2006-05-29 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第174号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img03357 "The road of granite." 『花崗岩の道』 Img03359 "The granite steeple is rising high." 『花崗岩の屹立』 Img03454 "The wild willows in the mist." 『霧の中の柳』 Img03484 "The calm of yellow leaves." 『黄葉の静けさ』 Img03568 "The tone of forest with snow." 『雪と森のトーン』 Img03598 "The tree that put snow on the branches." 『雪を乗せて』 Img03755 "A ranunculus japonicus is whispering." 『キンポウゲささやく』 Img03935 "The red autumn leaves on the farmer's wall." 『農家の壁の赤い秋』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img01208 "The light of pouring." 『降り注ぐ光』 img01219 "TOKYO city under the evening light." 『夕照TOKYOシティ』 img01223 "The evening view of Tokyo city." 『TOKYO夕景色』 img01714 "The east of rouge color." 『紅色の東』 img01867 "The sea of clouds and lights of towns." 『雲海と街の光』 img01889 "The lights in dancing." 『躍る光たち』 img01893 "The dress of Christmas night." 『クリスマスドレス』 img01894 "The Chiristmas with much of kindness." 『優しさのクリスマス』 img01994 "Larch trees with dawning. #001" 『カラマツと夜明け #001』 img01999 "A primary colors of sunset glow." 『原色の夕焼け』 img02002 "The morning splendor." 『朝の光』 img02003 "The morning of blonze color. #002" 『ブロンズ色の朝 #002』 img02010 "The curtain of orange color." 『オレンジ色のとばり』 img02011 "Dyeing on Michinoku-land." 『みちのくを染めて』 img02012 "Burning sunset." 『燃える落日』 img02018 "The night view of lake side." 『湖畔の夜景』 img02019 "The night of lake side." 『夜の湖畔』 img02021 "The night at tent field." 『テント場の夜』 img02070 "A festival on the lake." 『湖上の祭典』 img02081 "The flowers in the night. #010" 『夜の華 #010』 img02393 "The clouds at sunset time." 『夕暮れの雲たち』 img02395 "The stream of evening cluds." 『流れ行く夕雲たち』 img02397 "The angel ladder on the snowland." 『雪国に注ぐ光』 img02398 "The heaven's door at the evening time." 『光そそぐ午後』 img02430 "The dawning of Odawara city." 『小田原・街の夜明け』 img02432 "The night view of Kofu basin. #001" 『甲府盆地の夜景 #001』 img02434 "The flowing of moon light." 『月光の流れ』 img02435 "A shadow picture after sunset." 『宵闇の影絵』 img02992 "The sunrise at Ushiro-Tateyama mountains." 『後立山からの朝日』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  ぐずついた天気が続いていますね、九州地方は梅雨入りしたそうですが、 みなさんの住む地方はいかがでしょうか?  今は丹沢山地の菩提峠というところでこのブログを書いていますが、あたり は一面の霧に覆われていて、そのためか木々の葉はしっとりと濡れそぼっていま す。峠は風の通り道になっていて、その風に揺すぶられた葉がゆらゆらと揺れて、 その揺らぎを見ているだけで心が安らいできます。  さて、先週はブログの〆切間際に風邪でダウンしてしまい失礼をしました。 1週間遅れになってしまいましたが、今週の「季節の便り」をお届け致します。  先週は埼玉県の日高市にて登山学校の講習が開かれましたので、そのお手伝い で夜のうちに埼玉県に向かいました。  都会の闇を駆け抜けて、自然の豊かな校外へとエスケープ(脱出)です。
( FUJIFILM FinePix-Z2 ) (※) 猛スピードのように見えますが、夜のためシャッタースピードが遅くなっ ているために動感が強調されています。決してスピード違反をしているわけでは ありませんのでご安心を。(笑)  夜のうちに埼玉県・日高市(ひだかし)にある巾着田(きんちゃくだ)の駐車 場に到着し、車の中で仮眠をしました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.18.50N35.52.46&ZM=5
