2007-08-21 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第238号をお届けいたします。



★★★ このブログは下記のページにアクセスしてもご覧になれます ★★★





××××××××××××× お詫び ×××××××××××××


先週のブログでご紹介した下記の高山植物ですが、


 うっかり「ドウダンツツジ」と書いてしまいましたが、それは下界の植物の名 前で、この高山植物はツガザクラ、より正確にはおそらく「アオノツガザクラ」 だと思われます。  読者の方からご指摘がありました。失礼をお詫びするとともに、間違いをご指 摘くださった方に感謝いたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §1.ギャラリー更新情報 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて 毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。 http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04659 "Land mark Tower and the red brick warehouse." 『ランドマークタワーと赤煉瓦倉庫』 Img04688 "The freeway at the midnight." 『深夜のハイウェイ』 Img04699 "The natural face at the bamboo." 『竹の素顔』 Img04752 "The sunrise in Uraga Water Line." 『浦賀水道の日の出』 Img04756 "The rumbling of the complex." 『コンビナートの鳴動』 Img04762 "Mt.Fuji with Tokyo Tower." 『富士と東京タワー』 Img04763 "The afterlight in Sumidagawa river." 『隅田川の夕映え』 Img04780 "The shadowgraph on the seashore." 『海岸の影絵』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img00694 "A lessen of riding." 『おうまのけいこ』 img02143 "Be close to me. #002" 『そばにいて#002』 img02150 "My precious puppy." 『大事な子犬』 img03180 "The childrens are very cheerful." 『はしゃぐ子供たち』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★(1)★ トリコシの個展がこの夏、横浜の西洋館で行われます ★☆  みなさんこの猛暑をいかにしてお過ごしでしょうか。熱中症の予防が叫ばれて いますが、大切なポイントとして水分をとるだけではなく、同時に塩分もとるこ とが必要です。水分だけをとっていると血中の塩分濃度が薄まって、それを一定 に維持しようとして身体は水分を尿や汗として外に押し出してしまうからです。 スポーツドリンクが最初から塩分やミネラルなども含んでいるので理想的です。 どうぞお気を付けください。  さてトリコシはといえば個展の準備はいよいよラストスパートで毎日汗だくに なって動き回っております。おかげで夜のビールが美味いこと美味いこと。(笑) 日中の猛暑もサウナ効果と思って健康増進に役立っているのではないかと思って います。  余談はともかく、おかげさまでカラーマネージメントにもだいぶ精通し、1年 前とは比較にならないくらい安定したプリント結果を得ることができるようにな りました。
 鑑賞者からすれば、結果だけ見ていればたいした違いは無いのかも知れません が、やはり作品を提供する側からすれば「思い通りに」コントロールされたプリ ントをお届けしたいと思うのが人情でしょう。それはたとえて言えばゴルフのボー ルが、まずはまっすぐ飛ぶようになったようなもので、そこから意図的にボール をコントロールできるようになれば(インテンショナル・スライス/フック)ま すますゴルフが面白くなるのに似ています。  そのためにはゴルフで言えばまずは真っ直ぐボールが飛ぶようになること、そ れをすなわちデジタルフォトグラフィーに当てはめれば、まずはモニタ上の色が ほぼ同じようにプリント結果に再現されるようになることがなにより肝要です。
 それでこそはじめて安心して画像補正が行えるというもの。モニタ上の画像が 全ての「基準」となるわけですから。(決してプリント結果を見てそれを元に補 正を加えて試行錯誤する、などといった非効率なことは勧められません)  トリコシが自信を持ってお届けするオリジナルプリントの数々。奮発して50 枚を展示する予定です。暑い中恐縮ですが、ぜひ個展会場にいらっしゃってご高 覧いただけると幸いです。 http://tory.com/j/exhibition/index.html
