2007-05-22 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。


自然風景写真館ブログの第225号をお届けいたします。



★★★ このブログは下記のページにアクセスしてもご覧になれます ★★★









=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
§1.ギャラリー更新情報
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週火曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04112 "Being blessed by white plum blossoms." 『白梅に祝福されて』 Img04229 "The frapp grass in the splendor." 『輝きのペンペン草』 Img04344 "The play of water." 『水の遊び』 Img04361 "The morning glories on the halfway of wake up." 『目覚めかけのアサガオたち』 Img04411 "The big fall in Ryubami valley." 『竜喰谷の大滝』 Img04436 "The gloss of the grove of beech trees." 『ブナ林の艶』 Img04474 "A good day in the autumn mountain." 『秋山好日』 Img04494 "A gold Lacquer." 『蒔絵』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  季節が巡り巡って止まることを知らないように、自然風景写真館のトリコシも 東奔西走、止まることを知りません。  取材速報「季節の便り」は今週も盛りだくさんでお届けします。 (その代わり、「テクニカルノート」がお休みになってしまいました、  どうも申し訳ありません)  さて、いつものように深夜の高速道路を駆け抜けて、山梨県を目指します。
( RICOH Caplio-R4 )  笹子トンネルを抜けるとそこは、
( RICOH Caplio-R4 )  山梨県甲州市(旧:大和村)にある「道の駅・甲斐やまと」でした。着いたの は深夜でしたが、車中泊にて翌朝を迎えたのです。木々の新緑がとても眩しく、 爽やかな目覚めでした。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  余談ですが、山梨県は全国の都道府県で最も自治体が多い県として有名でした。 それが「平成の大合併」により多くの町や村が合併してしまいました。 それはいいのですが、 「甲府市」「山梨市」「甲州市」「甲斐市」「中央市」「笛吹市」「北杜市」 などなど、以前は村名や町名を言われれば「ああ、あのへんか」と検討がついた のですが、今ではちょっと分からなくなってしまいました。どこがどうくっつい てどの市になったのか? 特に「甲府市」「甲州市」「甲斐市」なんて、3つも 「甲」がつく市があって名前が似ていて、県外者にとってはさっぱり分かりませ ん。  以前は銀行や保険会社など金融関係の企業の合併劇が繰り広げられましたが、 「みずほ」って、元は何銀行だっけ? というのとなんだか似ています。(笑)  さて、道の駅で休憩を済ませた後、林道を走って偵察開始です。
( RICOH Caplio-R4 )  沢沿いの林道を突き進んだら、巨大な堰堤に通せんぼをされてしまいました。 まあこんな時もあります。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  それにもめげず名所を訪ねて走り回っていると、甲斐・武田家ゆかりのお寺で ある「景徳院」にやってきました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  新緑の美しい静かなお寺です。しかしこのお寺は武田家最後の当主「武田勝頼 公」の菩提寺でもあるのです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  織田信長・徳川家康の連合軍に西から攻め立てられて、甲府盆地の東のどんづ まりに当たる山深いこの大和村まで落ち延びていった様子がよく分かって胸が痛 みます。(山深いというと大和村の方々に失礼ですが)
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  多くの血が流されたであろう悲しい歴史をよそに、静かなお寺では新緑の葉が 輝いて風に揺れていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  さて、大和村を離れて勝沼町(現在は甲州市)にある甲府盆地の見える高台ま でやってきました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ここからは甲府盆地の見事な眺めが得られます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  天気が良く、甲府の西方になる南アルプスの白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳) がよく見えます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  再び中央道に乗り、甲府盆地を横断して、八ヶ岳が見える場所までやってきま した。