2005-11-21 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第147号をお届けいたします。




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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img02586 "The Iide mountain ranges." 『飯豊のやまなみ』 Img02649 "The wind of a spring day." 『春日の風』 Img02669 "The splendid azalea." 『ツツジ鮮やかに』 Img02781 "A puppy is sitting still on." 『たたずむ子犬』 Img02802 "A cheerful flowers." 『賑やかな花びら』 Img02837 "Silhouette Morining." 『優しく夜は明けて』 Img02857 "The breathing of fresh green." 『緑の息づかい』 Img02860 "The shine of deep valley." 『谷底の輝き』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  この冬は暖かい暖かい、やはり温暖化なのだろうか、と思っていたら、11月 の中旬ごろになって大陸から寒気がやってきて、日本列島は寒い日が続くように なりました。日本海側では大雪、太平洋側では乾燥した寒い晴天となり、風邪を 引く人が増えているようです。みなさんもどうぞ気を付けてください。  さて先週は、前々から興味を持っていた茨城県北部のエリアを取材してきまし たので、その様子をお届けいたしましょう。  今回は久々に旅先からの執筆です。旅先の印象の新鮮なうちに書いているので、 そのため写真も文章もついつい盛りだくさんになってしまいました。お時間のあ る時にでもゆっくりご覧になって下さい。  まずは東京を出発して常磐自動車道を北上し、那珂(なか)インターチェンジ で下車をして一般道を走り始めます。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.27.26N36.27.49&ZM=5
 いつもなら、取材はすいている平日に行うのが常なのですが、今回はスケジュー ルの都合で週末の土日になってしまいました。そのため国道をしばらく走ると、 早速「紅葉渋滞」につかまってしまいました。  これには少々うんざりしたので、裏道を少し走ってみることにしました。する と、そこには昔ながらの素朴な農村風景が広がっていました。国道を走っている だけでは決して見られない風景です。
 路傍の畑に植えられてるキャベツの葉も、秋の澄んだ陽の光に照らされて緑が 鮮やかに光っています。
 風は関東の空っ風で、とても冷たかったのですが、しかしそのために空気は澄 んで光がとても美しいのです。  さて、当初の取材では「袋田の滝」をプランニングしていたのですが、その途 中にも気になる風景がたくさんあり、道草をたくさん食べてしまいました。  取材の道すがらカーナビを眺めていると、いくつかの池のマークが現れました。 これに興味を引かれたので、さっそく寄ってみることにします。そこは茨城県・ 那珂市(なかし)の「分洞溜池」という場所でした。これは「ぶんぼらためいけ」 と読むのでしょうか? 正確な名前は後ほど那珂市の観光課に尋ねてみることに して、とにかく美しい場所でした。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.28.7N36.28.12&ZM=8
 池とはいいつつ、水のあるとこもあれば、ご覧のように一面のカヤトが広がっ ている場所もあります。
 池の水面には空の雲が映り込んで、とても爽やかな風景が見られます。
 池に風がふきつけると水面が波打ち、太陽の光が反射してキラキラと輝きます。 いつ見ても美しい光景です。

 車を降りて池のほとりまで足を踏み出すと、突然、バタバタと羽音がしてサギ が飛び立ちました。

 水と植物が豊富なため、どうやら野鳥の住みかとなっているようです。とても 良い場所で気に入りました。またちょうど時間も良いので、この池のほとりでお 昼ごはんを食べました。  池の周りの小道を回っていると、整然と並んだ栗の林を見つけました。この林 のオーナーが栗を集めたのでしょうか、地面に栗の実がかたまって置かれていま した。