★ご来訪館いただいた方にはもれなく「スペシャルプレゼント」があります。  どうぞお楽しみに! ◆ 会場周辺の地図ダウンロードできます ◆ 会場へのより詳しい地図のPDFファイルをご用意しました。 お車で来られる方には駐車場のマークがお役に立つと思います。 またせっかく来られたのですからヨコハマ周辺の観光などされてみてはいかがで しょう? 上記ページの下の方にリンクを掲載いたしましたので、ご参照ください。 ★(2)★ 自然風景写真館の作品販売ページの改修を開始しました ★☆  何年か以前に自然風景写真館のサーバークラッシュしてシステムが崩壊し、作 品販売のページが工事中になったままになっておりましたが、このたび2007年個 展に合わせて作品販売ページの改修工事を開始いたしました。 (長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした) http://tory.com/j/sale/index.html
 法人でご利用される方は「商業利用される方へ」のページを、個人で作品を楽 しまれる方は「個人・ご家庭で楽しまれる方へ」のページをご覧下さい。  近年デジタル処理をだいぶ勉強させていただきまして、手前味噌ながら、自ら の力でポストカードやカレンダーの作成まで行えるようになってまいりました。 他人の手に頼らないトリコシのハンドメイドによるオリジナルフォト商品の数々 は、まだまだ未熟ながらも、撮影者の気持ちが120%反映されています。  9月をめどにクレジットカード決済システムの導入も進めており、日本全国ど こからでもトリコシのオリジナルプリントや、ポストカードや、デジタルフォト コンテンツを安価にお求めになることができるようになります。どうぞご期待下 さい。 (トリコシの一番のお気に入りは「オリジナルフォト切手」です) http://tory.com/j/sale/personal/letter_stamp/index.html
「フォト壁紙ダウンロードサービス」では、ギャラリー、フォトカタログ、個展、 作品ランキングなどに掲載されている全ての作品についてデータをダウンロード できます。販売にあたりましては全ての作品について「サンプル画像」をご用意 しました。事前にダウンロードしていただき、パソコンのデスクトップに大きく 伸ばした場合のイメージを事前にお知りになることができます。 サンプルデータには "Sample of Nature Photo Gallery" やクレジット表記の上 乗せ文字がオーバレイされていますが、どうかご容赦下さい。  ぜひ新しくなったギャラリー、フォトカタログなどのページを覗いてみてくだ さい。サンプルデータでしたら無料でダウンロードし放題になっております。 (それだけでも十分にコレクションになると思いますが)(笑) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  今年の個展は8月の下旬になってしまったため、その準備に忙しく、悲しいか な今年の夏に予定していた取材のうち、北アルプス槍ヶ岳・北鎌尾根、利根川源 流部溯行(水長沢)の2件をキャンセルしてしまいました。お盆休みはほぼ自宅 兼事務所にカンヅメ状態で作品のデータ整理などをしておりました。撮影に出ら れないのは悲しいことですが、そういった仕事も非常に大切だと思い、せっせと 机に向かっています。  デジタルフォトグラフィーでは撮影後の作業も非常に重要になってきているの は周知のことですが、しかし補正作業をするにしても作品作りが目的であるのな ら、私の場合でしたら「その現場で自然の光景から受けた印象をいかに画像に盛 り込めるか」が鍵になってきます。そのためには、今まで以上に「現場で感じる こと」が重要になってきてると思う昨今です。水流激しい渓谷の底で、朝靄立ち こめる森の中で、寒風吹きすさぶ高山の頂で、差し込む光や流れてゆく空気やそ の湿り気などを、見て聞いて嗅いで触って、身体と心全体で周囲の環境を感じて 自分の中にインプットしてゆく、、、そういう作業(こういう行為を「作業」と いうのもおかしいのですが)を撮影と同時にしていくことが何より大切なのでは ないかと思う今日この頃です。 (デジタル処理をこれだけしていながら、なんてアナログかつファジイなことを  言うのでしょうか!)  だからこそ時間の許す限り毎週自然の中に出かけては、見て感じて、そして撮 る。  私にとっては「撮ることは生きること」なのです。  さて、またまた前置きが長くなりましたが、今週は前回お届けした「北アルプ ス縦走(西穂高岳〜奥穂高岳〜前穂高岳)の後編をお届けいたしましょう。  台風も北方に過ぎ去り、夕暮れの稜線は思いがけず見事な展望に恵まれ、夜に なれば空には星がまたたき、そして東の稜線からは月が昇り始めました。  昼は太陽が主役、そして夜になれば月や星たちが代わりに躍り出て、自然のサ イクルは一時も休むことはありません。  そのまま起き続けて撮影を続けていたい衝動にかられるのはいつものことです が、悲しいかなトリコシの身体はひとつしか無く(だからこそ「コピーロボット」 が欲しいのです(笑))、いったん山小屋に退散して休むことにしました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  休んだと言っても、夜の10時に山小屋に入って、翌朝3時には起床です。眠い 目をこすりこすり起き出しますが仕方ありません。ゆっくり休むのは下界に降り てからにして、今は撮影に集中しましょう。  