2006-10-02 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第192号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img03113 "Mt.Fuji on the rising clouds." 『富士と湧雲』 Img03135 "The evening sky from the Izu Peninsula." 『伊豆夕景』 Img03244 "A tiny hydrangea in my summer." 『夏のコアジサイ』 Img03270 "Campsis grandiflora." 『ノウゼンカズラ』 Img03631 "Jouetsu mountains under the dawn sky." 『暁の上越山脈』 Img03675 "The azaleas are in full bloom." 『満開のツツジ』 Img03851 "The master of Okutadami country." 『奥只見の主』 Img03861 "Mt Myoujindake with alpine birch forest." 『ダケカンバ林と明神岳』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  トリコシの個展、横浜会場で展示が迫って参りました。 会場は「ギャラリー・レイオハナ」。横浜市・港北ニュータウンの閑静な住宅街 の中にあるオシャレなギャラリーです。  周囲は公園に囲まれていて、ゆっくり写真を楽しんだ後は、公園散策などもオ ススメです。  お近くにお住まいの方はぜひお越しください。お待ちしております。 ◆◆◆ お知らせ ◆◆◆ 「個展情報」のページに、横浜市営地下鉄・センター南駅からギャラリーまでの 道のりの写真マップを掲載いたしました。道が分かりづらい方はぜひプリントア ウトして現地で迷わないようにしてください。(笑) ★☆★☆★ 写真展『生命の交響詩』★☆★☆★ ● 10月5日(Thu)〜8日(Sun) in 横浜市都筑区 ● ※詳細 http://tory.com/j/exhibition/
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  鳥越の地元にある神奈川県立足柄上病院には、鳥越の作品が常設されています。 このたび、9月に入って、それらが秋の写真に一気に掛け変わりました。
 新棟正面玄関前に飾られたA1〜A2サイズの大判プリントには、今回からは 光沢ペーパーを採用し、バックシートも貼るようにしたので、写真の平滑性と光 沢性が増して、より銀塩写真に近いような仕上がりになっています。
 また、手前味噌ですがカラープリントのためのチューニングテクニックも向上 したためか、渡り廊下に飾られた11枚の4PWプリントも、以前よりずいぶん 美しくなったと、ご好評いただいています。
 このブログでも作品をご紹介しますが、もしお近くにお住まいでしたら、ぜ ひ足をお運びいただいて、実物のプリントをご覧ください。 <神奈川県立・足柄上病院> http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.8.49N35.20.33&ZM=5
<新館1F正面玄関前・展示作品>
− 黄葉の山肌 − The slope covered by yellow maples. 北アルプス・乗鞍岳にて ( MAMIYA-7II + N210mmF8 )
− 午後の森にて − At the evening in autumn forest. 東丹沢・堂平にて ( Nikon F6 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )
− 小池のさざなみ − The ripples on the pond. 山梨県韮崎市・椹池にて ( Nikon F6 + SIGMA20-40mmF2.8EXDG )
− 秋深まる甲斐駒ヶ岳 − Mt.Kikomagatake in late autumn. 山梨県北杜市・精進ヶ滝林道にて ( Nikon F6 + AF-Nikkor80-200mmF2.8D ) <旧館3F渡り廊下・展示作品>
『仲良しのコスモス』 "The good friends of cosmoses." −山中湖村・花の都公園にて− ( Nikon D100 + SIGMAマクロ50mmF2.8EX )
『貫禄の樹』 "The tree having dignity." −長野県・奥志賀林道にて− ( KONICA-MINOLTA DiMAGE-Xt )
『きのこの仲間たち』 "The party of mushrooms." −東京都・雲取山にて−
『濡れそぼる紅葉』 “The wet maple leaves." −長野県・カヤト平にて−