 夜のうちは分からなかったのですが、駐車場の脇には歩道があり、それに沿っ てたくさんの樹木の並木が植えられていました。そこへ朝の光が差し込み、とて も爽やかな光景を生み出していました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  この光の中ではいつまでの寝袋の中にいてはもったいない。まだ眠い目をこすっ てカメラを持って車から飛び出します。  野原には「スイバ」の花が咲いていて、朝の暖かい光を受けて静かに光ってい ました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  音の少ない朝の静かな時間だからこそ、光がますます強まって見えるよ うな気がします。  埼玉県の西部、日高市や秩父市(ちちぶし)、入間市(いるまし)、飯能市 (はんのうし)といったところは「市」とはなっているものの、とても素朴な田 園風景が今でも見られます。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  映画「となりのトトロ」の舞台になった場所、と言えば「ああ、なるほど」と 納得される方も多いのではないでしょうか。  私が泊まった「巾着田」は、実は9月には一面のヒガンバナ(別名:マンジュ シャゲ)が咲き乱れる有名な観光地です。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  一面真紅の花が咲き乱れる様子は実に見事です。
( Nikon F5 + AF-Nikkor50mmF1.8S , 2001/09/20撮影 )  もちろん、今の時期はヒガンバナは見られませんが、その代わり、緑の森に差 し込む朝の光の木漏れ日がとても印象的で、周囲にただよう冷たい空気と相まっ て、ますます爽やかな気持ちにさせてくれました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  森の中にひっそりと咲いていたハルシオンの白い花。森の木陰の光はまだほん のりと青白く、その光がますます花を繊細に見せてくれます。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  観光地むけに藁葺き(わらぶき)の屋根の建物が保存されているようです。ヒ ガンバナのシーズンではありませんが、朝からさかんに観光客の人の車が来てい ました。しかしカメラでその一部分だけを切り取ると、本当に日高の里の素朴な 風景のようです。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  野に咲いているマーガレットの白い花。正面から堂々と撮らせてもらうのも悪 くはないですが、そこはかとない後ろ姿をそっと撮らせてもらうのも風情があり ます。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  さて、今日の登山講習会ではロッククライミングのトレーニングを行いました。 近くにある日和田山(ひわだやま)という山の中腹に大岩があるのだそうです。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  駐車場から30分ほど歩くと、鬱蒼(うっそう)とした針葉樹林の中に、突然 とそそり立つ大岩が現れるので、初めて行くとちょっとびっくりします。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  まるで達磨(ダルマ)さんのように泰然自若としてずっしりと鎮座している様 子はとても迫力があります。  生徒さんたちは張られたロープをたよりに、めいめいにクライミングの練習を 始めました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  ロッククライミングは全身運動なので、身体のシェイプアップにはぴったりです。 女性には特にお勧めできます。それが証拠に、クライミングをしている女性で、 太っている方はとんと見かけません。クライミングをするから痩せるのか、太っ ている人は元々クライミングには興味が向かないのか、どちらかは分かりません が。(笑)
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  日和田の森の中で寝ころんで、そこから上を見上げれば、ぽっかりと空いた梢 の間から、五月の青い空と白い雲が見えています。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  クライミングの緊張感と、のどかな空と雲の光景が対比を成していて、なんだ かとても面白い絵になりました。というと、一生懸命クライミングをしている人 にとってはちょっと不謹慎だと思いますが。(笑)  半日ほどのクライミングを終えて帰途につきました。半日の間に太陽は移動し、 日和田山のふもとを流れる高麗川(こうらいがわ)には午後の光が差し込んで逆 光となり、川の流れと森の深い緑がとても印象的でした。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  川のほとりではカモがのんびりとひなたぼっこをしていました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  よくよく観察していると、一生懸命には見えないのですが、川の流れとは逆の 方向に、すーっと体を滑らせるように上手く移動するもので、感心して見ていま した。  一生懸命さをアピールするようではまだまだ、こうして何事もなく悠然として、 その実は水面下の足はしっかりと働いている。人間もこういう姿が理想なのかな とも思います。そういう人を「達人」と言うのでしょう。  朝に撮らせてもらったマーガレットは、やはり光の方向が変わって、印象が違っ ていました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  日蔭に入ったためか、淡い、気付かないくらいのブルーの光を受けて、少し神 秘的な様子を見せてくれていました。  