2007-10-30 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。


自然風景写真館ブログの第248号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img04875 "The whitecaps and Mt.Fuji." 『白波と富士』 Img04876 "Mt.Fuji on Suruga-bay." 『駿河湾の富士』 Img04879 "Umebayashi in the evening." 『夕暮れの梅林』 Img04887 "The paradise of Japanese apricot flowers." 『梅たちの楽園』 Img04918 "A rosebay in taking a nap." 『まどろみのシャクナゲ』 Img04922 "The morning of the new school term." 『新学期の朝』 Img04942 "The eye of the sun." 『太陽の瞳』 Img04982 "The whisper of the tulip." 『チューリップのささやき』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★☆ 写真クラブ「D-Photoクラブ」での出張講習がありました ★☆
( SONY CyberShot DSC-T9 )  先週、神奈川県の藤沢市にある写真クラブ「D-Photoクラブ」にてトリコシが 依頼されて出張講師を担当させていただきました。
( RICOH Caplio-R4 )  トリコシの作品をプロジェクター+スライドショーでご紹介した後、生徒さん が持ち寄ったプリント作品について講評を行いました。
( RICOH Caplio-R4 )  普段、トリコシが担当させていただいている、写好会厚木、小田原写遊会といっ たクラブではフィルムカメラがメインの方がほとんどなのですが、  D-Photoクラブは数年前から生徒さんが全てデジタルカメラを使っているとい う先進的なクラブです。  そのため生徒さんの中には相当お詳しい方もいて、トリコシがたじたじになっ てしまうくらいの知識をお持ちでした。私の方も色々と勉強になることも多く、 実りの多い講習でした。  みなさん Photoshopなどの操作は一通り勉強されているということなので、提 出されたデジタルプリントについては、「写真の撮り方」そのものについてのア ドバイスの他に、「どうしたらプリントがより美しくなるか」という改善のため のヒントなどもアドバイスさせていただきました。  ランニングコストがかからないという理由から、アマチュア・フォトグラファー の間ではすっかりデジタルカメラが普及しました。今後はこのような講習が増え てゆくことと思います。  みなさんの町の写真クラブでも、「デジタルカメラは買ったけれども、どうも イマイチ使いこなせない」ということでお困りの時は、ぜひトリコシに声をおか けください。 ★☆★ 鳥越章夫・写真展 〜 流れゆく季節の中で 〜 3rd.Stage! ★☆★  何度かこのブログでご紹介していますが、引き続き宣伝させていただきます。 トリコシの個展〜流れゆく季節の中で〜 は、引き続き、11月9日(金)より、 神奈川県秦野市にある「ぎゃらりー・ぜん」にて展示予定です。  先週のブログで「地図が欲しい」というリクエストがありました。 下記ページにて紹介されていますが、このブログにも記載いたします。 http://tory.com/j/exhibition/index.html

◆ 展示期間 ◆ 2007年11月9日(金)〜11月19日(月) (※ 11月13日(火)休廊 )(※ 入場無料 ) ※トリコシ在館日は11月9(金)〜11(日)の3日間です。お気を付けください。 ★☆★ 特別企画!! ★☆★ 11日(日)午後、語りと音楽ユニット「花音(かのん)」のフォトスライドショーを開催します! (※ 11/11(日) pm2:00〜2:45 , pm4:00〜4:45 の2回 )  今回の展示に合わせて開催される特別企画をご紹介します。FMおだわら/エ フエム多摩でそれぞれパーソナリティを務められている語りのプロフェショナル、 額田(ぬかた)さん、大花(おおはな)さんが、写真に添えられた「詩片」の朗 読をしてくださいます。  BGMには、ピアニストの実近(さねちか)さんによる電子ピアノでの生演奏 をしていただきます。
 みなさんは「語りと音楽のユニット・花音(かのん)」というグループで都内 や神奈川県内の文学館・美術館などで朗読コンサートを展開されています。美し いピアノの調べをバックにして、文学や詩の朗読を聴いていると本当に心が安ま り、癒されます。おかげで私自身も私の作品に対して、また違った見方が生まれ ました。 本当に素晴らしいので、みなさんぜひ日曜日の午後、秦野会場にお越し下さい。 (小田原会場に既にいらしていただいた方も、またぜひお越し下さい) みなさんのお越しをお待ちしております。 ※※※ 写真展の詳細は下記のページをご覧下さい。 http://tory.com/j/exhibition/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  久しぶりに長期取材の旅に出ております。