『移ろいゆく秋』 "The transition of autumn." −岩手県・小岩井農場にて− ( Nikon F6 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )
『ススキたちの声』 "The voices of pampas grasses.” −秋田県・玉川温泉にて− ( Nikon F6 + AFDC-Nikkor135mmF2D )
『残照の湖』 "The lake after sunset." −秋田県・宝仙湖にて− ( Nikon F6 + SIGMA28-70mmF2.8EX )
『誘われる小径』 "A path has temptation." −秋田県・八幡平にて− ( Nikon F6 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )
『森の貴公子』 "A prince in autumn forest." −福島県・北塩原村にて− ( Nikon F6 + AFDC-Nikkor105mmF2D )
『秋彩の池』 "A pond under the maple colors." −福島県・裏磐梯にて− ( Nikon F6 + AF-Nikkor28-105mmF3.5-4.5D)
『夕照のコンビナート』 "The kombinat under the sunset light. " −千葉県木更津にて− ( Nikon F6 + TamronSPAF200-500mmF5-6.3DiLD ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  「トリコシ・新宿で逮捕される!」  いきなりショッキングな見出しで始まった今週の「季節の便り」ですが、これ は本当の話です。  といってトリコシが何か悪いことをしでかしたわけではありませんのでご安心 を。  トリコシはよく東京の新宿に、写真関係の機材や登山用品などの買い出しのた めに出て行くことがあります。そのときの格好は、たいてい登山の時と同じよう にバックパックを背負ってゆきます。トレーニングという意味もありますが、手 提げカバンに買い物品を入れておくと、よく電車の網棚に忘れるので、それを防 止するためでもあります。いつも背負っていれば忘れないですからね。(笑)  愛用のヘッドフォンにMP3プレーヤーを装着して、それと、日差しの強い日は 都会のアスファルト路面の照り返しが強いので、サングラスをかけたりします。  ご覧のように、こういういでたちで都会の町をウロウロしているというわけで す。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  歩きながらも、ブログに使えそうなスナップ写真を撮るために、面白そうな 被写体を探してキョロキョロしています。  一方で、ご存じのように最近は物騒な事件が増えているためでしょうか、新宿 界隈はお巡りさんがいつにも増して厳しい見回りを行って不審者のチェックを行っ ていました。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 ) (※歩行者のプライバシー保護のため、顔の一部を隠してあります)  トリコシの怪しい格好が目にとまったのでしょうか。お巡りさんに声をかけら て「所持品を見せて欲しい」と言われてしまったのです。  もちろん私は悪意などカケラもないので、正直にウエストポーチの中身をご覧 に入れました。そしたら、その中にいつも取材やアウトドアで使うのに便利なよ うにと、登山用のミニ・ツールナイフが入っていたのです。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  車のキーと同じくらいの長さなので刃渡りは4cmくらいなのですが、どうも これが銃刀法違反に引っかかるらしく、「署まで来て欲しい」と言われてしまい ました。  私にとっては寝耳に水で、すっかり驚いてしまいました。しかしここで抵抗し てもかえって事態を悪くするだけだと思い、素直に従うことにしました。  警官2名に挟まれて、パトカーの後部座席に乗せられて警察署へ直行です。  しかし話をしているうちに、私の人畜無害なことをだんだん理解してくれたの でしょうか「怪しい格好をしているけれど、どうもコイツは悪い人間ではなさそ うだな」と、警官の方もだんだんと態度を軟化させてくれました。  そうはいいつつ「勤めは勤め」ということらしく「取り出しやすい箇所に危険 物を保有していた」という事実は事実、いったん逮捕した以上は、マニュアルに 従って、暑にて事情聴取ということに相成りました。  刑事ドラマで良く見るような「取調室」に入れられて、入り口を屈強なお巡り さんにガードされて、気分はすっかり「容疑者」です。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 ) (※警察のプライバシー保護のため、画像の一部を隠してあります)  悪いことはしていないとは分かっていても最初はかなり緊張しました。