2006-08-14 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第185号をお届けいたします。



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××××××××× お詫び ×××××××××

 このところ、引退デジカメの画像を紹介するにあたり、自然風景写真館の「デ
ジカメフォト検索」のご紹介をしましたが、一部、検索機能に不具合があったよ
うです。

img00500 といった画像の存在しないコードが検索にヒットしたり、
dig00122〜dig00130 のコードについて、ヒットするものの、ミニ画像が存在し
なかったり、データに不備があったりしたようです。

 ただいまは修正されていますが、どうもお見苦しいところをお見せしてしまい
ました。お詫び申し上げます。








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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img03133 "The flying into the sunrise." 『暁の飛翔』 Img03297 "The stock farm at Kiyosato." 『清里の牧場』 Img03559 "Today's sunset has coming." 『日は沈みて』 Img03678 "The spiritfull of azaleas." 『元気いっぱいのツツジ』 Img03687 "The shining Hypericum chinense." 『ビヨウヤナギ輝く』 Img03692 "The distant view of Mt.Fuji in the summer." 『初夏の富士はるか』 Img03828 "The faint brightness of red leaves." 『紅の淡い輝き』 Img03909 "The helper of red maple trees." 『紅色の介添え』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img03146 "The yellow maple tree in the rain." 『雨中の黄葉』 img03191 "Behind the green tea fields." 『茶畑の向こう』 img03401 "The red ivy." 『赤い蔦』 img03404 "The refreshing air of the morning." 『清冽な朝の空気』 img03442 "A tiny leaves as life." 『小さな命の葉』 img03459 "The drop of maple leaves." 『紅葉のしずく』 img03466 "The willow preparing for comming winter." 『冬支度の柳』 img03479 "The children seeing at the boat on the lakeside." 『船を見る子供たち』 img03484 "The calm of yellow leaves." 『黄葉の静けさ』 img03527 "The golden Miscanthus sinensis." 『黄金のススキ』 img03584 "The frosted tree shines." 『樹氷輝く』 img03585 "The trees made up with white snow." 『雪化粧の木々たち』 img03605 "The master in the snow valley." 『雪の谷の主』 img03806 "The neighborhood of red color in the forest." 『森の赤き隣人』 img03818 "The yellow leaves in the mist." 『霧の黄葉』 img03845 "The tiny world of orange colors." 『オレンジ色の世界』 img03891 "The morning with frost." 『霜のふる朝』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  みなさんはお盆休みをどのようにお過ごしでしょうか。例年通り、この時期は どこへ行っても混んでいるので、私は自宅で作品の整理など、デスクワークなど にいそしんでいます。  自宅にいても感じることは、今年の夏は例年になく寒気の流入が激しいようで、 日中は暑いのですが午後になると暗雲がたれこめ、激しい雷雨やにわか雨がざっ と降っては通り過ぎてゆきます。その後には気温が下がって幾分か過ごしやすく なります。  山中では遭いたくない雷神さまですが、下界にあっては夏の午後を涼しくして くれる有り難い存在です。  ところで先週は自作パソコンの話をご紹介しましたが、さっそくというか、 やはりというか、私などよりもっとパソコンに詳しい方から、ご指摘のメールを いただきました。 「ケーブル類をすっきりと整理しておかないと、ケース内の空気の対流が悪くな り、オーバーヒートの原因となりますよ」  とのことです。  こうしてブログで私が行っていることをオープンにしておくと、知識のある 方からご指摘をいただくことができます。インターネットの実に良いところでは ないでしょか。  さて、アイスコーヒーでも飲んだら、いま一度パソコンのケースを開けて、コー ドの配線を見直してみることとしましょう。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、先週の日本列島は3つも台風が発生して大変な騒ぎになりました。その うちの一つは関東地方をかすめて去っていったようです。  