2005-02-07 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第106号をお届けいたします。





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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02214 "Like a meteor." 『流星のように』 Img02254 "A plum blossoms behind the mountin with remaining snow." 『梅畑と残雪の山』 Img02300 "The skyline of orenge color." 『オレンジ色のスカイライン』 Img02380 "Greaceful." 『清楚さ』 Img02405 "The splendor of big sun." 『日輪の輝き』 Img02417 "The moving sunrise." 『動きだした朝』 Img02428 "The sunrise at Manaduru." 『真鶴の夜明け』 Img02463 "The spring hill with cherry blossom trees." 『春の丘と桜』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  先週は強力な寒気が日本列島を襲い、日本海側の地方は大雪に、太平洋側の地 方も乾燥した低温にさらされました。このために風邪をひいてしまった方も多い のではないでしょうか。  しかし私はとても嬉しく思いました。というのは、大陸からやってきた強力な 季節風が大気中のちりやほこりを吹き払い、朝夕には素晴らしい空の色が見られ たからです。  空の色は海や湖沼の水面に映り込みます。それらを作品に活かさない手はあり ません。先週の取材先の中から、神奈川県の海岸線を中心に取材をした様子をお とどけしましょう。  まずは、神奈川県真鶴町の真鶴漁港へ。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.08.30N35.09.05&ZM=5
 GPSの座標で示された道路からは、高台から東に向かって真鶴港の様子が一望 できます。この場所からは素晴らしい朝の景色が望めるだろうと期待していたと ころへ、今回の寒気がやってきました。喜び勇んで早朝に駆けつけます。  毎度のことですが、日の出の時間の1時間30分前に現地に到着して撮影を開 始します。日の出の1時間前、東の空の色がもっとも美しくなる頃です。期待通 り、空の色は美しく透き通った瑠璃色に染まり、水平線はオレンジ色に染まりま す。海面にはそれらの色が映り込み、紫紺の色に染まっていました。
 やがて東の水平線から太陽が登り始めました。その光が海面に映り込み、眼下 の港から太陽まで続く、真一文字のオレンジ色の光の道を作り出しました。
 ただし東の空に、やや雲がたなびいていたので、太陽の昇る時間が遅くなった ようで、オレンジ色に染まる度合いは少なかったようです。  また来年のもう少し早い時期に、この場所からの撮影に挑戦してみたいと思っ ています。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて日は変わって、次の朝は、横浜市の臨港パークに出かけてきました。 やはり早朝の撮影です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.38.30N35.27.34&ZM=5
 以前のブログでもご紹介しましたが、この場所からは東に向かって横浜ベイ ブリッジの姿が望めます。  以前にも訪れていますが、しかしこの日は寒気の影響で空気中の塵が少なく、 空の色はより美しいブルーに染まっているのが分かります。
 以前に撮影した空の色と比較してみると違いが良く分かるのではないでしょう か。 → http://tory.com/j/others/mailmagazine.html
(※参照→ 2004-12-13 [No.98] )  美しく澄み切った空の色の下では、人工物であるビル群の風景も、よりいっそ うクリアーでシャープな美しさを見せてくれるようです。

 日の出まで時間があるので、公園の周囲を散策してみました。ただ橋や太陽を 撮るだけでなく、人工物のシルエットを配置してその形の面白さを作品に活かす のもひと味違った写真を撮るには必要なことです。
 やがて、橋の方向から太陽が昇り始めました。
 さざ波の音が静かに聞こえていましたが、太陽が昇るととたんに風が吹き始め 、気のせいか、それまであまり聞こえなかった、遠くの船の汽笛や工場の動き始 めた音が、かすかに聞こえるようになった気がします。  また、周囲のビル群は、それまでは淡い紫紺色の空の下で、まるで絵の中に描 かれたような現実感の無い物のような気がしていましたが、しかし朝日に照らさ れると、突然、立体感を持った彫刻のように目の前に浮かび上がってきました。
 前回は雲が適度にあったので、良い朝の風景になりましたが、しかし今回は大 気が澄みすぎて、空には雲がいっさい無く、全体としての風景のおもしろさは今 一歩でした。それに、昇り始めた太陽の光は強烈で画面にゴースト(丸い光の残 像)が出てしまいます。  均整のとれたベイブリッジの真ん中から昇る太陽。このイメージをぜひ撮って みたいと思っています。以前に訪れたときには、太陽はもっと右の方角から昇り ました。あと2週間ほどもしたら、太陽がちょうど橋の真ん中から昇ることでしょ う。  その頃にまた訪れてみたいものです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  また日は変わりましたが、相変わらず冬型の気圧配置によって冷たい季節風が 吹き続けています。  この日は、まず横浜市・金沢区にある『野島公園』の展望台を訪れました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.38.20N35.19.26&ZM=5
 以前に一度、訪れたことがあったのですが、展望台から東に向かっての海の風 景が印象的で、早朝はきっと綺麗だろうと思っていたのです。  眠い目をこすりつつ、まだ暗いうちから車を飛ばして駆けつけました。寒い中、 白い息を吐きながら、重いカメラザックと三脚2本をかついで展望台への坂道を 登って行きます。  しかし苦労の甲斐あって、やはりここでも素晴らしい風景に出逢うことができ ました。
 瑠璃色に輝く東の空の下では、八景島の都市の夜景が海面に映り込んで輝いて います。これが見たいからこそ、眠いのも寒いのも我慢して、布団を飛び出せる のです。(笑)  瑠璃色の空の色はやがて収まり、東の空が徐々に明るくなってゆくと、やがて まん丸の太陽が雲間から昇り始めました。
 オレンジ色に輝く太陽と、それに照らされる流れる雲は、生命のエネルギーに 満ちあふれています。今日もまた良い一日にならんことを祈る瞬間です。  さて、昇る太陽を拝んだ後は、さすがに眠かったので、車で仮眠をしました。 1〜2時間ほどもうつらうつらしたでしょうか。それからは同じ金沢区にある 有名な「金沢文庫」のあたりまでやってきました。  金沢文庫のルーツは、鎌倉時代に隆盛を誇った北条氏の一族が、政治・文学・ 歴史などに関する蔵書を武家のために保存しようと廷内に作った一種の図書館の ようなものだと言われています。現代でも横浜市近辺に住む人たちのための文化 教養施設として、神奈川県が運営を継続しています。  金沢文庫にも興味があったのですが、しかし私の目はその脇にある公園から丘 の上に伸びる一本の遊歩道に吸い寄せられてしまいました。丘の上には木の柵の ようなものがあるので、きっとそこへ行けば良い眺めが得られるだろうと思った からです。  はたして、その丘の上に登ってみると、3方向に見事な展望が得られる展望台 となっていました。


