2005-01-17 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第103号をお届けいたします。





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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02000 "The larch trees with gradation." 『カラマツとグラデーション』 Img02020 "The corridor at north sky." 『北天の回廊』 Img02208 "The distant view of Japan South Alpls. #003" 『遠望の南アルプス #003』 Img02291 "A snow scene in the hill." 『山の雪景色』 Img02340 "The flowing water of cobalt blue." 『蒼き流水』 Img02355 "The cobalt blue sea." 『蒼き海』 Img02381 "The master of foreset." 『貫禄の樹木』 Img02407 "The dawning of west of shonan." 『夜明けの西湘』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・お勧め撮影スポット検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  大きな低気圧が日本列島を通過して、北国では大雪に見舞われた週末でした。 私は群馬〜新潟の県境付近に居たのですが、やはり雪がしきりに降っていて、民 宿の人が盛んに雪かきをしていた姿が印象的でした。雪は綺麗なものだとは思い ますが、生活にかかわる問題となると、そうも言っていられないのかも知れませ ん。  さて、先週に訪れた場所と風景を今週もご紹介しましょう。  まずは私の住む神奈川県・松田町の隣町にある大井町から見た富士山について。 この付近は富士山に近く、ちょっとした高台に登るとすぐに富士山の姿を見るこ とができます。  地図を見ながら眺めの良さそうな場所を探して車を走らせます。「いこいの村 あしがら」というところの奧にまだ行ったことがないので、そこを偵察してみま した。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.11.13N35.19.23&ZM=5
 すると富士山の眺めのとても良い場所を発見することができました。
しかし昨年末に雪が降って以来、今年に入って太平洋側に雪が降らなかったので、 富士山の山肌には地面が露出して、黒い部分が多くなってしまっていました。 雪が少ないと、やはり残念ながらちょっとみすぼらしい感じの富士山です。 今週末には南岸低気圧が通って、富士山には再び大量の雪がもたらされたことで しょう。今週の富士山の撮影が楽しみです。  富士山の姿を見た後には、今度は足柄平野の夜景と富士山のシルエットを狙い ます。  日没後、暮れゆく西の空は薄紅色から藍色に微妙に変化し、その透明感あふれ る色は、いつ見ても飽きません。富士山のシルエットの足元には、ゆるやかにカー ブする酒匂川が描き出す足柄平野の夜景の光の帯が広がっていました。

 この場所は農道を走っていて偶然見つけたものです。少し畑の間を歩かなけれ ばなりませんが、良い場所を発見できたと満足しました。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、太平洋側の天気の良い日はまだまだ続きました。横浜市の磯子海岸の近 くに、以前から気になっていた場所があります。  横浜の三渓園は風光明媚で有名な場所ですが、その隣に八聖殿という高台があ ります。この丘の上に立つと、磯子の海岸に広がっている石油コンビナートを見 渡すことができるのです。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.40.4N35.24.42&ZM=5
 コンビナートというと自然風景とは異質なもののように感じる方がいるかも知 れませんが、しかし朝の時間帯、夜明け前の紫色の空にシルエットとなって浮か び上がるコンビナートの夜景。そして昇り行く太陽の光に照らされる尖塔の数々 など、それらからは人間の産業活動の躍動感のようなものを感じて、とても写真 的な素材だと思うのです。


 朝の光のシルエットは、見るもの全てを魅力的に見せてしまうようです。 美しいと感じたものは、対象にこだわり無く、何でも撮るようにしています。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、先週のブログで、東京中央区にある「聖路加ガーデンビル展望台」の 夜景を紹介しましたが、その時は他のカメラマンが多くて、後から割り込ませて やっと撮らせてもらえたので、自分の撮影にあまり集中することができませんで した。  その日の東京は再び季節風が強まり、夜景の撮影には絶好のコンディションに なったので、リベンジを果たすべく、再度、聖路加ガーデンビルを訪れました。 あまりにコンディションが良かったので、焦る気持ちでエレベーターに乗り込み ました。今度は少し早めの時間に訪問してはいるのですが、この前以上にカメラ マンが殺到していて、もう撮る場所が無かったらどうしようかと、ドキドキしな がら展望室のドアを開けました。  幸い、今回はカメラマンは少なく、私の他には2名ほどしか居ませんでしたの で、今回はゆっくりと撮影に集中することができました。  折りしも、西の空には下弦の月が浮かび、瑠璃色の空にアクセントを添えてく れました。
 撮影に夢中でアツくなりすぎたのでしょうか。私の身体から出る熱気のせいな のか、それとも展望室の暖房が効きすぎているのか、窓には結露による曇りが発 生してしまいました。しかしそれがかえってソフトフィルターをかけたような効 果になり、眼下の夜景の輝きを優しく見せてくれたのではないでしょうか。 (もちろん、窓をしっかり拭いて、クリアに撮影した作品も撮ってあります)
 何にしても美しい夜景を撮影することのできる展望台です。 また時々訪れてみたいと思います。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  今年に入る前は、寒い日がほとんど無く、雪景色を撮ろうという意欲があまり 湧かなかったのですが。しかし年が明けてからは寒気の入り込む日が多くなって、 日本海側を中心に、大量の雪がもたらされるようになってきました。いよいよ冬 本番を迎えたといった感じで、白い風景を撮影するモティベーションも高まって きました。(笑)  とりあえずは、近いところから。群馬県の赤城山(あかぎさん)に向かいまし た。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.10.44N36.32.14&ZM=5
 赤城山は群馬県を、いや関東地方を代表する名山です。実際には赤城山という 一つの山があるのではなく、鈴ヶ岳や黒檜山など、いくつかのピークを有する火 山一帯の総称を赤城山と呼んでいます。  この季節、冬型の気圧配置になると北東からの季節風が強まります。日本海側 は大雪ですが、しかし関東平野の北端に位置する群馬県の中心部(高崎市、前橋 市など)は太平洋側に位置するので、晴天になります。  赤城山に向かう途中に見つけた美しい桜並木です。
もちろん今は花は咲いていないのですが、春になるとさぞかし綺麗なことでしょう。  晴天とはいっても、風は冷たく、乾燥しています。いわゆる「上州のからっ風」 です。これは日本海側の寒気による湿った大雪は、新潟県と群馬県の県境の山々 を越える時にほとんどふるい落とされて、山を越えるときには乾燥した季節風の みとなり、それが群馬県の里に吹き付けるからです。  特に、この風は赤城山の方向から吹くことが多く、別名「赤城おろし」とも呼 ばれるのです。  赤城山は山頂付近まで車道が通じています。車を走らせると、いよいよ雪道が 現れてきました。
 赤城山の山頂付近に到着すると、そこを吹き抜ける強風に見舞われました。 「赤城おろし」の始まりの場所です。地面に積もった雪が風で巻き上げられて、 そこに太陽の光が差し込み、きらきらと反射しています。凄まじく厳しくもあり、 しかし厳しいからこそ美しいと思わせてくれる自然の光景です。