その影響でしょうか。8月8日の夕暮れ時、私は東京の中野に居たのですが、 ある某大手カメラ店を出たとたん、あたりの町並みが一面紅色に染まっていたの にびっくりしました。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  空はもちろん、人も車もビルも、全てがオレンジ色に染まっていたのです。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  まるで映画のワンシーンに出てくるような運命的な重みを感じさせる雲のたな びきに声も出せずに感動してしまいました。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  広がり行く雲は台風の影響か足早に空を駆け抜けてゆきます。西に沈み行く太 陽の光を受けて、その色は刻々と変化してゆきます。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  大都会の中にあって、しばし自然の一大ページェントを楽しむことができまし が、やがてその見事な夕焼けの色は時間とともに西の空へと去ってゆきました。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  中央線の列車が西に向かって走り去ってゆきます。私もその色を追って、西に 向かってゆきたい気持ちでいっぱいでした。  それにしてもカメラを常に持ち歩いていて良かったと思います、たとえコンパ クトデジカメであっても。  もちろん、できたらアルプスなどの山上に居るときに、このような夕焼けに遭 遇できたらこれ以上の幸せはありません。しかしそれは贅沢というものでしょう か。そういうチャンスに巡り会えるようにできるだけ夕暮れ時には自然の中に居 られるように、私もスケジューリングを工夫してゆきたいと思います。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さてその翌々日、台風は東の海上に去り、私は西に向かって出発です。山梨県 の甘利山(あまりさん)と石空川渓谷(いしうとろけいこく)に行ってきたので、 その様子をお届けしましょう。  甘利山は「天然水」で有名な南アルプスの前衛の山。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.22.47N35.40.41&ZM=5
 そして石空川渓谷は、これも南アルプス・地蔵岳に源を発する、天然水の渓谷 です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.19.43N35.43.34&ZM=5
 それにしても「いしうとろ」とは、とても読めない文字です。どういう由来が あるのでしょうか? 残念ながら未だ不明です。  さて、未明のまだ暗いうちから出発して高速道路を爆走して山梨県に向かいま す。(といっても制限速度オーバーはしていませんのでご安心を)
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  夜が明けた頃、山梨県の韮崎(にらさき)インターチェンジを降りました。西 に目を向けると、これから向かう南アルプスの前衛の山々のたおやかな稜線が伸 びています。
( FUJIFILM FinePix-Z2 )  林道を走って、甘利山に源を発する渓谷に入ってゆきます。良く晴れた夏の朝、 放射冷却現象によって、渓谷には冷たい空気がたまっており、ひんやりとした気 配が漂っています。そのあまりの気持ちよさに、車から降りて少し道路を歩いて みます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  渓谷に朝日が差し込むと、緑の木々たちが葉の一枚一枚を輝かせて、そして冷 たく漂う湿り気を帯びた空気の中にただよう微細な水滴の一粒一粒にも光が当たっ て、渓谷全体がうっすらとしたオレンジ色を帯びています。  その気持ちよさに、もう車を捨てて歩いて山頂まで歩いてゆきたいくらいの衝 動にかられるのです。(笑)  林道は山頂直下まで続いています。駐車場を降り立つと、さっそく白樺の木と オンタデなどの高山植物が出迎えてくれました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  そう、甘利山は手軽に高山植物を楽しめる山でもあるのです。  スジギボウシの花が木漏れ日を受けていました、陰影が強くて花の撮影には向 かない光ですが、しかし一種独特の雰囲気があります。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  こちらは光を和らげるために、木陰に咲いているヤナギランを狙ってみました。
( Nikon D100 + AF-MicroNikkor70-180mmF4.5-5.6D , F5.6 )  ホワイトバランスが太陽光にセットされているため、晴天時の森の木陰では、 花は青みを帯びています。これを「花、本来の色」なのか「自然の色」と受け取 るかどうかは難しいところです。  学術的な写真を撮っているわけではありません、このあたりは結局のところ撮 影者(表現者)の感性にゆだねられるのではないでしょうか。  登山道を10分も歩けば、樹林帯を出て大展望が得られる山です。台風一過の 晴天の下、富士山が優美な姿を見せてくれています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  足下の登山道の脇には、可憐な高山植物が現れ始めました。これは淡いピンク 色が魅力のハクサンフウロです。
