2006-07-24 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第182号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img03168 "The read flower of Edgeworthia chrysantha." 『赤いミツマタの花』 Img03208 "The whispering of butterbur flower." 『ふきのとうささやく』 Img03499 "The yellow leaves in the beech forest." 『ブナ林の黄葉』 Img03563 "The world of snows." 『雪の世界』 Img03615 "The trees in the beginning of winter." 『冬枯れの樹木』 Img03619 "Norokoawa river in the severe winter" 『野呂川厳冬期』 Img03790 "The road to Mt.Yokodake." 『横岳への道』 Img03852 "Mt.Yakedake in the autumn." 『焼岳の秋』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img02520 "Many many colors of maple trees." 『晴れやかな紅葉たち』 img03127 "The maple red colors between the trunks." 『樹間の紅葉#002』 img03130 "The yellow leaves with sunrise lights." 『黄葉と朝日』 img03167 "A spiraea and cherry blossom trees." 『ユキヤナギと桜』 img03173 "The song in praise of peach blossoms." 『桃の賛歌』 img03215 "The blue sky and fresh green leaves." 『新緑青々』 img03246 "The lightful forest." 『光の森』 img03279 "Into the deep forest." 『森の奥へ』 img03287 "The forest of beside Shirakoma-pond." 『白駒池の森』 img03302 "The pasture in the summer." 『牧場の夏』 img03310 "Otsujigataki-fall and red bridge." 『紅橋と乙字ヶ滝』 img03432 "The sunset on the cape." 『岬の夕日』 img03450 "The drizzling maple leaves." 『もみじしぐれ』 img03504 "A one of old tree." 『一本の枯れ木』 img03582 "The chandelier of frosted trees." 『輝きの樹氷』 img03639 "The competition of white and pink." 『白と紅の競演』 img03895 "The arrangement of green leaves." 『淡き緑の配列』 img03904 "The filling with crimson." 『紅に満ちる』 img03919 "The autumn leaves in the autumn." 『落ち葉たちの秋』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  梅雨明けももう一歩、秒読みカウントダウンというところですが、例年この時 期になると各地で豪雨による土砂災害が起こります。自然の摂理とはいえ、もう 少しお手柔らかにと願うばかりです。  さて、先週は梅雨前線が幸運にも押しあがった期間をねらって、南アルプスに 入山してきたので、その様子をお届けしましょう。久々の大きな山旅の様子をど うぞお楽しみください。  早朝4時に静岡市のホテルを出発します、これから向かう北方にある南アルプ ス上空を見ると、見事な朝焼け雲が広がっていました。旅の前途を祝福するよう な見事な雲です。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  南アルプスに向かう道路は山の中の山の中を走ります。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  曲がりくねった山道はとても時間がかかるので、マイカーが入れる最終地点の 畑薙ダム(はたなぎダム)までは、2時間半もかかります。これでは山に向かう 前に疲れてしまいますね。(笑)  しかし途中にある富士見峠からは、その名の通り見事な富士山の眺めを見るこ とができました。なんとも輝かしい朝の富士山です。
( FUJIFILM FinePix-Z2 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.15.9N35.10.58&ZM=5
 大井川の上流にある井川湖の朝の風景です。静かな深緑色の湖面に映り込む吊 り橋の姿が美しいです。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  朝の7時になって、ようやく畑薙ダムの駐車場に到着しました。マイカーが入 れるのはここまでです。
( FUJIFILM FinePix-Z2 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.11.22N35.18.37&ZM=5
 ここからは(株)東海フォレストの運営するバスに乗って登山口まで移動しま す。私の他にも南アルプスを目指す登山者でバスの中はいっぱいです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  ガタガタ道の林道を1時間ほど、バスに揺られてようやく今日の登山口である 椹島(さわらじま)までやってきました。(山の中なのに、なぜ「しま」と呼ぶ のでしょうね?)