 この日は風が強く、林の中にも風が吹き付けます。すると木々の葉が一斉にざ わめき、そこを透過してくる太陽の光が同時にキラキラと瞬いて、とても綺麗で した。
 森の息づかいが伝わってきます。  溜池を離れて、平野の田んぼの畦道を走っていると、まるで公園のように整備 された庭を持つ邸宅がありました。個人のお宅のようですが、土地が広いので公 園のように見えます。
 ケヤキの大樹の落葉が芝生の庭に散りばめられて、秋らしい素敵な光景でした。 地方だからこそ、このような広い庭を持てるのでしょう。うらやましい限りです。  さて、袋田の滝を目指すため、久慈川(くじがわ)に沿って進み始めます。し かしカーナビを見ていると、どうしても気になる場所が目についてしまいます。 今度は、久慈川を横切っている「橋」が気になってしかたありませんでした。  橋の上からは、川の風景を撮ることができます。だから偵察しておこうと思っ たのでした。  予想通り、平野を美しく蛇行する久慈川の姿を見ることができました。特に有 名な観光スポットではない、なんでもない場所ですが、こういう場所こそ良い風 景写真を撮るチャンスです。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.27.53N36.30.13&ZM=5
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.27.53N36.30.13&ZM=8
 しかもこの橋からは南東に向かって川の流れを見ているので、朝の未明の時間 帯は、朝焼けの色が川に映り込んで、さぞかし素晴らしい風景になることでしょ う。ポイントをカーナビに登録しておいて、翌朝に訪れてみることにしましょう。  こちらは農家の庭先で、なんとも立派な柿の木を見つけました。
 たわわに実って、秋の風情を感じさせてくれます。
 車を適当に走らせていると、時々橋を渡って川を越えることになります。その 時は楽しみです。水のある風景を高い場所から見下ろすことができるからです。 特に太陽に向かう方向なら逆光となり、水や水辺の植物が光り輝いてとても感動 的な光景に出会えます。
 こちらは農閑期の田んぼに立つ一本の木。
 なにゆえ田んぼの真ん中に一本だけ残されているのでしょうか。地元の人たち にとって、何か神聖な意味を持つ木なのかも知れません。
 理由は分かりませんが、一本だけで立っている木には気高さを感じます。こち らも失礼の無いように、真剣な気持ちで撮影をさえてもらう心構えが必要でしょ う。
 さてさて、今度は久慈川の対岸にある鉄塔が目に付きました。近くまで行って みると、それはなんと立派な展望台でした。まるで「バンジージャンプ」にも使 えそうなくらい高い塔です。(笑)
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.25.35N36.35.27&ZM=7
 高いだけあって、上からの展望は実に素晴らしいものでした。久慈川周辺の山 野の展望が思いのままです。


 特にこちら側は、西に向かっているので、水田に水が張った頃、夕日や夕焼け の時間帯に撮影すると、それらが水面に映り込んで素晴らしい風景になることで しょう。
 あれこれと道草を食っている間に、夕暮れ時の時間帯になってしまいました。 残念ながら当初の目的地であった袋田の滝は本日はあきらめて、既にマークして ある撮影地に戻ることにしました。  まずは先ほど通過した川辺のススキの原へ。 夕暮れ時を迎えて、暖かい色合いを増した光の下で、ススキたちはますます美し く輝いていました。
 道すがら、静溜池(しずためいけ?)というところに寄ってみました。この周 辺は本当に溜池がたくさんあります。おそらく元は農業用水のために作られたの でしょうが、今では観光名所ともなっていますし、こうして美しい風景を写真と して楽しむこともできます。  対岸の広葉樹に夕日が当たって、とても美しい風景となっていました。
(ただし、ガードレールなどが気になるので、真剣に作品を創るなら、望遠レン ズなどで上手に切り取る必要があるでしょう)  さて、さきほど昼ごはんを食べたお気に入りの場所、分洞溜池まで戻ってきま した。予想通り、夕日が今まさに沈む頃を迎えて、ススキたちはオレンジ色に輝 いて素晴らしい光景となっていました。
同じ場所でも時間が違えば、まったく異なった風景となってしまうのです。  太陽が沈んでも、撮影は終わりません。残照の空の色が水面に映り込んで、美 しい光景が見られるからです。
