2006-02-06 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第158号をお届けいたします。



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●●● お礼 ●●●

 先週のブログで、

「コニカミノルタのレンズ、AF35mmF1.4Gを探しています」

というお願いを流しましたしたが、幸いなことに、秋葉原のカメラショップにて、
中古のレンズを発見することができました。どうもお騒がせをいたしました。
「今、最も手に入りづらいレンズのひとつ」と言われており、ネットオークショ
ンなどでも、かなりの高値がついているようです。
 2度と手に入らないレンズかと思うと、愛着もひとしおです。大切に使ってゆ
こうと思います。

※ ブログ読者の何人かの方から上記レンズについての関連情報をいただきま
した。この場を借りて、お礼申し上げます。どうもありがとうございました。







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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img03118 "The sunset with dark clouds." 『黒雲と落日』 Img03424 "The flowing sand dune." 『流れる砂の丘』 Img03461 "They tells this autumn season ending." 『秋の終わりを告げて』 Img03526 "A stir pampas grasses." 『ざわめきのススキたち』 Img03744 "The distant view of shonai plains." 『遠望・庄内平野』 Img03835 "The noble yellow tree." 『気高き黄葉』 Img03915 "One morning with pastoral scenery." 『牧歌的な朝』 Img03941 "Besides the pond with white." 『白き池のほとり』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今年の寒波は日本各地に影響を及ぼしています。野菜の値段の高騰はそのひと つですが、今ではだいぶ落ち着いたようです。  しかし、各地の「花の観光地」では、やはりその影響を避けることはできませ ん。私の住む神奈川県・松田町では、伊豆・河津町の寒桜を移植して、「さくら 祭り」を例年のこの時期に開催します。
 いつもの年でしたら、1月の下旬から花がほころび始め、2月にはもう見頃を 迎えるはずなのですが、しかし今年の寒波の影響で、花はまだつぼみのままです。

