2005-04-25 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第117号をお届けいたします。





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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02529 "The refreshing maple leaves." 『紅葉さわやか』 Img02562 "The brightness of Shojin-lake surface." 『精進湖の輝き』 Img02650 "A single apple tree." 『一本のリンゴの樹』 Img02689 "A castle of flower garden." 『お花畑の館』 Img02762 "The puppy turn his head." 『振り向いたワンちゃん』 Img02868 "The forest of life." 『生命の森』 Img02871 "The power of beech tree." 『ブナの生きる力』 Img02993 "The morning light on the Happou ridges." 『八方尾根と朝の光』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img02072 "The locus of red." 『紅色の光跡』 img02073 "The flower of night. #004" 『夜の華 #004』 img02076 "The wave of lights." 『光の波頭』 img02077 "The flowres of night. #006" 『夜の華 #006』 img02079 "In the stream of lights." 『流れ行く光の中で』 img02080 "The flowers of night. #009" 『夜の華 #009』 img02083 "The cosmos in the night. #002" 『夜空の宇宙 #002』 img02091 "The flowers of night. #013" 『夜の華 #013』 img02096 "The flowers of night. #017" 『夜の華 #017』 img02097 "An explosion in the night." 『爆発』 img02099 "The competetion of brightness." 『輝きの競演』 img02404 "The time of splendor." 『輝きの時間』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  春らしく、雨の日、晴れの日、寒い日、暖かい日が交互にやってくるようにな りました。雨の日にはどこに行ってみようか、晴れの日ならここがいいと、今ま でに蓄えた撮影地の情報と、自分の過去の経験を照らし合わせながら、次に取材 する場所を選定します。経験が深まれば深まるほど、そういう作業が楽しくなる 毎日です。  さて、以前このブログで「航空撮影」の様子をお届けしました。その時は、 依頼主の自然保護団体の担当者も初めてのヘリ飛行で感激してしまい、味をしめ たらしく(笑)、またしても私のところへ撮影依頼が来ました。  今回は、神奈川県大井町のヘリポートを出発して、丹沢〜厚木〜相模川〜江ノ 島〜鎌倉〜横須賀〜横浜〜大井町、といった1時間半のロングフライトでした。  その様子をお届けしましょう。  まずは神奈川県大井町の赤田ヘリポートに集合して、ヘリに乗り込み、出発し ます。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.11.7N35.20.3&ZM=5


 2回目のフライトとはいえ、まだ慣れていないせいか、相変わらずの不思議な 浮遊感覚です。観覧車に乗ったことがある方がいるとしたら、自分が乗っている あの観覧車の箱が、そのまま空に浮き上がって飛んでゆく、そんな感じです。  それにしても今回は迂闊でした。下界はとても暖かい春の陽気だったので、うっ かり上着を省略して、薄いシャツ2枚で乗り込んでしまったのです。 その後ヘリはどんどんと高度を上げて、高度1500mほどまで達しました。す ると上空の風の冷たいこと冷たいこと。気温は一気に4℃まで下がり、しかも撮 影のためにドアは外してあるために強風にさらされて身体が震えてしまいました。  なんとか我慢して丹沢山地の撮影を完了。その後ヘリは高度を下げて、厚木市 の上空まで来る頃には、気温も16℃くらいに上がり、なんとか一息つけました。  眼下をゆったりと流れる相模川の流れ。暖かい春の日差しの下で、 なんとものどかな風景です。
 湘南は江ノ島の上空までやってきました。このあたりは開発の波にすっかりさ らされて、住宅地の海のなかに、かろうじて森が残っている、という感じです。
 鎌倉の上空までやってきました。有名な鎌倉大仏が足元に、まるで箱庭のフィ ギュアのように小さく見下ろせます。
 ヘリは三浦半島を横断して、横浜市金沢区の八景島までやってきました。八景 島の人工海浜を上空から見下ろします。
 その後、海岸線に沿って北上し、横浜港の付近まで来ました。いつも見慣れた 風景も、こうして真上から見るとなんとも新鮮です。
 そして、横浜のみなとみらい21地区を俯瞰します。
今は真昼の撮影ですが、いつかは夕方にフライトしてみたいものです。 夜景や夕暮れの富士山。そんな素晴らしい風景を見下ろせる日が、いつか来るで しょうか。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、ところ変わって、今度は長野県の野辺山高原(のべやまこうげん)にやっ てきました。既にこのブログでも何度も紹介している、私のお気に入りの場所 です。  特にこの中ノ沢地区には、一本で立つ端正な樹木が多くあり、それらを「風景 の目」として利用させてもらうと、とても印象的な作品を撮ることができるので す。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.29.43N35.57.55&ZM=5
 折りしも、本州付近は寒冷前線が通過中で、夜の雨の中、中央道をひた走って 野辺山高原を目指しました。前線が通過すれば、晴れて太陽が望めるはずです。  そうして目的の場所につくと、高原一帯には霧がたちこめて、その霧の向こう から、朝日が昇り始めました。ほぼイメージを満足させてくれるような、素晴ら しい朝の風景です。
 標準レンズを使い、樹木を「風景の目」として利用させてもらう方法。そして 広角レンズを使って、樹木そのものを主役として表現する方法。レンズの画角を 変化させたり、樹木に近づいたり離れたりしながら、色々な表現手段を試します。

