2005-04-04 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第114号をお届けいたします。





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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02621 "Mt.Yokodake under the fine weather." 『晴天の横岳』 Img02637 "The dandelions on the peach fields." 『桃畑のタンポポ』 Img02639 "The South Japan Alps with tulip field." 『南アルプスとチューリップ畑』 Img02717 "Phyllodoce nipponica." 『ツガザクラ』 Img02774 "The wild duck in the snow land." 『雪国の鴨』 Img02800 "Pyrola incarnata Fischer." 『ベニバナイチヤクソウ』 Img02812 "You can reach for the sky." 『空に手が届くよ』 Img02859 "The shining Betula ermanii in the summer." 『夏・ダケカンバの輝き』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  開花宣言はされたものの、なかなか気温の上がらない日が続いたせいか、ソメ イヨシノが満開になるのはもう少し先のようです。土曜日に訪れた湯河原駅前の サクラは5〜6部咲きといったところ、日曜日の朝、裏山をウォーキングした時 にみかけたサクラはまだつぼみでした。  昨年のいまごろは、千葉県のマザー牧場で満開の桜と菜の花を満喫したのです が、今年のサクラを本腰入れて撮影するのはもう少し先のことのようです。  さて、先週は長野県の安曇野(あづみの)を訪れました。安曇野は長野県の中 央にある松本盆地の北に「高瀬川」という川が流れていて、それに沿って広がる 田園地帯の名称です。田園風景が広がるこの地は北アルプスの白銀の山々が間近 に迫り、美しい山岳風景が楽しめる場所として有名です。  安曇野の平野と北アルプスの展望を楽しむには、平野を挟んで反対側の尾根を 調査するのが一番と思い、まずは池田町の周辺を偵察しました。  あいにくと天気はどんよりとした小雨だったのですが、県道に沿って車を走ら せていると小高い丘の斜面が開けている場所を発見しました。とても気になった ので、その坂道を登って行くと、池田町立美術館といった公共の建物があり、そ の周辺が公園として整備されているのでした。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.54.00N36.22.52&ZM=5
 この時は曇り空で残念ながら北アルプスの展望は得られませんでしたが、しか し私にはその雲の向こうに隠れている白い北アルプスの山々の姿がイメージでき ます。この公園の芝生が青くなる頃、よく晴れた日には残雪に白く輝く北アルプ スの山々が屏風のように連なって、それはそれは見事な眺めになることでしょう。
 公園の木々はまだ葉をつけてはいませんが、小枝についた雨の水滴のひとつひ とつが瑞々しさを感じさせてくれます。
 この小枝のひとつひとつから、やがて黄緑色をした若葉が萌え出す。来るべき その時の様子が思い浮かんでくると、その小枝のひとつひとつも愛しく感じてき ます。  さて、さらに車を走らせて、おなじ池田町の山地にある「大峰高原」(おおみ ねこうげん)まで移動しました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.53.47N36.26.53&ZM=5
 以前、塩尻市(しおじりし)に住む友人が撮影した、一本のカエデの木が高原 の大地に毅然として立っている写真がとても印象に残っていました。彼に紹介さ れたのが、この場所なのです。  行ってみると、なるほど高原状の土地に端正な形をした樹木が立ち並んでいま す。高原地帯は標高が高く、いまだ白い雪に覆われていました。

 幹が美しい白樺の木もあります。今は白一色の世界ですが、新緑や紅葉の頃が 楽しみです。
 この日は撮影は行わずに偵察のみでしたが、とても良いロケーションを発見で きたことで私はとても満足していました。また季節や天候など、コンディション が良くなった時期がくれば、この地を覚えておいて、再び駆けつけることでしょう。  自然写真を撮られる方で、せっかく取材に来たのに天候が悪い、これでは何も 撮れない、と文句を言っている人をしばしば見かけますが、今日の撮影は今日の ためだけにあるのではないのです。たとえその時に目的が達成できなくても、次 の撮影のためになる情報を地道に集めることが大切なのではないでしょうか。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、長野県で偵察を済ませた後は東京に移動したのですが、中央自動車道の 小仏トンネルを抜けた時に、左手の山の斜面を見ると見事な梅林が目に飛び込ん できました。それがあまりに見事だったので、ぜひ再訪してみたいと思い、その 3日後に再びこの場所を訪れてみました。  その梅林は、甲州街道を西に進み、八王子から高尾山の裏手を通り、小仏峠 (こぼとけとうげ)を抜けるまでの場所にあります。  調べてみるとこの一帯は「高尾梅郷」と呼ばれているそうで、旧街道を走ると、 その周辺には大小の梅林が見られ、サンシュユなど、おなじみの春の草木がそこ かしこに見られるのどかな風景でした。 (ただし、中央自動車道の高架橋が気になる場所でもありますが)  小仏川を覆うように茂る樹木の枝先に、新しい芽吹きが始まっているのが見ら れます。

