2007-02-05 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館のトリコシです。


自然風景写真館ブログの第210号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04066 "The chorus of the morning glories." 『アサガオの合唱』 Img04132 "The cherry tree prosperity." 『サクラ隆盛』 Img04231 "The meeting of shepherd's purse and the henbit." 『ナズナとホトケノザ』 Img04261 "The forget-me-not and the bee." 『勿忘草と蜂』 Img04295 "The whisper of orange color." 『オレンジ色のささやき』 Img04304 "The pretty flower of dogwood." 『ヤマボウシ可憐』 Img04312 "The wriggle of the big tree." 『大樹のうごめき』 Img04329 "The swimming of the white dolphin." 『白イルカの遊泳』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 今週の特別なお知らせはありません。 来週にどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  暖冬暖冬と世の中では騒いでいますが、ここ2〜3日は大陸から寒気が入り込 んで、久しぶりに冬らしい日が訪れています。しばらく暖かい日が続いたので、 急に寒くなったように感じますが、しかしこれが本来の冬の寒さなのでしょう。  やはり冬は寒いほうが良いとしみじみ思います。寒くない冬など、冷蔵庫から 出した後、別のことに気を取られて(たとえば友人からの電話など)机の上にほっ ぽりっぱなしにしておいて溶けてしまったアイスクリームを食べるようなもので す。  春夏秋冬、それぞれの季節の趣があってこそ、自然の風景も、私たちの生活も 豊かに息づいたものになるのだと思います。  さて、そのような寒い中、関東地方は快晴。夜空を見上げると煌々と輝く満月 の姿がありました。こういう夜は、雪をかぶった富士山の姿を月光で撮影できる チャンスです。そう思い、私のお気に入りの撮影ポイント、山梨県は御坂峠の展 望台まで車を走らせてゆきました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.46.17N35.32.12&ZM=5
 このブログでも何回か紹介し、また個展の出展作品でもおなじみの美しい富 士山が撮れるスポットです。  本当は雪の降った直後に撮影できるとベストなのですが、こればかりは自分で はどうしようもありません。まずは快晴の満月の夜というコンディションを生か して撮影をすることにしましょう。  眼下には富士河口湖町と御坂路の夜景が映り、そして富士山にかぶった白い雪 は、西に傾いた満月の光に照らされてほんのりと輝いていました。
( Nikon D50 + SIGMA24mmF1.8EXDG , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  時間は明け方の5時を過ぎています。満月が西に傾けば、それを照らしている 太陽は自然と東の地平線の下から昇ってきます。まだその姿は見えませんが、し かし東の地平は徐々に紅色に染まってきました。
( Nikon D50 + SIGMA24mmF1.8EXDG , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  30秒の長時間露光のため、その間に御坂路の国道を車が通ると、ヘッドランプ やテールランプの軌跡が画面に映り込み、それがまたとても美しいのです。  それにしてもこのところ暖かい気温に慣れていたせいか、この日の朝の冷え込 みはかなり応えました。もちろん、ダウンジャケットなどを着用して撮影に臨ん ではいますが、それでもその生地を通して寒さがしんしんとしみ通ってくるよう な感じがしたのです。  さて、御坂峠での撮影を終えた後は、河口湖の湖畔に移動です。この場所から は、河口湖大橋の夜景の向こうに迫力のある富士山の姿を見ることができます。 ここもまたお気に入りの場所です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.46.11N35.31.11&ZM=7
 うっすらと紫色に染まる空と富士の白い山腹が見事です。
( Nikon D50 + TamronSPAF24-135mmF3.5-5.6AD , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  この日は、デジタルカメラ(NikonD50)と、中判フィルムカメラ(マミヤ7II) の2台で撮影に臨みました。やはり富士山の迫力ある姿を記録するには、フィル ム面積の大きいブローニー(中判)フィルムが適しているのではないかと思うか らです。
( Canon PowerShot-A540 )  マミヤ7IIはレンジファインダー型の6x7フォーマットを持つ中判カメラで す。一眼レフタイプと違ってレンジファインダー型のカメラは比較的小型軽量に なるのが特徴で、中判カメラにしてはボディ重量が1kgを切る軽さ、山岳写真 を撮影するの時などに重宝しています。