 昼には気が付かなかったのですが、なんと1羽のオオハクチョウが飛来してい ました。通りかかった地元の方の話しだと、あと2〜3羽ほどやってくるそうで す。
 後ほど、那珂市のホームページをチェックしてみたところ、冬には一関溜池と いう場所には、もっとたくさんの白鳥が飛来するそうで、朝夕には彼らの飛翔す る姿が見られるそうです。  楽しみな情報を得ました。  この日に飛翔したのは、残念ながら白鳥ではなくサギでした。
 残念と言ってはサギに対して失礼でしょうか。ともあれ、日がすっかり暮れる まで、池のほとりに陣取って、撮影を続けていました。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、星が綺麗だったので分洞溜池で夜遅くまで撮影を続けた後、展望台のあっ た運動公園のカーキャンプ場で一夜を明かしました。  しかし「明かした」という表現は適切ではないですね。早朝の撮影のため、朝 4:30の未明の時刻から起き出して出発です。  目的地は、先日チェックしておいた「栄橋」です。 カーナビに登録しておいただけあって、15分ほどの運転で目的地に到着。欄 干の脇に三脚を立てて撮影開始です。  予想通り、川は東に向かって流れているので、未明の空の色が映り込んで素晴 らしい風景になりました。(地平線近くに高圧電線などの人工物があるのが少し 残念ですが)
 気温が低いためか、河面に靄(もや)が立ちこめて、とても良い雰囲気です。  2台のフィルムカメラ、そして速報用のデジタルカメラを忙しく操作している と、時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。  そして、やがて地平線の向こうから、今日の新しい太陽が顔を出しました。河 面に光が満ちあふれて輝きます。
 まったく素晴らしい。  冷え込んだ車内で目覚めても、ぬくぬくの寝袋を抜け出すのは、この世で最も 辛いことの一つなのですが(笑)、しかしこの光景を目にすればその苦労も報わ れます。  昨夜の分洞溜池と同様に、この時も気が付かなかったのですが、川ではサギや 白鳥が休んでいたようです。朝になって一斉に飛び立って、どこかへ飛んで行き ました。
 次回に訪れるときは、彼らを撮影するために明るい超望遠レンズを持参しましょ う。これもまた楽しみです。  さて、早朝の撮影を済ませて国道を北へ走り、茨城県・大子町(だいごまち) にある「袋田の滝」までやってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.23.17N36.45.16&ZM=5
 写真は省きますが、道路脇には大型バスが停車する駐車場があり、滝への参道 の両脇には売店や食堂が立ち並ぶ、典型的な観光地です。  私はあまり観光地は好きではないのですが、やはり日本百名瀑に選出されてい るだけあって一度は訪れるべきだろうと、今回の取材プランに組み込んだのでし た。  参道を抜けると岩山をくりぬいたトンネルがあり、そこを抜けると、目の前に いきなり忽然と瀑流の核心部が出現したのには驚きました。
 他の観光客の方々も皆、感嘆の声を発しています。
 そう、例えて言えば、ビルの窓から「ゴジラ」の顔が突然現れたような! そんな迫力に圧倒されました。  ただし周りの紅葉の色づきは今一歩で、それは残念ですが、しかしこの滝の迫 力は見ておいて良かったと思いました。
 別の角度から見ると、展望台の人の大きさと、滝の下部(これでもほんの一部 です)の大きさの対比ができて、滝の巨大さが分かると思います。
 さすがは百名瀑。良いものを見させていただきました。  滝もすごいが人手もすごい、朝早く8時ごろに見に来たにもかかわらず、ツアー 客をはじめとして、大勢の観光客が押し寄せてきていました。  撮影を終えて休憩を済ませて帰ろうとすると、マイカーがひっきりなしにやっ てきて、駐車場前で渋滞を起こしていました。  昨日の土曜日の日中に訪れなくて正解でした。  滝そのもの良かったですが、温泉ホテルの周囲の環境もなかなかです。滝だけ を見て帰る方がほとんどですが、ここはやはり誘われるままに道草を食べてみま しょう。  滝から流れる川は、ところどころで澱み(よどみ)となって、そこには対岸の 樹木の色が映り込みます。その様子がとても綺麗です。
 川の流れが太陽に向かっている場所では、光が水面にキラキラと反射して印象 的です。