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.12.35N35.25.47&ZM=5
 ここまで来ると、本当に南アルプスの山ふところに入った、という感じです。  沢沿いに架けられた吊り橋を渡って登山道に入ります。のどかな風景のようで すが、けっこう揺れて怖いんですよ。(笑)
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  梅雨前線が北に押しあがったためか、南アルプス一帯は南の高気圧の圏内に入っ て、まるで梅雨明けのような晴天に恵まれました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  緑色の山稜の上には、目にまぶしいくらいの白い雲が、ぽっかりと浮かんで、 湧き上がっては風に乗って流れてゆきました。  岩山が続く険しい山岳地帯といった北アルプスのイメージとは対照的に、、南 アルプスは、このような深い森が延々と続くのが特徴です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  これは南に位置するため、森林限界標高が北アルプスよりも高くなっているた め、3000m級の山岳でも、森が山頂直下まで続いているためです。  南の高気圧の勢力圏に入ったため、この日は気温、湿度ともに高く、ダラダラ と大汗をかきながらの山歩きです。  高温多湿は人間にとっては不快なものですが、しかし森の植物たちにとっては 有り難いことなのでしょう。森の木々たちはどれも旺盛です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  標高2000m、蕨段(わらびだん)と呼ばれる湿地帯までやってきました。 尾根道の途中にあって、ここは平らな場所になっています。  誰かがたき火でもしようとしたのでしょうか。木の枝が井桁型に組んでありま した。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  途中、森が開けて赤石岳(あかいしだけ)が姿を現しました。標高3020m を誇る南アルプス南部の名山は、いまだ沢筋に雪渓を蓄えていました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  道の途中、白い植物を見かけました。地面から頭をもたげつつある「ギンリョ ウソウ」です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  葉緑素を持たなくても生きてゆけるのは、南アルプスの土壌が豊かなおかげで しょう。  標高を稼ぐごとに、可憐な高山植物が姿を現し始めました。コザクラソウです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  一口にコザクラソウと言っても種類がとても多く、本当は、「ハクサンコザク ラ」など、「○○コザクラ」と特別な名前が付くのだと思いますが、そこまでは 分かりませんでした。  花の色の微妙な色合い、とくに紫からピンクにかけては色の再現が難しく、そ の様子がみなさんのモニタ上で見えているかどうか心配です。  こちらは「シナノキンバイ」です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  黄色い花も、写真で再現するのは難しいですね。色が鮮やかすぎて、すぐにオー バーレンジ(色飽和)を起こして花びらの質感が失われてしまうからです。  オーバーレンジを防ぐには露出を抑えるしかないですが、しかしそうすると濁っ たような暗い印象の写真になってしまうので、難しいのです。  1日目の目的地、千枚小屋に到着しました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.12.12N35.29.24&ZM=6
 この小屋の素晴らしいところは、窓から見事な富士山の姿が望めることです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  寝室の窓から見事な朝富士が望める、たとえ朝寝坊をしたとしても、 これは素晴らしい。(笑)  明日の晴天を祈りつつ、小屋で眠りにつきました。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  翌朝、外を見ていると星がまたたいています。本日も晴天が望めそうです。 地平線にひときわ明るく輝いているのは明けの明星の金星でしょうか。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  まだ暗いうちから起き出して、カメラをセットします。西に沈む月の明かり、 星の明かりなどを長時間露光を使って写し込むためです。  富士山の方にもカメラを向けてみます。徐々に白んでゆく東の空は、まだ残る 闇夜の藍色と混ざり合って、美しいグラデーションを描き出しています。そして まだ点々と光る星たちのかすかな瞬きが、小さなビーズのように、藍色の空を飾 り立ててくれています。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  日の出一時間前の雄大な自然のページェントが終わると、今度は東の上空に見 事な朝焼けが始まりました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  日の出とともに、山頂に向かって歩き始めます。今日も一日良い天気でありま すようにと願いを捧げつつ。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  富士山の裾野には幾重にも重なる山々が、うっすらとした朝霧を蓄えています。 そこにオレンジ色の朝日が差し込んで、その霧がまるでオレンジ色の絵の具を溶 かして染まったように色づいています。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  40分ほど歩いて、千枚岳(せんまいだけ)の山頂に到着しました。