( Canon PowerShot-A540 )  それにしても暖かい日が続いたせいでしょうか、例年だとこの湖畔は真っ白な 雪に覆われているところですが、山の日陰にうっすらと白いものが見える程度で、 湖畔の遊歩道には雪はまったく無く、少し寂しい気持ちになってしまいます。
( Canon PowerShot-A540 )  レンタルボートの値段表の看板に書かれた「ハワイ」という文字がなんだか間 抜けたように感じるのは私だけでしょうか。  夜明けの時刻が刻々と近づくと、それにつれて富士山の雪の斜面が徐々に紅色 に染まり始めました。しかし冬晴れで天気が良すぎると、案外朝焼けにはならな いものです。富士五湖湖畔を周遊すると富士山を撮影する方を多く見かけますが 「あー、今日はダメだねえ、全然染まらねえやあ」と愚痴をこぼしているのをよ く耳にします。今日はちょうどそんな日でしょう。
( Nikon D50 + TamronSPAF24-135mmF3.5-5.6AD )  上の写真はそんな「フツーの富士山」を、デジカメの設定をいじらずに、「ほ ぼ見た目通りに」に(つまり光を物理的に忠実に)撮影された画像です。  しかしそう嘆くことはありません、フジフイルムから発売されている「フジク ローム・ベルビア100」というフィルムで撮影すると(見た目以上に)見事な 朝焼け富士が撮れてしまうのですから。  十数年前、写真を始めてベルビアというフィルムを使って、現像から仕上がっ てきたフィルムを見たときには、その発色の鮮やかさに驚いたものです。  その鮮烈な体験は今でももちろん私の記憶の中に残っていて、実はデジカメの RAW現像をする時にもその経験が生かされることになります。  そうしてRAW現像処理を経て生成されたものが、下のような画像になります。
( Nikon D50 + TamronSPAF24-135mmF3.5-5.6AD , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  これこそが、フィルム時代に感動した富士山の姿にほぼ近いものだと言えます。  デジタル画像処理やRAW現像処理を勉強すればするほど、「なぜフィルムが あれほど鮮やかに写るのか」というカラクリ(原理、仕組み)がだんだん分かっ てくるようになります。
( PhotoshopCS2 のCameraRAW現像画面 )  デジタル処理は数値的に色彩やコントラストをコントロールして、求める映像 に近づける。フィルムは光の波長に反応する発色カプラーを化学的にコントロー ルして美しい映像を創り出す。目指すところはどちらも一緒です。ならば、「フィ ルムの中で何が行われているか」を勉強することは、美しい画像作りを目指すデ ジタル処理にとってはとても大切なことなのではないでしょうか。もちろん、デ ジタル処理の本質を知ることによって、フィルム技術者が長年培い、目指してき たものが何であったのか、その素晴らしい技術の蓄積を理解できるようになるで しょう。  河口湖で朝富士を撮影した後、朝食をとってから山中湖に移動しました。 山中湖北岸の長池地区では、優美な裾野を広げる見事な富士山の姿が見られます。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.52.18N35.25.26&ZM=5

( Canon PowerShot-A540 )  富士山写真の初心者は、まずはこのあたりから撮影を始めてみてはいかがでしょ うか。  この日は天気が良すぎで、さわやかな富士山の姿ではありますが、メリハリが 無く、単調です。もちろん良い富士山写真の作品を求めるならば、朝夕の時間帯 をねらい、なおかつ、良い形の雲が出るまで粘り強く待ち、また気に入った場所 があるなら、何回もそこに通い詰めるくらいの気構えが必要となることでしょう。  「富士山写真は一日にして成らず」、でしょうか。 ◆ 特別付録 ◆ 山中湖からの私のホームタウン(神奈川県松田町)までの帰途を車からインター バル撮影で記録したものを動画にしてみました。デジカメのインターバル撮影と 動画作成については、ブログNo.204の「テクニカル・ノート」をご覧下 さい。 ↓ http://tory.com/j/others/mm_backnumber/2006-12-25.html
 5秒に1枚の間隔で自動撮影し、それを1秒間に15フレームの動画に変換したの で、5×15=75倍、の速度でビデオの早回しをしているのと同じ映像になり ます。 (※ MPEG-4の圧縮動画形式のため、画質低下についてはご容赦下さい ) (※ ご覧になるにはQuickTimeのプラグインが必要です ) http://tory.com/j/others/mm/2007/02-05/road_from_yamanaka-lake.mp4
( RICOH Caplio-R4 , 約1.5MB ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  今回の「季節の便り」は、なんだかとっても「テクニカル・ノート」的な内容 になってしまいました。理屈っぽいのが苦手な方はどうかご容赦ください。  先に述べたように、デジタルカメラにおいてはRAW現像を行うことにより、 画質劣化を最小限に抑えながら、自分の意図通りの画像に仕立てることができる ようになります。「美しい画像はより美しく、そうでないものはそれなりに」 (ではなく)「そうでない画像もより美しく」というキャッチコピーを、とある レタッチハンドブックで見かけたことがありますが、まさしくその通りだと思い ます。  私は私のホームタウンにいる時には、朝の散歩の時にもデジカメを持ち歩いて、 目についたものを撮影するようにしていますが、その時でも最近は研究のために RAW撮影をすることが多くなってきました。  しかしRAW現像のデメリットも多くあります。その最たるものはなんといって も「時間と手間がかかる」ということでしょう。  