( Nikon D100 + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG , F2.8 )  マクロレンズで花だけを拡大しているので分かりづらいのですが、3000m 級の高山に咲いているものと比べると、ちょっと小振りなようです。  山頂に向かう登山道はとても開放的で、草原の所々にダケカンバの木が立ち、 高原的な風景を思わせます。晴れていると最高の場所です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  こちらはツリガネニンジンです。真っ青な夏空にすっと伸びていて、とても元 気そうです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  草原の上に立ちつくすダケカンバの木には高貴な雰囲気がただよっています。
よく晴れた健康的な姿もいいですが、霧にけむる時期もまた良いものです。 ↓(自然風景写真館・ギャラリーより)
( Nikon F90x + SIGMA28mmF1.8II , 2000/06/26 )  こちらのダケカンバは逆光に輝いています。やはり朝の時間帯の方が、光線も 低く、光に透明感があります。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  こちらも、梅雨の霧にけむる時期にくると、同じ木でもずいぶんと雰囲気が違 うものです。 ↓(自然風景写真館・ギャラリーより)
( Nikon F90x + SIGMA28mmF1.8II , 2000/06/26 )  再び足下に目を向けてみましょう。こちらは「ウツボグサ」です。夏の暑い時 期、山や峠などで良く見かける紫色の花です。
( Nikon D100 + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG , F2.8 )  甘利山の山頂は駐車場から歩いて20分ほどでたどり着ける、気楽なハイキン グコースです。誰もいない夏の山頂は、あっけらかんとした雰囲気に包まれてい ました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  さて、山頂から今度は駐車場に向けて下り始めます。こちらは東向きのコース になるので、朝の時間帯は逆光になって、雰囲気ががらりと変わります。光に包 まれる甲府盆地と奥秩父の山なみがまぶしく感じられます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ハクサンフウロの花も、後ろ姿になると花びらが光に透けて、正面から見るの とまた違った雰囲気です。
( Nikon D100 + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG , F2.8 )  ヤナギランは終わりかけていたためか、それほど数がありませんでした。最盛 期にはこの斜面が一面の花に覆われるのでしょうか。そのような時期に来てみた いものです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  透明感のあるヤナギランの花を撮ってみました。
( Nikon D100 + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG , F4 )  初心者の頃はマクロレンズで花だけを大きく写すのが楽しいのでしょうが、あ る程度のベテランになったら、次は背景に気を配ったり、周りの環境を画面に写 しこむことを考えてみましょう。  この写真は背後に富士山がうっすらと写っているからこそ、価値が増している のだと思います。  東に向かって伸びてゆく木道には健やかさを感じます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  もし前日に雨が降ったとしたら、このような場所に来てみましょう。まだ木道 が濡れているところに、東から朝日が差し込めば最高の風景になることでしょう。  たとえば下の写真のように。 ↓(自然風景写真館・ギャラリーより)
( Nikon F100 + AF-Nikkor28-200mmF3.5-5.6G , 2004/09/11 )  目の前にある風景が、季節が変わった時、天候が変わったときにどうなるのか? そんなことを頭の中に思い描きながら写真を撮れるようになると、いっそう楽し くなることでしょう。  時刻も8時を過ぎて、空にはそろそろ雲が生まれ始めました。雲の無い空の写 真はプラスチックの板を背景にはめ込んだような印象を与えてしまいますが、や はり白い雲が空にあると、それだけで風景に情緒が生まれてきます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  再び足下に目を向けてみます。こちらの花は「ワレモコウ」です。 空を見上げたり、足下を見たり、忙しいのです。(笑)
( Nikon D100 + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG , F4 )  ポワポワとした花と、仲間同士で仲良く密生して咲いている様子が可愛らしい 高山植物です。  ナデシコの花が咲いていました。夏を代表する高山植物で、日本の女性を感じ させる可憐な花です。(これは私の主観的な想いかも知れませんが。(笑))
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  再び樹林帯に戻ると、クガイソウの花に虫たちが蜜を求めて止まっていました。