オレンジ 色だった朝焼け雲は、今は落ち着いた象牙色に変わっていました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  南アルプスを愛する山岳写真家・白旗史郎氏が好んで登ったという千枚岳は、 さすが見事な景観の場所です。富士山の眺めが素晴らしいのはもちろん、なんと いっても、すそ野に広がる山々のシルエットとそのラインがとても美しい。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  これから向かうであろう稜線を見上げると、気の早い登山者が次の峰を目指し ていました。湧き上がる白い雲が空の気流の様子を教えてくれています。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  小屋から別の登山者が登ってきました。離れたところから望遠レンズで撮影す ると、険しい山道の様子が伝わってきます。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  美しい富士山の姿を背景に、次々と登山者が岩場の登山道を上ってきます。こ のあたりの標高3000mに近く、既に森林限界を超えて高い草木は無くなって います。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  しばらく歩いて、荒川岳(あらかわだけ)に到着しました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.11.8N35.29.52&ZM=6
 別名を悪沢岳(わるさわだけ)と呼び、日本第6位の標高を誇る高峰です。  しかしこの日の天候は非常におだやかで、風も少なく、とてものんびりとした 雰囲気に包まれていました。高気圧に覆われた山旅は最高です。  千枚岳から荒川岳にかけての稜線から見る赤石岳の雄姿は圧巻です。重量感の ある山体が迫ってくるようです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  岩場の稜線ですが、様々な高山植物が見られました。丸くコロニーになって群 生している「イワベンケイ」の、そのまた周りを取り囲むように咲いている ハクサンイチゲの姿が可憐です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  まるで手をかけられた庭のように綺麗に咲きそろっていました。  こちらは珍しい、シロバナのミヤマシオガマです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  朝の9時を過ぎると、暖められた谷間の空気が上昇気流となって雲を生み出し ます。遙か彼方に鎮座する富士山は、それらの雲に包まれてしまいました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  荒川岳を下ってくると、赤石岳はその姿を微妙に変えて迫ってきます。稜線を 右から回り込むように近づくので、形も変化して見えるのです。眼下には、荒川 小屋の赤い屋根が見えています。  肝心の縦走の日に、本当に良い天気に恵まれました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  荒川小屋から来た道を振り返ると、巨大な岩塊となってそそりたつ荒川岳の姿 が圧巻です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  ところで、ここまで歩いてきて、靴底に違和感を覚えていましたが、あらため て確認してみると、なんと靴底のラバーソールがはがれかけていました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  このトレッキングシューズは登山専門店ではなくホームセンターで購入した安 物ですが、しかしとてもお気に入りで、もうかれこれ5〜6年もはき続けてきた でしょうか。しかしいよいよ引退の時期が近づいたようです。  ソールがはがれかけてはいますが、しかし慌てることはありません。救急パッ クの中から、テーピング用テープを取りだして、靴に巻き付けます。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  このようにしてソールを固定をしました。実はこれ、捻挫(ねんざ)を固定す る時にも使われる固定法なのです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  備えあれば憂いなし。学んだことが役に立つと嬉しいものです。  さて、靴の応急処置を済ませて小屋を出発し、赤石岳を目指します。輝かしい 夏の太陽が照りつけ、小屋の周辺の木々たちの緑色のなんと鮮やかなことでしょ うか。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  きっと秋の紅葉の時期も素晴らしい色づきが見られることでしょう。  大聖寺平と呼ばれる平原風の場所を進みます。晴れていれば遠くまで見渡せる 気持ちの良い場所ですが、ガスに巻かれると方角を見失いやすい危険箇所でもあ ります。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  赤石岳の稜線にとりつくと、遙か彼方に長野県・駒ヶ根市の街を見下ろすこと ができました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  こちらから向こうが見えるということは、向こうからこちらが見えるというこ とです。  以前、駒ヶ根市から見上げた白い雪をかぶった峰々に感動した記憶があります が、今その場所に私は居るのかと思うと、感慨深い気持ちが湧いてきます。  ハードな登りの途中、休みがてらに反対側の稜線を振り返って見ると、文字通 り、荒々しい姿をした荒川岳の重量感のある山体が広がっていました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  昼頃になって、谷間から湧いてきた雲は南アルプス一帯を覆い始めていました。 