2007-09-04 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

自然風景写真館ブログの第240号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04673 "The season of maple color." 『紅の季節』 Img04680 "The color space of the autumn." 『秋の空間』 Img04684 "The love of the monkey." 『猿の愛情』 Img04714 "Otsuki City and Mt.Fuji in the early dawn." 『未明の大月市と富士』 Img04726 "The appearance of Mt.Fuji." 『富士出現』 Img04764 "Tokyo in the evening scene." 『夕景色の東京』 Img04779 "The sun on the sea." 『海上の日輪』 Img04783 "Mitsuishi rocks who occurs to the light." 『光に浮かぶ三ツ石』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  がんばって猛暑をもたらしていた太平洋高気圧の勢力も一段落ついたようで、 代わりに大陸からは涼しい空気を持った高気圧が張り出すようになってきました。 暑さが一段落してほっと一息ついている方も多いのではないでしょうか。  私の個展も開催時期がもう1週間遅ければと悔やまれてなりません。しかしま あそれは結果論というものでしょう。  個展の搬出の時には、50点あった作品はすべて取り外され、明かりも消され た館内はひっそりとして寂しく、祭りの終わった後のわびしさに似た切なさをふ と感じました。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  そう、たとえて言えば、子供のころ8月の末日になるといつも感じていた 「ああ、もう夏休みが終わってしまうのか」という切なさにも通じるものがあり ます。  しかし時間が流れてゆくのは自明のこと。また次の展示に向けて気持ちを入れ 替えて頑張ることにしましょう。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  とはいえ個展というものは自分で言うのははばかられますが、相当にエネルギー を使うものです。  よく「灰になる」という表現が使われることがありますが、個展が終了したと きには一種の「虚脱状態」(というとおおげさなのですが)、あるいは「ぬけが ら」になったような感覚を覚えてしまうのです。(みなさんも何かに打ち込んだ 後には、そうなることがありませんか?)  そいういうときは無理に頑張ったりしないで自然な時間の流れにまかせて回復 を待つのが一番だと経験的に知っています。  そして無理に遠くへと取材に出たりせずに、自分が住んでいる身近な自然の姿 を見直してみるのがいいのではないかと思う今日この頃です。  ちょうど土日には山岳連盟主催の登山教室があったので、それに講師として参 加してきました。撮影とは関係のない行事は、ちょうど良い気晴らしになるもの です、といいつつ、講習の合間を見て、木の幹にびっしりと生えているキノコが 見事なのでスナップしてしまいました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  つい先日は、カメラを2台ほど持って、近所の風景を撮影しに出かけました。 個展の準備で忙しかった8月はあっという間に過ぎて、気がつけば田圃には稲の 穂が黄色く色づいていました。
( Panasonic DMC-FX01 )  クローズアップしてみると、その一粒一粒が農家の方たちが丹誠込めて作り上 げてくれたものだということが実感されます。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  田圃の回りをたくさんのトンボが飛び回っていました。彼らの姿を見ると、ま だまだ蒸し暑いながらも季節は秋になったのだと思わされます。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  田圃の脇にはひっそりと紫色の小さな花が咲いていました。萩(ハギ)の花で す。
( PENTAX K100D + FA50mmF1.4 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  咲いているのかどうか分からないくらいの小さな花ですが、これもまたクロー ズアップしてみると、小さいながらも立派な花の形をしているのだなあと感じさ せてくれます。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  道ばたには見事に赤いサルビアの花が咲いていました。
( Panasonic DMC-FX01 )  これもクローズアップしてみると、その見事な深紅の花びらに目が痛くなりそ うです。(ただし、AdobeRGBの色域に対応したモニタで見ないと、本来の赤の鮮 やかさは確認できないかも知れません。)
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG )  こういう原色が多く含まれる被写体はデジカメは苦手なようです、RAW現像も 難しく、赤本来の鮮やかさがなかなか出ずにあれこれやっているうちに、結局 カメラが作り出したJPEG画像の方が見栄えがよいことが分かりました。私のRAW 現像テクニックもまだまだ研究の余地がありそうです。  そのまた脇には、これはグロテスクな植物がたくさん並んでいます。
