2007-03-20 Back to HomePage
 
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 自然風景写真館ブログの号外をお届けいたします。



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★☆★ 神奈川県立足柄上病院の展示写真が更新されました ★☆★


 鳥越の地元にある神奈川県立足柄上病院には、鳥越の作品が季節代わりで展示
されています。
 このたび、それらの写真が春の展示に掛け変わりましたのでお知らせいたしま
す。

 このブログでも作品をご紹介しますが、
もしお近くにお住まいでしたら、ぜひ足をお運びいただいて、
A1〜2サイズの迫力あるプリントをご覧になってみてください。

 将来に向けて、毎回新しい試みにチャレンジしている自然風景写真館では、
今回の展示用オリジナルプリントではスイス・グレタマクベス社の提供するカラー
マネージメント・ツール&ソフトである EYE-ONE-Match3(アイ・ワン・マッチ) 
を導入して、ほぼ完全なるカラーマネージメント環境を構築してプリントを行い
ました。


◆ カラーマネージメントとは何か? ◆

 いずれ「テクニカル・ノート」のコーナーで詳しくご紹介しなければならない
時が来るかとは思いますが。デジタルフォトの時代になって無視できなくなって
きたトピックのひとつに「カラー・マネージメント」があります。

 直訳すると「色管理」ということになります。

 例として、よく家電の量販店に出かけると、モニタ・ディスプレイがたくさん
並んでいて、そしてそのどれもが、発色や明るさ・コントラストといったものが
バラバラで統一されていないのをご覧になったことがあるかと思います。


 つまり、このブログの原稿を書いているトリコシのモニタでチェックしてい る写真の色合いと、みなさんがご覧になっているモニタに写っている写真では、 実は完全に同じ色合いとはなっていないのです。  個人の趣味で楽しむのなら問題ないのですが、印刷業界などでは、素材写真を 撮影するカメラマンやフォトグラファーの用意するデジタル画像、そしてデザイ ナや編集者が作成するデジタル原稿、そして印刷所の製版機器に投入されるデジ タルデータなどが、それぞれバラバラのモニタでチェックされていたら大変な結 果になってしまいます。  要するに、入力されるデジタル画像の色と、出力される印刷物の色がずれてし まうのです。  デジタル画像のデータは普遍的なものと思われがちですが、実は、たとえば 画像の中のあるピクセルの値が(例:Red値が200)だとしても、モニタによっ て見える色が変わってしまうのです。  同じモニタでもこうして様々な発色をするのですから、光で色を表現するモニ タと、インクの反射で色を表現するプリンタとの間で色のマッチングを行うのは、 簡単なようでいて、これはかなり難しいものなのです。  しかしカラーマネージメントの目指す目標はいたってシンプルです、 それは要するに「どのような出力デバイスでも、見える色が同じものとなる」 ということです。 ◆ カラーマネージメントをサポートするツール ◆  このトピックは2000年代になって急速にクローズアップされてきましたが、 まだまだ一般的ではありません。それをサポートするツールもみなさんにはなじ みの薄いものでしょうが、参考のためにご紹介しましょう。 (本当に、基本的な、簡単なご紹介のみにとどめます)  カラーマネージメント機器では老舗となる、スイス・グレタマクベス社の提供 するツール「EYE-ONE」(アイ・ワン)がそれです。
 この機器は高精度な測色機能を持っていて、モニタやプリンタの出力結果を読 み取って、パソコンにインストールしたカラーマネージメントのためのソフトウェ アに送り込みます。  まずは画像をチェックするための最重要デバイスであるモニタの測色を行いま す。これを専門用語で「キャリブレーション」と呼びます。みなさんも一度くら いは耳にしたことがあるかも知れません。
 詳しい手順は省きますが、モニタのキャリブレーションが済んでモニタ用のプ ロファイルが作成されました。「プロファイル」とはデバイスごとのカラーの特 徴ををソフトウェアに伝えるための「指示書」のようなものです。  次はプリンタに、EYE-ONEが提供する「基準カラーチャート」のパッチを出力 させます。(科学的工学的なものですが、これってけっこうキレイじゃないです か?)
 このチャートの各カラーパッチを、再びEYE-ONEの測色器で計測します。
 このように手でスライドさせながら、1列ずつ、読み込んでゆきます。慣れれ ば2〜3分程度で完了します。
 これでプリンタ用の「プロファイル」が作成されました。正確には、インクと 紙および出力モード(詳細モードか簡易モードか、など)の組み合わせによって 色は変わってきますから、必要ならそれぞれの組み合わせごとにプロファイルを 作成する必要があります)  たとえば、元のRGBのR値が200だとして、プリンタで出力した計測値が 205のようにずれていたとしたら、プリンタプロファイルはソフトウェアに 「Rを195に補正して出力しなさい」といったような指示を与えるのです。こ のように、ごく簡単に言えば「カウンターを当てる」ようなやり方で色を補正し て、正しい色が再現されるようにするのです。  これらの作業をふまえて、Photoshopなどのカラーマネージメントに対応した ソフトウェアを介して入力&出力することにより、はじめてモニタとプリンタの 色を(ほぼ同じように)一致させることができるというわけです。
(さらに厳密に言いますと、出力されたプリントをチェックするための室内灯の  「光源特性」も厳密に管理される必要があります。  なぜならプリントや印刷などの反射原稿は、その元となる光の色合いによって  見え方が変化するからです)  作者が見ているモニタと出力結果がほぼ一致することにより、プリントのイメー ジが把握できるようになり、こうして初めて画像処理のための基礎的な環境が揃っ たことになります。  もちろん、出力されたプリントだけを見ていれば、少しくらい色がずれていて も問題は無いのかも知れません。しかしクリエイターとして作者の意図を見る人 にできるだけ正確に伝えるためには、これらのことは必要最小限のことだと言え ると思います。 (カラーマネージメントがされていない環境のまま、  レタッチや画像処理を行っている人々のなんと多いことでしょうか!)  カラーマネージメントはこのように、目指すところは簡単なことなのですが、 そこに至るまでには非常に多くの苦労があり、時間とコストを投入しなければな りません。そのためほとんど一般には普及していないのが実情です。  私もあまり難しい話はしたくないのですが、しかし非常に重要なトピックであ ることだけはお伝えしておいた方が良いと思い、ペンを取りました(キーボード を叩きました)。  最新のOSである、Windows Vista や MacOS-X などではアプリケーションで はなくOSレベルでカラーマネージメントが行われるようになっていると聞きま す。aやがては特殊は機器などを使用することなく、市場に販売されるデバイス は、皆カラーが統一された状態で出荷されるのが、一般ユーザーにとっては望ま しい状態といえるでしょう。  それが実現されるのは何年後になることでしょうか。  とりあえず現状では、上記のような非常に複雑なシステムの力を借りなければ 実現できないのです。  それはともあれ、作者の意図がほぼ正確に反映されたオリジナルプリント。 もしお近くにお住まいの方は、ぜひぜひ足をお運びいただいてご覧になって下さ い。 ◆ 神奈川県立・足柄上病院 ◆ http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.8.49N35.20.33&ZM=5
◆ 新館1F正面玄関前・展示作品 ◆ (出力機器:EPSON PX-7500 ) (出力用紙:PX/MC写真用紙<厚手光沢>) http://www.epson.jp/products/maxart/px7500/px7500_1.htm