( Nikon D100 + AF-MicroNikkor70-180mmF4.5-5.6D , F5.6 )  今日も元気に山を飛び回って、この夏を精一杯に生きるのでしょう。  さて、駐車場に戻ってから車で10分ほど走り、椹池(さわらいけ)までやっ てきました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  この池は昨年の撮影会の時に偶然に発見して、とても気に入ってしまった場所 なのです。 ※参照「自然風景写真館ブログ第146号」 http://tory.com/j/others/mm_backnumber/2005-11-14.html
 台風の影響でしょうか。池に流れ込む水が濁っていて、静かな池の水面は泥水 のような茶色い濁った色をしていました。しかしうまく角度を選んで、水の色が 目立たないような場所から撮影をしてみました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  風でさざ波が生まれ、それが太陽の光を反射してキラキラと輝く様子が見られ ました。このきらめきは、風がどのように水面をなでつけるかによって変わって きます。  生まれたかと思っては消えて、しばらくするとまた突然と揺らぎ始める。まだ まだ未熟な私はそれを予測できません。しばしの間、水面とにらめっこを続けて いました。  さて、昨年の撮影会の道筋をたどって、精進ヶ滝(しょうじがたき)へ向かう 林道を走ります。秋には黄葉に包まれていた甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)の山 も、夏の今は深い緑の森に包まれていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  石空川渓谷までやってきました。夏真っ盛りの渓谷は、予想通り深い緑に包ま れています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  渓流では夏休みを楽しむ親子連れでにぎわっていました。冷たい水遊びは子供 たちにとって何よりのプレゼントです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  渓流の水はとても冷たく綺麗で、さすがは「天然水」のふるさとだと感じさせ てくれます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  その透明な水に太陽の光が反射するとキラキラと輝いて、いつまで見ていても 飽きません。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  水の表情は千変万化で、何回もシャッターを切ってしまいます。またたく間に フィルム2〜3本を消費してしまい、こういう時はフィルムカメラよりも、デジ タルカメラが有り難いなあと思ってしまうのです。(笑)  東日本最大の落差を誇る精進ヶ滝(しょうじがたき)は、素晴らしい滝なので すが、遠くにしつらえられた展望台から見てもその大きさを写真で伝えることは 難しく、むしろそこへ行くまでに現れる大小の滝を撮影するほうが作品にしやす いと思います。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  こちらの滝では、やはり親子連れやカップルが滝の水流の迫力に歓声を上げて いました。台風がもたらした大量の降雨の影響で、いつもよりも水量が多く、滝 は大音響を上げて流れ落ちています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  上の写真は広角レンズ28mmを使っているので、手前の人が大きく、奥の滝 が小さく写っていますが、実は落差15mほどもある大きな滝です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  折しも、滝の水しぶきが天空からの太陽の光に照りつけられて、水の飛沫がキ ラキラと輝いています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  滝壺から湧き上がる水煙にも光が当たり、滝のある谷間は爽やかさと光に包ま れていました。  このような迫力のある滝を遠くから望遠レンズでこっそりと撮るなどと、野暮 という他はありません。  濡れるのもかまわずに滝壺まで肉迫してみましょう。もちろん足下は抜かりな く、長靴を履いて。  広角レンズで思い切り滝を見上げて、水の飛沫を写し止めるために高速シャッ タースピードを選択して、露出を変えながら、何枚も何枚もシャッターを切り続 けます。滝の水圧に、文字通り気圧されそうになりながらも、私はもうすっかり 夢中になっていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  これほどの好条件にそう出逢えるものではありません。フィルムを惜しんで何 になるのでしょう。とにかくレンズやアングルや露出を変えながら、納得の行く まで、何枚も何枚も撮るのです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  あっという間に、フィルム6本程度、消費してしまいました。しかしもったい ない気持ちなど全くありません。長らく私が求めていたイメージの光景が、まさ しくそこにあったのですから。  一通り撮り終えても、まだそこを立ち去る気持ちにはなれません。両手を広げ て、ほとばしる滝の水しぶきを全身に浴びていると、なんと爽快なことでしょう。  滝壺に落ちる水が周囲に飛び散って、その水煙と空気の混じり合った圧力に身 をさらしていると、下界で穢れた心身が清められていくような感覚に包まれます。  もう写真を撮ることよりも、ただそうしていることの方が大切なことのように 思えてきて、本当に、夕暮れになるまでそこに居続けたかったのです。  古来日本では滝を神聖な場所として見なしてきましたが、本当にそれを実感す ることができた一日でした。  帰路についた夕暮れ時、釜無川の橋の上から南アルプスに沈む夕日を眺めてみ ます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  あの滝の水は流れ下って、この釜無川に注ぎ込んでいるのです。もしかしたら あの時に私が受けた滝のしぶきの一滴も、この流れのどこかに混じっているのか も知れません。  そんなささいなことに思いを巡らしながら、私は家路への帰途に向かいました。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-Z2 → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixz2/
