2007-08-07 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第236号をお届けいたします。



★★★ このブログは下記のページにアクセスしてもご覧になれます ★★★








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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04527 "The silence in the surface of the lake." 『湖面のしじま』 Img04588 "The Buddhism jar and a colored leaf." 『瓶と紅葉』 Img04606 "The cherry tree blooms in the autumn, too." 『桜は秋にも咲く』 Img04612 "The glitter yellow leaves." 『きらめきの黄葉』 Img04639 "Under the tree of the colored leaves." 『もみじ色の木の下で』 Img04644 "The evening sea and the Mt.Fuji at Shonan." 『湘南の海と夕富士』 Img04648 "The spiritual tree and the night view." 『神樹と湘南の夜景』 Img04650 "The night view of Kanto plain." 『関東平野の夜景』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★1★ トリコシの個展がこの夏、横浜の西洋館で行われます ★☆  季節はまるで走馬燈のように巡り巡ってとどまることを知りません。今年も気 がつけばもうトリコシの個展の季節がやってまいりました。今年の個展は、横浜 市、小田原市、秦野市の3カ所で予定しております。  まずは横浜市中区にある、港の見える丘公園と元町公園の間にあるオシャレな 西洋館「山手234番館」をお借りして行うことになりました。  期間は8月24日(金)から28日までの5日間です。期間が短いのが恐縮で すが、素敵な場所です。どうかみなさんお誘い合わせの上いらしてください。 トリコシは休憩時間を除いて常時在館の予定です。お待ちしております。  詳細は下記の「個展情報のページ」をご覧下さい。 http://tory.com/j/exhibition/index.html
★2★ トリコシの写真が地元の自然食レストランにて展示されています ★☆  すでに前回のブログでお知らせしていますが。トリコシの地元、神奈川県・ 松田町の寄(やどりき)地区にある自然食レストランで写真展示が行われていま す。  詳細は下記のページをご覧下さい。 http://tory.com/j/exhibition/2007kafoo1/index.html
 ご興味のある方でお近くの方には、ご覧になっていただけると幸いです。 ★☆★ ご注意 ★☆★  自然食レストラン「荷風」のオープン時刻は午前11時です。 割と早めに10時ごろ来られるお客様が多くなっています。 事前に良くDMの文面をお読みになってからご来訪くださると幸いです。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  台風5号の影響を受けて色々ありましたが、おかげさまで北アルプスから無事 に戻って参りました。  その様子はまた次週のブログでお届けするとして、まずは先週お約束した南 アルプス縦走の様子をお届けしたいと思います。  4日間に渡る縦走のため写真も多く、今回は半分だけお届けして、残りは号外 にてお届けしようかと思っております。どうかあらかじめご了承下さい。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※トリコシの縦走ルートは「カシミール3D」「GoogleEearth」などのフリーソ フトで表示可能です。詳しくは巻末をご覧下さい。 ※このページで表示された画像をお使いのPCにいったん「保存」していただき、  しかるべき地図ソフトにドラッグ&ドロップすると、その場所を特定できます。  地図上の位置と写真、文書を見比べながらご覧になるとますますご興味が  湧くことと思います。詳しくは巻末をご覧下さい。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、夜間に愛車を走らせ、静岡市の中心部からさらに3時間のドライブを経 て、ようやく南アルプスの入山口へのアプローチの第一段階として、畑薙ダム (はたなぎダム)の駐車場に到着しました。4時間ほどの仮眠をすると、車の外 には早朝の爽やかな光が差し込み、そのまぶしさに揺り動かされて目が覚めたよ うです。
( Panasonic DMC-LX2 )  装備を整えて出発です。しかし通常ならこの駐車場から登山者むけの送迎バス が出発するはずなのですが、台風4号の影響で途中の道路が陥没。やむなくその 区間は徒歩で歩くことになりました。
( Panasonic DMC-LX2 )  これがその陥没区間です。なんとか人間が通れるくらいの幅はありますが。車 はいつになったら通行可能になるのか、関係者の方のお話によると今年いっぱい は難しいだろうとのお話でした。