 そうこうしているうちにどんどんと太陽は高く昇り、周囲の霧の状況も刻々と 変化してゆきます。静的と思われがちな自然風景ですが、この時間帯は、あまり にもダイナミックです。車からダッシュして飛び出し、三脚をセッティングして バッグからカメラやレンズを取り出しては付け替えて、フレーミング、フォー カス、露出を確認して、シャッターをレリーズする。その作業の慌ただしさに、 自分がコマネズミのように思えてきます。自然風景写真というと、「悠然と優雅 に軽やかに」という理想的なイメージがあるのですが、現実の自分を客観的に見 ていると、どうもそのような理想にはまだまだ遠いようです。 (笑)  まあ少なくとも、出来た作品を見ていただく方々には、そのような気分に浸っ ていただければと願っています。  太陽が昇ったら霧は一気に晴れるのかと思ったら、あにはからんや、辺り一帯 は再び濃い霧に包まれてしまいました。思い通りにならないのが自然の難しさで もあり面白いところでもありますが、そのような中でも自分のイメージを触発す るような光景に出会えるように周囲を徘徊します。  周囲の光は少ないものの、しかしかえって暗い風景の中に差し込む一条の光は 印象的です。
 しばらくして、ようやく霧が晴れてきました。西方にある八ヶ岳連峰はまだ雲 の中ですが、ここから見る一本の木も印象的です。
 盛夏の青空の下の開放的な風景も良し、冬の純白の世界に立つ一本の木を印象 的に捉えるも良し、次の撮影の時のために、場所を覚えておきましょう。  さて、スマートに撮影を済ませて、次の撮影地へ、、と思っていたら、そうは 問屋が卸しません。  昨夜の雨のため、湿った土がとても滑りやすくなっていました。自分ではコン トロールできているつもりだったのですが、あれよあれよという間に車が横滑り を起こして、とうとう片輪を畑の中に突っ込んでしまいました。