巾着田の駐車場まで戻る途中、その周囲を流れる高麗川のほとりでは、もう夏 を待ちきれないファミリーやカップルの人たちが、めいめいに休日の午後の時間 を楽しんでいました。川で賑やかに遊ぶ子供たち。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  川のほとりにたたずんで、何かを語らっているカップルの姿にも微笑ましくな ります。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  さて、登山学校は無事に終了しましたが、せっかくやって来た日高の里。この まま休んでしまうにはもったいないです。辺りに絵になりそうな場所はないかと 探してみました。  狙うとしたら、夕日に染まる素朴な田園風景。あるいは「水のある風景」です。 高麗川への夕日の映り込みも狙ってみましたが、川幅が小さく、ちょっと絵にす るには辛いシチュエーションです。カーナビの地図で調べてみると、巾着田の近 くにある「宮沢湖」というのが目にとまりました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.19.57N35.52.15&ZM=5
 形状から察するに、武蔵野の丘陵地帯の中に作られた人造湖のようです。しか し水さえあれば、そこに映り込む光が印象的な風景を作り出してくることを期待 して行っていました。  ちょうど日が沈む間際に着くことができてラッキーでした。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  湖では釣りをする人たちがいて、その姿が水面のシルエットとなり、たそがれ た雰囲気をますます盛り上げてくれました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  朝や夕暮れの光はまるで魔法です。なんでもない水辺の草むらがシルエットと なるだけで、美しい影絵のようになってしまうのですから。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  水のある所に桜あり。この人造湖の周囲にもやはり桜の木が植えられていまし た。もちろん今は花は咲いていませんが、春には水と花が織りなす見事な風景が 見られることでしょう。  今はその木々の梢を夕日のシルエットとして絵を描かせてもらいましょう。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  太陽はどんどんと沈んでゆきます。静かな風景のようですが、撮影をする方は 案外忙しく、太陽が山の端に隠れるぎりぎりの位置になるように走って位置を移 動します。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  湖畔に係留されたボートは静かにゆらゆらと揺れて、その様子は一日の終わり のセレナーデを奏でているいるようでした。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、そのセレナーデを楽しみつつ。温泉にゆっくり入って、ブログを書け ればよかったのですが、先週お知らせしたように、元々寝不足で体調が芳しくな かったせいもあってか、その後、激しい頭痛に襲われてしまい、風邪でダウンし てしまいました。  リアルタイムで日高の里の速報をお届けできなかったことをお詫びいたします。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、奥多摩線の駅にある駐車場で無理をせず車で休んで、翌朝にはだいぶ回 復しました。  翌日は東京都の奥多摩町からさらに西に進んで、山梨県を目指します。 途中、奥多摩湖の道路脇にあるヤマフジの紫色が見事で、新緑の山肌をバックに してくっきりと花の色が浮かび上がっていました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  今の時期は梅雨の直前のためか、奥多摩湖の水は少なめのようです。満水時に は森のすぐ下まで水が来ているはずなのですが、今は荒々しい固定の岩場が露出 していました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  こちらは、元々が濃緑色をしている奥多摩湖の湖面に、対岸の森の緑が映り込 んで、とても印象的な光景になっていたのが面白く、そこを切り取ってみました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  こういうシーンを切り取るときは露出に注意を払わないといけません。大抵の カメラでは深い緑色に露出計が影響されて、露出オーバーの白っぽい締まりのな い写真になってしまいます。  マイナス補正を行うか、さもなくばいったん空と尾根にカメラを向けて「AE ロック」を行ってから、カメラを下げて湖面にフレーミングをし直してからシャッ ターを切ると良いでしょう。  さて、奥多摩湖のバックウォーター過ぎて、多摩川に沿ってどんどんと山の方 へ向かってゆきます。  途中、橋のたもとに咲いているレンゲツツジの朱色の花が見事でした。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  山に向かって標高を上げてゆくごとに、新緑の緑がますます爽やかになってゆ きます。折りしも西から強い風が吹き、それが梢の葉を揺らせ、空には白い雲が 流れゆく、まさに薫風吹き渡る、といった風情です。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  どんどんと多摩川を遡り、一ノ瀬高原までやってきました。奥多摩の水源地は 緑が豊富で、とても好きなエリアの一つです。
( SONY CyberShot DSC-T9 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.51.24N35.48.18&ZM=5