朝の散歩はただ歩くだけで1時間必要ですが、目についたものを撮影をしなが ら歩くと1.5倍の時間がかかります。そして撮影したデータを自宅のPCにコ ピーして、一枚一枚チェックしながらRAW現像処理をして仕上げていると、気 がつくとそれだけで正午近くになっていたりすることもしばしばです。その間は ずっとモニタとにらめっこで眼精疲労。これはツライ、すっかり肩も凝ってしま います。(苦笑)  とはいえ、やはりデジカメの初期画像ではイマイチ冴えなかった画像が、より 美しくなるというのは代え難い魅力です。  今回の速報写真では、ほとんどをRAW現像画像でお届けしましょう。 いずれ「テクニカル・ノート」のコーナーで、もっと詳しくRAW現像のテクニッ クについてご紹介できればと思っています。  散歩をしていると、まず目についたのは線路の土手に咲いていたスイセンの花 でした。朝の光を受けて光るその透明感に引かれたのです。コントラストを調整 することにより、その透明感をいっそう際だたせることができます。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  トタン屋根の上にカラスが止まっているところをスナップしてみました。デジ カメ初期画像では黒く塗りつぶされてしまっている壁の木目が、RAW現像をする とその質感を浮かび上がらせることが出来るというのがポイントです。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  路傍で販売されている蜜柑がおいしそうです。こういうものが住宅街の中に突 然現れるところは、我が町もまだまだ田舎だなあと思い、(良い意味で)安心す るのです。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  お寺の山門までくると、もう梅の花がほころびかけていました。白い壁に映り こむ梅の枝のシルエットが白飛びを起こさず浮かび上がっているのがポイントで す。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  既に花開いているものもありますが、それよりもまだつぼみのままの花に引か れます。とても可愛らしいけれど、開くときには「ポンッ」と音を立てるのでは ないかと思うくらい、元気が詰まっていそうなつぼみです。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  このような露出の難しい場面でも、RAW現像時にある程度の露出の調整や、 花びらの白飛びを抑えつつ、全体の明るさの調整などが行えるのが魅力です。  お寺の山門を通ろうとしたら、ネコが休んでいました。こちらに気づいても、 我関せずといった様子で泰然としています。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  赤い前掛けをつけたお地蔵様がたくさん並んでいました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 )  赤い色合いはデジカメで再現するのは難しいもののひとつです。カメラ初期設 定による画像では、赤い色は一見鮮やかに見えますが、しかし画像処理ソフトの 「色飛び警告表示」をONにして調べてみると、赤の色成分が飽和(オーバーレ ンジ)してベタ塗り状態、つまり階調の無い状態になっていしまっているのが分 かります。(下の顔図の緑色の部分)
 ヒストグラムをチェックしてみると、赤成分のグラフが右側の壁にくっついて います。これは最近のデジカメ画像にありがちな、「一見鮮やかに見えるけれど も味わいや深みの無い」画像と言えるのではないでしょうか。  お地蔵様のような被写体は、やはり鮮やかさよりも、しみじみとした味わい深 さを表現したいところです、そのためには過度な彩度アップは避けたいところ。 もちろんカメラの設定で「彩度マイナス」を指定すれば良いのですが、撮影時に 操作するのは面倒なものです。その点、RAW撮影なら、撮影そのものに集中し て、後から、彩度やコントラストを調整することが可能です。  下の画像ではRAW現像時に敢えて彩度をマイナス50くらいにセットしてみ ました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  さきほどの画像に比べて明らかに彩度やコントラストは低下して地味な印象で すが、しかしこれで良いのです。この方がお地蔵様の落ち着いた質感が引き立ち ます。  思えばかつてはネガフィルムで写真を撮っていたころにはこういう地味な味わ いの写真が多かったのではないでしょうか。それがポジフィルムが台頭してくる と、その鮮やかすぎる発色に最初は拒絶反応を示していた人々もやがては「洗脳」 されて(というと言い過ぎでしょうか(笑))、それが当たり前と思うようになっ てしまいました。そして今ではコンパクトデジカメの鮮やかで原色ベタ塗り状態 の画像を疑うことなく受け入れるようになってしまっています。  しかし写真の表現は、デジタル化という手段を用いることによってもっともっ と自由で幅広くあるべきだと思います。  デジタルという手段を単なる利便性や効率化の追求のみに向けるのではなく、 ぜひ自己表現の手段として、多くの方が広く活用できるようになれば素晴らしい と思うこのごろです。  話がだいぶそれてしまいましたが、朝の散歩はまだまだ続きます。 裏山の坂を歩けば、日当たりの良い斜面ではもう紅梅の花が満開に近づいていま した。その色合いを際だたせるために、コントラストを高めて現像してみます。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  丘の上からは白い雪をたっぷりとかぶった富士山の姿が見えました。