 人間界のイベントは、事前にメディアに広告を載せたりして、スケジュールが 決まってしまっていますが、残念ながら自然界のスケジュールは人間の思い通り にはなりません。  楽しみに来ていた観光客の方は「どこにサクラがあるの?」と、とても不満げ でした。祭りの主催者の方々はご苦労が多いことと思います。  これらの固いつぼみが花開くのはあと何日後なのでしょうか。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、先週の取材では、東京都の公園をいくつか巡ってきたので、その様子を ご紹介しましょう。  元々は、先週のブログでご紹介した、「ミノルタ・α−7」のレンズのテス ト撮影を行うために、確実に植物のある場所を取材先に選定したのが始まりです。 ※※※  今週のブログで、そのテスト撮影の結果をお届けする予定でしたが、フィル ムスキャンと画像処理が間に合わず、掲載できないことをお詫びいたします。 来週のブログ、もしくは「号外」にて、その結果をお届けできればと思ってお ります。  まずは、東京都・杉並区にある「善福寺公園」(ぜんぷくじこうえん)へ。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.35.35N35.42.46&ZM=5
 この公園にある池は、武蔵野三大湧水池のひとつとして知られた名水の湧き水 からできていて、かつては神田上水場の補助水源(要するに都民の飲料水ですね) として用いられたほど澄んでいたそうです。  善福寺の名前の由来となったお寺は今では見当たりませんが、池の周囲には水 鳥が集まり、喧噪の都内ににあって穏やかなたたずまいを見せています。  後に紹介する神代植物公園のような、立派な都立公園では周囲を柵で囲まれ、 門があり、朝夕などは立ち入ることができないのですが、しかし(失礼ながら) こぢんまりとした市民公園ですので、ここには自由に立ち入ることができます。  そのため、朝夕など、都内の池とは思えないほど、情緒豊かな写真を撮ること ができます。
 池の周囲は、桜をはじめ、多くの木々達に囲まれていますので、朝夕の時間帯、 それらの枝振りをシルエットにすると、とても美しい自然風景を撮影することが できるのです。
 「水のある風景は人の心を安らかにする」そう思って、仕事の都合で都内にい なければならない時も、東京都の地図を眺めながら、池のありそうな場所を探し ていて、見つけたのです。
 冬の冷たい空気を切り裂くように、今日も朝日が昇りました。
 写真には写っていませんが、池の周囲には朝早くから散歩やジョギングをして いる方が多く、このような恵まれた環境で早起きをして身体を動かしていれば、 きっと健康で長生きできることだろうと思いました。
 池のほとりに生えていた柳の大樹。早朝の冷たさを感じさせる青い空をバック に、美しいシルエットを描き出していました。
 都会の中でも、求めていれば、美しいものは案外と身近なところにあるのだと 思いました。  こちらはやはり池のほとりに生えていた「芙蓉」の木。
今はもちろん花は咲いておらず、すっかり実(でしょうか?)が残っているだけ ですが、朝の光に照らされるそのふくらみを、可愛らしいと感じました。
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、次の訪れたのは、「井の頭恩賜公園」(いのかしらおんしこうえん)。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.34.54N35.41.54&ZM=5
 これは東京都の三鷹市(みたかし)と武蔵野市(むさしのし)の境目にまたがっ ています。  やはり水のある場所を探していたら、この公園が目に付いたのですが。この公 園の池は、初めて江戸にひかれた水道、神田上水の水源だったそうです。豊富な 湧き水の水量と優れた水質が、人々の飲料水となったのでしょう。  池の西側には昔の武蔵野を思わせる雑木林があります。
 秋には紅葉が美しいとのことです。その時期にもまた来てみたいものです。
 すぐ近くには、「三鷹の森ジブリ美術館」があり、映画「となりのトトロ」を 思わせるような雑木林でした。
 都会のひとすみにも、こういう安らぐ森の風景があることを、もっと多くの方 々に知って欲しいと思いました。  池のほとりの土手には山野草の立て札があります。春になると次々と花を咲か せることでしょう。
 池には噴水が作られていました。かつての豊富な湧水池であることをアピール する都政の方針なのかも知れませんが、私個人としては、水辺の静かなたたずま いを大切にしてほしいと思いました。
 とはいえ、噴水の水しぶきが風に舞って、朝の逆光線の中で、輝いていました。
 それがたちこめる朝靄のようにも見えて、神社のシルエットの中で美しい光景 を見せてくれていました。  池のほとりで、静かに本を読む青年の後ろ姿。朝の光を受けて伸びる影が印象 的です。
 多くの水をわき出させるこの地に神聖なものを感じるのでしょうか。あるいは 大地に対する感謝の念がそうさせるのでしょうか。池には立派な神社が建てられ ていました。
 参道の両脇に立てられた旗の朱色が鮮やかで目に飛び込んでくるようです。
 ここの神社の神様は弁財天でしょうか。  小さなお稲荷さんの石像がなんとも可愛らしいと思いました。
 たとえコンパクトデジカメでも、マクロモードにして、ズームの望遠側で写す と、それなりに綺麗にバックがボケてくれるのが楽しいと思いました。  池の周りは端正な樹木で囲まれています。早朝の善福寺公園と同じく、この公 園も、背景をうまく整理すれば、朝夕に印象的なシルエットの風景が撮影できる ことでしょう。
 井の頭公園は桜の名所でもあります。池の周囲には400本ちかくの桜の樹木 が植えられているとのことで、春の日が楽しみです。今は花は咲いておらず、朝 の光に小枝と小さなつぼみが光っているだけですが、その時をイメージして楽し みをふくらませましょう。
 その時にこのベンチに座っているのは誰でしょうか? 若いカップルか、ある いは人生を有意義に過ごした老夫婦かでしょうか。  善福寺公園と同じく、周りはビルに囲まれた公園ではありますが、しかし見る 角度によっては、かつての武蔵野を思い出させる光景に出会えます。
 空を流れる銀色の雲。そして湖面に照りつける冬の太陽の光が美しく、これも また都心の中にある池の風景とは思われませんでした。  いうまでもなく、この池は都民の人々の憩いの場所です。若いカップルも、老 夫婦も、それぞれに、過ぎゆく時間を愛しいと思っていることでしょう。