しかし 途中からだいぶ心にも余裕が生まれてきて、なかなか体験できないことだけに、 ホントはもっとたくさん写真を撮りたかったのですが、さすがに「それはダメだ」 と言われてしまいました。まあ当然でしょうね。私もヤブヘビになるのはゴメン です。(笑)  聴取を行った巡査の上司の方も「まあ、運が悪かったんだね、野外ならいいけ れど、次回からは町を歩くときにはナイフは持ち歩かないでね」という調子で優 しく取り扱ってくれました。  そうはいっても「法は法」ということらしく、私は立派に「軽犯罪法の被疑者」 ということとなって、検察庁に書類を送られてしまいました。執行猶予は1年。 つまりこの1年以内に何かしら犯罪をすると刑が重くなるというわけです。  それと、とても気に入っていたツールナイフは「没収」。容赦のないことをす るなあと思いました。  調書に書かれた記述ですが、「アーミーナイフを所持していた」と書かれてい るのでびっくりしました。そこを問いただしたのですが、書類上「ツールナイフ」 や「ミニナイフ」という分類が無いとのことで、そう書かざるをえないのだそう です。これでは私がすごく凶悪な人間みたいに読めるではないですか。上司の方 に相談したら、「それじゃ、ハサミつきのアーミーナイフ、ということに書き直 しましょう。これなら検事さんの印象も良くなるでしょう」とのことでした。少 しはマシだとは思いますが、「ハサミつきのアーミーナイフ」って、そりゃなん なんでしょう?  今日はたまたま仕事ではなく時間にも余裕があったので、素直に聴取を受けま したが、しかし仕事で急いでいるときに捕まったら、目も当てられません。  軽犯罪法の被疑者でこれだけ滅入るのですから、「えん罪」になってしまった らどんな気分になってしまうか想像に難くありません。  ブログ読者の方ならご存じのように、色々とトラブルを起こしたり巻き込ま れたりすることも多い私ですので、「世の中なにが起こるか分からない」という のは十分理解していたつもりでしたが、今回のことはちょっとまいりました。自 分にまったく悪意が無くとも、ふとした拍子にこういことに巻き込まれる可能性 があるということがよく分かりました。今後はもっと慎重に行動するようにしま しょう。  しかし警察の方のお立場もよく分かります。とにかく世相が物騒で、新宿では 毎日のように殺傷事件が起きていると聞きます。それらに身一つで立ち向かって 行かなければならないのですから大変なお仕事だと思います。  「犯罪を未然に防止する」ということで、こういうことも必要なのでしょう。 ここはひとつ広い心を持って好意的に解釈することとしました。(笑)  事情聴取と調書の作成が終わり、その後は「写真撮影」と「指紋取得」です。 気分はすっかり犯罪者ですが、最後の頃は自分もこの非日常的な体験を楽しんで しまおうという気分になってきました。  ちなみに写真撮影の部屋の前には「写場」(シャバ)と書かれていました。私 が「へえ、ここはシャバなんですか?」とお巡りさんに軽口を言うと、お巡りさ んは「ここはシャバじゃないよ、このフロアの隣は留置場だからね」と返してき ました。いやはやまったく、なんてところに連れてこられたのでしょう。  ずいぶんと連れ回されて、やっと開放されました。晴れて釈放です。それにし ても、行きはパトカーで連行されたので、帰りも新宿駅前まで送ってくれるのか と思ったら、そうは甘くはなかったようです。署の前でバイバイです。そこまで サービス良くはないですか。(笑)
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  見上げればそびえ立つ新宿の高層ビル群があり、秋晴れの空から照りつける太 陽の光がいつもよりまぶしく見えました。空はこんなに青くて美しいのに、この 空の下で愚かな行いが毎日のように繰り返されているとは。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  私も愚か者のそしりを受けないように、今後は目立たずおとなしく行動しよう と思います。(笑) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  私の住む隣町の大井町には「相互台」と呼ばれる高台があります。「第一生命 相互保険会社」が土地を所有しているために「相互台」と呼ばれているようです。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.9.37N35.20.6&ZM=5