目的地は九州です。このブログは 佐賀市にて執筆しております。  これだけ交通や通信が発達した現代。日本のどこへ行っても街中は似たような 風景と思われがちですが、やはりその土地にゆけばその土地なりの雰囲気や風景 が楽しめるものです。  新しいフレッシュな経験を求めて、九州の旅の第1部をどうぞお楽しみ下さい。 (※) 旅先のノートPCでの編集作業のため、RAW現像などの高度な画像処理は行え ません。画像は最適にチューニングされたものではありませんが、速報用写真と して、どうかご容赦下さい。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  21世紀の現代にあっては、飛行機を使えばものの2時間もしないうちに九州 や北海道へ難なく到達することができます。  ただ写真を撮るだけが目的ならそれでもいいのですが、しかし大切なことは、 やはり見知らぬ土地へはるばるやってきたという「旅情」を自分自身が感じるこ とです。  たしかに時間や効率化が何より優先される現代ではありますが、たったの2時 間で九州や北海道に到達できたとしても、それは旅の嬉しさを半減させるもので あって、かえって旅情を感じる心を弱めてしまうのではないかと思います。  なので、トリコシはなるべくレトロな交通機関を使ったり、道路も国道やハイ ウェイの他に、なるべく道草を食って、わざわざ回り道をしたりして取材をする のです。  というわけで、今回の九州取材でも、フェリーを使うこととしました。 航空機の格安運賃だと九州への往復が3万円で済んでしまうのに対して、フェリー の相場は片道で2万8千円。  むしろ時間的金銭的にもコスト的には割高になってしまうのですが、しかし私 はむしろ船のゆったりとした旅に価値を感じるのです。  ただし、前夜は写真教室があったので、日中はマイカーで大阪まで陸路いて移 動。大阪より、北九州まではフェリーを使って海路にて移動しました。
 夕方、大阪にてフェリーに乗船すれば、翌朝には北九州に到着するという寸法 です。それにフェリーの中では運転者も車も休めるので助かります。 これで実質的に1日で九州に移動することができるのです。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、写真教室を済ませた夜、愛車に乗って東名高速道路を西に向かいます。
( RICOH Caplio-R4 )  朝に出発してもよかったのですが、やはりETCの夜間割引を使いたい。大阪ま では高速料金もかかりますから、割引額も大きくなります。  途中、足柄サービスエリアにて車中泊。夜を明かしました。指定された時間帯 に一回ゲートをくぐってしまえば、後はずっとETC割引が適用されますから。こ れでゆったりと大阪まで向かうことができます。
( Panasonic DMC-FX01 )  天下分け目の決戦が行われたという「関ヶ原」を超えて、私も緊張感が高まっ てきます。
( Panasonic DMC-FX01 )  京都と滋賀の間にある宇治トンネルを超えると。。
( RICOH Caplio-R4 )  そこはもう関西の地です。
( Panasonic DMC-FX01 )  大阪市・泉大津市(いずみおおつし)に到着しました。古くから商業の貿易港 として栄えてきた町です。沖合の埠頭に停泊しているのが、これから乗り込む九 州行きのフェリーです。
( Panasonic DMC-FX01 )  総排水量が7000トンもある大型のフェリーです。これは大きい。文字通り 「大船に乗った気分」でいられます。
( Panasonic DMC-FX01 )  飛行機は確かに速くて便利ですが。地球温暖化に与える悪影響も無視できませ ん。フェリーは速くはありませんが、一度に大量の物資や人を運搬できるので、 環境には優しいと思います。  トリコシもこれで少しは地球環境に貢献できたでしょうか。(笑)  出航時間が近づきました。愛車ごと船倉に入ります。
( RICOH Caplio-R4 )
( RICOH Caplio-R4 )  こうして無事にフェリーへの乗船を果たしました。大阪までお疲れ様でした。 愛車にもしばらく休んでもらいましょう。
( Panasonic DMC-FX01 )  7000トンもある大型客船だけあって、船内はとても広く、最初は迷子になっ てしまいそうでした。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ご覧のように内部は何階建てにもなっていて、まるでホテルのロビーのようで す。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ゆったりとしてはいますが単調な船の旅です。多少の刺激は必要なのでしょう、 ゲームセンターなどもあります。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  銭湯もありました。この船内はちょっとした「町」になっていますね。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  夕暮れのデッキに登ってみれば、そこは情緒あふれるムード満点の場所です。 カップルにとってはたまらない場所でしょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  「ボーッツ!!!」