( Panasonic DMC-FX01 )  それは夏の盛りを過ぎたヒマワリの花だったのです。なんともげんなりとうち ひしがれて可哀想な姿です。しかしこれもまたヒマワリの姿のひとつ。ゆっくり と休んで、また来年綺麗な花を咲かせてください。
( Panasonic DMC-FX01 )  私の写真撮影の原点とも言える、相互台に向かってみましょう。私の住む街の 隣町の丘の上には広い園地があります。
( Panasonic DMC-FX01 )  第一生命保険相互会社が土地の持ち主なので「相互台」と呼ばれるようになっ たそうです。  ここには綺麗に整備された庭園があり、狭いながらも四季折々の草花が常時咲 いている知られざる撮影スポットです。(今回の写真展でも2点がこの相互台で 撮られた作品でした)  さっそく丘の道を登ってゆく途中で黄色い花を見つけました。
( Panasonic DMC-FX01 )  近づいて見ると、それはカンゾウの花だったのです。 黄色といっても微妙にオレンジが混ざっている黄色です。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  ちょうど背後の森の木漏れ日がバックに映りこんでとても綺麗です。  上の写真と下の写真ではカメラが違うものの、ホワイトバランスをカスタムで 合わせたため(緑の彩度に若干違いが見られますが)ほぼ同じような雰囲気の写 真に仕上がりました。
( PENTAX K100D + FA50mmF1.4 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  ホワイトバランスを設定しておく重要性を改めて感じます。  花の撮影では花と同じ目線にカメラをすえるのは基本中の基本ですが、それだ けでは面白く無く、たまには寝転がって花を下から見上げるアングルで撮影して みましょう。  また、望遠側だけでなく、たまには広角系のレンズも使ってみると、広がる森 の中に咲く花、というった風情を盛り込むことができると思います。
( SONY α100 + AFズーム28-75mmF2.8(D) , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  駐車場の脇には薄ピンクがかった白い花がたくさん咲いていました。
( Panasonic DMC-FX01 )  近づいてみるとそれはヒルガオの花だったのです。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  こういう群生する花を撮影するときは、たいてい「兄弟のような」「仲良しの 友達のような」「恋人のような」、そういう表情を見せてくれる花が必ずあるも のです。それを丹念に捜すようにすれば、情緒ある花の写真が撮れるようになる ことと思います。  紅色がかったピンク色をした花はサルスベリのものです。
( Panasonic DMC-FX01 ) 威勢良く咲いているように見えますが、夏の花ですし、やはりもうそろそろ終わ りを迎えているようです。  しかしほんのちょっぴり彩度をアップさせて、まだまだ元気で鮮やかな花の様 子を表現してみました。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  この相互台は丘の上にあるので、各所に眺めの良いところがあります。
( Panasonic DMC-FX01 )  広がる足柄平野の向こうにゆったりと裾野を広げる箱根の山々が見えます。
( Panasonic DMC-FX01 )  箱根山塊は大昔は大きな火山だったそうです。爆発で壊れなければ、きっと富 士山よりももっと高い山だったかも知れません。その富士山は本日は曇り空であ いにく姿を拝むことができませんでした。しかし天気の良い日にはまっさきにこ の場所に来て、富士山の様子を確認する大好きな場所でもあります。  丘の東の端には「どんぐり遊歩道」「銀杏の森」などと呼ばれる並木道があり ます。
( Panasonic DMC-FX01 )
( Panasonic DMC-FX01 )  思いがけず(といっては失礼ですが)立派な木があちこちにあるのです。それ らも被写体としては申し分ないものばかりです。あとはフォトグラファーがどの ように表現して撮ってさしあげるかでしょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  街中はまだまだ蒸し暑かったのですが、しかしこの並木道までやってくると風 は涼しくとても快適です。ときどき営業マンの車がやってきて、脇に停めて昼寝 をしているのを見かけますが、その気持ちもよく分かります。ここでお昼寝をす るととても気持ちが良いのです。  そうした風の流れをなんとか写真で表現したいと思い、敢えて思い切り絞り込 んでシャッタースピードを遅くして、桜の木の一枝を写しとめてみました。
( SONY α100 + SIGMAマクロ70mmF2.8EXDG , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  光の中を風が流れてゆく、今回の個展にも通じる、そんなイメージを形にした かったのです。  そうして撮影を済ませて、こうした気持ちの良い場所でお昼寝をするのは最高 のご褒美です。愛車に積んであるコット・チェアを引っ張り出してきてお休みタ イムです。
( Panasonic DMC-FX01 )  そうしてチェアに寝転がって上を見上げれば、イチョウの木の葉の隙間からこ ぼれおちるようにして木漏れ日が広がってゆきます。  風で葉がかさかさ揺れて、木漏れ日がきらきらと揺らいで、それをしばらくぼーっ と眺めているととても心身がリラックスするのを感じます。