まだ暗い中、ヘッドランプの明かりをたよりに穂高岳山荘を出発して奥穂高岳 への稜線を登ってゆきます。その途中、東の空には冬の星座であるオリオン座の 姿が前穂高岳の頂の上にありました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  冬の星座は夏の早朝に登ってくるのです。静かにまたたく星たちはいつ見ても 美しいものです。  奥穂高岳山頂に着きました。どうやら天気は良いようです。東の空がどんどん と明るくなって行きます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  大きな獅子がまだ眠りから覚めぬように、どっしりとした山塊が眼下に横たわっ ています。遙か彼方に見える尖塔は槍ヶ岳の山頂でしょう。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  刻々と変わりゆく東の空の色彩。漆黒から紫紺色になり、そしてやがてはオレ ンジ色になってゆきます。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  前穂高岳へ続く岩の稜線は東の空の光を受けて微かに光っています。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  そのほんの少しの光でもカメラのシャッターを長く開けていれば写しとめるこ とができます。肉眼を超えた世界がそこに広がり、それが写真の魅力をますます 高めるのです。だからこそ朝夕は何をおいてもカメラを持って出て行くのです。  小屋で寝ていた他の登山者も三々五々、山頂まで登ってきました。みな寒い中、 ご来光の瞬間を待ちかまえています。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  まだ太陽は昇ってきていませんが、しかしその光の余波が稜線を超えて届き、 遠くかすむ山並みを淡く染め上げています。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  朝の静謐(せいひつ)な時間が写しこまれていて個人的にとても好きな写真で す。ご来光にとらわれることなく、いつだって周囲の環境を感じて観察するよう にしておけば、色々と撮影のバリエーションも増えることでしょう。  そしてやがて常念岳の山頂の向こうから、今日の太陽が顔を出しました。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  ご来光はいつだって有り難いものですが、ただし写真をする者から言わせても らえれば、今日の天気はちょっと良すぎです。前回の南アルプスくらい雲があっ た方がダイナミックな写真が撮れるのですが、ちょっとお上品すぎるご来光でしょ うか。とても贅沢な望みだとは思いますが。(笑)  それはともかく、定番の風景を捉えておきましょう。奥穂高岳山頂からは北穂 高岳、槍ヶ岳方面の展望が素晴らしく、特に朝は横から光が差し込んで、稜線を 見事なコントラストで染め上げてくれます。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  涸沢カールに差し込むオレンジ色の光も美しく、光のシャワーとなって谷間に よどんだ空気を染め上げてゆきます。
( Panasonic DMC-LX2 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  日の出とともに登山者はめいめいに行動を開始しました。多くの方は前穂高岳 を経由して、上高地に降りてゆくのでしょう。はるか眼下には上高地の梓川の流 れ、そして朝日に照らされる六百山(ろっぴゃくやま)や霞沢岳(かすみさわだ け)の雄姿が見えます。
( Panasonic DMC-FX01 )  南に目を向ければ、こちらは手前が焼岳(やけだけ)、奥の広がりのある山体 はは乗鞍岳(のりくらだけ)です。乗鞍岳は3000mを超える名峰ですが、こ の奥穂高岳から見ると、まるではるか下に見下ろすようです。
( Panasonic DMC-FX01 )  前穂高岳へ向かう途中のピークが尖っていて、それがシルエットになると絵に なります。強い光線は回折現象でフレアーとなって山の暗がりに光のシャワーを 降り注ぎます、なんて神々しい光景なのでしょうか。
( Panasonic DMC-FX01 )  PanasonicのFX01はとてもコンパクトなデジカメですが、逆光でもとてもコン トラストがしっかりしていて綺麗に写ります。やはり小さいながらもライカ・ラ イセンスのレンズ(バリオ・エルマリート)は伊達ではないようです。  光降り注ぐ山頂でいただく朝食は何よりのごちそうです。とても清々しく、そ れこそ本当に身も心も洗われるような。
( Panasonic DMC-FX01 )  奥穂高岳は天下の100名山。次々と登山者がやってきます。この山頂もどう やらゆっくりしていられなくなってきたようです。
( Panasonic DMC-FX01 )  ところで余談ですが、朝の撮影に夢中になっているあいだに、腰のポーチが知 らぬ間に裏返って、そこからデジカメ(Panasonic LX-2)が落ちて岩に激突して しまったのです!