 袋田の滝の周囲の河川は谷間を複雑に曲がりくねっているため、自分が場所を 選ぶことで、撮影時に光の方向をコントロールしやすいのです。  ホテルの裏手に、ひっそりと神社が立てられていました。
 その境内の前にはモミジやイチョウの葉が散りばめられていて、それはまるで 千代紙のようです。
 神社には必ずと行っていいほどイチョウの木が植えられています。積もった黄 色の落ち葉に木漏れ日が差し込んで、晩秋の情緒深い光景を演出していました。
 川の周囲に植えられた美しい竹林。そしてその中には一本の大樹がありました。 きっと竹林ができるずっと昔からそこにあった地元の主のような大樹なのでしょ う。数メートルもある胴回り。威風堂々としています。
 竹林を抜けると、わずかの土地に作られた田んぼの一角に、藁(わら)を干す ための竹棒が残されていました。
 後ろの道路では観光客のハイカラなマイカーがびゅんびゅんと走っていますが、 しかしこの一角の風景はとても懐かしく、暖かい気持ちを起こさせてくれました。  さて、袋田の滝を後にして、次は茨城県最高峰の「八溝山」(「やみぞやま」 と読むのだそうです)を目指します。  しかし、カーナビを見ていて、途中でまた気になる場所を見つけてしまいまし た。同じ大子町にある「月侍の滝」です。時代劇に出てきそうな、ステキな名前 の滝です。  名前に惹かれたこともありますが、しかし何気なく立ち寄ったにしては、思っ た以上に良い滝でした。  この滝の良いところは、滝壺の後側に回ることができることです。
 しかし、地元の方も言っていましたが、やはり今年の紅葉はイマイチ。真っ赤 に紅葉していたら、さぞかし滝も映えることでしょう。
 しかし紅葉がイマイチでも、美しい写真を撮るための工夫をあれこれとしてみ ます。天気が良かったので、水面に映り込む対岸の紅葉がとても綺麗でした。
 これなら少々葉が痛んでいても気になりません。  (またしても)思わぬ道草を食いましたが、しかし思ったより良い滝で満足で した。  さて、改めて八溝山に向かいます。  この山に向かうに連れて、心なしか森たちがとても元気に綺麗になって行くよ うな気がしました。  植林された針葉樹とはいえ、美しく整然と居並んだ森の様子は、関東のそれと は少し違うような気がします。
 初雪がうっすらと積もったりすると、さらに美しい光景となることでしょう。  八溝山までは全て舗装道路なのですが、しかし林道が脇にあり、何かを感じる と、私の軽量ワゴンは即座に突っ込んでゆきます。
 我ながら本当に道草が好きな人間だと思います。なかなか目的地に到着できま せん。人生もまたそのようなものかも知れません。(笑)  しかし、やはり感じるところには何かがあります。ガタガタの林道を走ってし ばらくすると、とても美しい森を発見しました。
 空気も冷たく、なんとも爽やかです。さすが奥久慈地方の最深部に控える霊峰 だけのことはあります。  再び舗装道路に戻って、あらためて山頂を目指します。(八溝山はなだらかな 山なので、山頂まで舗装道路が通じています)  途中の紅葉はなかなか良く、植林されていないところでは、奥久慈地方本来の 広葉樹の森を見ることができます。

 途中の看板に書かれていたのですが、山頂一帯は学術研究用の保護林となって いるそうです。  以前にこのブログでご紹介した、北信地方の「カヤト平」と同様ですね。国 有林となっていて、開発から守られているのです。このような場所がもっともっ と増えて欲しいと思います。  まるで誘われるように、落ち葉が優しく積もった秋の登山道。
 今回は登山が目的ではないので、ちょっとだけ入ってみただけでしたが、しか し、かわいらしいモミジの落ち葉を見つけましたよ。
 笹の葉の上にちょこんと乗っかって、お人形さんのようです。私が手で置いた のではなく、はじめから、このようになっていたのです。  自動車道をどんどんと登って、とうとう山頂に到着しました。そこにはお城を かたどった立派な展望台がありました。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.16.35N36.55.35&ZM=5
 展望台からの眺望は360度、全く素晴らしいものです。奥久慈地方(茨城県、 栃木県、福島県の県境一帯)の展望が思いのままです。
 久慈川を遡って、とうとう源流部のこの山までやってきたのだと思うと感慨深 いものがあります。