( Panasonic DMC-FX01 )  本当に、これは天然のヒーリング・ビデオですね。(笑)  ふと足下に目をやると、イチョウの木のたもとに小さな2つの実がころがって いるのが目にとまりました。
( Panasonic DMC-FX01 )  梅の実にしては小さいようですし、まだ色が染まっていない銀杏の実でしょう か。ともあれとても可愛らしいので、カメラを地面すれすれに近づけて撮影して みました。
( Panasonic DMC-FX01 )  お昼寝を済ませて撮影したフィルムを写真屋に持ってゆく途中、放置された空 き地の中に、たくさんのエノコログサを見かけたのです。
( Panasonic DMC-FX01 )  夏にみかけた彼らの姿は緑色をしていましたが、9月に入ってその姿はもうだ いぶ黄色く変化していました。
( Panasonic DMC-FX01 )  こんななんでもない草むらでも、カメラとレンズの力を借りると、そこはエノ コログサたちの楽園であることが分かります。
( SONY α100 + AFズーム28-75mmF2.8(D) , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  淡く美しく、エノコログサは季節とともに徐々に染まってゆきます。そして別 名「ネコジャラシ」と呼ばれるこの植物は、とても柔らかい毛並みを持っていて、 つい手にとって触れてみたくなるのです。
( SONY α100 + AFズーム28-75mmF2.8(D) , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  徐々に涼しさを増してゆく空気よりも早く、いつも季節は一足先に彼らの姿を サインとして人間たちに知らせてくれます、都会で追われるようにして暮らして いては決して気づかないけれど、着実に、たゆむことなく季節は巡ってそして去っ てゆくのです。  そうした目に見えない流れを、写真を通してこれからも表現してゆけたらと思っ ています。  これからも自然風景写真館にどうぞご期待下さい ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ PENTAX K100D → http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k100d/
SONY CyberShot DSC-T9 → http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T9/
SONY α100 → http://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A100/
FUJIFILM FinePix-S6000fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs6000fd/
Panasonic DMC-FX01 → http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------- ◆今週のテーマ:「ホワイトバランス取っていますか?(3)」◆ -------------------------------------------------------------  すでに何回かこのコーナーで「撮影時にホワイトバランスを決定することの重 要性」を強調してきました。  RAW撮影で後からそれらの値は自由に変えられるとはいえ、実際にはそうは単 純でないことは既に説明した通りです。  今回のテーマは、「ミックス光の中でのホワイトバランスを決定するツール」 の紹介です。  ミックス光とは、複数の種類の光が被写体に当たっている状態のことを言いま す。たとえば下の写真は「ホワイトバランス:オート」で撮影していますが、室 内は白熱電球、窓から差し込む光は太陽光で、カメラのオートWBはそのどちら に合わせたらよいのかを迷ってしまい、結果、ちょっと赤味のかかったくすんだ 画像になってしまっています。
( PENTAX K100D + DA18-55mmF3.5-5.6 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  といって、「ホワイトバランス:白熱電球」にセットしたとしても、下記のよ うに今度は青白くなりすぎてしまいますこれは部屋の明かりだけではなく、窓か ら差し込んだ太陽の光が影響しているためです。
( PENTAX K100D + DA18-55mmF3.5-5.6 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  といって「ホワイトバランス:太陽光」にセットすると、だいぶ良くなりまし たが、まだ青白い感じが残ってしまっています。
( PENTAX K100D + DA18-55mmF3.5-5.6 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  既に何回かご紹介しているように、こういう状況では「カスタム・ホワイトバ ランス」(「マニュアル・ホワイトバランス」と呼ばれることもある)をセット するのが一番です。