( Panasonic DMC-FX01 )  既に先週ご紹介したとおり、奥穂高岳の山頂には高さ2mほどの石積みの社が あり、その上で撮影していたので、落下の衝撃はかなりのものでした。ご覧のよ うにボディの一部がひしゃげています。
( Panasonic DMC-FX01 )  レンズ面は特製のフードをつけていたので、そのおかげでレンズへの直接の衝 撃は和らげられたようです。
( Panasonic DMC-FX01 )  かなりのダメージだったので、「これはもうダメだろう」とあきらめていたら、 これがなんと動くのですね。感心しました。  こちらも大活躍中の FUJIFILM FinePixF31fdも、小室川谷の沢登りの最中に岩 の上に落としてしまったのですが、わずかにボディがゆがんだくらいで、今でも ちゃんと動いています。日本の工業製品のタフさには本当に感心します。  とはいえ落としてしまったLX2はズームレバーの動きもぎこちなく、空いたボ ディの隙間から水が入れば甚大な被害になるでしょうから。下界に降りた後、修 理に出しました。  もちろん自己の過失なのでメーカー保証は効きません。その代わりいつもの 旅行携行品損害保険を適用することにしました。(トリコシはいつもこんなこと をしているので、年に1回は保険を使っています。。。とてもハイリスクな生活。 しかしおかげで保険金の元は取っていると思います。(笑)) ※参考:「自然風景写真館ブログの第161号」もご覧下さい。 http://tory.com/j/others/mm_backnumber/2006-02-27.html
 さて山頂で朝食を済ませて、こちらも出発です。朝日に照らされる槍ヶ岳を眺 めながらの縦走、最高です。
( Panasonic DMC-FX01 )  振り返れば先日通過した「ジャンダルム」の偉容が目に飛び込んできます。何 人かの登山者が朝の奥穂高山頂を通過して、そしてジャンダルムを目指し、西穂 高岳へ下ってゆくことでしょう。安全登山を祈ります。
( Panasonic DMC-FX01 )  といって他人の心配ばかりもしていられません。前穂高岳への道のりはけっこ う険しいのです。
( Panasonic DMC-FX01 )  通称「吊り尾根」と呼ばれる、奥穂高岳と前穂高岳をつなげる稜線のもっとも 低い場所(コル)から見る前穂高岳が最も重厚感があって素敵です。
( Panasonic DMC-FX01 ) (※詳細な位置は画像を地図ソフトにドラッグ&ドロップしてお調べ下さい)  既に紹介しましたがはるか彼方には乗鞍岳があり、こうしてみると、ハンググ ライダーがあれば、まるでここから飛び立って、向こうの山頂まで飛んで行けそ うな気持ちになります。
( Panasonic DMC-FX01 )  美しく降り注ぐ朝の光の下、多くの登山者が前穂高岳を目指します。それもそ のはず、前穂高岳も100名山なので、険しさにもかかわらず、多くの登山者が 訪れます。
( Panasonic DMC-FX01 )  前穂高側から見ると、西穂高岳から奥穂高岳に連なるナイフ・リッジの稜線が とても美しく見えています。
( Panasonic DMC-FX01 )  紀美子平(きみこだいら)と呼ばれる場所に荷物をデポ(Deposit)して前穂 高岳のピークを目指します。
( Panasonic DMC-FX01 )  相変わらず写真だとあっという間に着きますね(笑) ここからの槍ヶ岳の展望も素晴らしい。
( Panasonic DMC-FX01 )  今年はゴールデンウィークに大量の雪が降ったらしく、カール地形にはまだ多 くの残雪があり、それが流れるような曲線を描いて、鋸のような稜線とともに風 景の良いアクセントになります。
( Panasonic DMC-FX01 )  前穂高岳山頂での大展望を楽しんだ後、今度は上高地を目指して一気に下りま す。見下ろせば紀美子平はもう既に多くのハイカーでごったがえしていました。 さすがは100名山。「100名山あるところに人の山あり」ですかね。
( Panasonic DMC-FX01 )  休憩中のハイカーがどこかを指さしています。きっと「あれは○○岳だよ」 「いや違うよー」などといった話しに花を咲かせているのでしょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  前穂高岳から下りは途中に鎖場もあり相当な急傾斜です、慎重な歩行が求めら れます。登山は実は登りよりも下りのほうがしんどいのです。下りだからと行っ て油断は禁物です。
( Panasonic DMC-FX01 )  正面に見えるのは明神岳です。3つの連なるピークが美しい上高地を代表する 名山です。ちょうど左から光が差し込んで、その山襞をますます際だたせていま す。
( Panasonic DMC-FX01 )  ここから見下ろす上高地の風景もなかなかです。豊かな緑に包まれた上高地の 盆地。そしてそれを取り囲み守る衛兵のような山々は、霞沢岳、焼岳などです。 遙か彼方の乗鞍岳の上にはぽっかりと白い雲が浮かんで、のどかな風景です。