 山頂付近はカルデラ(火山の中心地が陥没した地形)となっており、大沼、小 沼をはじめとする幾つかの沼があります。沼の底は風は穏やかになっていました。  そしてこの時期の山頂はとても寒いので、沼の水は凍っていて、その氷上では ワカサギ釣りを楽しむ人のテントが立てられていました。
 この寒い中でも、釣りの好きな人にとってはきっとやめられないのでしょう。 冬の赤城山の風物詩です。  山頂付近を徘徊しているうちに、夕暮れ時を迎えました。西の地平線に太陽が 沈んでゆきます。
 太陽が沈む間際に、突然、山頂付近が紅色に染まり始めました。山上を流れる 雲は季節風の強さを示すように、猛烈な速度で山の頂きをかすめるように流れ去っ てゆきます。その雲もまた、西の空の光を反射して紅色に染まっていました。
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、今度はより日本海側に近づいて、群馬県の最北部、新潟との県境を形成 する谷川連峰にやってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.57.36N36.49.59&ZM=5
 さすがにここまで来ると風景は雪景色一色にそまります。山も里も、川も木も、 全てがモノトーンの色彩に染まっていました。

 車を土合駅の近くに置いて、谷川岳への代表的な登山ルートのひとつである西 黒尾根にとりつきます。重い荷物に深い雪ですが、なんのその、眼前に広がる白 い風景に少なからず興奮しているためか、身体が思ったよりも良く動いてくれま す。  なにより、尾根の周囲に広がる見事なブナの森の生命力にはいつもながら、こ ちらが元気づけられます。
 幹や枝を思い切り広げて天空まで伸びようとしている者。 あるいは、幹を寄せ合うようにして、助け合って厳しい冬を生きようとしている 者。森の木の表情も様々です。
 モノトーンの色彩が見せる光景は、ともすれば単調で退屈なものと感じられる かも知れません、しかしシンプルゆえに、その幹や枝の見せるシルエットが強調 されて、森が決して死んだものではなく、重い雪に覆われる厳しい冬のさなかに あっても、脈々と生き続けているのだということが感じられるはずです。

 夜になって、あたりは闇夜に包まれました。しかし雪は依然として降り続いて います。はらはらと舞い落ちる雪がヘッドランプの明かりに浮かび上がる光景は とても神秘的です。白い雪は空気中の汚れを全て吸い込んで、そして大地をどん どんと埋め尽くしてゆくようです。  フラッシュを使って、なんとはなしに、ピントも合わせずに、夜の森を写して みました。すると光を反射してぼんやりと白く輝く雪たちだけが写りました。ふ わふわと舞うような雪の結晶たちは、森に棲む精霊を呼び出してくれるようでも あります。
 さて、そんな感傷的な気分に浸っていると、雪は本降りになってきたようです。 あまりの大雪のため、朝起きると、天井がすぐ目の前まで下がってきているので す。外に出てみると、テントが雪で埋まりそうになっていて驚きました。
 感傷的な気分から現実的な問題に直面して、ちょっと水を差されてしまった朝 でしたが、しかし雪の世界の魅力は尽きることはありません。また日を改めて、 白い美しい森を探してみることにしましょう。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真、photo{04-15}は、  コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-X50 を使用しています。 → http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
 photo{01-03,16-23}は、  Nikonの一眼レフデジカメ D100 を使用しています。 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
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