( Panasonic DMC-FX01 )  そこでご覧のような基準となる「ホワイトバランスカード」を用いて合わせる ことになるのですが、しかしミックス光の下では、カードに当たる光が様々で、 またカードの角度によってもWBの値は違ってきてしまうのでやっかいです。  そこで良いツールをご紹介しましょう。Kenko(ケンコー)から発売されてい る「ホワイトバランス・セッター」です。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  ご覧のようにゆで卵を半分に割ったような半円球の白いドームをレンズの先端 にセットし、周囲の光をまんべんなく拾ってそれをホワイトバランスにセットし ようというものです。
( SONY CyberShot DSC-T9 )  一眼レフデジカメだけではなく、ご覧のように(ちょっと強引ですが)コンパ クトデジカメでもこれを使ってホワイトバランスのセットが可能です。
( SONY CyberShot DSC-T9 )
( SONY CyberShot DSC-T9 )  これを用いてカスタムホワイトバランスをセットして撮影したのが下の画像で す。
( PENTAX K100D + DA18-55mmF3.5-5.6 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  ご覧のように非常に画面がスッキリして、壁の色がほんの少し暖かみのある白 に写っています。  テーブルの上に置いたフラワーもご覧の通り。 ◆使用前◆
( PENTAX K100D + DA18-55mmF3.5-5.6 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 ) ◆使用後◆
( PENTAX K100D + DA18-55mmF3.5-5.6 , AdobeCameraRaw4.0よりRAW現像 )  ご覧のようにこのツールは特に室内のミックス光源下では威力を発揮します。 特定の色に影響されずに部屋全体の光を拾ってホワイトバランスをセットするの で「なるべく自然に」撮影することができるのです。  価格が1万円強と、ちょっと高いのが難点ですが。確かにこれは役に立ちます。 Kenkoさんには感謝感謝です。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  ご覧のようにとても便利なホワイトバランス・セッターですが、しかし問題点 が無いわけではありません。その一つが、「本当に信頼できるホワイトバランス なのか?」ということが挙げられます。  たしかに、均一に光を拾うアイデアは評価します。しかし困ったことにホワイ トバランスカードを使ってとったホワイトバランスは少し値が違っているのです。 ◆ ホワイトバランス・セッターを使用 ◆
( SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-4.5(D) , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 ) ◆ Gretagmacbeth社製・ホワイトバラスカードを使用 ◆
( SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-4.5(D) , AdobeCameraRaw4.0にてRAW現像 )  ご覧のように前者は黄色味が強く、後者は青と緑が強くなっています。  「どちらが正しいのか」、というのを決めるのはなかなか難しいものですが、 私でしたら、後者のすっきりした色合いのものを選ぶことでしょう。 それに gretagmacbeth(グレタグマクベス)社製のものは写真・印刷業界では 「最も信頼の置ける製品のひとつ」となっているので、(Kenkoさんには悪いの ですが)屋外でのホワイトバラスカード・セットについてはグレタグマクベスの 白色カードに軍配が上がるように思います。 ★補足★  しかしホワイトバランスの問題は微妙で、単純にケンコーさんの製品を低い物 と決めつけることはできません。というのは日本の印刷業界の基準白色は500 0Kと欧米に比べてかなり低く、これは黄色味を帯びた白色です。  一方で、みなさんがお使いのパソコンのモニタはほとんどが欧米のビジネスユー スに向けて作られているため基準白色が6500Kとかなり高めで、若干青みを 帯びたクールな白色です。  ですので、ケンコーのホワイトバランス・セッターでホワイトバランスをセッ トした画像を、こうした色温度の高いモニタで見ると、丁度良く見えるものです。 (逆にグレタグマクベスの製品ホワイトバランスをセットした画像は、青白く見 えるようになってしまうのです)  もしかしたらケンコーさんはそれを見越して、ホワイトバランス・セッターそ のものの色温度を微調整してあるのかも知れません。(本当のことはケンコーの 開発スタッフに尋ねてみないと分からないですが・・・)  たかだか「白い物を白く見せる」という、たったそれだけの機能であるはずの 「ホワイトバランス」ですが、業界での基準が一定でないためにユーザーにはか なりの混乱が生じているようです。早くウェブ業界も印刷業界も、日本でも欧米 でも統一されてほしいものです。  上記のように、信頼の出来るホワイトバランスを得ることは簡単なようでいて なかなか難しいのですが、  まずはみなさんもコピー用紙などを少し持っていて、ホワイトバラスをセット する習慣をつけてみてはいかがでしょうか。少なくともカメラ間でのホワイトバ ランスの違いで悩まされることは無くなると思います。  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・フォト検索ページの作成 ・写真販売システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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