( Panasonic DMC-FX01 )  長く辛い下りを経て、ようやく岳沢ヒュッテにやってきました。
( Panasonic DMC-FX01 )  といっても岳沢ヒュッテがあったのはかつての話しで。2006年春の大雪崩によっ て小屋は吹き飛ばされてしまい、現在あるのは仮小屋の売店のみです。自然の力 とはすさまじいものです。
( Panasonic DMC-FX01 )  岳沢ヒュッテで最後の休息を取り、いよいよ終着点の上高地も近くなってきま した。岳沢から稜線を見上げれば、西穂高岳の上にはぽっかりと白い雲が浮かん では流れてゆき、そののどかさは、おとといまで台風の強風に襲われていた姿と は別の世界のようです。
( Panasonic DMC-FX01 )  上高地が近づくにつれて、周囲の空気が変わってきました。凛としたというの か、その場所に入り込んだだけではっとなり、思わず頬が引き締まるような感じ です。神聖な場所とはこういう感覚を起こさせるものなのでしょうか。
( Panasonic DMC-FX01 )  梓川の支流の水が流れています。なんて澄んでいるのでしょうか。河床には濃 い緑色をした藻がゆらゆらとゆらめいて、そのリズムを見つめていると、疲れた 身体が癒されるようです。
( Panasonic DMC-FX01 )  上高地の散策路です。木道がしっかりしていて安心して湿原のハイキングを楽 しめるようになっています。また湿原の保護にも役立っていることでしょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  梓川の支流があり、その向こうには六百山がそびえています。山頂部には雲が たちこめ、かなりの重厚感があります。
( Panasonic DMC-FX01 )  いったん空にカメラを向けてシャッター半押しで露出をロックし、再び下のよ うな構図に戻して撮影すれば、目で見た本来の重厚感が表現できることでしょう。 コンパクトデジカメとはいえ、露出は非常に重要です。  いやCCDが小さくて露出再現幅が狭い(ダイナミックレンジが狭い)コンパ クトデジカメだからこそ、露出にはもっと気を配るべきなのでしょう。  六百山と明神岳の間にもくもくと白い入道雲が立ち上っています。美しい夏の 白い雲です。
( Panasonic DMC-FX01 )  難しいテクニカルな話しをすれば、こういうシーンも露出オーバーは厳禁。いっ たん空にカメラを向けてシャッター半押しをすれば雲の階調を飛ばさずに撮影で きるでしょう。  上高地のバスターミナルはもうすぐです、足取りも軽く(とは必ずしも言えな いのですが)ゴール地点を目指します。
( Panasonic DMC-FX01 )  梓川のほとりまでやってきました。ここまでくると一般の観光客もたくさんい て、風景の名所だけあり、写真撮影の人はもちろん、絵描きの人も大勢やってき ています。
( Panasonic DMC-FX01 )  有名な「河童橋」までやってきました。ここまで来ると、もう本当に「夏の観 光地」といった風情ですね。むしろ大きなバックパックを背負った人間の方が異 質に見えます。(笑)
( Panasonic DMC-FX01 )  そうはいいつつ河童橋から見る梓川と山々の風景はやはり美しく。風景写真の 定番と言えるでしょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  3000mの高さから下ってくると、さすがに上高地と言えども「下界は暑い なあ」という印象を受けるのですが、しかし街からやってきた観光客の方からす れば、きっとここは涼しい避暑地と感じられていることでしょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  私たちが夏の山を満喫したように、この上高地の森や空気や水の音を存分に楽 しんでリフレッシュして下界へ帰っていって欲しいものです。  いかがでしたでしょうか。4回に分けて大きな山旅をご紹介してきました。 トリコシが次に訪れる場所はどこになるのでしょうか。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Panasonic DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/index.html
Panasonic DMC-FX01 → http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
★ トリコシの取材ルートをGoogleEarth&カシミール3Dで再現できます! ★  既にご存じのようにトリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して 位置情報を刻々と記録するようにしています。持ち帰った位置情報データはPC に転送されて地図ソフトなどでそのルートを再現できるようになっています。  そこで、このブログをご覧になっている方にもその情報を公開しようと考え、 今なにかと話題の「GoogleEarth」(グーグル・アース)および「カシミール3 D」といったフリーの地図ソフトにてトリコシの取材ルートをご覧になれるよう にしました。下記のURLをクリックして圧縮ファイルをダウンロードして解凍 してください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/08-21/2007-08-21.zip
