2007-05-01 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。


自然風景写真館ブログの第222号をお届けいたします。



★★★ このブログは下記のページにアクセスしてもご覧になれます ★★★









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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04192 "The cherry tree under the fine sky." 『晴日の桜』 Img04250 "The invitation of the button cherry blossom." 『牡丹桜のいざない』 Img04275 "The greathearted lotus leaves." 『高潔なるハスの葉』 Img04305 "The bell at the shrine." 『社の鈴』 Img04348 "The refreshing Mt.Nakanotake." 『爽快・中ノ岳』 Img04401 "The blue sky and the mountain ash." 『青空とナナカマド』 Img04410 "The elegant flows in Ryubami valley." 『竜喰谷の流麗』 Img04420 "Behind in the crimson sky at sunset." 『夕焼け空の向こうに』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今年のゴールデンウィーク前半は好天に恵まれたようで、みなさん行楽を楽し まれたのではないかと思います。  毎年ブログでご紹介しているように、トリコシは正月やゴールデンウィーク など、混む時期は敢えて取材に出ることはなく、自宅兼事務所にて撮りためたフィ ルムやデジカメ画像の整理などのデスクワークにいそしんでいます。  年々増えてゆく画像の多さに頭を悩ませながらも、なんとか効率の良い管理方 法を模索しつつ頑張っています。  そのような中で、みなさんにより良い作品やサービスをお届けできればと日々 励んでおりますので、どうぞこれからも応援よろしくお願いします。  さてそのようなわけで、今週の「季節の便り」では、少々前に取材した様子を お届けします。  特に桜などは花のタイミングが重要で、時期遅れの情報はお役には立たないか も知れませんが、メモしておいていただいて、来年度のタイミングを狙ってみて はいかがでしょうか。  先週ご紹介した長野県・高遠の桜の取材の帰り、夜遅くなってしまったので途 中、中央道・甲府南I.C.を下車したところで力尽きて仮眠。ぐっすり眠って、目 が覚めたら翌朝の4時でした。  こんな時間になってしまったのなら、ついでにもう一カ所取材をしてから自宅 に戻ろうと思い、山梨県は富士吉田市にある浅間公園(あさまこうえん)を偵察 してから帰りました。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.48.14N35.29.51&ZM=5
 浅間公園は富士吉田市の北にあり、三つ峠(みつとうげ)という山へ登る斜面 の途中にあります。富士山の眺めが素晴らしく、また高台にあるので富士吉田市 の市街地の眺めも素晴らしく夜景が見物です。そして参道には多くの桜の木が植 えられており、4月中旬のシーズンには見事な桜が見られる場所としても有名で す。  目を覚ました早朝、国道358号線〜139号線を走って富士吉田市に着いた のはちょうど日の出のころでした。まずは富士急行電鉄・下吉田駅にて一休みで す。地方電鉄らしい素朴で味わいのある駅舎です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  駅前から富士山の優美な姿が拝めるのは、さすが富士山のお膝元の町ならでは。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  もう町のあちこちからごく普通に富士山が見られるのです。振り返ればそこに 富士がいる、といった感じに。  早朝の駅舎はまだ人っ子一人おらず、冷たい空気と静寂に包まれています。そ こに太陽の光が差し込むと鉄のレールにその光が反射してシルエットを浮かび上 がらせました。やはり朝の光はとても趣があります。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 , PhotoshopCS2にてRAW現像 )  線路を渡る踏切にひらがなで書かれた「でんしゃちゅうい」の看板は地元の小 学生が書いたのでしょうか。なんとも微笑ましく感じます。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  さてこの駅から歩いて10分ほど山の方へ向かうと浅間公園の入り口がありま す。ここを訪れたのは4月21日です。桜を楽しむにはちょっと遅い。案の定、 桜はもう大分散ってしまっていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  「浅間」と名が付く公園だけあって、富士山の周囲に何カ所かある「浅間神社」 と関係があります。それもそのはず、神社がそのまま公園になっているからです。 そのため参道の入り口にはとても立派な鳥居が建てられています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  鳥居の正面に掲げられた看板の「三国第一山」とは、三つ峠(みつとうげ)と いう山のこと。三国とは、もちろん、甲斐、駿河、相模(今の山梨県、静岡県、 神奈川県)の境界に位置する山だからです。(※現代の三国山は山中湖の近くに ありますが、昔はこの一帯は、甲斐、駿河、相模の国が常にせめぎ合っていて境 界は定かではありませんでした)  名山はただ高いというだけでなく、その周囲に多くの文化的な要素を持ってい るものです。  