という、びっくりするくらい大きな汽笛を大きく鳴らして 船が港を離れてゆきます。町の灯りがどんどんと遠ざかってゆきます。旅の始ま りです。少しセンチな気分になり、心なしか瞳がうるんできます。ちょうど昇り 始めた満月が。船を見送ってくれるようでした。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  途中、神戸に立ち寄りますので、「明石海峡大橋」の下を通過しました。上空 には依然として満月が煌々と輝き。私たちの船に付き従って見守ってくれている ようでした。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  とっぷりと夜は更けてきました。そろそろ船室に行って休むこととしましょう。 2当船室なので大部屋です。しかし普段、山小屋泊まりに慣れているトリコシに とってはこれでも上等な部屋です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ただし、船のエンジン音と振動が気になって眠りは浅かったようです。一等船 室だと船の上部にあるのでその影響は少ないのでしょうか。将来もっと稼げるよ うになったら泊まってみたいものです。(笑) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、目を覚ますと、外はまだ暗闇の中ですが、しかし遠くには海岸の明かり が見えています。どうやら山口県の海岸線のようです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  北九州市・新門司(しもじ)の港が近づいてきたようです。乗船客が次々と船 倉のマイカーに向かって降りてゆきます。私も遅れないようにしましょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  トリコシの愛車を停めたのは、なんと船倉の出口の一番近くの場所でした。 これはラッキー、九州上陸一番乗りです。
( Panasonic DMC-FX01 )  無事に港へと接岸して、ゲートが開きました。いよいよ九州の地に足を(タイ ヤを?)踏み入れます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  朝5:00の着船なので、外はまだ真っ暗です。その中を船倉からどんどんと 車が出発してゆきます。
( RICOH Caplio-R4 )  南海上に発生した台風の影響で前線が活発化。北九州地方はあいにくの雨の中 でした。
( RICOH Caplio-R4 )  しかし雨だからといってあきらめることはありません。朝の淡い靄のたちこめ る海上の向こうには山口県の山並みでしょうか。このコントラストの低い光の中 、まだ青みの残る早朝の光の中で、その山並みがとても美しく見えました。
( Nikon D80 + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  九州に到着してまずすることは、インターネットにアクセスしてメールをダウ ンロードすることです。  おなじみの「FREESPOT」のエリアを検索してみると、最寄りのアクセスポイン トは、新北九州空港のターミナルビルのロビーだということが分かりました。さっ そくカーナビにセットして目的地を目指します。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  20分ほどで空港ターミナルに到着しました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ここまで来る時間的コストは多少かかりましたが、PHSやAUの無線インターネッ トでつなぐ遅さとコストを考慮すると20分かかってもここに来る価値はありま す。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  さすがは無線LAN。速い速い。1千通のスパムメールもあっという間にダウン ロード&削除できてしまいます。毎日あらぬ攻撃にさらされ続けているトリコシ にとって、これは助かります。(笑)  無事にインターネットにアクセスすることができ。取材に出発です。このころ には雨もあがって太陽の光が顔を覗かせました。まだ地面はたっぷりと水分を含 んでいるので、そこに光が当たると暖められて蒸気となり立ち上ってゆくのが見 えます。朝の光が当たっているのは「平成筑豊鉄道」の線路です。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  カーナビの地図を見ながら取材ポイントを選定してゆきます。ため池風の場所 が気になったので向かってみたら、その向こうにピンク色の野原が見えました。 近づいてみると、それは田んぼの中に作られた一面のコスモス畑だったのです。
( Panasonic DMC-FX01 )  休耕田に農家の方が種をまいてくれたのでしょう。素晴らしい風景です。わざ わざ「○○フラワーパーク」といった名所を選んでゆくよりも、こうして偶然見 つけた花畑の方が嬉しくなります。
