日もまたこの町は眠りにつくことでしょう 


- Img02464 -
"The cherry blossom tree with rape blossoms."
『菜の花とサクラ』  

春の野原にを歩けばそこは 
↓
春の野原を歩けばそこは 






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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02086 "The birth of star." 『星が生まれて』 Img02092 "The flowers of night. #014" 『夜の華 #014』 Img02128 "A squirrel on lunch. #002" 『お食事中のリス #002』 Img02148 "An old man & old dog." 『老人と犬』 Img02346 "The endless stream." 『絶え間ない流れ』 Img02363 "The forest at the afternoon." 『午後の森』 Img02410 "The symphony of splendor." 『輝きの交響曲』 Img02431 "The hightway in the valley." 『谷間のハイウェイ』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  まだまだ暑い日が続いています。暑さに弱い私はもういいかげんにしてくれと いう気持ちですが、しかしこれら温暖化の現象は、全て私たち人間の行為の結果 なのですから、自然に文句を言うわけにはいかないのが辛いところです。  ところで9月を代表する花といえば、なんといっても「ヒガンバナ」でしょう。 豊かに実った稲穂の田んぼの畦(あぜ)を埋め尽くすように、真っ赤に咲き誇る 姿は、まさに季節の風物詩そのものです。


 野山を歩いていて、この赤い色が目に飛び込んでくると、「ああ、もうすっか り秋になったんだなぁ」という感慨が湧いてきます。その真紅の花の色を見た瞬 間にです。そのような時間が持てることが「豊かな生活」なのではないかと私は 思います。また、農家の方々のご苦労にはいつも感謝しています。  しかし最近は温暖化の影響か、花の咲く時期が心持ち早まっているような気が します。昔を懐かしむほど私はまだ歳を取ってはいませんが、私が子供のころは 9月の下旬に満開を迎えていたような記憶があるあるのですが、最近は9月の上 旬にもう咲き始めているような案配です。(ここで紹介した南足柄市のヒガンバ ナも、実は先々週に暑い中、大汗をかきながら撮影されたものです)  植物たちは、変動する気候に対応しつつあるのでしょうか。ともあれ、いつま でも美しく咲き続けてほしいと、それだけは切に願う今日この頃です。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、日付は変わって、今度は南アルプス山梨県の名山、 甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)へ向かうことになりました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.14.23N35.45.17&ZM=5
 既にご存じの方も多いと思いますが、甲斐駒ヶ岳は、全国に数ある「駒ヶ岳」 の中でも、「甲斐の国(かいのくに)」にあることから、そう名付けられました。 もちろん「甲斐の国」とは現在の「山梨県」のことです。  秋晴れや冬晴れの日に山梨県北西部の山村を旅すると、はるか西の上空に雲 を従えて、白い雪化粧をして、2000m以上の標高差を持って威風堂々と立ち 上がるその雄姿は、見る者をきっと感動させることでしょう。  「ピラミダル」と形容される三角錐の均整のとれた姿は、多くの山好きの人た ちを魅了しています。  さて、この時期はまだ暑いので空気中の水蒸気が多く、雲に隠れて山の姿はふ もとからははっきりと見ることはできませんでした。  しかし、登山口に向かう農家の庭先には、コスモスやら遅咲きのアジサイなど が咲いていて、ふと目を奪われてしまいます。

 特にアサガオの透き通るような青色は印象的でした。早く入山しなけばいけな いのですが、ついつい車を停めて、撮影に夢中になってしまいます。(余談です が、後になって、山小屋の夕食しめきり時間にギリギリの到着でした。)  さて、白州町・竹宇(はくしゅうちょう・ちくう)という集落にある駒ヶ岳神 社から、黒戸尾根登山道にとりついて、七合目を目指します。南アルプス林道が 開通した今では、甲斐駒ヶ岳に登るほとんどの登山者はバスに乗って西側の北沢 峠というところから登ります。しかし東側に位置する黒戸尾根には、ほとんど人 がいません。  というのは黒戸尾根は標高700mほどの集落から登り始めるので、標高 2967mの山頂に立つには、実に2200mの標高差を登らないといけないの です。  しかしながら、それだけ静かな山歩きが楽しめますし、なにより、修験者や 杣人(「そまびと」、きこりのこと)が往来した昔日の登山道の面影をしのばせ る風景を随所に見ることができます。