( Panasonic DMC-LX2 )  しかし幸いなことに、そこさえ徒歩で通過すれば、畑薙ダムからは(株)東海 フォレストの運営する登山者用の送迎バスで登山口まで入ることができます。あ りがたいことです。
( Panasonic DMC-LX2 )  しかしバスを使って林道を走っても、ダムからさらに登山口まで1時間かかり ます。南アルプスはなんと遠いのでしょう。しかしだからこそ、その困難を乗り 越えても山に入りたいという、本当に山登りが好きな人しかやってこない、静か な山歩きを楽しめるのです。  登山口でバスから降り、再度装備を装着して登山開始です。
( Panasonic DMC-LX2 )  天候は上々、これから向かうであろう遙かな稜線の上には白い雲がわき上がっ ています。
( Panasonic DMC-LX2 + PhotoshopCS2による画質調整 )  単調でしんどい登りですが、しかし時折、登山道の脇では様々な生き物を見る ことができます。このチョウの名前はなんというのでしょうか。このブログ執 筆には間に合いませんでしたが、後ほど図鑑をひもといて調べておくことにしま しょう。
( Panasonic DMC-LX2 )  日差しは強いですが、しかし茂った森の葉のおかげで差し込む光は優しくなり。 木立は風にそよそよと揺すられて思ったよりも涼しげです。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  またまた可愛らしい生き物を見つけました。童話の中に出てくる小人のような キノコです。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  こちらの大きなキノコはその下にカメラを潜り込ませて下から仰ぎ見るように して撮ってみました。小さなキノコですが、こちらが小人になったような目線で 見ると、こころなしかなんだか偉そうです。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  大きな吊り橋を渡ってさらに奥地を目指しましょう。
( Panasonic DMC-LX2 )  川縁で休憩を取ると、水の流れの音が心地よく、その水をすくって顔を洗い、 汗を流すとなんとも言えず爽快です。そしてその水面に目を向けると、夏の太陽 の光がきらきらと反射して、その光の粒のゆらめく様子を眺めているとても心が 癒されます。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  登山道の途中にはこうした支沢がたくさんあります。
( Panasonic DMC-LX2 ) 流木や小石などあり、いっけん汚そうに見えますが、しかしすくって飲んでみる と、その水はとても冷たくておいしく、塩素の入った都市部の水道水や、コンビ ニで売っているペットボトルの「なにがしの名水」といった水などよりも明らか に綺麗で安全な水だと感じました。
( Panasonic DMC-LX2 )  見上げれば森の緑はますます爽やかで。吹き付ける風は心地よく、汗ばんだ身 体を楽にしてくれます。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  滝見台と呼ばれる展望台のような大岩の上にやってきました。ここからの眺め が素晴らしく。対岸の山の斜面にある2つの大滝を一望することができます。遠 目にあって分かりづらいですが、落差は50mほどはあるかも知れません。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  孤高に立ちすくむ一本の老木は葉を落とし、午後の陽光に照らされて光と影を その幹に刻み込んでいます。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  時間が経てばやがてはこの斜面からはがれおちて谷へと落ちてゆくのかも知れ ませんが、しかし強く立派に生き抜いた意志の力とその歳月の重みをその姿から ひしひしと感じて、悔いのない生き方であったのであろうと感じさせてくれます。  さて、寝不足で重い身体をひきずりつつも、どうにかこうにか本日の宿泊地で ある聖平小屋(ひじりだいら・こや)に到着しました。
( Panasonic DMC-LX2 )  南アルプスに来られる登山者はみなベテランぞろい。小屋の靴棚に並べられた 靴の年期の入り具合で分かります。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  夕方になるとどこからともなく霧が立ちこめ始めました。明日の天気は大丈夫 でしょうか。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  しかしこの霧のおかげで助かりました。前夜のドライブで寝不足で、だいぶ身 体がまいっていたのです。この上、カラっと晴れて星など見えたりしたら、また 撮影を開始してしまって休むことができなかったでしょう。恵みの霧です。これ は山の神様が「休め」と言っているのだと勝手に解釈し(笑)、ここは素直に小 屋でぬくぬくと休ませていただくこととしましょう。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  翌朝目覚めてみると、なんと空には星がまたたいています。これはいけない、 いつまでもぬくぬくと休んでいる場合ではありません。準備を整えて出発の支度 です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  東の谷間の空の上は瑠璃色に染まって、その底はオレンジ色に染まり始めてい ました。夜明けはもうすぐです。もうすぐに出発しないと、気がはやります。