( Panasonic DMC-FX01 )  それにフラワーパークなどでは開花期間をコントロールするために薬を使って いたりすることがありますが、こういうところのお花は自然のまんま。元気さが 違います。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMAマクロ50mmF2.8EXDG )  思いがけず素敵な風景に出会えて満足でした。  さて、筑前の国(ちくぜんのくに)の取材を進めましょう。これは「今川」の ゆったりした流れです。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  北九州市は東西を山で隔てられています、私が上陸した新門司(しもじ)港は 東側に位置していますので、山を越えて北九州市北部を目指しましょう。  途中、青々とした素敵な竹林を見つけました。望遠レンズを使って画面いっぱ いにフレーミングすると迫力があります。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-Nikkor80-200mmF2.8D )  北九州市を東西2つに隔てる山地の途中、日本3大カルストのうちの一つ、 「平尾台」があります。典型的な石灰岩によるカルスト台地で、おもしろい形の 岩石がなだらかな山地に点在して趣のある風景です。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  光線状態によって岩の表情は様々に変わり、色々な作品作りが楽しめる場所だ と感じました。  しかしこのときは天候がいまひとつということもあり、早々に北九州・小倉 (こくら)へと向かったのでした。
( Panasonic DMC-FX01 )  小倉までやってくるとそこは都市高速の走っている大都会でした。
( RICOH Caplio-R4 )  北九州地方は昔から鉄工業などが盛んな街として知られています。ですので海 岸線は様々な重工業コンビナートや、こうした作業船が停泊しています。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  海水にさらされて徐々に錆びてゆくその船体の質感に惹かれてカメラを向けて 見ました。それは「古びて朽ち果ててゆくもの」のようにも見えますが、しかし 時の流れに磨かれて周囲の環境になじんでゆき、むしろその姿を見ていると不思 議に安らかささえ覚えます。  古びてゆく海岸地区とはうらはらに、小倉駅は立派なステーションビルとなっ ていました。この駅前では「メトロポリンタン」な雰囲気がただよっています。
( Panasonic DMC-FX01 )  その一方で、ハイカラなビルのすぐ脇の裏路地ではレトロな雰囲気の立ち飲み 屋がガード下に立ち並んでいました。
( Panasonic DMC-FX01 )  ちょっと怪しい雰囲気ですが、しかしハイカラな気取ったビルよりは、むしろ こちらの方が安心できるかも知れません。  小倉はハイカラなものとレトロなものが混在している街だと感じました。 というよりは、レトロな雰囲気に包まれている地方に、突然と中央のハイカラな 建物が脈絡もなくドンと建てられるという、日本の地方行政にありがちな行いが、 ここ小倉でも行われているのかも知れません。  どちらかというとレトロなものに安心感を覚えるトリコシですが、JR-VIEWカー ドの割引券が送られてきたので、ここ小倉では、新しく駅前にできたというJR系 列のビジネスホテルに宿泊することにしました。  今年の10月にオープンしたばかりというホテルで、とってもオシャレで綺麗で す。このようなホテルに5000円以下の値段で泊まることができたのはラッキーで した。
( Panasonic DMC-FX01 )  天気が思わしくなかったので早めにチェックインしましたが、せめて撮影ポイ ントだけでも偵察しておこうと思い、関門海峡に向かいました。
( RICOH Caplio-R4 )  対岸の山口県側に見えるのは「火の山展望公園」です。戦国時代に中国地方の 毛利氏と九州の大友氏がこの海峡を挟んで争った時に狼煙台(のろしだい)とし て使われたのがその名前の由来だそうです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  この場所も気になっているので後に偵察することにしましょう。  まずは九州側にある「和布刈公園」(めかりこうえん)にやってきました。ちょっ と感じだけでは読み方が分からない珍しい名前の公園です。はるばる九州までやっ てくると、地名も分からない読み方が増えてきます。  本州と九州をへだてる関門海峡の西側に位置する展望台で、門司港(もじこう) の眺めが美しい場所です。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  そして関門橋の夜景もまた素晴らしい場所です。30秒の長時間露光を行うと、 橋を行き交う車のヘッドライトやテールライトが光線の軌跡となって写りこみ、 とても美しいです。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  雨がやんで本当に良かったです。雲がもう少し少なければ夕映えのオレンジ色 の空が映ってもっと最高だったのですが。  関門橋は美しい建造物です。海峡の地形が複雑なので、様々な場所に展望台が あり、そのどこからでもその美しい姿を見ることができます。