 この高台は季節ごとに様々な花が咲き、私は好きで良く訪れるのですが、この 日は秋の訪れを告げる花、ヒガンバナが綺麗に咲き揃っていました。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  たまたま夕暮れ時に通りかかったのですが、雲の感じがとても良く、立ち止まっ て日暮れまで撮影をすることにしました。富士山の姿も見えるとても良い場所で す。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  夕暮れ時の太陽の光は黄色みを帯びて、赤い花の色にまたひとつ淡いヴェール をかけたような暖かみのある色合いをしています。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  オーソドックスに縦位置で、前ボケに手前の花を、後ボケに木漏れ日を入れて 撮影してみました。コンパクトデジカメでもアングルを工夫すればこのような表 現も可能です。  今度は夕日を思い切って花の背後に配置するようなアングルを選んでみました。 思い切りローキー調で、花そのものの美しさよりも情緒的な深みを重視した表現 です。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  夕日のシルエットはどんなものでも芸術的にしてしまう力があるようです。自 然が創り出す影絵の世界です。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  まるで私の好きな藤城清治さんの作品のような、、少しでもそのような世界に 近づけられたらと思います。  今日も足柄の里に夕日が沈みます。田園地帯は今ではすっかり住宅街と工場が 多くなってしまったけれど、陽の光の暖かさは今も昔も変わりません。そして優 美なすそ野を見せる富士の姿もまた。
( OLYMPUS CAMEDIA SP-320 )  美しい夕焼けを見られたことで、今日一日の終わりに感謝し、そして明日もま た頑張ろうという気持ちになるのです。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ OLYMPUS CAMEDIA SP-320 → http://olympus-imaging.jp/digitalcamera/sp320/
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2006/10-02/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 http://www.rysys.co.jp/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「トイ・カメラ(FUJIFILM-SmartShotBF)の研究(2)」◆ -------------------------------------------------------------  先週のブログでは、フジフイルムから発売されているコンパクト・フィルム カメラ「SmartShotBF」の紹介をしました。 FUJIFILM SmartShot-BF → http://fujifilm.jp/personal/filmcamera/35mm/smartshotbf/index.html
 「トイ」(おもちゃ)ではあるけれども、電池を必要とせず、シャッタータイ ムラグ(シャッターを押してから露光されるまでの時間的遅れ)が無い、など長 所もたくさんあるのです。そして何より、難しいことをあれこれ考えずに、感性 のままにカメラを向けて撮影できるという気楽さが、このカメラを使うなにより の楽しみでしょう。  最近すっかり気に入っているので、今週もこのカメラの使いこなしについて紹 介しましょう。  このカメラの短所、というか弱いところは(それがまた良いところでもあるの ですが)、レンズの描写が甘いとうことです。フォーカスがぼんやりとしていて、 コントラストが低い。  しかしコントラストが低いということは、コントラストが高いフィルムを使え ば解決するのではないかと思い、風景撮影向けのハイ・コントラストなポジフィ ルムを使ってみました。
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・ベルビア100 )
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・ベルビア100 )  ご覧のように、フォーカスの甘さ、周辺光量の低下などはいかんともしがたい ですが、コントラストについてはまずます満足の行くものになりました。感度は ISO100 ですが、晴れのお天気ならば問題はないようです。  壁の落書きを撮影してみました。ハイコントラストなフィルムですが、空の雲 のディテールが白飛びするギリギリのところで粘ってくれるのはさすがフィルム です。
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・ベルビア100 )  ちなみにこちらは同じ場面をデジカメで撮影してみました。
