2005-01-31 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第105号をお届けいたします。





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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02096 "The flowers of night. #017" 『夜の華 #017』 Img02099 "The competetion of brightness." 『輝きの競演』 Img02139 "A kitty stands by himself." 『子猫のひとり立ち』 Img02255 "Mt.Kintoki with an avenue of cherry blossom trees." 『金時山と桜並木』 Img02262 "Houou-Mountains with cherry blossom in full bloom." 『満開の桜と鳳凰三山』 Img02345 "Tha fall of Goshikino-taki." 『五色の滝』 Img02392 "The shining horizon of after sunset." 『残照の地平線』 Img02489 "The harmony of cosmos flowers." 『コスモスのハーモニー』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  良く晴れた朝、家の近くの河川敷を歩いていると、どこからともなく甘い香り が漂ってきて、私の鼻をくすぐりました。土手の上を見上げると、公園の脇に一 本の紅梅が咲いています。青空に向かっていっぱいに枝を広げて、その一本一本 の先に、ピンク色の小さな花が可愛らしく咲いていました。  西を見れば、富士山にかぶった雪は真っ白で、そこから吹いてくる風はまだ肌 を刺すような冷たさがありますが、しかし確実に季節は巡って、もう春の息吹が そこかしこに感じられるようになりました。  そろそろ花の写真も撮り始めてもよい時期になりましたが、しかしこう空気の 澄んだ日が続くと、やはり夜景や、朝日夕日の撮影に出る機会が多くなってしま います。  先週の26日の夜は満月でした。煌々と輝く月が天頂にあり、その光のためか、 夜空が完全な漆黒ではなく、深い藍色に輝いていたのが印象的でした。とても綺 麗だったので、深夜に自宅を出発して、富士五湖方面に富士山の撮影に出かける ことにしました。  まずは逆さ富士の名所として名高い、山中湖村の平野地区へ。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.54.8N35.25.26&ZM=5
 月はその表面で太陽の光を反射し、満月の時には、新聞の文字が読めるほどの 明るさになります。私が平野に到着したころ、湖岸は降り積もった雪で真っ白に なっていて、そこに月の光が反射してとても神秘的な雰囲気が漂っていました。  そして湖の湖面の向こうに目を向けると、月の光の下に浮かび上がる富士山が 優美なすそ野を広げて湖の上にどっしりと鎮座してまるで眠っているようでした。
 夜の凪で風は無く、湖面はとても静かで波もほとんどありません。そこに映し 出される逆さ富士の姿もまた見事でした。  満月の光は一定なので、撮影自体はそれほど難しくありません。三脚にカメラ を据えて、ISO100のフィルムを使った場合、絞りF5.6で5分間シャッターを開い ておけば、露出はOKです。  この時の山中湖の気温はー10℃ほどでしたが、この時期にしてはそれほど寒 いわけではありません。綿入りのジャケットを着込んでいればしのげる程度のも のです。  空は月の発する光のために淡く透明な青色に輝き、それが湖の表面にも反射し て、目の前の世界が全て青色に染まっているような錯覚を覚えます。月の光その ものは淡いクリーム色なのですが、昼間の空が青いのと同様に、光が大気中で乱 反射すると、光が青くなるのです。  科学的な原理はともかくとして、冷たく澄んだ空気に満ちてくる淡い藍色の光 は人の精神を落ち着けてくれるような、そんな働きを感じます。  晴れた日の満月の光なら、一晩中でも撮影が可能です。前から狙っていた次の 撮影地、河口湖の北岸にやってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.46.11N35.31.11&ZM=5
 この位置は、河口湖大橋の向こうに富士山が見えるロケーションです。湖面に 映り込む逆さ富士と、そして夜は河口湖大橋の水銀灯の光もまた映り込んで、神 秘的な夜の風景を作り出してくれます。
 ふと空を見上げると満月はもうそろそろ西の空に傾き始めました。湖に映り込 む周囲の山々、そして天空を流れる雲には月の光が反射して広がり、まるで人間 たちが寝静まった夜の世界を包み込んで覆い被さるような、静かではあるけれど も、粛々と確実に動いてゆく、そんな力を感じました。
 月夜の撮影はそれほど難しいものではないのですが、一回の露出時間が数分か かるので、何枚か撮影していると、すぐに30〜40分が経ってしまいます。 いくつもの撮影地を回る場合は、やはり迅速に行動しなければなりません。  次の撮影地は、御坂峠の途中にある展望台です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.46.17N35.32.12&ZM=5
 ここも前から撮影をしてみたかったところです。富士山の優美なすそ野と、周 囲の山の尾根の曲線が重なりあい、そして眼下には湖に向かって伸びてゆく国道 と集落の光の構成が見事な風景を作り出してくれている場所です。
 この場所は本当に気に入っていて、大雪が降った直後、早朝の薄紫色の光の下、 うす紅色に染まり始めた富士山を同時に撮影できれば言うことありません。いま からイメージを温めつつ、次の撮影のチャンスを待っています。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  その夜は一晩中撮影を続けたので、さすがに眠くなってしまい、昼に2時間ぐ らい仮眠を取りました。しかし良い天気が続いていたので、そのまま撮影を続け ることにしました。  天気が良いので綺麗な夕日が望めるだろうと判断して、三浦半島の方面に移動 します。以前にチェックをしておいた場所の中から、今回は葉山町の森戸海岸を 選びました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.34.21N35.16.10&ZM=5
 この場所には森戸神社があり、その境内の一部が岩礁に突きだしていて、そこ に相模湾を望める展望台があります。そこにはいくつもの岩礁が散在していて、 美しい海岸風景を作り出しています。浅瀬には鳥居などが立てられていて、この 場所が大昔から海の神様を奉る神聖な場所として位置づけられていたことがわか ります。
 写真は広角レンズで撮影したので分かりづらいと思いますが、海上に浮かぶ灯 台、鳥居、そして遙か相模湾の海上の彼方には富士山のシルエットが望める素晴 らしい場所です。  折りしもこの時は、夕日が大小ふたつある灯台の間に沈む時で、染まり行く茜 色の空の下で、海もまた神々しく染まり、荘厳な光と水の風景を作り出していま した。
 夕日が沈んでも、撮影は終わりません。夕日が沈んだ後の空の色もまた刻々と 移り変わり、オレンジ色から紫紺に移り変わるその色彩の変化が一番楽しめる時 間帯でもあるのです。
 この日は、晴天というわけではありませんでしたが、しかし適度に雲が流れて いて、それが風景に立体感をもたらしてくれました。朝日や夕日の撮影では、晴 れすぎると画面が太陽だけになってしまい、単調な作品になってしまうのです。 移りゆく雲の表情は風景写真にドラマチックな動感を与えてくれます。  三浦海岸のこのエリアは夕日の名所が数多くあります。鎌倉市の稲村ガ崎、逗 子市の披露山公園、今回撮影した葉山町の森戸海岸、横須賀市の荒崎、三浦市の 城ヶ島などなど。  美しい朝日は、人の心に希望と一日の活力を与えてくれます。そして美しい夕 日には人の心に落ち着きと安らぎを与えてくれます。  これからも美しい夕日を求めて、取材を続けることでしょう。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真は、  Nikonの一眼レフデジカメ D100 を使用しています。 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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