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  そして北杜市(旧・武川村)までやってきました。甲斐駒ヶ岳や早川尾根の白 い峰々を間近に望む山岳展望の素晴らしい場所です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  この村に住む友人のお宅で子猫が育てられているのでその撮影をしにやってき ました。玄関前に車を乗り付けると、いつものように可愛いコーギーのワンちゃ んが出迎えてくれます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ここで育てられているのはアメリカン・ショート・ヘアーの子猫です。生後1 ヶ月くらいで、ペットショップに引き渡される前の可愛い盛りです。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  兄弟の子猫同士でとっくみあいをはじめてしまいました。まだやんちゃ坊主な のです。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  子猫の上でネコジャラシを振ってあげると、興味を示すらしく、その見上げる 様子がとても可愛らしいのです。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  遊んだあとは眠くなってくるのでしょう。目をうっすらと閉じて眠ってしまい ました。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  100円ショップで買ってきた猫の置物を置いて遊んでみました。ちょっとユー モラスな演出です。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  子猫のまわりにちりばめたのは、これもまた100円ショップで買ってきたゴ ム製のスーパーボールです。しかしこれがけっこう綺麗で、ちょっとした小物を 置くだけでメルヘンな雰囲気が演出できます。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  今度は姪っ子が使っている帽子を拝借して持ってきたものを、演出用の小物と して置いてみました。子猫が小さいので、子供用の帽子がけっこう大きく見えま す。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  帽子の中に子猫を置いて遊んでみました。自分の置かれている状況がよく分か らずに、きょとんとした様子を見せているのがまたとても可愛らしいです。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  そうこうしているうちにまた疲れてしまったのでしょう。2匹ともども、すや すやとお休みタイムです。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G )  2匹とも目が細く弓なりになり、口元がゆるんで、まるで気持ちの良い夢を見 ているような表情になっています。これからもすくすくと育って、やがて良い飼 い主が見つかるといいですね。
( SONY α100 + AF35mmF1.4G ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、日が変わって、今度は東へ。千葉県は房総半島を目指します。 神奈川県から千葉へ行くにはいくつかルートがあります。横浜ベイブリッジから 東京湾アクアラインを使ってもいいのですが、いつも同じルートでは面白くあり ません。今回は東名高速道路から首都高速を抜けて、千葉の外房、九十九里浜へ 抜けることとしました。
( RICOH Caplio-R4 )  このルートがけっこう速く、2時間くらいで九十九里浜まで抜けてしまいまし た。高速道路が発達しているためでしょう。アクアラインを使ったとしても、外 房に抜けるには木更津からさらに1時間半ほど一般道を通って房総半島を越えな ければならないので、結果的にはこちらのルートが早かったようです。  九十九里浜の海岸道路は直線でスピードが稼げるので、房総半島の山間部のく ねくね道を通るよりも効率的だと思いました。  そうして外房(千葉県の東海岸)にある深夜の大原漁港にやってきました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  車で休んだ後、早朝から撮影開始です。漁港を守るように岬が海岸につきだし ています。八幡岬です。そしてここには神社が建てられています。海の男たちの 安全を祈願して建てられたものでしょう。
( Canon PowerShot-A570IS )  その神社の境内からは大原漁港を一望することができます。折しも朝の光に照 らされて、何艘もの漁船が出航してゆきます。
( Canon PowerShot-A570IS )  この岬を選んだのは、もちろん太平洋から昇る朝日を見ることができるからで す。黄金色の太陽が東の水平線から昇ってゆきました。
( Canon PowerShot-A570IS )  太陽の光が太平洋の大海原に照りつけて反射します。ゆらゆらと揺れる波の形 に従って、その光の帯の形も千変万化してゆきます。
( Canon PowerShot-A570IS )  この日は東の海上で低気圧が発達しているのでしょうか。漁港の防波堤に押し 寄せる白波がとても激しく感じられました。