( Panasonic DMC-LX2 )  聖岳(ひじりだけ)に向けて稜線を登っている途中で太陽が顔を出しました。 本日も良い天気に恵まれるでしょうか。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  時間が経つにつれて光が徐々に谷間に差し込み、山々を明るく照らし出してゆ きます。谷間によどんだ湿った空気は微少な水滴となってただよっていることで しょう。そこに光が当たるとうっすらと光って、その道筋が見えるのです。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  これから向かうであろう聖岳も、その重量感のある山体が朝日に照らされて、 今ようやく目覚めて、まるで今にも動き出しそうな気配です。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  聖岳に登る途中から小聖岳の方を振り返ると、何人かのハイカーの方が休憩し ていました。きっと南アルプスの他の山々、上河内岳(かみこうちだけ)や茶臼 岳(ちゃうすだけ)や光岳(てかりだけ)などの山々の展望を楽しんでいるので しょう。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  聖岳は雲がかかりやすく、その姿を見るのは難しいと言われています。それも そのはず南アルプスの最南西部に位置する3000m峰なので、太平洋からやっ てくる湿った暖かい空気を山体にまともに受け、それが上昇気流となって雲を生 み出すのです。聖岳は天気が悪い場所にあるのではなく、聖岳そのものが雲を生 み出しているのです。このときも、早朝7時にもかかわらず、もう雲ができはじ めていました。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  その流れる雲の下を黙々と山頂めざして登るハイカーたち。聖岳は天下の10 0名山です、全国からそうした登山者がやってきますが、こうしてみるとその姿 はまるで(文字通り)聖地を目指す巡礼者のようです。
( Panasonic DMC-LX2 )  聖平小屋から標高差700mを登り切り、ようやく聖岳の山頂に到着です。山 頂は強い風が吹き抜けています。
( Panasonic DMC-LX2 )  山頂はすでにガスに包まれ始めていましたが、しかし時折視界が開け、はるか 東には富士山の見事な姿を見ることができました。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  しかし富士山の姿が見られたのはほんの1〜2分のこと。聖岳はその噂どおり、 あっという間に雲に包まれて、その姿はもちろん、周囲の展望もまた雲の中に包 まれてしまったのです。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  稜線が雲に包まれたおかげで、しかしその後は夏の強い日差しを受けることな く、涼しい稜線歩きを楽しむことができました。しかしそう楽しいとばかりも言っ ていられません。撮影機材は重く、そして南アルプスの連なる峰々は容赦なく眼 前にに立ちふさがっているのです。
( Panasonic DMC-LX2 )  本日の目標地は、やはり聖岳と並ぶ3000m峰の赤石岳(あかいしだけ)で す。その名の由来となったのは、山頂部がこうした赤い岩で覆われているからで す。これは岩石の中に含まれる鉄分が参加して赤味を帯びているからだと言われ ています。
( Panasonic DMC-LX2 )  稜線にはいくつものピークがあり、そのたびごとにアップ・ダウンを繰り返す ので、赤石岳までの累積標高差は2000m以上。決して楽では無い縦走です。 しかし途中にはチングルマなど、こうした可憐な高山植物が花を咲かせて来る人 を和ませてくれます。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  こちらは稜線ではおなじみのハイマツですが、しかしよくよく見ると可愛らし い赤い花を咲かせています。
( Panasonic DMC-LX2 )  クローズアップしてみると案外に綺麗です。植物にはどんなものでも必ず花が あります。ハイマツも他の高山植物に比べて目立ちはしませんが、こうした可憐 な花をこの稜線で咲かせて種の保存に努めているのでしょう。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  こちらはゴゼンタチバナの花です。以前は花が綺麗なのでクローズアップ写真 ばかりを撮っていましたが、最近では葉の様子や群生している様子、岩の間に咲 いている様子など、その花の生きている環境も写し取っておこうと思うようにな りました。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  よくネイチャー写真では「図鑑写真はつまらない」という意見を耳にすること があります。しかし花の持つ環境を適切に描写することは、それはそれでなかな か難しいと、あらためて基本に返ることの大切さを感じるようになりました。そ れは誰に言われてやっているわけではなくて、多くの写真を撮って反省してゆく なかで自然とそう回帰していたのです。  多くの花に迎えられながら、百間洞(ひゃっけんぽら)の小屋に到着しました。 こじんまりとしていますが沢沿いにあるのどかな雰囲気の人気の小屋です。
