2005-06-20 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第125号をお届けいたします。






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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02527 "Beyond the blue sky." 『秋空の向こうに』 Img02627 "The streatch to south Yatsugatake moutains." 『連なりゆく南八ヶ岳』 Img02629 "The white giant of Mt.Yokodake." 『白き巨人』 Img02735 "Pleuropteropyrum on the highland." 『山上のオンタデ』 Img02794 "The petal of rouge color." 『紅色の花びら』 Img02879 "The living huge zelkova tree." 『大きなケヤキの生命』 Img02949 "The waking up of Phlox subulata." 『シバザクラ目覚めて』 Img02961 "The shining purple Setaria viridis." 『ムラサキエノコログサの輝き』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  先週の水曜日から木曜日にかけて梅雨前線が活発化して、関東地方にはかなり まとまった雨が降りました。そして週末は梅雨前線が南に下がったためか、日本 列島は「梅雨の中休み」の晴天に恵まれたようです。  良かれ悪しかれ、今の時期の日本列島は梅雨前線の影響を大きく受けています。  それにしても、この時期に咲く花にはやはり雨が似合います。自然はそのよう にうまくできているのでしょう。  そのようなわけで先週は雨の日を選んで、アジサイの花を求めて、神奈川県の 鎌倉に出かけてきました。  まずは北鎌倉の「明月院」(めいげついん)を訪れました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.33.16N35.19.55&ZM=5
 明月院は、別名「あじさい寺」とも呼ばれているほどのアジサイの名所です。 日本古来の品種である「ヒメアジサイ」が参道の両脇にびっしりと植えられてい て、この時期一斉に花を咲かせることで有名です。  ニュースなどで紹介されるので、耳にした方も多いのではないでしょうか。  JR横須賀線の北鎌倉駅を降りて、明月院に向かいます。すると途中の道の壁 にもアジサイがたくさん花を咲かせていて観光客を出迎えていました。
 今年は花の開花がいつもより遅れているとか、心なしか、門前のアジサイの花 も少ないように感じられました。
 天候は雨のためか観光客はそれほど多くありませんが、しかし残念なことに、 お寺の中では三脚の使用は禁止だそうです。この雨の中では光量が少なく、三脚 が無ければ十分な撮影ができません。
 それに、やはり花がまだ少ないようですし、なにより花そのものの元気が無い ようにも感じられました。  雨のせいでしょうか、あるいは大勢の観光客の喧噪に悩まされて、花も疲れて いるのでしょうか。私も「撮ろう」という意欲があまり湧いてきませんでした。  その代わり、北鎌倉駅前・円覚寺の隣にある「鎌倉古陶美術館」に「あじさい 小径(こみち)」という張り紙がしてあってので、興味を持って入ってみました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.32.59N35.19.59&ZM=9


 ありがたいことに、ここでは三脚の使用が可能だそうです。  本来は美術館の建物なのですが、その周囲の庭を使って、様々な品種のアジサ イを植えてあるそうです。  中の通路は人が一人通れるくらいの細い道でしたが、しかし明月院と違って、 まだ有名でないためか、観光客の数はまばらで、おかげでゆっくり撮影に集中す ることができました。  大樹に寄り添うように咲く青いガクアジサイの花たち。大樹の幹が雨にしっと りと濡れて情緒をかもし出しています。
 狭い場所ながら、レンズを交換して、横からも狙ってみます。前ボケと後ボケ を左右に配置して、立体感を浮き立たせてみました。
 こちらはなんとも鮮やかな紅色のガクアジサイ。
 こちらは淡いピンク色の可愛らしいガクアジサイ。雨のおかげで葉が濡れて、 みずみずしい雰囲気がいっそう際だっています。
 まるで新鮮なキャベツを思わせるような葉に、ピンク色の花を載せたアジサイ の花。本当に色々な種類があるものです。
 有名な場所ではありませんでしたが、思わぬ穴場を発見することができて、満 足でした。  美術館を後にして、しばらく北鎌倉の道をあてどもなく歩いてみます。 小川の脇に生えている、なんでもない草も、雨に濡れて美しい光沢を見せてくれ ます。
 茶屋の庭先で見かけた薄ピンク色のガクアジサイ。花の並びがとてもリズム良 く、また、葉の緑と花の色の強いコントラストのためか、まるで花が浮き立って 目に飛び込んでくるように感じました。
 結局アジサイだけに集中して、5〜6時間ほども撮影したでしょうか。 雨は始終降り続き、カッパを着ていましたが、最後にはずぶ濡れになってしまい ました。  しかし梅雨時の雨はそれほど冷たくも無く、多くのアジサイの花をフィルムに 納めることができて、とても満足の一日でした。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、日は変わって、今度は中央アルプス最南端にある「南木曽岳」(なぎそ だけ)に登山に出かけてきたので、その様子をお届けしましょう。  場所は長野県南部にある南木曽町(なぎそまち)です。木曽地方の南にあるの で、「みなみきそ」と読むのかと思えば、そうでないところが日本語の難しいと ころです。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.38.47N35.35.19&ZM=5
 前夜のうちに中央自動車道をひた走って、ふもとの登山口駐車場にテントを張っ て就寝しました。翌朝は良く晴れて、森の降り注ぐ光を受けながら、山頂を目指 して登り始めます。  登山道は沢沿いにつけられているため、朝は沢の水分が空気中に漂い、そこに 光が差し込むと、なんとも言えない清涼感がただよいます。
 登山道の脇にひっそりと咲いている野生のアヤメの花。 園芸種と違って花は小降りですが、そこがまた控え目な感じがして好感が持て ます。
 すらりと伸びた草の曲線がとても美しいです。こんな小さな花ですが、自然の 造形の妙に感心してしまいます。  登山道はやがて沢から尾根に移り、岩場も交えた急峻な道に変わりました。
 梅雨の中休みなのでしょうか、天候は回復して、暑いくらい太陽の日差しが降 り注いでいました。  その光をいっぱいに受けて、イタヤカエデの新緑の葉が輝いています。
 びっしりと枝に花をさかせた「オオバスノキ」の木。
これはツツジ科の植物ですが、もちろん園芸種の花にくらべると野生種のそれは ひとつひとつはとても小さな花です。しかし見事に花を咲かせたその様子は、自 然に生きる野生種のたくましさ感じさせてくれます。  暑い中、ひとしきり汗を流して、ようやく山頂に到着しました。
 山頂は樹林に囲まれて展望は有りません。しかし、その周囲には見事なシャク ナゲの花の群生がありました。