雲に太陽が遮られることによって、山体は暗くなり、それがますます荒々しい山 々の重量感を増しているようでした。  この日は南の高気圧に覆われたため、下界では30℃を超える猛暑に見舞われ たようですが。この稜線ではまだ雪渓が残っていて、ひんやりと涼しいです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  みなさんもここまで涼みに来てはいかがですか?(笑)  赤石岳に到着したものの、山頂付近は濃いガスに包まれていました。避難小屋 に移動して一休みです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  しばらく辺りはガスに包まれていましたが。しかし食事をとっている最中に、 そのガスが見る見るうちに吹き払われ、青空が見えるようになりました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  青い空と白い雲のコントラストのなんと美しいことでしょうか。 下界で見る白い雲とは明らかに違う清らかさです。ここには塵や埃などは一切な いのですから。  赤石岳からの下山道の途中には雪渓を横切る場所がありました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  雪渓からは溶けた水がしたたっています。その内側に入って写真を撮ろうとす ると、学生登山者の若者たちが元気よく道を下ってゆきました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  雪渓の穴から外を覗いてみます。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  富士山が見えると最高なのですが、もう午後になって雲がすっかり覆い隠して しまいました。  赤石岳からの下山道は沢筋の雪渓を多く横切るためでしょうか。そのような場 所は水が豊富で、高山植物も多く、みな生き生きとしています。このハクサンイ チゲの白さも、ますます透明感が増しているように見えました。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  こちらにはクロユリの姿も見られました。鮮やかな色が多い花の中にあって、 しっとりと落ち着いた、神秘的な独特な雰囲気を持つ花です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  こちらは斜面をびっしりと埋めるダケカンバの木々たちです。この斜面には冬 にはきっと雪が多いのでしょう。その雪に押しつぶされそうになりながらも、な お上に向かって伸びようとする生命力には脱帽です。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  こちらはハイマツの花と実でしょうか。きれいに整った正三角形の配置を持ち、 まるで見事なクラフト工芸のようです。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  こちらはまた面白い形に曲がりくねった木の幹です。まるでゾウさんの鼻のよ うです。いったいどのようにしてこのような形になったのでしょうか。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  自然の様々な造形を楽しんでいる間に、2日目の宿泊地、赤石小屋に到着しま した。
( CASIO EXILIM ZOOM EX-Z750 )  下山の途中で既に雲行きが怪しくなっていたのですが、小屋で食事をしている と、突然に大雨が降り出しました。北に上がっていた前線が押し下がってきたの でしょうか。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  外では大雨が降っていますが、小屋の中は安心です。山小屋というと、以前は 不衛生で「泊まれれば御の字」というようなイメージがあったのですが、最近は とても綺麗で清潔に管理されています。場所により管理会社により差があるよう ですが、おかげでとても快適に過ごすことができました。
( FUJIFILM FinePix-F10 ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  3日目は南に押し下がった前線の影響で朝から暴風雨でした。 しかし3日目はもう下山するだけなので、それほど心配することはありません。  後日談になりますが、暴風雨の中でも山頂を目指す人が多いのでびっくりしま した。私なら小屋で停滞と判断するところですが、、、  心配に思っていたら、しばらくして「南アルプスで3名登山者が遭難」という ニュースが報道されていました。残念なことです。  下山するときも、また南アルプスの深い森をくぐりぬけてゆきます。巨大な瘤 (こぶ)にふくれあがった木の幹に圧倒されます。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  この森に住み着いてもう何十年にもなるのでしょう。もしかしたら100年を 超えているかもしれません。  登山道を歩いていて目に飛び込んできた美しい緑の葉。その色合い、形、配置 など、目に見えるだけでなく、心の中にまで飛びこんでくるような美しさを感じ ました。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  雨天のため早々に下山して、再び南アルプスの登山基地、椹島(さわらじま) まで下ってきました。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  雨は相変わらず降り続いていますが、霧に煙るカラマツの林がとても美しい場 所です。  椹島のロッジも、近代的なオシャレな建物なので(失礼ながら)少し驚きまし た。白樺の木なども植えられていて、ちょっとした高原気分です。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  テーピングを施したトレッキングシューズも、長い山道を下ってきて、もう今 は切れかけてボロボロになってしまいました。