Panasonic LUMIX DMC-FX01 → http://panasonic.jp/dc/fx01/index.html
Nikon D100 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d100/
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2006/08-14/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  いつものこのコーナーでは、写真愛好家のために役立つ、ヒントやアドバイス、 テクニックなどを紹介していますが、  今週も先週に引き続き、引退したデジカメをご紹介しましょう。 ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「引退デジカメの紹介3(KONICA-MINOLTA DIMAGE Xt)」◆ -------------------------------------------------------------  さて、先週紹介した OLYMPUS の CAMEDIA C-2 は悪いデジカメでは無かったの ですが、この頃から各社のデジカメ競争はますます激しさを増して、魅力的なマ シンが次々と発表されていました。  その中で私の目を引いたのは、KONICA-MINOLTA の DiMAGE-Xt です。 http://ca2.konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/dimage-xt/
 このデジカメで気に入ったのは、なんと言ってもズームレンズでありながら、 レンズが外に飛び出さずに、ボディ内部で稼働するということでしょう。 非常にスタイリッシュな外観も魅力的でした。
 画素数は320万画素。DSC-SX150が130万画素、OLYMPUS Camedia C-2 が 200万画素でしたから、時代とともに、確実に画素数はアップしてきています。 それにしても当時はこの薄型ボディにそれだけの性能が閉じこめられていること に驚いたものでした。
 背面の液晶画面は1.5型で今となってはとても小さく感じられますが、それ はご愛敬でしょう。なにより、120gという軽さは驚きのスペックでした。  ご覧のように、手の平にすっぽりと収まってしまう小ささ。
 たばこのケースよりも小さい薄さです。(ちなみに私はタバコは吸いません)
 それまでのデジカメは、カメラポーチに入れてウエストポーチなどのベルトに 通して腰にぶら下げていましたが、これだけ小さいとジャケットの胸ポケットな どに入れておいても苦になりません。
 ちなみにボディは金属製なので、冬はすぐに冷えてバッテリーの電圧が下がっ て困ってしまったものでしたが、こうして胸ポケットに入れて暖めておけば心配 はありませんでした。  このデジカメの特徴は、特別にマクロモードに切り替えなくても全ズーム域で そのまま接写が行えるので、草花などの撮影の時はとても便利です。これは後継 機種の DiMAGE-X50 にも引き継がれています。  そして(ちょっと彩度が高めな気がしますが)色乗りの良いコントラストのしっ かりした画像は、さすがフィルムメーカー・コニカのノウハウが生かされている と感じました。  もう300万画素もあれば、取材用の記録としても十分すぎますし、素材写真 として売れることもしばしばです。2004年夏に遡行した利根川源流部の清流 の写真などは、重いカメラを持ってゆくことができなかったので、このデジカメ で撮影したのですが、それが素材写真として売れたときにはちょっと驚きでした。 高いカメラで撮影した写真が売れるとは限らず、結局写真とは「写っているもの が価値があるかどうか」で決まるものだと改めて思いました。  この往年の名デジカメの画像を自然風景写真館の「デジカメ・フォト検索」の コーナーからダウンロードすることができます。 ●デジカメ・フォト検索コーナー● http://tory.com/j/others/index_digiphoto.html
 こちらのページにアクセスして、検索条件の「デジカメ」のボックスで、 「KONICA-MINOLTA DIMAGE Xt」にチェックを入れて検索を実行してみてください。  2004年1月の谷川岳取材に投入して、同じ2004年11月の奥秩父・ナ メラ沢の取材まで使用しました。このころはもうデジカメのモデルチェンジのス ピードが著しく、私の主力コンパクトデジカメは1年もしないうちに次の後継機 種 DiMAGE-X50 に切り替わってしまいました。DSC-SX150が3年、OLYMPUS Camedia C-2 が1年半にわたって使い続けたのを考えると、時代の変化のスピー ドが急激に早くなったのを感じざるをえません。  来週は DiMAGE-Xt の後継機種、 DiMAGE-X50 の紹介をしようと思っています。  来週もどうぞご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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