( Canon PowerShot-A570IS )  漁港を偵察している途中で、面白い軽トラックを見つけました。「秀丸」とは もちろん、漁港のお店の名前でしょうが、しかしインターネットの世界では有名 な某テキストエディタのソフト名といっしょなので、それを連想して、つい笑み がこぼれてしまいました。
( Canon PowerShot-A570IS )  このソフトの制作者の斎藤秀夫さんは福井県の鯖江市に住んでいると伺ってい ますが、まさか千葉に別荘があるのでは!?なんてありもしない想像をしてしま いました。(笑)  さて、海岸線の偵察を進めます。防波堤のテトラポットの上にさらにコンクリー トの板を敷いた海岸道路を発見しました。
( Canon PowerShot-A570IS )  しかしこれはけっこう怖い。太平洋の荒波がまともにぶつかってくるのです。 時折来る大波にさらわれると二度と帰ってこられなくなるでしょう。
( Canon PowerShot-A570IS )  ちょっとだけこわごわと、この道路の上を走ってみようと思いチャレンジして みましたが、やっぱり怖い。前方に太平洋の白波が「どっぱーん」と立ち上がる と、ちょっと足が(タイヤが?)すくんでしまいます。
( Canon PowerShot-A570IS )  軟弱にも、ちょっとだけ走って早々にバックしてきました。  しかしどこからともなくやってきた軽トラックが、まるでこともなげにこの海 岸道路を軽やかに走り抜けてゆきます。きっと近くの漁港の仕事車なのでしょう。 さすが、もうすっかり慣れている様子です。
( Canon PowerShot-A570IS )  この日は風が強く、太平洋からは相変わらず強い波が押し寄せてきます。その 波頭が砕けて、白いしぶきが舞い上がっています。朝の光はまだ低いので、その 波頭がくっきりと浮かび上がります。
( Canon PowerShot-A570IS )  角度を変えてみると、太陽の光がその波頭に当たって、キラキラと輝いてはく だけて散ってゆきます。暖かい光を受けながらその光景をしばらく眺めていると とても満ち足りた気持ちになってきます。
( Canon PowerShot-A570IS )  海岸線を離れて内陸部の様子を偵察に向かいました。千葉は=海、というイメー ジがありますが、山村の風景もなかなかのものです。小川の水もとても澄んでい て綺麗です。
( Canon PowerShot-A570IS )  カヤトの原を見つけました。湿地帯になっているようです。
( Canon PowerShot-A570IS )  朝からチュンチュンと野鳥の鳴き声がしていましたが、すぐ目の前に野鳥が飛 んできては止まります。すかさず望遠レンズを取り出して、野鳥の姿を捉えまし た。
( Nikon D50 + TamronSPAF200-500mmF5-6.3DiLD , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  春は恋を捜す季節、この野鳥もさかんに鳴き声を上げて、恋人を呼んでいるの かも知れません。
( Nikon D50 + TamronSPAF200-500mmF5-6.3DiLD , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  私はまだ野鳥の名前にはそれほど詳しくないのです。また後ほど、この野鳥の 名前を調べておく必要があるでしょう。  海岸道路を南に走って勝浦市にやってきました。ふと見かけた2階建ての民家 があっけらかんとした様子で青空の下にそびえていました。なんだか「朝の連続 テレビ小説」に出てきそうな家だなと思いました。
( Canon PowerShot-A570IS )  国道のトンネルを抜けるとそこは。。
( RICOH Caplio-R4 )  鴨川市に入りました。海あり山ありの良いところです。 ここで見かけた食事屋さんの風情にとても味があります。
( Canon PowerShot-A570IS ) 「うどん・そば」「うどん・そば」「うどん・そば」「うどん・そば」 ・・・ なにもそこまで「うどん・そば」を強調しなくても。。 おかげで肝心のこのお店の名前がなんなのかさっぱり分かりません。(笑)  苗を植えたばかりの水田が青々としてとても綺麗です。
( Canon PowerShot-A570IS )  水田のあるところに白鷺あり、ひょこひょこと抜き足差し足で歩きながら、田 んぼの中にいる虫を捜していました。
( Nikon D50 + TamronSPAF200-500mmF5-6.3DiLD , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  鴨川市の道路を走っていると、その前を、ワンちゃんを乗せた軽トラックが走っ ていました。こういうことがごく日常的に行われているところが「鴨川らしい」 と思いました。
( Canon PowerShot-A570IS )  鴨川市から山を越えて君津市に入りました。清和県民の森というところにやっ てくると、とても可愛らしいタンポポの花を見つけました。まだ綿毛にはなって いません。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  星野富弘さんの「花よりも小さく」という本がありますが、そのような気持ち になって、カメラをうんと低く構えてみましょう。そうするとバックの木漏れ日 が背景に入って、光のボケとなって、それがとても美しく、花たちの背景を飾っ てくれるのです。  SONY製の疑似一眼デジカメ "DSC-R1" は大型のC−MOSを搭載している ので、こうしたバックを大きくぼかす撮影が得意です。 (※ 疑似一眼デジカメをフジフイルムは「ネオ一眼デジカメ」と呼んでいます)  ここへやってきたのは千葉の知人に誘われて「安房高山」(あわたかやま)に 登るためです。整備された県民の森の遊歩道を離れて、険しい尾根道を登ってゆ きます。