冬型の気 圧配置のため、風は冷たく、しかしそれだからこそ身が引き締まって、富士山の 姿もますます清々しく見えます。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  ズームで富士山の姿をクローズアップするとともに、現像時に色温度を調整し て、「山の青さ」を少し強調してみました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  我が町の裏山には河津桜を移植した寒桜がたくさん植えられています。この暖 冬で2月に入ったらもう満開になってしまうのではないかと思っていましたが、 まだまだ花は見られないようです。足柄平野の広がりと箱根山塊のすそ野の広が りが優美です。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  寒桜の花はまだまだですが、しかし菜の花はもう花がちらほら咲き始めていま した。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  その一つをクローズアップしてみます。菜の花はどちらかというと下向きに咲 く花という印象があります。品種改良で花が大きくなりすぎたせいなのでしょう か。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  寒桜の開花はまだもう少し先かなと思っていたら、枝先にぽっと咲いた小さな 花を見つけましたよ。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 + 花びらの一部をレベル補正 )  まだまだ小さな花ですが、これらの花たちが枝先をいっせいに埋める日ももう すぐそこまで来ています。  寒桜の公園の坂を今度は下りてゆきます。その途中、足下に小さな白が咲いて いるのを見つけました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  近づいて見ると、それはハルシオンの花だったのです。本当なら春から初夏に かけて咲く花です。この花がもう咲いているとは、やはり今年は暖冬なのでしょ う。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 )  上の画像はカメラの内部画像処理エンジンが作り出した画像です。マゼンタ (紅色)が乗っているために、緑の発色が少しもの足りないようです。  今度はRAW現像時に「色かぶり補正」を緑側にシフトさせ。なおかつ Photoshopの「特定色域の抽出」機能を使って、緑と黄色成分の中野マゼンタ成 分をマイナスにしてみました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  これでだいぶ茎や葉の緑が深く濃くなったと思います。  富士フイルムのフィルムで撮影したり、また同社のデジカメで撮影すると、や たら緑が鮮やかに写るのですが。これはきっと内部的に上記ような処理を行って いるからでしょう。私もだいぶフジのエンジニアさんたちの気持ちが分かるよう になってきました。  思えば1年ほど前は、デジタルカメラの初期設定で書き出される画像にずいぶ んと不満を募らせていたものです。「なんでこんな色あいにあるんだ!?」と言っ たように。  研究を重ねることによって、その不満がだいぶ解消してきました。  しかし一方で、デジタル処理ばかりしていると頭でっかちになってしまってい けません。(実際、どうもこのところ、頭が痛くなる日が多いような気がします。。)  デジタル処理の研究はそれはそれで日々新しい発見があり楽しいものですが、 正直シンドイと思うこともあります。原点に還って、もっと気楽に写真を愉しみ たいと思う今日このごろです。  やはり写真の本質、大切なことは何と言っても「被写体を見つめる眼」です。 町にある老舗の酒蔵の壁のまわりを徘徊する猫ちゃんの姿を見つけて、すかさず スナップを撮影してみました。
( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDTズーム18-200mmF3.5-6.3 , PhotoshopよりRAW現像 )  難しいことを考えずに悠々と歩いている猫ちゃんの姿を見て、実は撮っている 私自身の心が癒されているのかも知れません。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Nikon D50 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d50/
KONICA-MINOLTA α-SweetDigital → http://ca2.konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/a_sweet_digital/
RICOH Caplio-R4 → http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r4/
Canon PowerShot-A540 → http://cweb.canon.jp/camera/powershot/a540530/
PENTAX Optio-W10 → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-w10/