 その小仏川に沿って、小仏峠への道をさらに西に進むと、その支流のひとつ、 小下沢のほとりに目的の梅林はありました。地図によると、沢の名前にちなんで、 小下沢梅林と呼ばれているようです。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.14.42N35.38.16&ZM=5
 その場所に着くと、予想以上の、全く素晴らしい光景に躍り上がりたい気持ち になりました。
 まるで紅白の砂糖菓子をちりばめたような見事な梅の園。おおげさな表現にな るかも知れませんが、久しぶりに「金銀財宝を発見したような」そんな幸福な気 持ちに包まれたのです。
 まったく素晴らしい所です。しかも青梅の吉野梅郷や小田原の曽我梅林のよう に有名でないせいか、人もほとんど見かけず、この素晴らしい光景を独り占めし ているような気持ちになって、余計に嬉しくなりました。
 ただし、残念なものも見かけました。沢沿いの林道には不法投棄のゴミが大量 に捨てられていたのです。
 私は自然保護論者ではありませんが、この自然の世界と人間が住む世界が、い つまでも美しくあって欲しいと願っています。  このような行いがなるべく少なくなって欲しいと思う毎日です。  さて、見事な梅林で心ゆくまで撮影を楽しんだ後は。さらに小仏峠に向かって 移動しました。そこには『宝珠寺』というお寺がありましたが、ここにも梅林が あり、なかなかに見事でした。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.13.54N35.38.11&ZM=5
 しかし小下沢の梅林があまりに見事すぎたので、やはり見劣りがします。ここ では他の草花を撮影することにしました。  木陰に咲く椿の花の元気さに惹かれます。人間の目で見ると暗い場所でも、露 出を多くとると明るく綺麗に撮れるのが写真の良いところです。
 こちらは濃緑の竹林をバックにして、桃の花のつぼみを撮影してみました。
 まだ満開ではありませんが、しかしピンク色のつぶつぶがとても可愛らしく、 これから次々と開花するであろう様子が伝わってきます。  それはたとえて言えば、弓を思い切り引き絞って、今にも矢が放たれんとして いる直前の緊張感にも似ていて、寒い冬を耐えてきたつぼみのひとつひとつが、 今ようやく暖かい春を迎えて、その表皮を破って光あふれる外の世界へ飛び出し て来るのを今か今かと待ちこがれているようです。その薄い表皮の下には小さい ながらも、はち切れそうな力が蓄えられているのでしょう。  足元に目を向ければ、小指の先ほどの大きさの瑠璃色の花が開いていました。 おなじみの春の花、オオイヌノフグリです。
 こちらは『小仏の関所跡』で見かけた見事なサンシュユの木。
 私の家の近くでも良く見かけますが、それはせいぜい高さ2m弱のものばかり、 この関所跡で見かけたものは高さ4〜5mほどはある立派なものです。春の淡い 色をした青空に向かって、黄色の花をつけた小枝を一斉に広げているような見事 さでした。まるで由緒あるこの関所を守るように力強く立ち、そして咲いていま す。旧街道の歴史の往来を見続けてきたような風格さえ感じました。  見た目の美しさだけではなく、このような立派な樹木はそれ自身が発している エネルギーのようなものがあるのでしょう。その力を感じるからこそ、車を走ら せながらでも、ハッとして立ち止まるのです。  そのような時は、立派な樹木に敬意を表しつつ、そこから得られる力を我がも のにしたいと願うような気持ちで撮影することがよくあります。文字に代えられ る知識ではないけれども、木の姿に何かを教えられているように感じることもあ ります。  彼らは私よりも永くこの世界に生き続けているのですから。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ※今回の速報用写真は  コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-Xt を使用して撮影しました → http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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