 シャクナゲの花の見頃は6月初旬から中旬にかけて。群生の花もちょうど終わ りかけていた頃でしたが、なんとか間に合いました。  期待していたわけではなかっただけに、このような出逢いがあると嬉しくなり ます。  山頂から少し進むと、笹原に包まれたとても見晴らしの良い尾根に出ます。
 良く晴れていれば中央アルプスの峰々が見えるところですが、残念ながら雲の 中、しかし梅雨時のこの時期にしてはよく晴れたほうだと言えるでしょう。
 歩いている途中、見事なナナカマドの木をいくつか見かけました。
 美しい形をした緑の葉は、秋にはきっと真っ赤に染まることでしょう。その時 がとても楽しみです。  下山している途中、風化してゆく倒れた巨木の幹を見かけました。長い年月を 経て、うねったその幹の形が、なんだか大きなカタツムリかウミウシのようにも 見えて楽しくなりました。これもまた自然の造形の妙でしょうか。
 下山後は南木曽温泉で汗を流しました。「木工芸品の館」というところに温泉 や食堂が併設されていて、とてもリーズナブルな値段で檜風呂と、おいしいそば を楽しむことができました。
 木曽地方のそばは、麺の色が濃くて太い田舎風のそばです。
 そばを口に含んだときにまずかんじたのは「清涼感」でした。作っている水が きれいなためでしょうか、とても爽やかで澄んだ感触でした。  そして噛んでみると、麺には強い腰があるにもかかわらず適度に柔らかい弾力 があり、歯ごたえと風味が格別です。  しばしの間、おいしいそばに舌鼓を打っていました。  合わせて出されたお茶もとてもおいしく、やはりこれはお茶が、というよりは それを作っている水そのものがおいしいからでしょう。山深きところに名水あり。 それを実感しました。  そばつゆを入れている器も、透明感のあるブルーで、私好みの色彩でした。
 木曽は山国で、深い森に囲まれています。そのため地場産業として木工品を多 く扱っていました。  様々な形に切られた木の板。まないたに使われるものもあれば、大きなものは 「卓」として使われるものまで様々です。
 こちらはおなじみの「下駄」(げた)です。最近では履いている人もめっきり 少なくなりましたが、美しい木目模様はとても暖かみを感じさせてくれます。
 また、女性用の下駄につけられた鼻緒(はなお)の色彩もとても可愛らしく、 浴衣を着た少女がこの愛らしい下駄を履いて、カラコロカラコロと音を立てて、 夏祭りの会場を楽しそうに歩く。この下駄を見ているだけで、そんな様子が頭に 思い浮かんできます。  食堂の窓から外を見ると、畑にそばの白い花が咲いていました。
 そういえば、あと10日もすれば7月なのです。この花を見て、もう季節はすっ かり夏を迎えていることを思い出させてくれました。  このそばが実をつけて、「新そば」としてこの食堂に出されるのは秋の10月 ごろでしょうか。その時の味を想像しつつ、南木曽の里に別れを告げて帰途につ きました。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報用写真で使用したデジカメ◆ photo{06-10} → Nikon D100 photo{01-05,11-30} → コニカミノルタ Dimage-X50 ※Nikonの一眼レフデジカメ D100 の詳細はこちらを → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
※コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-X50 の詳細はこちらを → http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今週の新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・作品人気投票ランキング集計画面 ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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