( Canon PowerShot-A570IS )  安房の国は新緑の時期を過ぎて、盛夏の濃い緑へと移り変わる過渡期のように 見受けられました。それにしてもこの清和の里の谷と森の緑の深さはどうでしょ うか。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  けっこうな距離を歩きましたが、ブログでは途中省略です。もう安房高山の 山頂に到着しました。
( Canon PowerShot-A570IS )  標高364mだからといって侮れません。どうですか、この見事な展望を。午 後になってちょっと曇ってしまったのが残念ですが、鴨川市から太平洋にかけて の遠望が楽しめます。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  そして山頂に咲く可憐な花々も。この花はニワセキショウという名前の帰化植 物です。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  同じ花でこちらは白いタイプのものです。星形をしていて小指の先ほどの大き さのとても可愛らしい花です。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  そしてシロツメクサ。本来は里に咲く花ですが、おそらくハイカーの靴に種が くっついて、この山頂までやってきたのでしょう。この小さな花にとってはとて も長い長い旅だったのかも知れません。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  改めて鴨川市の様子を見てみましょう。水を張ったばかりの水田が里に広がっ て、とても初夏らしい爽やかな空気に満ちています。正面にアンテナの立ってい る場所は、千葉県最高峰の愛宕山(408m)です。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  さて展望を楽しみながら昼食をすませ、下山に移りましょう。途中、見事なレ ンゲツツジの花を見かけました。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  風が強かったのですが、感度を少し上げてなんとか花の揺れのブレを抑えまし た。こういう時にデジカメは本当に便利です。そして花に思い切り近づいて撮影 するとバックの木漏れ日が美しくぼけて、花の周りを飾ってくれます。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  道ばたにふと目をやると、ぽっかりと幹の真ん中に大口を開けた樹木を見かけ ました。童話の世界に出てきそうな樹木です。
( Canon PowerShot-A570IS )  いや、自然界にはこのような樹木が多く見られるので、だからこそそういった 童話のストーリーが作られたのでしょう。  再び清和の森まで戻ってきましたところ、美しい黄色い花を見つけました。こ れはジャケツイバラの花です。漢字で書くと「蛇結茨」となります。ちょっと怖 そうな名前ですね。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  それもそのはず、茎の部分を見てみると大きなトゲが突き出ていました。 「美しいバラにはトゲがある」というのは有名な格言ですが、この花もまたそう なのでしょうか。
( Canon PowerShot-A570IS )  ハイキングを終えて、今度は再び鴨川市に戻って、有名な「大山千枚田」の見 学に訪れました。
( Canon PowerShot-A570IS )  最近はエコ・ブームで日本各地に残されている棚田が人気のようです。この鴨 川市の棚田は「首都圏から最も近い棚田」として近年人気のようです。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  自然の地形を生かした棚田には、日本の風土に合わせた人々の知恵を見る思い です。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  この秩序だった美しい構造物(というとちょっと固い表現ですが)が、いつま でも残されて欲しいと思う人は少なくないに違いありません。
( SONY CyberShot DSC-R1 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  近くにあった自然館の事務員の方に「この棚田に水が張られるのはいつですか?」 と尋ねると、「そうですね、雨の降り方次第ですから、いつかは分からないので す」という答えが返ってきました。  話を聞くと、棚田に水が張られるのは、人工的に行われる灌漑によるのではな く、なんと雨水が自然にたまるのを待つのだそうです。  近代的なシステムとは無縁な、なんとも自然のサイクルに逆らわない農法だと 思いました。  この棚田は季節や時間帯によってその表情を様々に変えることでしょう。ご覧 の通り見学に訪れたときには曇り空で色がまったく冴えませんが、朝の時間、水 面に紫色やオレンジ色の空の色が映りこむと、それはそれは見事な風景になるこ とでしょう。  いつか時を変えて、またこの棚田を訪れてみたいと思いました。  さて、その後は内房(東京湾側)に抜けて食事と休憩です。「ばんや」という お魚のおいしいお店があるのです。