鳥居の背後からは富士山の姿を仰ぎ見ることができます。その昔、遠くから旅 をしてきた修験者がこの光景を見たら、さぞかし感激したことでしょう。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  参道は急な階段になっています。上に登る自動車道もあるようですが、せっか く偵察をしにきたのですから。普通の参拝客とおなじく、石段を登ってゆくこと としましょう。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  上まで20分ほどでしょうか。いつも登山をしているトリコシはこのくらいの 階段はなんともないのですが、普段歩き慣れていない方にはこの見上げるような 石段はちょっと気分を萎えさせるかも知れません。  しかし一汗かいた後には素晴らしい風景が待っているものです。この公園には 立派な朱塗りの五重塔が建っていました。そこに桜の淡いピンクの花が良く合い ます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  そして汗をかいて登ってきたからこそ、この見事な大展望がなおさら素晴らし いものに感じられるのです。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 , PhotoshopCS2にてRAW現像 )  まったく素晴らしい。特に朝夕の時間帯、富士山が色づくころ、眼下の富士吉 田市の夜景も輝いて、さぞかし素晴らしい光の風景になることでしょう。空気の 澄む時期にぜひまた来てみたいものです。  五重塔の裏手には土手があり、そこに登ると塔と富士山をいっしょに撮ること ができます。その下にある桜はもう終わってしまっていましたが、シーズンには 富士山+桜+五重塔の三拍子がそろった見事に日本的な風景になることでしょう。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  桜の木はあちこちにありますから、色々とアングルを工夫することによって画 面に変化をつけることが可能です。やはり抜けるような青空に桜の花が生える時 期と天候を選ぶのが良いでしょう。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  上にある東屋で朝の食事です。たとえコンビニのおにぎり&お茶だとしても、 この見事な富士の姿を見ながらの朝食はたとえようもない贅沢というものです。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 , PhotoshopCS2にてRAW現像 )  本当に見事な富士山の姿が見られる展望台。みなさんもぜひ一度訪れてみては いかがでしょうか。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、お次は山桜(やまざくら)の見られる山として有名な、神奈川県最北端 にある藤野町の三国山(みくにやま)、生藤山(しょうとうさん)をご紹介しま しょう。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.8.9N35.40.9&ZM=5
 さきほどご紹介した三ツ峠山の別名が三国山。こちらの山も三国山。3つの国 (現代では県ですが)にまたがる山はすべからく三国山と呼ばれ、手持ちの地図 ソフトで検索したところ、日本全国に20カ所ほどあるようです。  さきほどの三国山は、甲斐、駿河、相模にまたがる山でしたが、こちらでご紹 介する三国山は、甲斐、相模、武蔵(山梨県、神奈川県、東京都)の境界に位置 しています。  ところでまったく余談ですが、時々仕事の関係で地方の方と電話でお話するこ とがあるのですが、北九州のとある会社の事務の人が、  「トリコシさんはどこにお住まいなんですか?」  「神奈川ですけれど」  「えー、すごい!都会に住んでいるんですねえ!」  と、妙に感激されてしまい、返答に困った記憶があります。  きっとヨコハマのようなおしゃれでハイセンスな街に住んでいるのだと思った ことでしょう。  しかし神奈川県といえども私の住む西部はのどかな田舎ですし、ここ神奈川県 最北部にある藤野町も、ご覧のようにとてもほのぼのとした風景が広がっていま す。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  私はヨコハマよりも、こういう場所の方がとても好きで、こういう風景を見る と、神奈川もまだまだ捨てたものではないと思うのです。(笑)  話がそれましたが、それほど里山の風景が素晴らしく、山に入る前から里の桜 を見つけては写真を撮っていたので入山がするのがだいぶ遅れてしまいました。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  だいぶ道草を食ってしまいましたが、鎌沢集落の駐車場に車を停めて出発です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  しばらくは山里の道を進みます。途中の民家で見かけた猫ちゃんはとても可愛 らしく、ふさふさしたしっぽがとてもチャーミングでした。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  うっそうとした竹林の中にちらほら見える桜の淡いピンク色が春の山を感じさ せてくれます。観光地に咲く桜と違って慎ましやかな雰囲気で、ぽっぽっと咲く 姿がとても好ましく感じます。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  農道の途中でみかけたしだれ桜はとても素敵ですが、その根元にタンポポの花 がよりそうように咲いているのがまた可愛らしい。