★★★ 「季節の便り」の速報用デジカメ画像の生データをDLできます ★★★  今週のブログに掲載された画像データについて、「Exifデータを含んだデジ カメ画像のオリジナルデータ」を別途ダウンロードできます。  Exifデータとはデジカメで撮影した画像データにカメラの状態や各種の設定 (カメラ名、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、など) の情報を付随させたデータのことで、デジカメ画像の分析には欠かせないもので す。  熱心なカメラマンの方々の参考になればと思います。 ご興味のある方は下記のURLをクリックしてダウンロードしてください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/02-05/ExifImages.zip
※Exifデータをご覧になるには "ExifReader","DPEx" などの  優れたビュワーソフトをお薦めいたします。 http://www.rysys.co.jp/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」 「カメラの楽しい活用方法」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ---------------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「デジカメをラジコンに搭載して自動撮影させる(3)」◆ ---------------------------------------------------------------------- ◆ デジカメ、山中湖畔を周遊する ◆  以前のブログで、水上ボートにデジカメを載せて自動撮影させる試みを行い ました。 ↓参照:自然風景写真館ブログNo.206のテクニカルノート http://tory.com/j/others/mm_backnumber/2007-01-08.html
 今回は、またその水上ボートを持ち出して、山中湖畔にやってきました。抜け るような青空の下、赤い船体がとても映えます。
( Canon PowerShot-A540 )  前回と同じように、防水デジカメ PENTAX Optio-W10 を船体のノーズの部分に ネジ止めしてインターバル撮影させます。
( PENTAX Optio-W10 )  青空の下、冬の澄んだ湖を疾駆する赤いボートは力強く、頼もしさでいっぱい です。
( Canon PowerShot-A540 )  富士山に向かって旅に出る赤いボート。
( Canon PowerShot-A540 )  前回は地元の酒匂川の水の汚さにちょっとげんなりしていましたが、さすがに 山中湖あたりまで来ると水はそこそこ綺麗なようです。
( PENTAX Optio-W10 )
( PENTAX Optio-W10 )  しばしの旅を終えてボートが帰ってきました、
( PENTAX Optio-W10 )  こちらの写真は上の写真を撮っている私をボートのデジカメが撮影したもので す。デジカメが自分の持ち主を写している写真というのもめずらしいのではない でしょうか。(笑)
( Canon PowerShot-A540 )  しばしの水上撮影を楽しんだ後、今度は新たな冒険にチャレンジです。今まで は船体の上部にデジカメを取り付けていましたが、せっかくの防水デジカメなの ですから、今度は発想を転換させて、船体の下部に逆さまに装着して、水中撮影 をさせてみようと試みました。
( Canon PowerShot-A540 )  当然、映像は上下逆さまになります。しかし気にすることはありません。後で 画像処理を施して正常に戻せばいいのですから。
( PENTAX Optio-W10 )  とりえず、上下逆さまのまま、水中をインターバル撮影させたものをいくつか ご紹介しましょう。
( PENTAX Optio-W10 )  もっと水が澄んでいるのかと思ったら、意外にも水中は不透明な緑色をしてい ました。
( PENTAX Optio-W10 )  なにやら白い粒が漂っているのは水中プランクトンでしょうか。魚が棲んでい る以上、このくらい濁ってしまうのは仕方がないことなのでしょうか。
( PENTAX Optio-W10 )  もしかしたら何かお魚みたいなものが写っていないかと期待したのですが、残 念な結果でした。  しかしよく考えたら、モーター音をバリバリと響かせるボートが水上を走って きたら、お魚さんは驚いてどこかへ隠れてしまうことでしょう。近くに寄ってく るはずもありません。  水中撮影時の動画も撮影してみましたのでこちらもどうぞご覧下さい。 http://tory.com/j/others/mm/2007/02-05/under_the_water.mp4
( PENTAX Optio-W10 , 約1.8MB ) (※ MPEG-4の圧縮動画形式のため、画質低下についてはご容赦下さい ) (※ ご覧になるにはQuickTimeのプラグインが必要です )  しかし水中撮影のためだけに購入したような Optio-W10 ですが、写りは悪く ないしマクロ撮影もかなり寄れる、思っていたよりも良いデジカメです。(とい うとPENTAXさんには失礼ですね)いや、さすがは PENTAXのデジカメです。(笑)
( Canon PowerShot-A540 )  冬の今は寒くて沢登りにはなかなかでかけないのですが、春になってどこかの 渓谷や沢登りに行く機会があったら、ぜひこのデジカメを持参して、また水中撮 影にチャレンジしてみたいものです。
( Canon PowerShot-A540 )  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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