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  こちらは対岸に見える下関(しものせき)のポートターミナルの夜景です。 関門海峡には夜でもひっきりなしに船舶が往来しています。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  空には依然として台風の影響による雲がたなびいています。しかしそこに街の 水銀灯の光が反射して黄色く怪しく光ってドラマチックな雰囲気を演出してくれ ます。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  そして本日の極めつけは山口県側にある「火の山展望公園」です。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  地形図を見ていて、まるで屏風のように海面から急激に山地が立ち上がってい るので「これはきっと眺めが良いだろう」とある程度は予想していましたが、し かし実際に登ってみると、そのあまりの美しさに私は言葉を失ってしまいました。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  はるか足下に関門橋を見下ろし、門司や小倉の夜景の輝きが海岸線に沿って、 はるか延々と連なっています。  歴史小説家として名高い司馬遼太郎氏が「日本で最も美しい」と絶賛したと言 われていますが、この展望台に立つと、その気持ちがよく分かります。  火の山の山頂付近は野球場の半分くらいの広さの公園になっています。少々散 歩をしてみましょう。このモニュメントは「戦艦大和」で実際に使われた砲弾だ そうです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  関門海峡はご覧の通りの海上交通の要衝です。源平時代のはるか昔から、幕末〜 明治の近代にかけて、この場所の覇権を争って、どれだけ多くの勢力が争ってき たことでしょうか。  こんな砲弾が実際に自分の頭の上に落ちてきたらどんなに恐ろしいことでしょ う。どうして人間はこんな恐ろしいことを平気でしてしまうのでしょうか。  こんな美しい場所でこんな恐ろしい行為が歴史を通して連綿と行われてきたと いうは、まったく不思議でなりません。  21世紀を迎えてまだまだ世界各地では紛争が絶えないようですが、早く本当 に平和が訪れて欲しいものです。  突然、巨大な砲弾を見せつけられて気分が萎えかけましたが、しかし足早に流 れる雲の隙間からは、昨夜大阪で私を見送ってくれたお月様が今夜も姿を見せて くれました。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  月の光は海峡に降り注ぎ、往来する船を優しく照らしてその姿を見守っている ようでした。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  素晴らしい火の山展望公園の夜景を堪能した後、再び関門橋を渡って北九州の 小倉に戻ります。途中、「壇ノ浦パーキングエリア」に立ち寄ると、ここでもま たそそり立つ関門橋の姿の美しさに惹かれて、カメラを向けてしまうのでした。 おかげでなかなかホテルに帰ることができない。(笑)
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA12-24mmF4.5-5.6EXDG )  夜の9時ちかくになって、ようやく橋を渡って九州に戻ることができました。
( RICOH Caplio-R4 )  といいつつ、明日の早朝撮影ための偵察が欠かせません。あらかじめ「朝、小 倉の夜景が綺麗に見えそうな場所」として、この「高塔山公園」に目を付けてい たのでした。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  訪れてみると、これもまた想像以上に、小倉の夜景の素晴らしい場所なのでし た。北九州は山がすぐ海岸や街に迫っているので、こうした夜景スポットが数多 くあります。そのおかげでカップルも多いのですが。(笑)
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA20-40mmF2.8EXDG )  夜の10時を過ぎて、ようやくホテルに戻ってきました。ヤレヤレといったと ころです。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  せっかくのオシャレなホテル、ゆっくりと休んでいたいところなのですが、文 字通り、休む間もなく翌朝の早朝撮影に出発です。
