2007-05-29 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。


自然風景写真館ブログの第226号をお届けいたします。



★★★ このブログは下記のページにアクセスしてもご覧になれます ★★★






××××××××× お詫び ×××××××××

 先週のブログでお伝えした千葉県の山の中に咲いていたツツジを
「レンゲツツジ」とご紹介しましたが、
正しくは「ヤマツツジ」の間違いでした。

 レンゲツツジはもっとオレンジ色で、標高の高いエリアに咲く花です
(長野県の美ヶ原など)

 どうも失礼をいたしました。





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§1.ギャラリー更新情報
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週火曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04021 "A cliff above Akaishisawa." 『赤石沢の絶壁』 Img04157 "The cherry blossom of the taste for the simple and quiet." 『侘びの桜』 Img04220 "The white cherry tree in the daydream." 『白牡丹桜夢想』 Img04273 "The floating of the red iris." 『赤菖蒲の浮遊』 Img04340 "The natural face of Lycoris squamigera" 『ありのままのナツズイセン』 Img04415 "The forest of the refreshing yellow leaves." 『爽快カツラの木』 Img04423 "The light of the tree skin." 『樹肌の光』 Img04431 "The starting point for a trekking in the autumn." 『秋の登山口』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  先週末、神奈川県秦野市にて、神奈川県勤労者山岳連盟の40周年記念事業が 催されましたが、その会場にトリコシの写真(A1サイズポスターパネル)が4 枚展示されました。  山岳写真は私の専門ではありませんが、登山者の祭典にふさわしいような力強 い作品を選んでみました。また、神奈川県での祭典に合うようにと、地元丹沢で 撮影された2枚を選んでみました。  下記にそれをご紹介いたします。 (うち3枚は、神奈川県立足柄上病院に既に展示されたものなので、  ブログ読者の方ならご覧になったかも知れません)
− 竜瀑・大棚の滝 − Ohtana falls like a dragon. 神奈川県・山北町・西丹沢にて ( Nikon F6 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD , RVP100 )
− 暁の赤岳 − Mt.Akadake in the dawn. 南八ヶ岳連峰・硫黄岳にて ( Nikon F90x + AiAF-Nikkor80-200mmF4.5-5.6D , RVP50 )
− 午後の森にて − At the evening in autumn forest. 東丹沢・堂平にて ( Nikon F6 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD , RVPF )
− 嵐過ぎし横岳 − Mt.yokodake after the storm. 南八ヶ岳・赤岳鉱泉付近にて ( MAMIYA-7II + N80mmF4L , RVPF )  できましたら、パソコン上の画像ではなく、A1サイズの迫力あるプリントを 直にご覧になっていただきたいと思いますが、いずれ将来みなさまのお目に触れ る時も来ることでしょう。  そのときに恥ずかしくないように、よりいっそうプリントのテクニックを磨い ておきたいと思います。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  春から初夏にかけてのこの時期、どこへ出かけても気持ちが良いものです。薫 風吹き抜ける爽やかな陽気の中、先週の木曜日には湘南フジクロームクラブの撮 影会に同行し、東京都から山梨県にかけての奥多摩地方を訪れましたのでその様 子をお届けいたしましょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  移動中だとしても、バスの座席トレイにはデジカメを置いていて、とっさのス ナップに備えておきたいものです。八王子付近で面白いものを見かけました。某 ファーストフード店の創業者のお人形が180度反対、壁の方を向いてしまって いるのです。
( Panasonic DMC-FX01 )  誰か学生さんがイタズラでもしたのでしょうか。しかしまあ陰惨な事件がTV や新聞を賑わしている昨今、このくらいのイタズラなら、実に微笑ましいもので す。  まずは奥多摩観光の定番、奥多摩湖にやってきました。
( Panasonic DMC-FX01 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.3.3N35.47.19&ZM=5