( Canon PowerShot-A570IS )  ご覧のように近隣の漁港で水揚げされた魚を干し物にして売っています。
( Canon PowerShot-A570IS )  これは「ギラ」という鯵(アジ)に似た小魚です。これだけいっぱいいると、 そのちっこい目ににらまれているのではないかと、ちょっと怖くなります。
( Canon PowerShot-A570IS )  食事の後は、温泉で汗を流して一休みしました。本当の温泉ではなく人工だそ うですが、平日で人も少なく、ゆっくりと疲れをとることができました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  夕暮れ近くになってそろそろ帰途につく時間です。また首都高速を使って帰っ てもいいのですが、同じ道を通るのは面白くありません。ここは(ちょっと高い ですが)東京湾フェリーを使って東京湾を横断し、神奈川に直接上陸することと しましょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  接岸されたフェリーの後尾から船倉に乗り込みます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  車を船倉に停めた後、甲板に登って金谷の港を出港するのを眺めていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  30分ほどで神奈川県横須賀市の久里浜港に着きます。少し船内で休んでうと うとしていたら、もう久里浜に着いてしまいました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  あわただしく船倉に降りてゆきます。風が強かったためか重量制限がされて、 大型車は乗ることができませんでした。そのためフェリーの船倉は一般車ばかり でとても空いていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  前の車に続いてフェリーから出走します。自分の愛車ごとお船に乗って海を渡 るというのはけっこう楽しいものです。
( RICOH Caplio-R4 )  こうして無事に再び神奈川県の土を踏むことができました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  あとは三浦半島から湘南にかけての海岸線をひた走るだけです。
( RICOH Caplio-R4 )  三浦半島は山がすぐ海岸まで迫っているのでトンネルが多く、その中を通るた びに光が流れるスピード感のある写真が撮れます。
( RICOH Caplio-R4 )  もちろん、撮影は自動で行われているので、トリコシは安全運転に専念してい ますので、どうぞご安心を。
( RICOH Caplio-R4 )  千葉県をひた走った取材を終えて、無事に自宅に到着し、トリコシは深い眠り についたのです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、また日をあらためて、今度は登山学校のロッククライミング講習で、神 奈川県は湯河原町にある幕岩公園を訪れました。快晴に恵まれたクライミング日 和です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  幕岩は岩盤があちこちでむき出しになっており、そこで岩登りの好きな人たち が週末ロッククライミングを楽しみにやってきます。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  青空の下、講習開始です。あちこちの岩場でロープが張られています。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  こちらはフリークライミングを楽しむ若者たち。くつろいで開放的な雰囲気で クライミングを楽しんでいる様子が伝わってきます。(ここで青空に白い雲が流 れていれば完璧な絵になったのですが)
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  下から見上げてばかりでは面白くありません。私も体慣らしに少し岩場を登っ て、今度は上から生徒さんたちが登る様子を見下ろしてみましょう。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  広角レンズで撮影すると岩場の広がりが映りこんでとても臨場感のある写真に なります。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  一方、望遠レンズで遠くからクライマーを写すと、被写界深度が浅いので、ク ライマーがバックから浮き立ち、浮遊感のようなものが出て、高さを表現できま す。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  このようなシチュエーションではズーミングによるレンズの画角、被写体との 距離などを色々と変えて、もっとも画面効果の高い撮り方を色々と試してみましょ う。  こちらの生徒さんはもの凄く垂直な絶壁を登っていますね!