( RICOH Caplio-R4 )  昨夜のうちに偵察を済ませておいた高塔山公園を再び訪れました。やはり一度 下見をしておくと余裕をもって撮影に臨むことができます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  朝早くですが、お散歩の方々がもう公園には多数いらしていました。  そうして、この朝も小倉の見事な夜景を撮影することができました。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  ただしこの日も台風の影響で雲が多く、もう少しすっきりと東の空が晴れてく れればと思いましたが、そこまでは高望みでしょう。  今ははるばる九州の地にやってきて、これだけの風景を見せていただけたこと に感謝するばかりです。  小倉の北には新日鐵や住友金属といった重工業の施設が建ち並んでいます。そ の夜景は街のものほど派手ではありませんが、静かに明けゆく朝の光の下の工場 やコンビナートはまるで眠れる獅子のように重厚で、そしてその回りにある宿舎 で眠る従業員の人々は徐々に目覚めて活動を再開し、また新しい一日を迎えるか のような、そんな躍動の予感を感じさせてくれるのです。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S DX-Nikkor18-135mmF3.5-5.6G )  北九州の旅はまだまだ続きますが、まずは第1部としてお届けしました。  また第2、第3部の続編にもご期待ください。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ SONY CyberShot DSC-T9 → http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T9/
RICOH Caplio-R4 → http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r4/
FUJIFILM FinePix-S5Pro → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs5pro/
Nikon D80 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d80/
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
Panasonic DMC-FX01 → http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html
★ トリコシの取材ルートをGoogleEarth&カシミール3Dで再現できます! ★  既にご存じのようにトリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して 位置情報を刻々と記録するようにしています。持ち帰った位置情報データはPC に転送されて地図ソフトなどでそのルートを再現できるようになっています。  そこで、このブログをご覧になっている方にもその情報を公開しようと考え、 今なにかと話題の「GoogleEarth」(グーグル・アース)および「カシミール3 D」といったフリーの地図ソフトにてトリコシの取材ルートをご覧になれるよう にしました。下記のURLをクリックして圧縮ファイルをダウンロードして解凍 してください。 http://tory.com/j/others/mm/2007/10-30/2007-10-30.zip
 下の例のように、ZIPファイルをダウンロードすると"KML"という拡張子のファ イルが入っていますので(ZIPを解凍するソフトによって表示は多少異なります)、 それをダブルクリックすると、GoogleEarthの画面が開き、トリコシの取材ルー トが水色の線で表示されます。  その後、地図を拡大表示させることが可能です。
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 また、"GPX" という拡張子のファイルを、フリーソフト「カシミール3D」に ドラッグ&ドロップしても、そのルートを表示させることができます。
 将来はルート上に取材で撮影した写真が掲載されるようなサービスを提供する 予定でおります。現在は GoogleMapAPI などの技術資料を猛勉強中。  みなさんどうぞご期待下さい! ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『カシミール(Kashmir)3D』は、山岳展望の解析、リアルな3D風景・景観CG の作成、リアルタイムフライトシミュレーション、ハイパーマップの作成などが 可能な多機能なフリーソフトです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://www.kashmir3d.com/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. 鳥越のテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  トリコシは九州への長期取材中のため、恐れ入りますが今週のテクニカル・ノー トはお休みさせてください。  ご了承いただけると幸いです。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
※ご意見ご感想などは ( akio@tory.com ) までお寄せください。 ※このブログは等倍フォントでご覧になることをお勧めします。 ※このブログは自然風景写真館 ( http://tory.com/
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