( Panasonic DMC-LX2 )  ここの小屋で昼食としましたが、この小屋はトンカツなど、豪勢な夕食が出る ことで有名なのです。今回は残念ながら休憩のみでしたが、次回の取材ではぜひ 宿泊させていただいて、その食事も楽しんでみたいものです。  北アルプスのような岩石の稜線の上に立ついかめしい山小屋と違って、南アル プスの山小屋は豊富な沢水の取れる場所に立っているのが特徴です。ここでも沢 には潤沢に水が流れ、その脇ではキンポウゲなどのたくさんの高山植物が咲き乱 れていました。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  さて百間洞の小屋を後にして、赤石岳を目指しましょう。南アルプスの小屋は 先ほど述べたように沢沿いにあり水に困ることはないのですが、そのため自然と 標高の低い位置まで降りなければならず、そこからまた山頂に立つためには数百 メートルの標高差を登らなければなりません。本日最後の一踏ん張りどころです。
( Panasonic DMC-LX2 )  道ばたの苔が敷き詰められた緑の絨毯の上に、ぽつぽつとチングルマが可愛ら しく咲いています。なんとも可愛らしい姿です。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  これが登山者の体力を奪う、赤石岳西面のガレ場です。これが延々と続くので 体力的にだけでなく精神的にもしんどいですが、一歩一歩着実に足を前に出して 登ってゆきましょう。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  折り重なる岩の隙間でも、ちょっとした水と養分で生きながらえる高山植物の 花たちには本当に頭が下がります。その姿を見るとちょっとやそっとのことで不 平不満を言う自分が恥ずかしくなります。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  山頂部はまだ雪渓が残っていました。その向こうに立つ小屋が赤石岳山頂避難 小屋です。
( Panasonic DMC-LX2 )  やれやれ、しんどかったですが、これで一安心です。小屋で休憩しているころ、 ガスも晴れてきましたので、夕暮れ時の撮影開始です。振り返ると本日登ってき た聖岳の姿が見えます。南アルプスは遠大です、こうして振り返るとずいぶんと 遠い道のりを歩いてきたものです。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  西にはまだ太陽の姿がありましたが、東の空からはもう既にお月様が昇り始め ていました。ということは本日はまだ満月には満たない、すこし前の月だという ことになります。明日はもう30分ほど遅く昇り、そのときは本当の満月となる ことでしょう。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  赤石岳の山頂から周囲の山々を見回すと、暮れなずむ光がそれらの峰々を淡く うす紅色に染め上げてゆきます。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  やがて西の地平に今日の太陽が沈みました。明日も良い天気に恵まれるでしょ うか。それは太陽さん次第ですが、今は静かに願いの言葉を捧げることとしましょ う。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  山頂から見下ろすと、避難小屋がすぐ真下に見え、その向こうからお月様が昇っ て太陽に代わって周囲の山々を照らし出し始めました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  赤石岳の山頂からは東側に尾根が延びているので翌日の撮影をするにはそれが 邪魔になると思い、その東の尾根の先端まで歩いて撮影ポイントを捜しました。 そして再び赤石岳の山頂を振り返ると、他の登山者が夕暮れの風景を楽しんでい るらしく、その姿がぽつんとシルエットとなり、夕焼け空に浮かび上がっていま した。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  太陽はすっかり西の地平の下に隠れ、代わりに瑠璃色をした夜のとばりが天上 から降り始めています。ひゅうひゅうという稜線を渡る風の音と、今日のねぐら を捜しているのでしょうか、遠くからかすかにイワヒバリの鳴き声が聞こえ、そ れ以外はあたりはすっかり静寂に包まれています。そしてその静かな空間を満た すように、色彩が変化し、美しい時間が満たされてゆきます。
