2007-01-15 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。


自然風景写真館ブログの第207号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04052 "The shining of Lycoris radiata." 『ヒガンバナの輝き』 Img04060 "The garden of cosmoses." 『コスモスの園』 Img04124 "Crystal Clothing." 『透明な衣』 Img04190 "The cerulean sea." 『紺碧の海』 Img04214 "The dream which the azalea is seeing." 『ツツジが見てる夢』 Img04233 "Washing your face." 『朝の洗顔』 Img04245 "The sunlight through the forest." 『木漏れ日』 Img04259 "The big tree of the beech." 『ブナの大樹』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 今週の特別なお知らせはありません。 来週にどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  巡る季節はその時々で様々な贈り物を私たちに届けてくれます。それは道ばた や近所の庭先に咲く花のような目に見えて美しいものもありますが。時には目に 見えない、冬の朝の凛と張り詰めた冷たい空気や、春一番の暖かい湿った風だっ たりします。またある時は、そこはかとなく聞こえてくる野鳥の澄んださえずり の音であったり、あるいは、ふとどこからかただよってくる麗しい芳香であった ります。  人間は90%を視覚に頼って生活していると何かの本で読んだことがあります が。なんでも脳に一番速く届く感覚は「嗅覚」だとか。そして「香り」や「匂い」 は最も脳に対して情報や記憶を呼び起こしやすい刺激なのだと言います。だから こそ、香りによって心を癒すアロマテラピーといった手法が注目されて、また実 際に効果も報告されているのでしょう。  その次に来るのは「触覚」でしょうか、つまり土や木の幹に触れたり、野山を 歩いて頬に風を感じたりすることがとても大切だということでしょう。  その次が「味覚」でしょうか(ちょっと2番目と3番目の順番の自信が持てな いのですが)。これはつまり旅行をしたらその土地のおいしい物を食べることが 大切ということでしょう。これは私もしょっちゅうやっていることですが。(笑)  その次が「聴覚」で、最後が「視覚」だというのです。  「視覚」は生物として最も進化した形態の感覚器官なわけで、日々膨大な情報 を人間にもたらしているわけですが、しかしそこで行われている様々な神経シス テムおよび脳内の情報処理のために、「対象を認識して感じる」までの時間のロ スが生じているのかも知れません。また、視覚だけに頼った生活は、そのような 理由で脳や神経に少なからず負担をかけてしまい、ストレスの一因になってしまっ ているのかも知れません。  だからこそ自然の中に出かけて行って感じてほしいのです。ただ周りの景色を 見るだけでなく、風の音や、香りや、頬をなでる感触を。  私の住む町では、川べりの公園をあるけば、小鳥のさえずりを聴くことができ ます。
( KONICA-MINOLTA DiMAGE-Z5 , 420mm/35mm-equiv. )  これも心を開いていなければ、聴こえるはずのものも聴こえなくなってしまう でしょう。  駐車場のそばを通り抜けようとしたとき、ふとわずかに漂ってきた芳香に思わ ず足を止めました。この香りはたしかにどこかで。。そう思ってあたりを見回し てみると、ああやっぱりそうだった、ロウバイの花が開きかけていたのです。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  甘いような、それでいてちょっと鼻をつくような刺激のある、そんな微妙で言 葉にするのは難しいけれども、一度それを経験すれば、それは一生消えることの ない記憶となるのです。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  今週のブログはだいぶ前置きが長くなりましたが、写真は結果的に視覚だけ に頼って表現する手段にすぎません。しかし不思議なことに良くできた写真には、 観る者に視覚以外の感覚を感じさせる力があります。あるいは感受性の豊かな人 は、五感を超えた、より豊かな感覚や情報を目の前の写真から感じることができ ることでしょう。  私もそのような写真を撮れるようになりたいと願っています。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて足柄地方にお住まいの方には新しい撮影地情報の紹介です。  車で足柄大橋というところを走っている時のことですが、よく見て知っている はずの丘の斜面の様子が違っていることに気がついたのです。白いガードレール らしきものが見えています。「たしか以前はあんなものは無かったはずなのに。。」 そう思ってその場所まで行ってみると、あたりの森林が刈り払われて新たに展望 台ができていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.10.2N35.20.39&ZM=5