 奥多摩湖畔の駐車場は広くてとらえどころが無く、被写体を捜すのに苦労しそ うですが、しかし湖の脇にある若葉の緑がとても美しかったので、それを大きく 画面に取り込んで撮影してみました。
( Panasonic DMC-FX01 )  メインのフィルムカメラの方はもちろんPLフィルターを装着して、水面の白っ ぽい反射を除去したので、深く美しい緑が得られているはずです。  とはいえやはり綺麗に撮れるならそれに越したことはありません。 コンパクトデジカメでも気軽にPLフィルターを利用できるようなアクセサリー を捜してみる必要がありそうです。  今度は奥多摩湖の南に回って「山のふるさと村」というところへやってきまし た。新緑の緑の中にヤマボウシの白い花が咲いています。
( Panasonic DMC-FX01 )  とても山深くて、さすがは奥多摩と思わされるところです。こういう印象的な 枯れ木は朝夕の時間帯に撮影するとまた風情が出ることでしょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  新緑の木々たちの上をぽっかりと白い雲が流れてゆきます。本当に良い天気に 恵まれました。標高の高い奥多摩ですが、Tシャツ1枚で過ごせる汗ばむくらい の陽気です。
( Panasonic DMC-FX01 )  東京都から山梨県の丹波山村(たばやまむら)に入りました。そのときバスの 車窓から、今まで見たことのない立派な駐車場ができているのを発見しました。 すかさずデジカメスナップします。
( Panasonic DMC-FX01 )  以前はこういうものを発見したらいちいち車を停めて、カーナビのGPS座標 をメモして帰ってから地図ソフトに書き込んで整理していたものでした。  今ではGPSユニットを持ち歩いているので、デジカメで撮影するだけで、そ の画像を地図ソフトにドラッグ&ドロップするだけで、ご覧のように場所を特定 することができます。本当に有り難いことです。
 多摩川の源流部に近づくに従って、心なしか木々の緑も深く濃くなってゆくよ うです。谷間に差し込む午後の光は逆光となって木立を浮かび上がらせ、背景は 深い谷の暗がりになっているので、その輝きがよりいっそう強調されます。
( Panasonic DMC-FX01 )  旧道の橋の上から渓谷の眺めが良さそうなので、バスを停めてしばらく撮影を 楽しみました。
( Panasonic DMC-FX01 )  ご覧のように見事な渓谷美が広がっています。さすがは奥多摩。スケールが違 います。
( Panasonic DMC-FX01 )  東京都八王子から青梅街道を西にひた走って、柳沢峠を越えて甲府盆地に入り ました。このあたりは昔は勝沼町と呼ばれていましたが、今は甲州市と呼ぶよう です。
( Panasonic DMC-FX01 ) http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.43.10N35.40.10&ZM=5
 休憩に立ち寄ったハーブ庭園ですが、しかしなかなかに素敵で、駐車場の周り のフェンスには見事なバラの花が咲き乱れていました。
( Panasonic DMC-FX01 )
( Panasonic DMC-FX01 )
( Panasonic DMC-FX01 )  庭園もヨーロッパ風の彫像や草花が植えられていて、被写体に事欠きません。
( Panasonic DMC-FX01 )  欧州風オンリーかとおもいきや、どうしたわけか和風の池もあり、鯉が悠々と 泳いでいました。
( Panasonic DMC-FX01 )  池におもいきり近づいて鯉の顔のアップ写真を撮ってみます。
( Panasonic DMC-FX01 )  和洋折衷。こういうところが日本人の悪く言えばいいかげんなところでもあり ますが、良く言えば柔軟なところなのでしょう。  観光バスは中央道に乗り、河口湖から富士五湖道路に入り、籠坂峠を越えて静 岡県御殿場市に入りました。
( Panasonic DMC-FX01 )  東名高速道路の足柄パーキングの休憩時、ちょうど太陽が富士山の山の端に沈 む光景に出会えました。おみやげを買うのもほっぽり出して、思わずカメラを持っ て走り出しました。
( Panasonic DMC-FX01 )  ドラマチックな風景はいつ何時やってくるか分かりません。いつだって臨戦態 勢で臨みたいものです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、既に「今週のニュース」でお知らせしました通り、先週末には神奈川県 の勤労者山岳連盟の記念イベントが行われましたが、その企画の一環として「ク ライミング・コンペ」が催されました。  これは人工壁(クライミングウォール)をどれだけ速く上まで登れるかを競い 合うスポーツ・クライミングの競技です。  スタッフは早朝からセッティングに大忙しですが、どこからともなく猫ちゃん がやってきて、我関せずといった様子でゴロゴロしている様子が対照的でとても 可笑しく見えました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  さて出場者がやってきました。壁に向かって、みんな手を上にかざして、まる で「阿波踊り」のようなことをやっています。