 下の例のように、ZIPファイルをダウンロードすると"KML"という拡張子のファ イルが入っていますので(ZIPを解凍するソフトによって表示は多少異なります)、 それをダブルクリックすると、GoogleEarthの画面が開き、トリコシの取材ルー トが水色の線で表示されます。  その後、地図を拡大表示させることが可能です。
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 また、"GPX" という拡張子のファイルを、フリーソフト「カシミール3D」に ドラッグ&ドロップしても、そのルートを表示させることができます。
 将来はルート上に取材で撮影した写真が掲載されるようなサービスを提供する 予定でおります。現在は GoogleMapAPI などの技術資料を猛勉強中。  みなさんどうぞご期待下さい! ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『カシミール(Kashmir)3D』は、山岳展望の解析、リアルな3D風景・景観CG の作成、リアルタイムフライトシミュレーション、ハイパーマップの作成などが 可能な多機能なフリーソフトです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://www.kashmir3d.com/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※ ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「FREESPOTのススメ」◆ -------------------------------------------------------------  ブログ読者の方々なら既にご存じように、モバイル生活(放浪生活)をこよ なく愛するトリコシは、いつでもどこでもインターネットに接続できるように抜 かりはありません。  モバイル通信機器(無線インターネット)には、 (1)ウィルコムのPHSデータ通信カード (2)au by KDDI の CDMA-1X-WINデータ通信カード (3)NTT-DoCoMo , movaデータ通信カード  と3段構えの無線通信環境を備えています。
 (1)のカードは時間ごとの課金であまり長くはつなげられないのですが、街 中では比較的高速な通信が可能です。  (2)のカードは流れたデータ量での課金なので、時間に関係なく、メールを ゆっくり考えながら書く、といった用途に向いていますし、PHSカードよりは 通信エリアが広くなっています。  (3)のデータカードは DoPa と呼ばれる NTT-DoCoMoが提供する通信方式を 使ったもので、9600bps という、今となってはとても遅い通信方式ですが、PHS も CDMA1X もつながらないような辺境の地で、なんとしてもインターネットにつ なげたい、という時に出番がやってきます。(そのためにトリコシはわざわざ今 でも FOMA ではなく mova を頑固に使い続けているのです)  さてそのように数年間かけて整備してきた無線インターネット環境ですが、近 年では事情が少し変わってきました。  なによりホームページでメールアドレスを公開しているためか、世界中からス パムメール(迷惑メール)が山のように押し寄せ、現在では一日に約1500通 のスパムが届くようになってしまいました。  インターネットは便利なものですが、悪用する人間にとっても都合が良いもの になっているようです。  それはともかく、一日にそんな数のメールが届くのでしたら、それをチェック するだけでも大変です。  自宅兼事務所にいれば、快適な光通信なのでダウンロードするのに問題がない のですが、無線インターネットでは通信速度が遅くて、メールチェックするだけ で1時間以上かかったりしてしまいます。(泣)  その一方で、1年前に買い換えた私の愛機、ThinkPadX60s には標準で無線L ANのインターフェースが備えられています。
 最初はそれほど興味を持っていなかったのですが、「無線LANがタダで使え るスポットがある」という噂を聞いていたので、休憩中には時々無線LANのス イッチを入れて、ラッキーにもつながる場所が無いかどうか捜すクセがついてい ました。  そんな中で取材を続けているうちに、"FREESPOT"という接続ポイントがあるこ とを知ったのです。