 富士見塚(ふじみづか)と呼ばれる場所です。以前もハイキングコースの途中 の休憩所としてそれはありました。しかしたしかに富士山は見えますが、それほ ど展望は良くなかったのです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  しかし今はすっかり眺めが良くなって、眼下に足柄平野を見下ろし、富士山は もちろん、箱根の山々や、遙か南には、相模湾の向こうに初島、伊豆半島の様子 も見ることができます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ここは素晴らしい夜景が見られるだろうと思い、後日ふたたび訪れてみました。 今年は暖冬でなかなか空がすっきりと晴れないのですが、とりあえずテスト撮影 のために訪れてみました。空の透明感はイマイチでしたが、しかし足柄平野の夜 景は素晴らしいものでした。
( Canon PowerShot-A540 , 仕上がり設定:ポジフィルム)  刈り払われるのをかろうじて逃れた周りの木々は、冬枯れの様相を見せていま す。しかしその枝の広がりが、夕空の藍色をバックにして美しいシルエットを描 き出していました。
( Canon PowerShot-A540 , 仕上がり設定:ポジフィルム)  お近くの方は訪れみてはいかがでしょうか。冬型の気圧配置になった寒くて風 の強い日がおすすめです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、先日は久しぶりに富士山の姿を間近で見たくなり、静岡県裾野市にある 水ヶ塚(みずがづか)に行ってきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.46.26N35.18.9&ZM=5
 ここの公園には広くて立派な駐車場があります。冬でも来られますが、路面凍 結には十分注意が必要です。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  夜明け前に着いて、撮影準備を終え、東の空が染まってゆくのを撮影してゆき ます。
( Nikon D50 + SIGMA28-70mmF2.8EX , PhotoshopよりRAW現像 )  空にはぽっかりと下弦の月が浮かんでいます。天空は漆黒の闇。それが東の地 平線に近づくにつれて、藍色、群青色、オレンジ色と徐々にその色を変化させて ゆきます。そのグラデーションが最も美しいのは夜明け前30分くらいでしょうか。
( Nikon D50 + AiAF-Nikkor18-35mmF3.5-4.5D , PhotoshopよりRAW現像 )  それにしても最近はカメラも増えて。フィルムカメラ、一眼デジタルカメラ、 コンパクトデジカメ、などなど。それらが一斉に富士山を狙います。持ち歩く三 脚も増えてしまい一苦労です。
( FUJIFILM FinePix-F10 )  シンプルな絵柄を好む私ですが、装備ももっとシンプルにしたい思っているの ですが、まだしばらくそれは難しそうです。  やがて東の空からオレンジ色の太陽が昇り始めました。
( Nikon D50 + SIGMA28-70mmF2.8EX , PhotoshopよりRAW現像 )  昇る太陽が徐々に富士山の稜線を紅く染め上げてゆきます。手前に大きく口を 開けた宝永山の爆裂火口が迫力です。
( Nikon D50 + AiAF-Nikkor80-200mmF2.8D , PhotoshopよりRAW現像 )  見事な焼け具合です。  しかし種を明かすと、RAW現像の時に色温度などのパラメータを変化させて、 標準設定よりも紅くなるように調整してしまいました。  でも許してください。「フジクローム・ベルビア」というフィルムで撮影する と、このような発色になるのですから。それをお手本にして調整しただけなので す。  フィルムだと許されて、デジカメでは許されない、ということは無いと思いま すから。(笑) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、早朝の撮影を済ませて後は、富士山・御殿場登山口に向かいました。 登山口そのものは冬期閉鎖になっているのですが、トンネル脇の駐車スペースか ら沢沿いに登ってゆくことができるのです。(もちろん、冬期登山の訓練を積ん だ人に限られますが)
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  乗鞍方面では先週たくさん雪が降ったようなので(先週のブログをご覧くだ さい)こちら富士山も雪があるのかと期待していたのですが、その後は晴れの日 が続いていたためか思ったよりも雪は無く、黒々とした地面が見えていてがっか りしました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  御殿場口の広い駐車場は今はだたの雪原となっていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  振り返れば雪面に照りかえす太陽の光がまぶしく感じられます。私のほかには 山スキーを楽しむパーティが数名入っているだけでした。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  大きな高気圧に覆われたため、とても良い天気です。広い富士山の裾野に立つ と晴れ晴れとした気持ちになってきます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  しかし暖冬傾向のためか、まだまだ雪は少ないようで、黒々とした地面がまだ らに見えています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  黒い地面の箇所は一見やわらかそうに見えますが、まだ朝の早い時間はカチコ チに凍っていました。とても硬いのです、シベリアの凍土のようなものでしょう か。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  風は目に見えませんが、地上に様々な痕跡を残します。雪面に描かれた文様が 吹き付ける風の姿を教えてくれています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  双子山のふもとまでやってきました。