見方を変えればなにか怪しい宗教 儀式のようにも見えます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  彼らは決して怪しい集団ではなく(笑)、壁に設定されたルートを実際に登る 前に「イメージ・トレーニング」をしているのです。  さていよいよ競技が始まりました。垂直の壁もなんのその。全身の筋肉とバラ ンスを使ってどんどんと登ってゆきます。色とりどりガムテープがたくさん貼り 付けてありますが、それは触って良い場所といけない場所を示す目印です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  このように垂直に90度以上せり出した壁を「ハング」と呼びますが、こうい う場所はかなり辛いです。手の筋肉に頼っているとすぐに力尽きてしまうので、 体を突っ張って、なるべく背筋や腹筋などの大きな筋肉を使うのがコツです。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  こちらの若者はとうとう力尽きて壁から離れてしまいました。もちろん、上か ら安全ロープでつり下げられているので危険ではありません。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  こういう人工壁では自然の岩場と違って支点の強度は信頼できるので、純粋に 登ることをスポーツとして楽しめるのす。  こちらはベテランのクライマーです。なんなくクリアーして壁の最上段まで到 達しました。さすがですね。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  人工壁の側面にはメンテナンス用の階段とテラスがあります。そこまで登って 下を見下ろすとけっこうな高度です。高所恐怖症の人はちょっと足がすくむでしょ う。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  午前中は曇り空だったのですが午後になって青空が見え始めました。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  青空が見えはじめると同時に強烈な夏の太陽が地面のアスファルトを照らし出 しました。参加者や応援者は帽子をかぶったりシートをかぶったりしてめいめい に暑さをしのいでいるようです。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  テラスの横から身を乗り出して望遠レンズでクライマーに肉薄します。後ろで ロープを保持しているのは「ビレイヤー」(確保者)と呼ばれています。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  壁の最上段近くまで到達しました。背景の緑の山々がとても青くて、気持ちの 良いクライミング日和となりました。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  上部のフレームとレールは壁の角度を制御するためのものです。そう、このレー ルの端いっぱいまで壁を動かすと、マイナス45度近くになるオーバーハングを 作り出すことができるのです。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  国内一級のクライミングコンペになると、そういう強烈な壁にセットしなおす のでしょう。世の中には凄い人たちがいるものです。そういうクライミング上級 者の登りを見ていると、ほんとうに真っ平らに見える壁でもひょいひょいと難な く登って行ってしまいます。そういう人を見ていると、映画やドラマの中に出て くる「忍者」の伝説も、あながち全てが嘘ではないなと思えてしまうのです。 人間鍛えると、凄いことができるようになるという証拠でしょうか。  競技の撮影に飽きたので、少し休憩して山岳スポーツセンターの周りの風景に 目を向けてみました。燦々と降り注ぐ太陽の光を受けている新緑の木々がとても 綺麗です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  ホワイトバランスをカメラまかせではなく、グレーシートを使って自分でカス タムホワイトバランスを取ったので、本来の色が再現できているようです。  面白い綿毛を見つけました。たんぽぽよりもひとまわり大きく、もっとちぢれ ています。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  立て札によると「オキナグサ」とありましたが、本当でしょうか? オキナグサは高さがせいぜい数センチの小さな花です。それがこの綿毛は高さが 30cmくらいの大きさがありました。 後日野草に詳しい友人に確認を取ってみる必要がありそうです。  スポーツセンターの庭先にはシランの花が咲いていました。夏の始めによく見 かける花です。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  やはり花は何と言っても逆光にきらめく姿がとても素敵です。ただし花の表情 が陰になってしまうので、少しマイナス補正をしてフラッシュを当ててみました。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  こちらはカメラを地面に押しつけて下から花を見上げてみました。虫の視線で す。