 一ノ瀬、二ノ瀬、三ノ瀬と呼ばれる里は今でも素朴な風景が残っています。悪 く言えば「オンボロ」のような家なのですが、しかし不思議に風景にとけ込んで いる雰囲気があります。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  古くなり置き捨てられたバンの車さえも、長い時間を経て朽ちていくごとに、 この自然の山々の中にとけ込んでゆくような気がするのです。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  車のたもとに黄色いものが見られたので、近づいてみるとそれはタンポポの花 でした。錆びて朽ちてゆく車体によりそうように咲く新しい命の姿に、なんとも 言えない「救われるような気持ち」を覚えるのでした。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  一ノ瀬高原は本当に良いところです、あちらを向いてもこちらを向いても被写 体に溢れています。爽やかな新緑のシラカバの森。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  こちらは春に赤くなる品種のツツジでしょうか。この初夏にあって見事な真紅 の葉を茂らせています。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  立派な木を見かけると、遠くからだけでなく近くに寄って色々な角度から見た くなってきます。撮るために、というよりはそこに寄り添い、木が発散する風情 のようなものを楽しむためでもあります。  木のたもとに鎮座する岩と紅葉の関係に惹かれます。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  幹の途中から飛び出した、星の形をしたモミジの葉っぱたち。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  見上げれば太陽の光をいっぱいに受けて、葉が輝いています。この紅葉の木は、 秋になると、やはりもう一度真紅に染まるのでしょうか。興味は尽きません。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  こちらはまだつぼみのレンゲツツジ。太陽の光をいっぱいに浴びて、いよいよ これから花開く一歩手前といった様子です。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  一ノ瀬の里にある住宅はどれも素朴で、必ず畑といっしょにあります。首都圏 から遠く多摩川の源流部にあって、晴耕雨読の世界を思わせるような場所です。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  高原の林道をさらに奧に進むと、見事なカラマツの新緑の林が見られました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  ひとくちに新緑と言っても、木々は様々な緑の色を見せてくれます。限りなく 黄色に近いような黄緑色を見せる木もあれば、爽やかでもあるし深みもあるよう な緑を見せる木々もあります。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  こちらはまた見事な枝振りを見せる新緑の木です。一ノ瀬の主と呼ぶにふさわ しい貫禄を備えていました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  道路脇にたくさんの黄色い点々が広がっているのを見かけました。やはりタン ポポの花が野に広がっているのです。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  けっして媚びているわけではない、けれどもいつも自然に笑顔を見せてくれる、 そんな優しく可憐な花です。
( SONY CyberShot DSC-T9 ) (もちろんそんなことはしないけれども)つみ取って、ずっとそばに置いておき たい気持ちになります。  一ノ瀬高原の林道の終点、ふたたび国道に合流する手前で、イヌブナの木でしょ うか、まさに生まれたてのような見事な新緑の木を見つけました。  その緑があまりに透明なので、まるで吸い込まれてしまいそうです。高原を吹 き抜ける風は黄緑色の葉をさかんに揺らせて、たわむ梢は、多くの葉から成るパ ターンを様々に変化させます。それは緑一色で作られた万華鏡のようでもありま す。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  カメラの画角を決定したら、あとはひたすらシャッターを切り続けます。上も 下も、右も左も関係ありません。ただひたすら緑の織りなすパターンのみを切り 取り続けます。  そうして、後になって良いものをいくつか選んで中のうちの一つがこの写真で した。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  多摩川の源流部はやがて柳沢峠となり、そこを越えると甲斐の国(山梨県)に 入ります。実際には、丹波山村に入った時点で、東京都から山梨県に入るのです が、私の感覚としては、多摩川の源流部を越えてはじめて、山梨県に入った気分 になるのです。  細かいことはともかく、甲府盆地の東に降り立つと、今度は中央道に乗って甲 府盆地の西部を目指します。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  そうして次の目的地である、山梨県の南西部にある四尾連湖(しびれこ)に到 着しました。
( SONY CyberShot DSC-T9 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.31.14N35.31.35&ZM=5