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  しかしタネを明かしてしまいましょう。これは実は少しカメラを左に傾けて撮っ ているのです。  この傾斜はそれほど急ではありません。しかし傾斜の方向にカメラを傾けて撮 ると、あたかも壁が垂直に切り立っているように見えるというわけです。  これは水平線や地平線が写っているとバレてしまいますが。それがないので、 このようなトリックが使えるというわけです。  一日の講習を終えて、クライミングでちょっぴりのスリルを楽しんで、心地よ い汗を流して、帰途につきました。  とはいえ自然相手に行う登山やクライミングはリスクの高いスポーツであるこ とは間違いありません。(そのために登山学校があるのです) これからも気を引き締めて、自然に立ち向かってゆこうと思います。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ PENTAX K100D → http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k100d/
Nikon D50 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d50/
SONY α100 → http://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A100/
Canon PowerShot-A570IS → http://cweb.canon.jp/camera/powershot/a570is/
RICOH Caplio-R4 → http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r4/
SONY CyberShot DSC-R1 → http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-R1/
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
★★★ トリコシの取材ルートを動画でご覧になれます ★★★  トリコシの取材車のダッシュボードに取り付けられたデジカメ、Caplio-R4 の インターバル撮影(一定間隔の自動撮影)機能により取得された静止画像を合成 して作成した動画ファイルをウェブからダウンロードできます。  早送りのビデオのようにして取材コースをご覧になることができます。 どうぞお楽しみ下さい。 http://tory.com/j/others/mm/2007/05-22/2007-05-18.mp4
(MPEG-4ムービーファイル、8.75MB、ダウンロードに少々お時間がかかります) (※ご覧になるにはお使いのブラウザにQuickTimeのプラグインが必要です) ★★★ トリコシの取材ルートを地図上で再現できます ★★★  トリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して位置情報を刻々と記 録するようになりました。その記録は「カシミール3D」という地図ソフト(正 確には「地形シミュレーションソフト」というべきものですが)を使って管理し ています。  もしこのブログをお読みになっている方で、上記ソフトを使いこなしていらっ しゃる方がいましたら、下記のファイルをダウンロードしてカシミール3Dに読 み込ませてみてください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/05-22/2007-05-16.gdb
http://tory.com/j/others/mm/2007/05-22/2007-05-18.gdb
 下の例のように、今回のブログで紹介したトリコシの取材ルートが地図上 に赤線で示されます。写真を見直しながらお楽しみ下さい。
★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleEearthへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ◆今週は取材日程過密のため、  恐れ入りますが、お休みさせてください。  来週にどうぞご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
※ご意見ご感想などは ( akio@tory.com ) までお寄せください。 ※このブログは等倍フォントでご覧になることをお勧めします。 ※このブログは自然風景写真館 ( http://tory.com/
) から登録された方、  および、旧・自然風景写真館にご来館いただいた方々にお出ししています。 ※ブログの購読停止をご希望の方は、以下のURLにアクセスしてください。 -------------------------------------- ★自然風景写真館ブログ購読解除ページ -------------------------------------- → http://tory.com/j/others/mailmagazine.html
 もしどうしても解除できない時は、 ( akio@tory.com ) にご連絡ください。 ※メールアドレスご変更の方法は、お手数ですが、一度解除いただいてから、  新しいメールアドレスで再度ご登録ください。 _____ _ |Nikon| _ ======= Nature Photographer Akio Torikoshi ====== +"--,/ \ --+ | *E-mail: akio@tory.com | |## j\_/o | | *Nature Photo Gallery : http://www.tory.com/
| +==----------+ | *Virtual Photo Library: http://www.vpl.net/
|
 
 
2007-05-22 Back to HomePage
(C) Nature Photographer Akio Torikoshi , All Right Reserved.