 最初は偶然に発見したのですが、このFREESPOTをキーワードとしてネットで検 索してみると、私のような放浪生活を送っている人間にはとても便利なサービス であることが判明しました。 ※FREESPOTについての詳細はこちらを↓ http://www.freespot.com/
http://www.freespot.com/about/index.html
 無料で高速な無線LANが使える。これは素晴らしい。PHSや携帯電話を使っ た無線LANは電波の届くエリアは広いですが、とにかく通信スピードが遅いの で困っていましたが、このFREESPOTならば、場所さえ特定できれば、そこへ行け ば確実に高速なインターネット接続環境が得られるのですから。  今ではFREESPOTのホームページから、接続場所一覧のファイルをダウンロード して、PC上で検索できるようにしています。  たとえば静岡市周辺のFREESPOTサイトを検索して表示させます。
 そして気に入った場所の住所をコピー。
 地図ソフトに貼り付けて検索させればその場所が一目瞭然です。

 私の場合はGPS座標をコピーして、それを携帯電話にメールで送り、それをカー ナビに入力して案内させるようにしています。
 この接続場所一覧を眺めていて面白いのは、ホテルのロビーや駅やレストラン などといった「いかにも」無線LANが使えそうな都会的な場所はともかくとして、 「ひなびた山奥の温泉旅館」といった、「えっ?ここで無線LANが使えるの?」 といった意外な場所が登録されていることです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  レストランや温泉旅館は集客もかねてこのビジネスモデルに参加しているので、 利用者はそこに行ったら食事をしたり休憩をするのがマナーというものでしょう。 (けっして「無線LAN使わせてくださいねー」と言って、さんざんつないだあ げく、何も買わずに出て行ったりしないでください)  とはいえ(これはちょっとナイショですが)、深夜到着して営業時間が過ぎて いて施設に入れなかったりする時には、建物に車を横付けしてみると、弱いなが らも電波は通じていて、少々速度は遅くなりますが、ちゃっかり無線LANが使え てしまうのです。(笑)
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  南アルプスの帰り、静岡市清水でメールチェックをしたいと思い、「珍華楼」 という中華料理店をFREESPOTの一覧で見つけて行ってみました。  「どんな豪華な中華料理店なんだろう」とドキドキして行ってみたら、住宅街 の中にある、ごく普通の大衆食堂でした。(笑)
( FUJIFILM FinePix-F31fd ) (別にがっかりしたわけではありません。むしろトリコシは安心しました)  入ってみて、さっそくノートPCの無線LANのスイッチをONにしてみましたが、 いっこうにアクセスする気配がありません。  「おかしいなー」と思ってお店のご主人に尋ねてみると、「ああ、ほとんど使 いそうな人が来ないので、普段はルータの電源を切っちゃってるんだよねー」 「待っててね、今すぐにつけるから」というお返事。どうやらこういうサービス を楽しんでいるのは、トリコシのようなごく特殊な生活を送っている人間だけの ようです。(それも無理からぬことだとは思いますが)  これはもったいない、皆さんもっともっとこのサービスを利用して裾野を広げ なければ。そうすればFREESPOTはもっと広がって、トリコシはその恩恵を受ける ことができるようになることでしょう。  それはともかく、アクセスしてみれば、案の定、4日間も山にこもっていれば 6千通ものメールがボックスにたまっていて辟易します。これはFREESPOTだから こそダウンロード可能で、携帯/PHSの無線インターネットでは歯が立ちません。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  FREESPOTはパソコン周辺機器大手のバッファローさんが提唱されているそうで、 このような有益なビジネスモデルを開発してくださったことに、トリコシは感謝 感謝です。  快適なインターネットに接続できて、暖かい温泉やおいしい食事ができる、 FREESPOT、なんて素晴らしいのでしょうか。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  こだわり屋のトリコシが良しと認めるサービスはそう多くはないですが、この FREESPOTは本当に素晴らしいサービスだと思います。ぜひもっともっと多くの協 賛ショップが増えてくれることを願っています。  そのためには、ブログ読者のみなさんも、FREESPOTショップに立ち寄ってサー ビスを利用してくださいね。  それがゆくゆくはトリコシのモバイル環境を向上させ、やがては自然風景写真 館の作品のクオリティ・アップにつながってゆくのですから。(笑)  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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