 四尾連湖(しびれこ)とは珍しい名前です。なんでも「尾が4つに割れている 大蛇が棲む」という伝説があり、それが由来となっているそうです。  場所は富士五湖のさらに西にあり、火山の一部が陥没してできた陥没湖で、昔 は「富士八湖」のひとつに数えられていました。(ちなみに後の2つは、田貫湖、 芦ノ湖、だそうです)  標高は885m。甲府盆地から自動車で30分ほどで来られる近さの割には、 湖の周囲は深い森で覆われて、静かで神秘的な雰囲気に包まれています。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  観光地でもあるのですが、由緒正しい神聖な場所という雰囲気もあり、その背 反する雰囲気のミスマッチが、なんとも言えない風景を作りだしていました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  とはいえ写真なのですから、不要な要素は画面から排除すればいいのです。美 しい緑の森とその色を映し出す静かな湖面。そして山上から立ちこめて周囲を覆 いつつある霧はいやが上にも神秘の湖の雰囲気を盛り上げてくれます。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  周囲は2kmほどの小さな湖なのですが、実際の距離以上に、深く、広い印象 を受けました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  湖を一周して、神秘の湖の雰囲気をたっぷりと味わった後には、再び甲府盆地 に戻り、市川三郷町(いちかわみさとちょう)にある「みたまの湯」で汗を流し ました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.32.13N35.33.45&ZM=5
 この温泉の露天風呂からは甲府盆地西部の眺めが素晴らしく、夕暮れ時の夜景 は一見の価値があります。みなさんもお近くに寄った際にはぜひ試してみてくだ さい。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  風邪や頭痛に悩まされた取材でしたが、一ノ瀬高原の新緑、四尾連湖の神秘の 緑は私にとって何よりの薬でした。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報用写真で使用したデジカメ◆ KONICA-MINOLTA α-SweetDigital → http://ca2.konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/a_sweet_digital/
SONY CyberShot DSC-T9 → http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T9/
FUJIFILM FinePix-Z2 → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixz2/
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2006/05-29/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「ひと味違った作品づくり」 「クオリティの高い作品づくり」 を目指す写真愛好家のために役立つ、ヒントやアドバイス、テクニックなどを紹 介いたします。  フィルムカメラ、デジタルカメラにかかわらず、みなさんの作品作りのお役に 立てればと思っています。 ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「ドライビング・フォト」◆ -------------------------------------------------------------  今週は技術的な解説というよりは、テクニックの紹介、といったようなもので す。難しい内容ではありませんので、どうか気楽にお読み下さい。(笑)  コンパクトデジカメの良いところは、いつでも気軽に持ち歩けて、目に付いた ものを何でも撮りたくなることです。  そういう私も取材のメモとして、または普段の生活でも常に持ち歩くようにし て、面白そうなものは片端から撮るような習慣が身につきつつあります。  ところで取材をしていると、運転途中に「これは撮っておきたい!」というよ うなシーンに出くわすことがしょっちゅうです。  車を安全なところに停めてからカメラを取り出して撮影するのもいいのですが、 しかし自然の光は一瞬にして変化してしまい、さて撮ろうという時には最初の印 象からは離れてしまっていることがしばしばです。  また、高速道路や、狭く曲がりくねった道路が続く湖岸道路など、すぐには車 を停められないケースも往々にしてあります。  そこで、車のダッシュボードにデジカメのクレードル(置き台)をマジックテー プで装着して、運転中でも即座に撮影が可能なようにしてみました。


 実は「季節の便り」で紹介した写真

 これらは、このテクニックを使って撮影されたものです。  こちらは夕暮れ時の空が印象的だったので、即座に撮ってみました。
 電線が映り込んでいるところは、自然写真では×ですが、スナップ写真として は臨場感や生活感、現実感が出ていいのではないでしょうか。  こちらは、奥多摩湖の湖岸に咲いていたヤマフジの花です。この狭い湖岸道路 ではすぐに車を停められないので「まずは様子だけでも撮影しておこう」と思い、 ダッシュボードのデジカメのシャッターを切りました。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  もちろん安全運転には十分留意していますので、どうかご安心を。 液晶ファインダーは覗かずに、ただシャッターを押すことだけに集中しています。  ただし、みなさんは絶対にマネをしないでください。このブログを見てマネ をして、もし万が一でも交通事故を起こされてしまった時には、この自然風景写 真館が訴訟を起こされてしまいますから。(笑)  私は私のテクニックを紹介しただけです。決してこれをみなさんに勧めている わけではないことを重ねて銘記しておきます。  くれぐれも、よい子のみなさんは絶対にマネをしてはいけませんよ。(笑) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・Img02000〜Img02999 画像リニューアル ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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