− 桃花絢爛 − Peach blossoms are gorgeous. 小田原市・曽我にてにて ( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) , PhotoshopCS2よりRAW現像 )
− 桜色の光 − Luminescence of cherry blossoms. 鎌倉市・源氏山公園にて ( Nikon F6 + AFDC-Nikkor135mmF2D , RVPF )
− おしゃまなチューリップ − A precocious tulip. 横浜市・横浜公園にて ( Nikon F6 + TamronSPAF180mmF3.5LDmacro , RVPF )
− 爽空の色 − The colors of fresh sky. 大井町・相互台にて ( MINOLTA-α7 + AF24-105mmF3.5-4.5(D) , TREBI100c ) ◆ 旧館3F渡り廊下・展示作品 ◆ (出力機器:Canon PIXUS-iX5000 ) (出力用紙:FUJIFILM 画彩・写真仕上げPro / Canon スーパーフォトペーパー) http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ix5000/

『春の日の思い出』 " The remembrance the day of the spring." −松田町にて− ( PENTAX Optio-SVi )
『ハナニラの清楚さ』 "The neatness of Hanna leek." −松田町にて− ( Nikon D200 + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG , PhotoshopCS2よりRAW現像 )
『ツツジの誘惑』 "The temptation of the azalea." −小田原市・満福寺にて− ( Nikon D100 + AFDC-Nikkor105mmF2D )
『カラスノエンドウの踊り』 “The dance of the vetch." −松田町にて− ( KONICA-MINOLTA αSweet-Digital + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )
『宝石を纏ったナノハナたち』 " The rape blossoms wore jewels." −八王子市にて− ( Nikon F6 + AFDC-Nikkor105mmF2D , RDP3 )
『春の日の川音』 " The voices of spring river.” −山梨県・芦川村にて− ( Nikon F6 + AF-MicroNikkor70-180mmF4.5-5.6D , RVPF )
『旅立つ前に』 " Before passing away." −鎌倉市・大船植物園にて− ( Nikon F6 + AFDC-Nikkor105mmF2D , RVPF )
『青き相模湾』 "Blue Sagami-Bay." −二宮町・吾妻山公園にて− ( Nikon F6 + PC-MicroNikkor85mmF2.8D , RVPF )
『スイセンたちの里』 "The hometown of the polyanthuses." −古河市総合公園にて− ( Nikon F6 + AF-Nikkor28-105mmF3.5-4.5D , RAPF )
『微笑みが弾けるように』 " The smile pops.." −長野県・上田城址公園にて− ( Nikon F6 + SIGMA28mmF1.8EXDG , RVPF )
『ツクシたちの季節』 "The season of the horsetails. " −大井町・相互台にて− ( MINOLTA-α7 , AFマクロ100mmF2.8(D) , RVPF )  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 $SIGNATURE{japanese}
 
 
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