( Panasonic DMC-LX2 , PhotoshopCS2よりRAW現像 )  あたりはすっかり闇夜になってしまうのかと思いきや、満月に満たないとはい え月の光は思いのほか明るく、周囲の山々は今度は月の光に照らされて浮かび上 がってきました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  夜を迎えて大気は眠りにつくのかと思いきや、谷間からはまた次の雲がわき上 がり、流動し、まるで稜線の上にいる私の方へと襲いかかってくるようです。そ してそれが月の光に照らし出されて透明な神秘的な輝きを発しています。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  その銀色の雲の上、月は煌々と輝き。その様子はまるで3000mの稜線の上 にいる私をさらに上空へといざない、あたかも宇宙の近くまで連れて行ってくれ たかのような錯覚を感じさせてくれました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ふりかえると小屋はすっかり静まりかえり、今ごろ他の登山者はみな眠りにつ いてるころでしょう。しかし夜空には星が燦然とまたたき、天と地はけっして眠っ てなどいないことを実感させてくれるのでした。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  こうして一晩中撮影を続けていたい衝動にかられるのでしたが、しかし睡眠も 取らなければならず、小屋にいったん戻って休むことにしました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  小屋の扉を開けるとそこはとても暖かく、夏とはいえ3000mの冷たい空気 で冷やされた私の身体をランプの明かりとととに温めてくれるのでした。  明日の朝はどんな風景が見られることでしょうか。南アルプス縦走−後編−の 様子は号外でお届けする予定です。  どうぞご期待下さい。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Panasonic DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/index.html
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
★ トリコシの取材ルートをGoogleEarth&カシミール3Dで再現できます! ★  既にご存じのようにトリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して 位置情報を刻々と記録するようにしています。持ち帰った位置情報データはPC に転送されて地図ソフトなどでそのルートを再現できるようになっています。  そこで、このブログをご覧になっている方にもその情報を公開しようと考え、 今なにかと話題の「GoogleEarth」(グーグル・アース)および「カシミール3 D」といったフリーの地図ソフトにてトリコシの取材ルートをご覧になれるよう にしました。下記のURLをクリックして圧縮ファイルをダウンロードして解凍 してください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/08-07/2007-08-07.zip
 下の例のように、ZIPファイルをダウンロードすると"KML"という拡張子のファ イルが入っていますので(ZIPを解凍するソフトによって表示は多少異なります)、 それをダブルクリックすると、GoogleEarthの画面が開き、トリコシの取材ルー トが水色の線で表示されます。  その後、地図を拡大表示させることが可能です。
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 また、"GPX" という拡張子のファイルを、フリーソフト「カシミール3D」に ドラッグ&ドロップしても、そのルートを表示させることができます。
 将来はルート上に取材で撮影した写真が掲載されるようなサービスを提供する 予定でおります。現在は GoogleMapAPI などの技術資料を猛勉強中。  みなさんどうぞご期待下さい! ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『カシミール(Kashmir)3D』は、山岳展望の解析、リアルな3D風景・景観CG の作成、リアルタイムフライトシミュレーション、ハイパーマップの作成などが 可能な多機能なフリーソフトです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://www.kashmir3d.com/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  トリコシの腱鞘炎はおかげさまでほとんど気にならないくらいに回復しました が、取材日程過密および個展準備のため、恐れ入りますが今週のテクニカル・ノー トはお休みさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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