 ちなみに「江戸三名水」というものがあるそうです。「善福寺池」、石神井公 園(しゃくじいこうえん)の「三宝寺池」、そしてここの「井の頭池」がそれに 当たります。偶然にもそのうちの2つを今回訪れたわけですが、しかし地図上で 見て、明らかに目立つ池なので、自然とそうなったのでしょう。実は「石神井公 園」も今回の取材の候補のあったのですが、時間の関係で訪れることができませ んでしたが、またの機会にはぜひ訪れてみたいと思っています。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、公園巡りはまだ続きます。次は東京都・調布市にある「神代植物公園」 (じんだいしょくぶつこうえん)へ。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.33.2N35.39.58&ZM=5
 この公園は、元々は東京の街路樹を育てるための畑だったのですが、戦後、神 代緑地と改められ、昭和36年に一般に公開されました。  その生い立ちのため、公園には約4500種類、10万本もの樹木が植えられ ているというから驚きです。
 広い駐車場に車を停めると、まず、その脇にある大樹が目にとまりました。
 映画「となりのトトロ」に出てくる「塚森の大樹」を思い出させるような立派 な風貌を持っている木です。  かつての武蔵野には、こういう木があちこちに生えていたのかも知れません。  いまふと思ったのですが、「塚守」の「塚」とは「お墓」のこと。そして「守」 は「もり」と読み、「森」に通じます。  信州や甲州などの田舎を取材すると、桜の大樹のたもとに、その集落のお墓が ぽつぽつと点在している光景を見かけます。このブログでも、そういう大樹の いくつかを紹介たことがあります。  森には人の魂を守る力があるのかも知れません。  公園に入る前のプロムナードの周囲に植えられているケヤキも立派です。その シルエットの力強さに、まず圧倒されました。
 園内はいくつかのブロックに分かれているのですが、こちらには日本庭園風の 池があります。
 雪が降った日に来てみると、金沢の庭園を思わせるような風景に出会えること でしょう。  平日の公園に来ると、たいてい幼稚園や小学生の遠足のグループに出逢います。 元気に飛び回る子供達の姿は、やはり可愛いものです。
 園内はとても広く、けっこう歩きでがあります。そしてブロックごとに違った 森の様子を見ることができるでしょう。
 こちらは桜の森で絵を楽しむ年輩の方。桜の時期もまた楽しみです。
 園内には広い芝生があり、きっと土日はたくさんの家族連れで賑わうことでしょ う。バックにあるのは、やはり桜の並木です。お花見の時期はきっと人々でごっ たがえすことでしょう。
 さて、梅園にやってきましたが、冒頭で述べたように今年は寒波の影響で、花 は皆、軒並み開花が遅れているようです。
 つぼみたちは今か今かと花開く時を待っているようで、たくさんのピンク色の つぼみがはちきれそうになっていましたが。この寒さではもう少し先のようです。  しかし、その中でも気の早い者はいるもので、一輪だけ白い梅の花が、ぽっと 枝先に咲いていました。
 こちらはまだ冬毛に覆われたハクモクレンの花。白い見事な姿を見せてくれる のはあと何十日先でしょうか。しかしそのふわふわした毛並みもまた可愛らしい ものです。
 ちょっと終わりかけていましたが、マンサクの黄色い花が咲いていました。そ して近所の写真好きの老人達が熱心に撮影をしていました。みなさん、退職され て、悠々自適に楽しんでいらっしゃるのでしょう。
 こうして外出して熱心に自然を観察して歩き回っていれば、きっと寿命も延び るに違いありません。  美しい竹林も見つけました。昼頃から空は曇り始めましたが、しかしフラット な光だからこそ、この微妙な緑の色合いが引き出されます。
 そしてこちらはヒメシャラの大樹でしょうか、本当にこの公園は様々な様相を 見せてくれます。
 こちらは昔の武蔵野を思い出させるような雑木林です。秋の紅葉の時期はさぞ かし美しいことでしょう。どれも皆、立派です。
 神代植物公園の中でもひときわ有名な「バラ園」にやってきました。西洋風の 庭園をイメージしているらしく、大理石の建物や、理論整然と設計された噴水な どがありました。
 残念ながら今の時期はバラの花は咲いていませんでした。花が咲いていないと、 バラというのはトゲトゲだけが妙に目に付くものです。
 こちらは昭和59年に完成したという立派な温室です。熱帯の花が栽培されて いて、このため冬でも絶えることなく花を楽しむことができるようになっていま す。
 中はご覧の通り、熱帯の植物であふれています。
 戸外から突然湿った暖かい室内に入ると、カメラとレンズが結露してしまいま す。もしこの時期に温室に花を撮影に行かれる方はどうぞお気を付け下さい。バッ グに入れて置いて、しばらくお茶でも飲みながら、温度をなじませてから取り出 すと良いでしょう。  睡蓮の花と葉は、温室では定番の植物です。
 そしてこちらはベゴニアの栽培園です。
 このほかに、蘭(ラン)を栽培している部屋もありました。 とにかく広くてたくさんの樹木、花のある場所でした。普通に歩いても半日は楽 しめるでしょうし。写真を撮る人なら1日いても飽きないかも知れません。  東京都にお住まいの方は、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょう?  さて、この場所でミノルタα−7とそのレンズたちを用いて撮影した結果はど うだったでしょうか?  そのフィルムをこの後のブログでご紹介しますので、どうぞお楽しみに。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報用写真で使用したデジカメ◆ カシオ EXILIM-ZOOM EX-Z750 ※カシオのデジカメ EXILIM ZOOM EX-Z750 の詳細はこちらを → http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_z750/
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2006/02-06/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.今週のギャラリー新機能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今週の新機能はありません。 次回にご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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