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  ピントは目測でレンズの距離目盛りを合わせます。デジカメなのでその場で ピントのチェックをして微調整できるのが助かります。  クライミングコンペはまだまだ続いているようですが、ちょっと建物の中で涼 んでゆきましょう。そうしたら先ほどゴロゴロしていた猫ちゃんが、またしても 廊下の先でごろごろしていました。本当に猫はマイペースです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  クライミングコンペも無事に終了して、記念の立食パーティが始まりました。 スポーツセンターの建物は2階が突き抜けになっており、その上から会場の様子 を見渡せます。大勢集まりました。なんだか「○○○○を捜せ!」のようなスナッ プですね。
( PENTAX K100D + SIGMA18-125mmF3.5-5.6DC )  記念祭典の翌日はボランティア清掃登山の救護班に入ってお手伝いをしました。 前日のパーティのお酒がまだ少し残っていて、尾根の上まで登るのがちょっと辛 かったのですが。(笑)  2日間お手伝いをして家に帰ったらさすがにふらふらになってしまいました。 スポーツセンターに居候していたあの猫ちゃんのように、ゴロゴロして過ごす休 日があったらどんなにか良いだろうと思いますが。これも性分、仕方ありません。 これからも毎日働き続ける日々が待っていることでしょう。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ PENTAX K100D → http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k100d/
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
Panasonic DMC-FX01 → http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html
★★★ トリコシの取材ルートを地図上で再現できます ★★★  トリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して位置情報を刻々と記 録するようになりました。その記録は「カシミール3D」という地図ソフト(正 確には「地形シミュレーションソフト」というべきものですが)を使って管理し ています。  もしこのブログをお読みになっている方で、上記ソフトを使いこなしていらっ しゃる方がいましたら、下記のファイルをダウンロードしてカシミール3Dに読 み込ませてみてください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/05-29/2007-05-24.gdb
 下の例のように、今回のブログで紹介したトリコシの取材ルートが地図上 に赤線で示されます。写真を見直しながらお楽しみ下さい。
★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleEearthへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「α7への小言」◆ -------------------------------------------------------------  先々週は「Nikonにもの申す!・F6の小言」といったサブタイトルでカ メラに対する不満点を紹介しました。  ですので今回のタイトルも「ミノルタにもう申す!」というふうにしたかった のですが、しかしご存じのようにミノルタはコニカと合併。そして今では写真事 業そのものを放棄してしまい、もはや文句の投げ所がありません。(苦笑)  しかしまあせっかくですからこの際α7の不満点も紹介してしまいましょう。
 α7(アルファ・セブン)はミノルタが開発した軽量高性能な35mmフィル ム一眼レフカメラです。  以前、ブログで紹介したこともあるのでご存じの方も多いかも知れませんが、 コニカミノルタの写真事業撤退に合わせて、もう2度と手に入らなくなるかも知 れないと思い、慌てて購入した一台です。(笑)  そういういきさつはともかく、軽量なボディにもかかわらず明るくて見やすい ファインダーと、切れ味の良い操作性を備えており。21世紀の傑作フィルムカ メラの1台に数えられると思います。  高性能なαレンズシステムと合わせてそのポテンシャルは非常に高く、にもか かわらず中級機に位置づけられて高性能の割には安価で購入することができます。 (※ 中古市場では現在、3〜4万円で購入可能です)  ほぼ完璧に思えるα7ですが、やはり人間の作るものに完璧というものは無い もので、使っていていくつかの不満点が見受けられます。 ◆1.電源スイッチが左手を使わないと操作できない。  ミノルタのカメラの電源スイッチは伝統的にカメラの本体左上に配置されてい ます。
 慣れれば問題ないという声も聞こえてきますが、Nikonのカメラを使い慣 れてきた私にはちょっと不満です。というのはNikon製のカメラの場合は電 源スイッチは伝統的にシャッターボタンのすぐ下に配置され、撮影態勢に入って ファインダーを覗いてカメラを構えた状態でも、右手だけで操作が可能です。