それにしても3日間、良く持って くれたものです。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  このトレッキングシューズは、今までの5年間、重い荷物やカメラ機材を背負っ た私をを支えて踏ん張り続けてきました。その彼もいよいよ今日の山行を最後に 引退する時を迎えたのです。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  すり減ったソールと引き替えに、私に多くの美しい風景を見せてくれました。 今はただ、「どうもありがとう」そして「お疲れ様、どうかゆっくり休んでくだ さい」と心の底から感謝の気持ちを捧げるだけです。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-Z2 → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixz2/
FUJIFILM FinePix-F10 → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf10/
CASIO EXILIM-ZOOM EX-Z750 → http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_z750/
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2006/07-24/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「ひと味違った作品づくり」 「クオリティの高い作品づくり」 を目指す写真愛好家のために役立つ、ヒントやアドバイス、テクニックなどを紹 介いたします。  フィルムカメラ、デジタルカメラにかかわらず、みなさんの作品作りのお役に 立てればと思っています。 ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「L字ブラケットの活用」◆ -------------------------------------------------------------  先週までに紹介した「三脚の使いこなし」の中でも紹介しましたが、長さのあ る望遠レンズなどでは「三脚座」と呼ばれるネジ止めの台座があり、これを使う とレンズとカメラのバランスが良くなり、レンズ先端部のブレを軽減できる効果 があります。
 しかし三脚座にはもっと重要なメリットがあるのです。 それは、「横位置と縦位置のどちらで撮影しても光軸が変化しない」ということ なのです。  特に、下のように花の近接撮影の時などは有り難い機能です。通常、花の撮影 などでは縦位置で撮影することが多いのですが、自然風景写真館ではパソコン用 の壁紙画像なども提供する必要があるので、同じ被写体で、横位置と縦位置を切 り替えて両方撮影することがよくあります。

 ご覧のように、三脚を操作することなく、縦位置と横位置を即座に変化させて 撮影することができるのです。  ためしに、三脚座を持たないレンズで撮影するとなると、カメラが三脚の雲台 に固定されていますので、、、
 ご覧のように縦位置にすると、非常にバランスが悪くなります。
 そして何より、縦位置にした時には光軸がずれてしまっていますから、三脚を 移動したりセンターコラムを上げたりなどの操作をして、横位置の時の構図と同 じ場所にカメラの光軸を移動するのはけっこう骨が折れるのです。  そこで、その問題を解決するために「L字ブラケット」(※正式な商品名はメー カーによって異なります)なるものが発売されています。
 これをカメラに取り付けて撮影してみましょう。
 ご覧のように、L字ブラケットの下と横にクイックシューをつけておけば、即 座に縦横を切り替えることができて、バランスが良く、なおかつ光軸変化も少な く撮影することができます。
 L字ブラケットは各社からいくつか発売されていますが、軽いものはどうして も剛性が弱くなって、ブレやすくなってしまいます。これは仕方のないこと。  こちらの製品は、NOVOFLEX(ノボフレックス)と呼ばれるドイツのメーカーが 提供するL字ブラケットです。
 重いのと高価なのが難点ですが、しかしドイツ製品らしく、その精度と堅牢性 は信頼のおけるものです。  このL字ブラケットは、薄型で、高さがかさばらないのがメリットです。そし てこれがそのままクイックシューの役割を果たしているので、余分なかさばりを 押さえられます。  取り付けには雲台側に専用のマウントが必要です。こちらももちろんNOVOFLEX 社製のQ−BASEというクイックアタッチ&レリーズのマウントです。
 ご覧のようにブラケットを強力に挟み込み、ガタつきを防止してくれます。
 そして縦位置に素早く変換することも可能です。
 もう一つ、この製品の優れているところは、取り付け位置を自由にスライドさ せることが可能なことです。  こちらは左側に取り付けた状態。
 こちらは右側に取り付けた状態です。
 これができることによって、カメラとレンズの理想的なバランスポイントで、 マウントを締め付けることができます。  国産では、ベルボン社製のクイックシューは、軽量コンパクトで振動吸収性に 優れたマグネシウム合金製のものを発売して人気を集めていますが、残念ながら L字ブラケットは発売されていないようです。ぜひ開発&発売をしてほしいもの です。  花の撮影も慣れてくると、縦位置で多く撮影するようになってきます。そうな ると三脚+雲台の使いこなしが難しくなってきます。  私は少しくらい機材が重くなってもいいから、操作性を重視するタイプなので、 L字ブラケットは常にカメラに取り付けています。  もちろん、みなさんに強制するものではありませんが、なにかの参考になれば 幸いです。  今回はちょっと製品紹介みたいな内容になってしまいましたが、どうかご容赦 くださ い。  来週もどうぞご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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