 展望台には『八角堂』という名前がつけられていました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.37.55N35.20.33&ZM=5
 周囲の展望が見事とはいえ、人口密集地の横浜です。眼下には住宅地がひしめ いていますが。しかし朝夕に来てみれば、綺麗な夜景となって、良い撮影のモチー フとなることでしょう。  さて、八角堂から見ると眼下に立派なお寺が見えました。称名寺(しょうみょ うじ)です。これもまた鎌倉時代の北条氏とゆかりの深い由緒正しいお寺です。 歴史的にも価値がありますが、風景的にも価値があります。寺の本堂の前にある 阿字ヶ池には赤い太鼓橋がかかり、それが水面に映り込み、情緒ある風景を醸し 出しているのです。

 この日は偵察に終始しました。空に雲が広がってしまったので、池の色が冴え なくなってしまったからです。青空の下では池の色も青くなります。そのような 時にこそ、橋の朱色も映えるはずです。  また、お寺の周りにはサクラの木もたくさん見られました。3月下旬の頃が楽 しみです。  ネットで調べ見ると、年末には太鼓橋のライトアップもされるそうで、それも また幻想的な風景が楽しめることでしょう。  ひとつの場所であっても、四季折々、様々な風景が楽しめるのです。  さて、夕暮れ時が近づいてきましたので、夕日の撮影をすべく、三浦半島の西 側に移動します。  今度は横須賀市の荒崎海岸にやってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.36.15N35.11.30&ZM=5
 この日は冬型の気圧配置が強すぎて、日中は雲が広がっていたのですが、しか し夕暮れ時を迎えて、大気の状態もだいぶ安定してきたようで、それまで隠れて いた富士山が、相模湾の海上に現れました。
 朝もそうでしたが、強い風は澄んだ空気をもたらし、夕暮れの空の色もまた綺 麗な瑠璃色に染まっていました。
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて日は改まりましたが、先日の荒崎の風景がとても印象的だったので、今度 は早朝に同じ場所にやってきました。同じ場所でも、時間が違えば、まったく違っ た表情を見せてくれるからです。  もちろん撮影は日の出前から始まります。まだ太陽の隠れている時間帯、空は 徐々に夜の黒い色を薄めて、東の空から光が差し込んでくると、代わりに淡い青 色が周囲を支配してきます。その青色が海面にも映り込み、数分の長時間露光を 行うと、打ち寄せる波が絹のように流れて、幻想的な風景になるのです。

 青色の時間帯が終わると、今度は紅色からオレンジ色の時間帯になってきます。 海岸をあるいていると、岩礁の上に松の木が点在する印象的な風景に出逢いまし た。『弁天島』(べんてんじま)という小島です。
 朝の光を背景に、黒い陰とオレンジ色のグラデーションから成るシンプルな風 景を見ていると、現実の世界を越えて、はるか昔の江戸時代や鎌倉時代にまで時 を遡ってゆくようです。  荒崎での撮影を終えると、長井漁港の静かな場所で少し仮眠をしました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.36.48N35.12.16&ZM=5
この場所もお気に入りです。青い海に、灯台や漁船、そして相模湾越しに見える 富士山。なんとも絵になる被写体の多いところです。


 それからは相模湾ぞいに車を走らせて、のんびりと自宅に戻りました。途中、 立石公園というところでは、スイセンやラッパスイセンの花が咲いていました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.36.2N35.14.15&ZM=5


 下を向いてうつむき加減に咲く水仙の花は、ちょっと大人しくて地味な印象を 持たれますが、しかし風の強い寒い海岸でも身を寄せ合って健気に咲いている様 はとても可憐です。  春の訪れとともに、次から次へと新しい花が咲いてゆくことでしょう。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真、photo{03-08,11-15,22-23}は、  コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-X50 を使用して撮影しました → http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
 それ以外の写真は  Nikonの一眼レフデジカメ D100 を使用して撮影しました → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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