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  しだれ桜は全体を撮ってもよし、花をクローズアップして撮ってもよし、とて も絵になる春の被写体です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  しばらく里山の農道を歩いて、ようやく登山口に到着しました。ここまで車で 来ることもできますが、しかし駐車場が無いのです。桜や竹林など、美しい木々 が春風にそよそよと揺れています。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  登山道の周りにはご多分にもれず杉の植林が多いのですが、しかしこうして広 葉樹の木々に出会えると、春は素晴らしい淡い黄緑色の新緑が芽生えていて、そ の透明感に感動を覚えます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  葉の一枚をクローズアップすると、生まれたての若々しい色彩に心が躍ります。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  面白いものを見つけました。これは一体なんでしょうか?
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  木の切り株の上に成長した、小さな草でした。どこからか風で種が運ばれてき て、この小さな大地の上に根付いて芽を出したのでしょう。はてさて、これから どのように成長してゆくことでしょうか。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  そうしていつかはこうした立派な木々に成長してゆくのかも知れません。春の 森は新緑色に包まれていてとても爽やかです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  急な斜面を登り切ると稜線に出ました。稜線(ridge)と言ってもアルプスの ような切り立った場所ではなく、ご覧のようにとても穏やかで開放的な場所です。 天気も良く、本当にハイキング日和となりました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  出迎えてくれる山桜の木々たちも、花をいっぱいに開かせて、この晴天を喜ん でいるように感じられます。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  イヌブナの新緑の葉です。生まれたてで本当に柔らかく、まだ虫に食べられて いないので本当に綺麗です。澄んで透明なこの緑がずっとこのまま秋まで続いて くれたらいいのにといつも思います。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  他のハイカーたちもさかんに山桜に向かってシャッターを切っていました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  その花の中でとりわけ美しいものを選び出し、クローズアップに挑戦してみま す。花だけでなく葉も入れて画面を構成してみましょう。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  牡丹桜のこの葉は塩漬けにして桜餅を包むのに使われるのです。ファインダー を凝視していたら、桜餅が食べたくなってしまいました。(笑)  登山道の脇には様々な山野草がいます。こちらは花を守る萼(がく)が発達し た「マムシグサ」です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  おなじみのスミレがいます。ひとくにちスミレといっても、黄色いものや、ま たは葉の形が異なるいくつかの品種が見られました。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  こちらは珍しい、「ヒトリシズカ」です。フタリシズカは丹沢山地などでもよ く見かけますが。こちらはなかなか見られません。鉛筆ほどの大きさの可愛らし い花です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  生藤山の山桜並木は有名ですが、どうもこの看板によると近年ではあまり咲か なくなってしまったそうです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 ) 今までの桜は前座だったのですか。それは残念。はやく本命の桜が本来の元気さ を取り戻して欲しいものです。  これがその山桜のプロムナードです。なるほど、たしかに花が咲いておらず、 寂しい雰囲気です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  花は咲いていませんが、しかし樹勢はなかなか立派です。一日も早い復活を祈っ ております。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  途中に何カ所かある休憩所では多くのハイカーがめいめいにお弁当を広げて春 のランチを楽しんでいました。いつまでもこういう平和なレジャーが楽しめる国 であってほしいものです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  山頂のすぐ下、立派な山桜がたくさん立ち並んでいました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  山桜はしぶい味わいですが、しかしそれがためにかえって花は清楚に感じます。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  三国山の山頂に到着しました。