これからが本格的な登りです。左のピー クが標高1800m、右のピークが標高1900mくらいです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  私は勝手に左の山を「弟」、右の山を「兄」と呼んでいました。双子に兄も弟 も無いとは思いますが、とりえずちょっとだけ右の山が高いので、そう呼ばせて もらうことにしました。  冬の富士山山麓は一面真っ白になって距離感が分からなくなります。ピークは すぐ近くにありそうに見えるのですが。しかし歩いても歩いてもなかなか着きま せん。別のスキーヤーが登っていましたが、それが点のように見えて、ああまだ かなり遠くなんだなあと、厳しい現実を思い知らされるのです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  北東に目を向けると山中湖の姿が見えてきました。もう大分標高を稼いではき ているようです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  雪原はどこまでも白く、空は青く、シンプルな風景が目の前に広がっていまし た。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  それにしても見事な雪原です。左が「兄」の山、その右が宝永山のピーク、そ してその右が富士山山頂です。このような純白のスロープが山頂直下までずっと 続いているのです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  私は撮影のために小回りに都合が良いのでスノーシューで入山しましたが、こ れはシンドイ。スキーのほうがかなり楽なことは間違いありません。  昼近くになって暖められた空気が上昇し、雲が生み出されてゆきます。それが 太陽をさえぎると、雪面にほんの少しの影を投げかけます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  日常を離れて、違う世界に迷い込んだような気持ちになります。雪が何もかも を覆い尽くして、世界をシンプルにしてしまうのです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  先行するスキーヤーの刻んだスロープを私もたどって双子山の山頂を目指しま す。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  それにしてもこの単調な登りは精神的にもつらい。ヨットやバイクで荒れ地を 駆け抜ける10種アドベンチャーレースの競技者が「何が一番つらかったか?」と 尋ねられて、「砂漠の歩きだ」と答えていましたが。その気持ちが分かってきま す。  3時間ほどかけて、ようやく双子山の「兄」に到着しました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  装備をひととおり外して一休みです。天候はいたって穏やか。あっけらかんと しています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  南を向けば、眼下に「弟」が見えます。その向こうは自衛隊富士山演習地です。 煙が立ち上っているのは「野焼き」をしているからでしょうか。せっかくの展望 が台無しです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  私が休んでいると、先行するスキーヤーが滑降を始めました。さぞかし気持ち が良いことでしょう。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  例によってコーヒーを沸かして昼食の準備です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  軽量化のためにはパンだけでもいいのですが、やはり冬は暖かいものをお腹に 入れると体があたたまります。いつも私はインスタントであってもラーメンを作っ て食べるようにしています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ブログの冒頭でも述べたように、「味覚」を鍛えるのも写真には大切なこと ですから。(笑)  日陰に置いておいた寒暖計を見ると−6℃くらいでしょうか。冬の標高190 0mの地点にしてはちょっと暖かいかも知れませんね。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ともあれ風が全く無いのです助かりました。風が10mあると、体感温度は1 0℃下がるといいますから。  しかし厳しい環境の方が良い写真が撮れることもあるので(いやむしろ厳しい からこそ迫力のある写真が撮れるのでしょう)、単純に喜んでばかりもいられま せん。物見遊山にで来ているのではないですから。  他のパーティが富士山を仰ぎ見て満足そうにうなづいています。冬山初心者に とっては、真っ白な富士山がこれだけ間近に見られるということだけでも感動も のかも知れませんね。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  昼食を終えてピークから下降を開始します。富士宮方面の稜線にはカラマツ林 が広がっています。白と黒のコントラストが美しいパターンを描き出しています。 はたして同じ場所に夏に来たとしても、これほど美しいと感じられるでしょうか。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  斜面の南西方面に見える山は愛鷹連峰(あしたかれんぽう)です。富士山より も古い時代に活動していた火山だと聞いています。富士山は箱根や愛鷹山よりも 若く新しい火山なのです。