 折りしも、冬型の気圧配置で山頂付近は冷たい寒風が吹き、他の観光客の方々 は口々の「寒い寒い」を連発していました。しかし寒いからこそ、この済んだ空 気を通して素晴らしい遠望が得られるのでしょう。条件が良ければ、富士山の姿 も見えるそうです。  この日は山頂に着いた時刻が午後になってしまい(道草を食べ過ぎましたね) 厚い雲が発生していて残念ながら富士山の姿は見られませんでした。きっと早朝 から午前中にかけては、きっと見えていたことでしょう。
 八溝山を後にして、福島県へ抜けます。福島県側の紅葉もまた美しいものでし た。
 林道が抜けたところは福島県の棚倉町(たなくらまち)という素朴な農村でし た。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.19.38N36.59.53&ZM=5

 田んぼの畦(あぜ)はメンテナンスの容易なコンクリートになりつつあるよう ですが、土の畦を見ると、なんだかほっとした気持ちになります。農家の方のご 苦労は大変と思いますが、できるだけ残していって欲しいものです。  この田んぼに水が張った来年の初夏のころ、また来てみたくなりました。  さて、夕暮れが近づいてきました。初めて訪れるエリアなので、特に撮影地の 候補は決めてありません。  しかし、国道を走っている途中、久慈川の流れに夕照が映り込んでとても美し い風景がありました。やはり橋の上は良い風景が生まれます。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.24.04N36.59.28&ZM=5
 日も暮れて、あたりには夕闇の帳(とばり)が降り始めました。しかしこの時 間帯が一日のクライマックス、冬晴れのこの日ならなおさら、美しい空の色が見 られるのです。  休むことなく走り続けると、やがて道路の右側の森が無くなり、明るくなって いる場所を見つけました。とても気になったので、また脇道に入ってみると、そ こには名もない牧場が広がっていたのです。
 地平線はピンク色と藍色に染まり、その色が牧場の施設の屋根やビニールハウ スに反射して美しい風景でした。  しかしまたしても朝と同様に、地平線に高圧電線があるのが青天の霹靂(へき れき)ですが。。。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E140.28.7N36.58.38&ZM=5
 牧場の周囲を見回すと、小高い丘があり、そこにはいくつかのお墓があり、そ してそれを守るように傍らに立派な大樹がありました。
 暗くて樹種が良く分からなかったのですが、田舎に行くと、お墓を守るように 傍らに立つ桜の大樹の姿を良く見かけます。本当にサクラかどうかは分かりませ んが、きっとこの大樹はこの小高い丘の上にあって、そこに済む人々を、そして その方々のご先祖様も、ずっとここで守り続けてきたのでしょう。  あなたはあと何年この世界で生きることができますか? この大樹に問いかけ てみました。  もしエドヒガンザクラなら、きっとあと100年は軽く生きるでしょう。 今の世代の人間たちがこの世界に居られるよりもずっと長く、生きていられるの です。  その力、私と、そしてこの世界に生きる多くの人々にも分けてください。  そうお願いして、夕暮れにたたずむ大樹に別れを告げました。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 (茨城県・北茨城市にて) ◆今回の速報用写真で使用したデジカメ◆ photo{08,09,20,29,44} => フジフイルム FinePix E550 それ以外の全てのphoto => コニカミノルタ DiMAGE-X50 ※フジフイルムのデジカメ FinePix E550 の詳細はこちらを → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixe550/
※コニカミノルタのデジカメ DiMAGE-X50 の詳細はこちらを http://konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/dimage-x50/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今週のギャラリー新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能は特にありません。 どうぞ今後にご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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