神奈川や東京方面の街並みまで見える展望が素 晴らしかったです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  富士山の山頂は残念ながら雲の中でしたが、しかしその裾野をちらりと確認す ることができました。そして眼下には中央線沿線の山々と里山が広がっています。 展望の見事な山です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ここから5分ほど北に歩くと、すぐに生藤山の山頂に着きます。ここでの展望 は三国山ほどはありませんでしたが、しかしその代わりにミツバツツジの花が出 迎えてくれました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  さて昼食を済ませて下山開始です。山頂は標高が高いので木々の芽吹きはまだ まだこれからといった風情です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  その帰り際にも、桜の花が目に飛び込んでくるので思わずカメラを向けてしま います。そしてまた桜餅が食べたくなるのです。(笑)
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  山里には夕暮れが近くなってきました。低く差し込んだ陽の光が竹林を輝かせ て、風でその葉先がゆらゆらと揺れてとても美しかったのです。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  里山まで降りてきました。休憩所のそばにあったトイレが木の幹をあつらえた デザインでとても可愛らしく。思わずスナップしてしまいました。たかがトイレ ですが、ただ機能を満足するだけでなく、こういう洒落た感覚があると、とても 嬉しくなります。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  黄緑色が印象的な新緑の木々。濃い緑の針葉樹林がバックにあるからこそ。ま すますその緑の淡さが際だつのでしょう。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  下山後はおきまりの温泉です。こちらは老舗の旅館でしたが、けっこう高いの と、湯上がり後の休憩ができないというのでパスしました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ちょっと車を走らせましたが、藤野町にある「五感の里」というところで温泉 につかりました。料金は800円。まあそんなところでしょう。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  春、4月下旬には山桜が楽しめる生藤山。同じ神奈川県北部にある陣馬山(じ んばやま)のそれも有名ですが。そちらは有名な山なので、なおかつアクセスが 容易なのでいつも人で混んでいます。桜よりも人の方が多いのではないかという くらいに。(笑)  その点、こちらの三国山、生藤山はマイナーな(といっては失礼ですが)山な ので、けっこう空いていて、ゆっくりと山桜を鑑賞するにはうってつけです。  ハイキングの好きな方は訪れてみてはいかがでしょうか。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
Panasonic LUMIX DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/index.html
Panasonic LUMIX DMC-FX01 → http://panasonic.jp/dc/lx2/index.html
PENTAX K100D → http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k100d/
★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を開いて、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleEearthへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50 (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 ★★★ トリコシの取材ルートを地図上で再現できます ★★★  トリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して位置情報を刻々と記 録するようになりました。その記録は「カシミール3D」という地図ソフト(正 確には「地形シミュレーションソフト」というべきものですが)を使って管理し ています。  もしこのブログをお読みになっている方で、上記ソフトを使いこなしていらっ しゃる方がいましたら、下記のファイルをダウンロードしてカシミール3Dに読 み込ませてみてください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/05-01/2007-04-22.gdb
 下の例のように、今回のブログで紹介したトリコシの取材ルートが地図上 に赤線で示されます。写真を見直しながらお楽しみ下さい。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「キュートなトイ・デジカメ - SCOOL- 」◆ -------------------------------------------------------------  GPSとデジカメ画像EIXF情報の活用方法など、しばらく難しい話が続いたので、 ここらで息抜きです。  以前、山梨県の南アルプス市周辺を取材している時に、とあるリサイクルショッ プでカゴいっぱいのオモチャカメラを購入したということをご紹介したのを覚え ておいででしょうか?