八ヶ岳神話と同じように、愛鷹連峰もその昔は富士山 とその高さを競っていたのでしょうか。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  いったん兄から下ってコル(鞍部)に到着し、そこから双子山(弟)に登り返 します。その途中で振り返ってみました。ここから見ると、双子山(兄)と宝永 山、そして富士山のピークが3段構えになっていて、ちょっと新鮮な風景です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  こういう場所で早朝撮影をするのも面白いと思いました。  さて、「弟」の山頂に到着です。兄には無かった鳥居が、なぜか弟の方にはあ りました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  どういうことでしょう。標高では低いのですが、こちらの方が偉いのでしょうか。 それとも私が単純に「高い方が偉い」と思いこんでいるだけで、実は標高の低い こちらの方が実は「兄」だったのでしょうか。  事の真偽はともかく、鳥居がひとつあるだけでそこが神聖な場所のように思え てくるから不思議です。現界と異界の境界との意味を持つ鳥居です。ただ撮るだ けでは面白くありません。日輪の姿と一緒に撮影することによって、その神秘の パワーの力を表現してみたくなりました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  こちらのピークから、雪のスロープを上っているスキーヤーを見下ろすことが できます。ただ白い雪だけだと、裏山に積もった雪のように見えますが、しかし 米粒のような人間が居て、はじめて富士山の裾野の広大さを実感することができ るのです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  稜線の向こうから本格的に雲がわき上がってきました。さきほどのピークに居 た数名の山スキーヤーも、そろそろ滑降を始める様子です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  今日はたまたま穏やかな陽気でしたが、普段は強風が吹き付ける斜面なのでしょ う。はいつくばるように生えている植物たちに健気さを感じます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  富士山御殿場口の建物が見えてきました。登りは大変でしたが、下りは快適そ のものです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  西を向けば、冬の冷たい空気を通して届く太陽の光がまぶしく、沸き立つ雲は その光を受けて鈍色(にびいろ)に変わっていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  整備された登山道と違って、ルートは自分で確認しなければなりません。こう いうときは「ハンディGPS」が大活躍です。(GPSとは複数の衛星の電波を 受信して、三角測量の原理で現在位置を割り出す機器のことです。)
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  危険と隣り合わせの冬山。安全のためにはこういう便利な機器を積極的に利用 したほうが良いでしょう。  無事にマイカーのところまで戻ってきました。いつもながら我が愛車の姿を見 ると、ほっとします。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  双子山は単調な歩きがつらく感じますが、難しいところはどこも無いので、冬 山初心者、山スキー初心者の方にはおすすめできるコースだと言えます。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  最近では車のダッシュボードにデジカメを固定して、オート撮影しながら行動 するのが楽しみの一つです。  使用しているのはコンパクトデジカメですが、しかしその中でも設定を様々に 変えて、楽しく面白い写真を撮りたいものです。今回はスローシャッタースピー ドの制限を無くして感度を下げて撮影してみました(ISO64にセット)。  トンネルでは暗くなるので自動的にシャッタースピードが遅くなります。その ような状況で撮影したものは、思った通りトンネルの水銀灯などが流れてとても 迫力のある映像になりました。
( RICOH Caplio-R4 )
( RICOH Caplio-R4 )
( RICOH Caplio-R4 )  どれも数分の一秒から1秒くらいの長時間露光なので、車のダッシュボードに 固定しているカメラはだいぶ揺れていると思いますが、しかしトンネルの周囲は 流れていても、目の前の車がぶれていないのは手ぶれ補正の効果があるからでしょ うか。技術の進歩はすごいものだと思い知らされます。  富士山双子山から遙か見下ろしていた足柄平野に戻ってきてみると、箱根を超 えてくる雲が空に広がって光のシャワーを生み出していました。この場所では良 く見られる光景ですが、いつ見ても美しいものです。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  稲がすっかり刈り取られた田んぼでは「どんどん焼き」が行われていました。 正月でお飾りに使った品々を焼いて無病息災を祈願する行事です。この火で焼い た団子を食べるとこの冬は風邪をひかないとか。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopにてRAW現像 )  子供の頃は、この色とりどりのお団子を食べるのが楽しみでした。 今、目の前で子供たちが団子を焼くこげた匂いが、私に子供の頃の記憶を呼び起 こさせたのです。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Canon PowerShot-A540 → http://cweb.canon.jp/camera/powershot/a540530/