( Canon PowerShot-A540 )  ご覧のようにRAW撮影をしないJPEG撮影のデジカメ画像では、壁面が適 正露出だと空の雲は完全に白く飛んでしまっています。もちろんパラメータの設 定によってコントラストを下げることもできる機種もありますし、RAW撮影し て後で画像処理するならば空のディテールを保持することも可能でしょうが、フィ ルムをポンと入れて、難しく考えずに気軽に良い画像が得られるところは、まだ まだフィルムが優れているところでしょう。  こちらは同じ場面を ISO100 と ISO400 のフィルムで撮り比べてみました。
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・ベルビア100 )
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・プロビア400F )  この場合は適正露出は ISO200 かな?という雰囲気です。カメラでは露出制御 ができないので、露出許容範囲の狭いポジ・フィルムの場合、天候を見て入れる フィルムを選ぶ、ということでしょうか。  こちらは同じ ISO400 のフィルムを入れて、路地の右と左を撮り比べてみまし た。
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・プロビア400F )
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・プロビア400F )  日が当たっている方は露出オーバー、一方、日陰の方は ISO400 でちょうど良 かったようです。  露出制御はできないものの、露出がそれなりに決まると、そのレンズのゆる〜 い描写と相まって、不思議な雰囲気の写真が撮れるところがこのカメラの魅力で す。
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・プロビア400F )  写真は真実を写してとる、と言われてはいますが、このカメラで撮影した映像 は、現実であって現実でないような、そんな不思議な魅力を感じます。
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・プロビア400F )
( FUJIFILM SmartShotBF + フジクローム・プロビア400F )  さて、この「露出制御不能なカメラ」でいかに露出を制御するのか、という話 に移りましょう。  ひとつの方法としては、「減光フィルター」を使用する、という方法です。
 ご覧のように、小さなND8フィルターを購入します。1000円ちょっとで購入で きます。(もちろん、ジャンク品ならもっと安く手に入るはずです)  図のように、露出を減らしたい時には、レンズの前にかざして撮影するのです。
 ND8ということは、露出倍数は3倍。もしこのカメラに ISO800 のフィルム を装填していたとすると。800÷2 = 400÷2 = 200÷2 = 100 ということで、ちょうど ISO100 のフィルムで撮影したのと同じ露出(明るさ) になるというわけです。ISO1600 のフィルムなら、ND8の使用で ISO200 のフィ ルムと同等です。  あとは「感度の異なるフィルムを入れ替えて露出を制御する」という方法があ ります。しかし光が変わるごとにいちいちフィルムを入れ替えるわけにもゆきま せん。そこでふと思いついたのですが、「カメラを複数台用意して、感度の異な るフィルムを入れて対応する」という方法を思いつきました。かなり強引ですが、 悪くない考えだと思い、さっそくもう一台追加購入しました。カメラ本体の価格 が2000円とべらぼうに安いだけにこういう発想も生まれます。
 ご覧のようにND8フィルターを使うまでもなく、感度 ISO1600 のフィルム と ISO200 のフィルムを2台の SmartShotBF にそれぞれ装填し、これで同じよ うな露出制御の効果を得ようというわけです。  ついでにカメラポーチも追加購入しました。これをウェストバッグの両サイド に装着して、周囲の光量を感じ取りながら、2つの感度を持つカメラを使い分け て撮影しようというわけです。
 もちろん、もっともっと SmartShotBF をたくさん購入して、 ISO100 , 200 , 400 , 800 , 1600 の感度に対応できるようになれば、完璧です。5台の SmartShotBF を購入して、、しかしそれでも10000万円で足りてしまうとは、 なんというカメラでしょうか!  5台のカメラを腰にぐるりとぶら下げて、感性で被写体の光を感じ取り、西部 のガンマンのように素早く取り出してスナップを撮影する。。。  とても楽しそうな試みですが、もちろん、さすがの私もそこまで無茶なことは やりません。(笑)  とりえあず、2台の SmartShotBF を使って、トイ・カメラのスナップを今後 も楽しみたいと思います。  来週もどうぞお楽しみに。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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