2004-11-29 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第96号をお届けいたします。






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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02048 "A stir of Lycoris squamigera." 『ナツズイセンのざわめき』 Img02063 "The morning of Morning Glory." 『アサガオの朝』 Img02211 "The art wall of ice." 『氷のアートウォール』 Img02248 "One corner of rape blossoms's garden." 『ひとすみの菜ノ花畑』 Img02283 "The snow field in the forest." 『林間の雪原』 Img02342 "The misty lake." 『霧の湖面』 Img02377 "The conductor of the forest." 『森の指揮者』 Img02396 "The shining city under the sunset glow." 『夕照に輝く街』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  気が付けば、季節はどんどんと過ぎてゆきます。自然の流れはゆったりとして いるようで、実はとても早い。綺麗な花や紅葉をみかけたと思っていても、2〜 3日してから再訪してみても、もうその美しさは過去のものとなってしまうので す。ですので、いつも焦る気持ちで一杯です。あれもこれも撮りたいと、気ばか り焦るのです。  そのようなことで取材に出る回数が多くなってしまい、ホームページに検索エ ンジンを搭載したりと、やりたいことやアイデアは沢山あるのですが、なかなか 進みません。ホームページを楽しみにしている方には本当に申し訳ないと思って おりますが、これからにどうぞご期待下さい。  さて、前置きが長くなってしまいましたが、またいつもの通り取材の様子をお 届けしたいと思います。  まずは私の地元、南足柄市にある「大雄山・最乗寺」(だいゆうざん・さいじょ うじ)へ。この時期になると紅葉もすっかり里に下りてきて、温暖なこの小田原 地方もあちこちで木々が染まり始めます。  最乗寺は曹洞宗に属し、600年の歴史を持つ関東屈指の霊場として知られて います。私が子供の頃は、よく親に連れられて、正月の初詣に行き、山中にある お寺の何百段もある石段を、息を切らしながら登った記憶があります。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.4.44N35.17.56&ZM=5
 大雄山に車で入ってまずお目に掛かるのが、整然と居並んだ杉並木です。昼な お暗い樹林の中の空気はひんやりとして、そこに入っただけで厳粛な気持ちにさ せてくれます。  朝晩が冷え込むこの時期は、日中の水分が冷やされて、朝霧が立ちこめます。 樹間に立ちこめた朝霧の中に、太陽の光が差し込むと、それはそれは見事な光の シャワーとなるのです。

 「早起きは三文の徳」と申しますが、朝にこういう輝かしい光景を見ると、本 当に一日中、満たされた気持ちで過ごすことができるのです。  さて、車を駐車場に停めて、山門を歩き出します。 途中、大きな伽藍(がらん)を見かけました。山間にそびえる大きな建物、そし てそれを護衛するように枝葉を広げて立つ樹木の取り合わせが見事です。特に仏 教系の建築物は、ピンとそりかえった屋根の切っ先が特に美しく感じます。
 有名なお寺で紅葉の時期ということもあり、参道にはたくさんの人が繰り出し てきていました。
 鐘突台のそばを通りかかると、雨水をためる瓶のふちに、一枚のもみじが雨の 湿り気でくっついています。
 はらはらと落ちてきて、偶然ここに止まったのでしょうか? あるいは、誰かが地面からひろって、ここにくっつけたのでしょうか? いずれにせよ、なかなかに風流な光景なので、この場所で、この秋葉をモチーフ に、かなりの時間ねばって撮影をしていました。  お寺の周囲を散策すると、こちらはもう散りかけたサザンカの花びらが地面い ちめんに広がっていました。
 もともと自然写真などを撮っていると感傷的になりやすいものですが、このよ うな仏教の道場に来ると、いつしか仏教的な心持ちが湧いてきます。  「盛者必衰」「万物流転」「輪廻転生」などなど。目に見かける全てのものが、 そのような仏教界の法則を表しているような気持ちになってくるのです。花は美 しけれど、いつかは散りゆく運命。しかし生命は形を変えて、いつしかまたこの 地上に現れるものなり。それこそが真の永遠なり、と。  樹齢数百年をかぞえる、巨木です。おそらく、このお寺の開創時にここに植え られたのでしょうか。周囲を睥睨(へいげい)して、見る者を威圧する貫禄十分 です。
 庭池には枝から落ちたもみじの葉が、水の流れに乗ってゆっくりと流されてゆ きます。また、葉を落とした紅葉の木のシルエットが水面に映り込み、美しいパ ターンを描き出していました。
 水面をただよう者、水中深く没してゆく者、様々ですが、その行く末は人間の 運命にもまた似ています。しかし彼らもまた、土に還った後は、幾千年の時を隔 てて、また姿形を変えてこの地上に現れることでしょう。  霧に包まれいた山間に、やがて朝日が差し込んできました。伽藍の上を鮮やか に彩る紅葉の木々が見事です。
 私が大人になって成長したからでしょうか、あるいは毎週の登山によって体力 がついたからでしょうか。子供の頃に息を切らせながら登り、とても高く感じら れたこの日の石段は、とても平易に感じられました。  また季節を変えて訪れてみたいものです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、大雄山の後にして、少し場所を移動し、やはり地元近くの、神奈川県・ 山北町にある「神奈川県立・21世紀の森」にやってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.3.32N35.20.4&ZM=5
 俗に「森林公園」というと、樹木の成長の早さばかりをあてにして、針葉樹林 の植えられた、暗い、鬱蒼とした場所が多いのですが。しかしここは違います。 明るい落葉広葉樹が多く、紅葉もそれは見事なものでした。