 これは普段は不用意なレリーズを防ぐために電源をOFFにして歩いていて、 とっさの時にカメラを構えたときに差が出ます。  Nikonのカメラはファインダーを覗いてから電源OFFに気がついたとし ても、すぐに右手親指で電源ONにすることができますが、ミノルタのカメラの 場合は(たいてい左手はボディとレンズの下部を支えています)左手を離してス イッチを操作しなければなりません。  これは私にとってはいつも不満に感じます。ですのでカメラの電源は常にON にした状態で持ち歩いています。 ◆2.2秒セルフタイマーで簡易ミラーアップができるのは良いが、    ブラケッティングとの併用ができない。  F6の小言において、「セルフタイマーとミラーアップの併用ができない」と いうのを述べましたが、α7では2秒のセルフタイマーをセットすると自動的に ミラーアップが働くという優れた機能を持っています。  これを用いると、レリーズケーブルを使うことなく、低振動でシャッターをレ リーズすることができて便利です。  セルフタイマーは「ドライブモードダイヤル」を回すことによりセットします。
 ところが困ったことに、このドライブモードダイヤルに「ブラケッティング」 (自動露出ずらし撮影)のモードも設定されているために、 「セルフタイマー+ミラーアップ」の時にブラケッティングを併用することがで きません。
 風景撮影では、ミラーアップと同時にブラケッティングも行うことがほとんど なのですが。。。  きめ細かい配慮がゆきとどいたカメラだけに、残念なところです。 ◆3.リモートケーブルはワイヤレスにしてほしい、  既にF6への小言でも述べましたが、世にある高性能カメラのセオリーにもれ ず、α7もレリーズリモコンはケーブルになっています。
 ここは何度も口を酸っぱくして言いますが、「リモコンはワイヤレスの方が絶 対に優れています! 高性能カメラこそ、リモコンはワイヤレスにして欲しいの です!」 ◆4.露出補正ダイヤルの回転方向をカスタマイズできるようにして欲しい  F6の小言では、Nikonは伝統的に左方向回転で露出プラス、右方向回転 で露出マイナスであることを不満点として述べましたが、α7での露出補正ダイ ヤルは、左がマイナス、右がプラスになっていて、これは◎です。  しかしながら、ここまでしてくれておきながら、マニュアル露出モードになる と、その関係が逆になってしまいます。(つまり、左回転でシャッタースピード の数値が遅くなり、右回転でシャッタースピードが速くなるので、露出は左でプ ラス、右がマイナスとなってしまうのです)
 ユーザーがきめ細かな設定ができるように「ダイヤルの回転方向」「前後ダイ ヤルの入れ替え」などが細かくカスタマイズできるようになっていてほしいもの です。 ◆5.撮影データの取得で、レンズ情報を一意に識別できない  α7の優れた機能として、メモリカード入りデータパックを装着すると、そこ に撮影データをコピーして、パソコンに転送して管理することができることが挙 げられます。
 ご覧のように今はもう懐かしい「スマートメディア」にデータはCSV形式の テキストファイルとして記録されます。
 保存できる項目は、コマ番号、シャッタースピード、絞り値、焦点距離、撮影 時のレンズ開放F値、露出補正値、露出モード(PASM)、測光方式、フラッ シュモード、フラッシュ補正値、撮影日時、です。
 自然風景写真館ではご存じのように撮影データを非常に重視していますので、 この機能は嬉しいところです。  ところで、賢明な読者の方は気がついたと思いますが、焦点距離と開放F値だ けでは使用したレンズを一意に識別することができないのです。  つまり、100mm/F2.8 というデータが残っていたとして、そのとき に使用したレンズが、 (1) 100mmF2.8マクロ (2) 100mmF2.8ソフト (3) 70−200mmF2.8レンズの100mm域 のどれなのかが識別できないのです。 (※ Nikon F100 , F6 などでは、"85(28-105),F3.5-F4.5" のように、    レンズのズーム範囲、開放F値の範囲が記録されるので、    ほぼ一意に使用レンズを識別できます)  これだけ先進的な機能を盛り込んだ21世紀のカメラなのですから、レンズ情 報の取得くらい朝飯前のはずです。  事実、α-SweetDigital や α100 といったデジタルカメラにミノルタレンズ を装着した場合は、EXIF情報のメーカーノートにレンズIDが確実に記録されて います。
 これをフィルムカメラの時代から行っていて欲しかったのです。  以上、α7に対する不満点(つまりは改善要望)を述べてきました。  フィルムカメラとしてのα7の後継機種は今の時代となってはもう望むべくも ないですが、そのシステムを引き継いだSONYさんにはぜひ時期主力デジタル カメラではこれらの点を改善した優れたカメラの発売を切に願います。 特に、、、 ◆ワイヤレスリモコン ◆コマンドダイヤルのきめ細かなカスタマイズ の2点は優れた操作性のためには必須の機能と思っております。  自分でも細かいなあと思うこともありますが、こういう小うるさいユーザーを 大切にしてこそ良い製品ができてくるのではないでしょうか。  各社メーカーの製品開発担当者の方たちはぜひこの「自然風景写真館メールマ ガジン」の「テクニカル・ノート」をご愛読いただけると幸いです。(笑)  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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