 苔むした登山道と、これもまたしっとりと苔むした岩の上にちょこんと鎮座す るお地蔵様の姿。なにもかもが科学的に洗練化されてゆく世の中にあるからこそ、 このような侘・寂(わび・さび)を感じさせる風景に心癒されるのかも知れませ ん。たとえそれがインターネットで流される電子的な情報だとしても、そこに写 るお地蔵様の姿に、何かを感じていただけるでしょうか。  この日は七合目にある七丈小屋で山岳連盟のメンバーと合流して、一夜を明か しました。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、翌朝、4時に起床して5時に出発、再び黒戸尾根を登り始めます。雲の 多い天気で、夜明けは雲の向こうから。紫色は夜と朝の中間の空の色、それが流 れる雲を紫紺色に染め上げてゆきます。
 やがて日が昇りました、見られないかも知れないと思っていましたが、雲間か ら瞬間的に顔を出した太陽の光が、とてもまぶしく感じられます。
 標高は2600mに達しています。これだけ高度が高いと、不思議なものです、 まるで「自分が太陽と同じ高さにいる」ような感じがするのです。本来、「地平 線」とはそうしたもののはずですが、下界では決して感じられない感覚です。  さて、今回目指したのは、実は山頂ではありません。専門用語で「ヴァリエー ション・ルート」と呼ばれる、いわゆる「ロッククライミング」の岩壁を偵察に 行きました。  八合目から通常の登山道を離れて、ロープをたよりに狭く急峻な尾根を下降し てゆきます。
 ご存じの方も多いかも知れませんが、甲斐駒ヶ岳は花崗岩(かこうがん)が堆 積して長年の風雨の浸食に耐えて出来上がった山です。山頂付近には白くグレー に輝く花崗岩がまるで子供の積み木細工のように折り重なっている様子が見られ ます。
 幾層にも積み重なった花崗岩のブロック。それは浸食によって山の表土がはぎ とられ、まるで山の体内がそのまま露出しているようなものです。山の奥底の力 がこの地上に出現しているようなものです。
 その花崗岩の隙間を縫うようにして、その斜面にわずかに生えている草木を頼 りとして、斜面の登下降を続けること2時間。ようやく目的に到着しました。  東を振り替えれば、谷や尾根の起伏が流れる雲海の上に輝いて見えます。足場 の下はすっぱりと切れ落ちている崖ですが、だからこそ通常の登山道では決して 得られないこの高度感があるのでしょう。
 対岸の尾根には70度ちかくあるかと思われる急斜面に色づき始めた木々たち が密生しています。岩盤から感じる山の力もそうですが、しかしその厳しい環境 に耐えて生き続けている木々たちの生命力もまた見事でした。

 目的地は赤石沢の奧壁、Aフランケです。「フランケ」という言葉はロックク ライミングの専門用語で、何語で、どういう意味があるのかは良く知らないので すが、「フランケン・シュタイン」の映画を連想させるような高圧的なその言葉 の響きは、常にクライマーを緊張させることでしょう。  そこに到着して、圧倒されました。
 一枚岩の花崗岩のスラブが連続して折り重なっている様子。人間がそこに写っ ていないので、写真からは分かりづらいかも知れませんが、標高差150mを越 える垂直に近い岩盤が幾重にも続いています。  花崗岩の白くグレーに輝く光沢。そこに刻まれた雨露の浸食の痕跡。見上げて いると、まるでこちらに倒れてきて、自分がつぶされてしまうのではと錯覚する ほどの岩壁の屹立でした。  甲斐駒ヶ岳を遠くから見ると、夏でも山頂付近が白く輝いて見えます。それは これら花崗岩の岩壁が白く輝いて見えるからです。ふもとから美しいと思って眺 めていた山も、こうしてそのふところに入ってみると、その圧倒的な力に押しつ ぶされそうな気持ちになりました。  おおらかで優しさもあり、また厳しさや強さも感じられる自然の姿を垣間見 ました。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真、  photo{01-04}.jpgについては、  Nikonの一眼レフデジカメ D100 を使用しています。 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
 photo{05-26}.jpg、については、  コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-Xt を使用しています。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0303/minolta1.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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