 暖かい地域の紅葉はそれほど綺麗でない、やはり紅葉は寒いところでないと、 という自然写真のセオリーがあるのですが、ここで見た紅葉はなかなかのもので す。ことに、昼から午後にかけて、逆光に輝く紅葉の葉は見事の一言です。山が ちの地形にあるので、背景に暗い場所を選べるので、ますます赤の鮮やかさが強 調されます。  褐色の秋葉は桜の黄葉(紅葉と黄葉の中間?)です。春にはまた桜が見事なこ とでしょう。あまり知られていないのですが、神奈川県にお住まいの方には特に オススメの場所です。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  今度は、場所を一気に変えて、長野県の霧ヶ峰を紹介しましょう。車山(くる まやま)から八島湿原(やしましつげん)にかけての道をトレッキングしてきま した。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.10.10N36.6.56&ZM=5
 長野県の茅野市方面から大門峠に向かって走り、峠からはビーナスラインを走っ て、車山に入ります。ビーナスラインは有料道路だったのですが、今年の春から 無料になったようですね。この道路は高かったので、助かります。  標高は1800mほどもありますので、ここはもうすっかり冬のたたずまいで す。木々たちは葉を落として、地面には雪や霜柱(しもばしら)が顔を覗かせて いました。

 色彩こそは失われましたが、しかし伸びやかに広がる丘陵地帯に端正な樹林が 立ち並び、開放的な風景です。新緑や黄葉の時期はとりわけ美しいことでしょう。

 分からない人には「なーんにもないところね」と言われるかも知れません。し かし今は何もありませんが、夏には緑色の草原に、ニッコウキスゲの黄色い花が 一面に咲き乱れるところです。私にはその時の光景がイメージできるので、歩い ていて退屈ということは決してありません。  車山から八島湿原に下りてきました。湿原内は植生保護のために木道がしつら えられてあります。まるで尾瀬の様な雰囲気ですね。雨上がりの木道がまだ濡れ ている時に、朝夕の光で取ってみたい場所です。
 天気は曇りがちでしたが、湿原に少しだけ太陽の光が差し込みました。とたん にススキなどの植物が浮き上がるように輝き始めます。そのほんのりとした輝き が、寒風わたる湿原にあって暖かさをもたらしてくれます。
 やがて、湿原を見渡せる場所に来ました。かつて見た苗場山ほどのスケールは ありませんが、池塘が点在しています。
 夏には湿原は緑色になり、池塘には青空の色が映り込んで、素晴らしい風景に なることでしょう。  「来年の事を口にすると鬼が笑う」と言いますが、冬を前にした今の時期から、 もう次の年の夏の風景を心に思い描いている私は、さぞかし鬼に大笑いされてい るかも知れません。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真は、  コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-X50 を使用しています。 → http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
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