SONY CyberShot DSC-T9 → http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T9/
FUJIFILM FinePix-F10 → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf10/
PENTAX K100D → http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k100d/
Nikon D50 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d50/
KONICA-MINOLTA DiMAGE-Z5 → http://ca2.konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/dimage-z5/
RICOH Caplio-R4 → http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r4/
Panasonic LUMIX DMC-FX01 → http://panasonic.jp/dc/fx01/index.html
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/01-15/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 http://www.rysys.co.jp/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」 「カメラの楽しい活用方法」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ---------------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「カメラストラップをスマートにまとめる方法」◆ ---------------------------------------------------------------------- 「カメラを構える時は安全のためにストラップを首から下げてください」  このような記述がたいていのカメラの取り扱い説明書に書かれています。 これはこれで間違いではありません。しかしこれでは物見遊山の観光客のようで、 なんだか野暮ったく感じられます。
 レンズ交換をせずに済むデジカメ「ネオ一眼」の場合、その機動性を生かすに は「被写体を見つけたらすぐに撮影する」ようにしたいものです。そのためには 首から提げているのもまどろっこしい。もう右手はグリップを握ったままにして いて、すぐにでも撮影態勢に入れるようにしたいものです。
 しかしながら上の写真のようにすると、うっかりしてカメラを落としてしまっ たときに、ストラップが腕からスルリと抜けてしまう危険があります。それにス トラップがパタパタとばたついて、邪魔です。  何か良い方法はないものでしょうか。  そこでお勧めしたいのが「クローブ・ヒッチ」と呼ばれるロープの結び方を利 用することです。  「クローブ・ヒッチ」は別名を「インクノット」や「マスト結び」のように呼 ばれていて、ロッククライミングの世界では2番目に覚える結び方という非常に 重要で便利な結び方です。  元々は「マスト結び」という言葉が示すように、帆船やヨットのマストを固定 するための結びでした。船の世界ではロープを使って様々な仕事を行うので、船 乗りの人は本当に良く結び方を研究しています。  さて結び方は下記の通りです。日常生活でも役立つこともありますので、興味 のある方はぜひ覚えておいて損はないと思います。 (1)ロープの途中に2つの輪を作る(右側のロープをねじって上に重ねる)
(2)右側の輪を左の輪の下にもぐりこませ、ひとつの輪にする。
(3)その輪を固定したい立木やパイプに通す。
(4)ロープを引っ張るとクローブヒッチのできあがり。
 この結びは、左右どちらのロープを引っ張っても解けることはありません。  さて、この結び方をカメラストラップにも応用してみましょう。2つ輪を作っ てそれを重ねます。
 そこに右手首を通して軽く締めると、簡易アクショングリップの完成です。
 ストラップはばたつかず、余ることなく手首にスマートに巻き付けられていま す。  そしてただ通すだけと違って、うっかりカメラを落としたとしてもクローブヒッ チのおかげで手首が締まり、抜けたり落ちたりすることはありません。
 アクショングリップのように右手とカメラを一体化させて、フットワークかる く移動しながら、素早く撮影するのです。カメラを首からつるす方法は激しく動 く時に邪魔になります。運動会やイベントの時の撮影にぴったりなのではないで しょうか。
 一眼レフデジカメの場合は、レンズの方が重かったり長かったりすると、この スタイルではレンズが横に傾いて接続マウントに負担がかかりますのでご注意く ださい。やはり理想は本体+レンズ一体型の「ネオ一眼」というタイプのカメラ で使うのが良いでしょう。  右手とカメラが一体化しているなんて、なんだかサイボーグ○○9みたいで、 かっこいいですね。(笑)  そのうちデジカメがもっと進歩して人間の頭部と一体化。まばたきをしただけ で脳内のメモリーに記録できるように進化して欲しいものです。 (それは冗談です)  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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