 その中に「1500円」というジャンクのデジタルカメラがあったのです。 "S-COOL"というタイトルが付けられた箱入りの白いデジカメがそれです。  "S-COOL"という名前はついているものの、メーカーなどは不明です。生産は東 南アジアのようですが。。画素数はなんと「35万画素!」。コンパクトデジカ メでさえオーバー1000万画素が当たり前となった現代となっては、まるで笑っ てしまうようなスペックです。  しかしそのキュートなデザインに惹かれて買ってしまいました。なんといって も1500円ですから。。。  ごらんのように大きさは携帯電話よりひとまわり大きいくらい。しかしボディ はプラスチックでレンズもプラスチック製。そして中にはメカと呼べるようなも のはいっさいないためか、重量はなんと「55g!」
 トイ・カメラのお約束。レンズは固定焦点、そしてフォーカスフリー(つまり 深い被写界深度を利用してピントを合わせる必要が無い)。正面にピンホールの ような小さなプラスチック製レンズと、その上に光学ファインダーがあります。 これももちろんプラスチック製。その上にはフラッシュらしきものがありますが、 これは光るものなのか、ただの飾りなのか、それとも単に私が光らせ方が分から ないだけなのか定かではありません。(笑)
 電源には単4電池2本を使います。コンビニでも入手できるのでバッテリーが 切れても安心です。といって、消費電力がとても少ないので、まず無くなる心配 はないのですが。(笑)
 そもそも、このデジカメ、メモリーカードを挿入することもできず、内部メモ リだけに記録するのです。そしてなんと最大で12〜15枚までしか撮影するこ とができません!  だから電池を交換するなどと心配する前に撮影が終わってしまいます。(笑)  そしてあろうことか内部メモリは不揮発性の(つまり電流が無くても記録を続 けられる)フラッシュメモリかと思いきや、なんと電池を抜くとメモリが消去さ れて画像が消えてしまう!  だから電池を交換するなどと考えない方がよいのです。  なんというオモチャっぷりでしょうか。  背面はシンプルの一言につきます。液晶モニタはおろか。ボタンがメインスイッ チ&モードセレクトのボタンひとつと、シャッターボタンの計2つしかありませ ん!
 小さなファインダーは視野を確認しづらく、ファインダーでは見えているのに、 撮影された画像をPC上で確認すると、全然写っていなかったりと、とってもいい かげんです。  液晶モニタの代わりとなるものに、昔懐かしい7セグメント液晶の2桁の数値 表示パネルがあります。(しかもそのうち2ラインは壊れて表示されない) これでまともな撮影ができるのでしょうか?  マニュアルの一部をコピーしました。シンプルな中に様々な機能を盛り込ませ ようと設計者の涙ぐましい努力が見えるようです。静止画像が15枚しか撮れな いのに、動画や連続撮影機能など盛り込むとは無謀としか思えません。 これは使いこなす側にも相当の努力が必要です。(笑)
 実際に手に持ってみると「ホントに中身が詰まっているの?」と思わせるくら いに軽いのです。しかし丸みを帯びたデザインのためグリップ感はとても良く、 シャッターボタンも押しやすい。
 実はこのカメラ、フジフイルムから発売されている "Q1-DIGITAL" というデジ カメにそっくりです。 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/q1digital40ir/
 明らかにコピー品ですね。もっとも本家フジのデジカメとは機能的には比べる べくもないですが。。  メモリカードを入れられないので、画像の転送はUSBケーブルをPCに接続して 付属ソフトを使って転送します。ケーブルは専用のものでないと転送できないの が残念。mini-Bpinの規格なら手持ちのUSBケーブルが使えるのですが。それだけ が青天の霹靂でしょう。
 この付属ソフトのデザインがまたオモチャっぽくて、名前で言うほどクールさ のかけらもない。幼児が遊ぶパソコンソフトに見られるようなデザインです。海 外ではこれをクールとみなすのでしょうか?(笑)