 これまで日本の各地を何十万キロと走ってきて、それなりに運転テクや悪路で の経験も積んできたつもりですが、それでもまだこういうトラブルに見舞われま す。なんとも情けない姿です。  なんとか脱出を試みましたが、ぬかるんだ畑の土ではとても太刀打ちできず、 とうとうJAFに救助要請を出しました。  私の車が脱輪するような場所は、普通の道路ではありえないので、JAFの人 も大変だと思います。  それでもそこはさすがプロ。ランクルがやってきて、なんとかワイヤーを使っ て引っ張り上げてもらい、ほっと一安心しました。
 しかし畑の一部を荒らしてしまったので、畑の持ち主に謝罪に行ったりして、 貴重な取材の時間を無駄にしてしまいました。大いに反省です。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、気を取り直して、長野県内をさらに北へ進みます。 次は小海町(こうみちょう)へ。  下界の桜は終わりを迎えていますが、しかし標高の高いこのあたりは、今が桜 の盛りです。  なにげない道ばたに、立派な桜が立っていたりします。
 こちらは橋の上から見た千曲川(ちくまがわ)の流れ。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.29.19N36.05.20&ZM=5
 谷の周囲の森林は若芽のつぼみが膨らんで、うっすらと赤い色をしています。 黄緑色の若葉が萌え始めるものもうすぐでしょうか。  さて、あまり道草を食ってはいられません。本日の本来の目的地はまだまだ先 です。佐久市を通過して上信越道に乗り、上田市にある「上田城址公園」を目指 します。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.14.51N36.24.3&ZM=5
 色々とトラブルがあったためか、ここに着いたのはもう昼過ぎになってしまい ました。
 上田城は、戦国時代に勇名を馳せた武将「真田昌之」(さなだまさゆき)が築 城しました。  真田一族は武将としてとても優れた血筋で、彼の父「真田幸隆」(さなだゆき たか)は武田信玄に仕え、その知謀を駆使して武田の軍勢とともに信濃の国を縦 横無尽に疾駆しました。  また、彼の息子である「真田幸村」(さなだゆきむら)は、徳川家康に反抗し て豊臣家に仕え、関ヶ原から大阪城落城に至る、一連の豊臣家最期の闘いに貢献 し、歴史に名を残しました。  この上田城も、真田昌之が徳川家康に反抗したため、その軍勢によって攻めら れましたが、しかし知謀に長けた真田親子の地の利を生かした優れた戦法によっ て、圧倒的な兵力差の徳川軍の大攻勢を2度も退けています。  私は史跡の背景にある、そのような歴史的な物語がとても好きなので、この上 田城にやってきた時にも、感慨深いものがありました。  上田城は「平城」と呼ばれるタイプの城で、城そのものはそれほど高い場所に あるわけではなく、市街の中心の平地に幾重にも堀を張り巡らせて築城されて います。上田という土地そのものが、背後を急峻な山に囲まれ、周囲を千曲川な どの大河が流れる防御に優れた地形なので、城そのものが険しい場所にある必要 がなかったのでしょう。  さて、前置きが長くなりましたが。上田城址公園は上田城の跡地を利用して作 られた市民公園です。堀の周りに多くの桜が植えられて、市民の憩いの場となっ ています。
 残念ながら桜の満開の時期には少し遅かったようですが、しかしお堀の水面に 散った花びらが流れて、それもまた風情のある情緒を醸し出していました。
 ソメイヨシノは終わりかけていましたが、しかし公園内の神社の横にあった桜 (ソメイヨシノとは違う種類のもの)が、ピンク色が濃くて、とても印象的でし た。

 桜の他にも、ツツジが鮮やかな色を見せて咲き誇っていました。

 歴史の重みを伝えるかのように折り重なった石垣。それもまた良い被写体とな ります。
 時間の経つのを忘れて撮影をしていると、いつの間にか夕暮れの時間になって きました。真田神社の灯籠に夕日が差し始めます。
 名跡、上田城を後にして、宿に向かいました。途中、大屋橋というところを渡 る時、千曲川に映り込む夕日が見事でした。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.17.56N36.21.54&ZM=5
 今日取材をした野辺山高原から、小海町、佐久市、そして上田市と、実は千曲 川に沿って進んできたのでした。  千曲川はこの後、長野市、飯山市、そして新潟県に入ると「信濃川」(しなの がわ)と名前を変えて、越後平野を潤し、日本海に注ぎます。いつかはこの信濃 川に沿って走り、日本海に達してみたいと思っています。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、日は変わって、今度は横浜市にある横浜公園を訪れました。この場所は 春になると見事なチューリップ畑になることで有名です。昨年も訪れているので すが、その時は時期が遅く、満足に撮影することができませんでした。そこで今 年は1週間ほど予定を早めて、訪れてみたところ、見事なチューリップ畑に出逢 うことができました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.38.38N35.26.28&ZM=5

 本当に色とりどりの様々な種類のチューリップがあります。

 この公園には多くのケヤキが植えられています。チューリップ畑はその下のあ り、ちょうどケヤキの木漏れ日が花たちに当たって、日影から日なたまで、様々 な光を質があります。  スタジオ撮影と違って自然風景では太陽の光を直接コントロールすることはで きませんが、しかしこのように様々な光の状態をよく観察して選択することで、 間接的に花に当たる光をコントロールすることができるのです。  それにしてもあまりにも見事なお花畑なので、朝の7時から12時まで、狭い 公園でありながら、5時間も撮影に費やしてしまいました。  公園を訪れた市民や観光客や子供たちは、皆「わぁー、すっごーい!きれい!」 と感動の言葉を口にしていました。この光景を見れば、誰もが感動することでしょう。  チューリップは様々な種類があるので、枯れ始めているものもあれば、これか らつぼみが開くものもあります。あと1週間はなんとか楽しめるでしょうか。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報用写真で使用したデジカメ◆ photo{01-08} → Nikon D100 photo{09-43} → コニカミノルタ Dimage-X50 ※Nikonの一眼レフデジカメ D100 の詳細はこちらを → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
※コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-X50 の詳細はこちらを → http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
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