 さて、おまちかねのテスト撮影です。いつもそうですが、トイ・カメラの仕上 がりってとってもワクワクします。最新式のデジカメを購入しても、きっとこの ワクワク感は味わえないでしょう。どんな画像ができてくるか予測のできない期 待と不安、、、それがトイ・カメラが不思議な魅力をもってフォトグラファーを 引きつける理由かも知れません。  絞りもシャッタースピードも、ISO感度もホワイトバランスも何も考える必 要もないので、ただ目に付いた物に向かってシャッターボタンを押すだけです。 まったくシンプル。悩むことなどなにも無い。普段の撮影では緊張のしっぱなし ですから、これはまた撮っていて快感です。  春の小川を撮影してみました。
 プラスチックレンズのため、周辺部に思いっきり収差(ゆがみ)が出ています。 そしてまるでネガフィルムで撮影したかのようなコントラストの低い眠い画像、 鮮やかすぎる最近のデジカメ画像に慣れた眼にはとても新鮮です。本当にこれが デジカメで撮った画像なの? と思ってしまいました。  ちなみに35万画素なので、画像のサイズは640×480ピクセルです。こ れならわざわざ縮小変換しなくても十分そのままブログに載せられるし、友人 へのメールにそのまま添付しても「サイズ大きすぎる!」などと怒られずにすみ ます。(笑)  ゆがみが楽しいレンズです。雷雲が近づいた森で空に向かってシャッターを切 ると、おどろどろしさがいっそう際だちます。
 竹林に菜の花畑。普通のカメラで撮影すればとても鮮やかな春の風景ですが。 なんだか東欧の渋い風景にまぎれこんでしまったようです。
 数回シャッターを切ったところで、このデジカメは風景を鮮やかに撮影するの には全く向いていないことを悟りました。そういう渋い被写体を捜すことにしま しょう。  たとえばこんな、畑仕事の帰りのおばあちゃんの後ろ姿なんてピッタリです。
 もともとくすんだ壁の色をした旧家なんてのもいいかも知れません。
 普段良く目にする街も、昭和の時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えま す。昔のネガプリントを引っ張り出してきて見ているような。
 どうせオモチャなのですから普通の撮影スタイルにとらわれることなく、もっ と自由に(もっとムチャクチャに)やってみましょう。  草むらの中にカメラをつっこんで、ノーファインダー撮影です(ファインダー を覗かずに写すこと。厳密なフレーミングはできないが、自由なアングルで思い がけない写真が撮れることがある)
 お寺に咲く美しい牡丹です。このデジカメにしてはまあなんとなく美しさを写 しとめることができたでしょうか。
 それにしてもファインダーでは上の赤い傘が全部フレームに入っていたなずな のに仕上がってきた画像では見事に切られています。なんといういいかげんなファ インダーなのでしょうか。しかし怒る気持ちにはまったくならないのです。もと もとオモチャなのですから、それに完全さを求めるほうが間違いというものです。  高台から望む平和な風景です。それにしても周辺部が思い切り歪んでいるので、 写真を見ているとなんだかクラクラしています。度の強い近眼のめがねをかけて いるような。。
 この日は風もなく暑い日でした。そのためか鯉のぼりもやる気なさそうに、だ らりと垂れ下がっています。こういう被写体こそこのデジカメは真価を発揮しま す。
 写りは悪いですが、不思議に「光り物」のギラギラした雰囲気はより強調され て伝わってきます。  プラスチックレンズなので、逆光で撮影すると思い切り虹色のフレアが出ます。 それがまた楽しい。光の中心にある黒い点は、光が強すぎるためにCCDの素子 の電圧がオーバーフローを起こしたためでしょう。これもまた思いがけず皆既日 食みたいな光景で楽しいものです。
 ひさしぶりにトイ・カメラを楽しむことができて大いに満足でした。  このカメラは市販品ではないのでみなさんにご紹介してもどこで入手できるか は分かりません。  しかしリサイクルショップなどにまめに顔を出していると、いつかこういう楽 しいカメラが見つかることでしょう。  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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