2008-03-11 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第267号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★









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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img05053 "Under the breeze." 『そよ風の下で』 Img05139 "The sigh of Enkianthus cernuua." 『ベニドウダンツツジ(紅灯台躑躅)の吐息』 Img05352 "The refreshing forest." 『爽快なる森』 Img05520 "The acorn on the wayside." 『道ばたのどんぐり』 Img05573 "The transparent Japanese pampas grasses." 『透明なススキたち』 Img05644 "The amber larch trees and Mt.Fuji." 『琥珀色のカラマツと富士』 Img05665 "Be the dragon which rises to the heaven." 『天に昇る竜の如く』 Img05931 "Mt.Fuji, the night view and cloud at night." 『夜の富士と夜景と雲と』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★☆★ トリコシアキオ写真教室『写真基礎講座』(露出の基礎) ★☆★  トリコシの主宰する写真教室・コース1「写真基礎講座」が、3月6日(木) に、小田原市・フジカラーMJCにて行われました。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  今回のテーマは「露出の基礎」です。露出は写真を撮る上で非常に重要な要素 ですが、なかなか初心者の方には理解が難しく、また作品そのものは素晴らしい 上級者であっても、露出を正しく理解している方は実は少ないのではないでしょ うか。 ・露出モード(PASM)、 ・測光モード(中央重点平均測光、マルチパターン評価測光、スポット測光) ・露出補正  などなど、、、  その難しい露出をなるべく分かりやすく解説するために、トリコシは秘密兵器 を用意しました。  カメラのファインダーを覗くことのできるマイクロビデオカメラです。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  これをノートPCにつないでその画像を液晶プロジェクタでリアルタイムで表 示させると、実際にカメラのファインダーを覗いている状態を見ることができ、 シャッタースピードや絞り値などのガイド表示も同時に見ることができるので、 実際に上級者がカメラをどのように操作して露出値を決定しているのかを見るこ とができ、理解が早まります。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  参考までに、今回用意したグレタグマクベス社のカラーチャートを示しました。 露出の難しいところは、たいていのカメラが反射式の露出計を内蔵しているため、 被写体の色によって露出値が変わってしまうことです。  下に示したのは色によって露出がどのくらい影響を受けるか、そのプラス・マ イナス値を示したものです。(お使いのパソコンのモニタによって色は変わって しまいますので、あくまで目安です)
 全体平均測光ではなく、スポット測光で測ると、これらの違いがよく分かりま す。  カメラの露出の基礎をレクチャーしたところで小田原アリーナの芝生広場へ移 動。白い壁、黒い幹、緑の芝生。様々な色と明るさのある現場で露出の決め方を 学んでゆきます。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  デジタルカメラは撮ったその場で画像を確認できるのがメリットです。しかし 屋外では液晶表示の明るさが回りの明るさに影響されて正しく見られませんから、 ヒストグラムの見方を正しく理解することが欠かせません。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  デジカメは便利ですが高機能化にともなって操作が複雑になってしまっている のは欠点です。現場にマニュアルを持参して首っぴきで調べている生徒さんの姿 が印象的でした。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  この日は寒気が入り込み、温暖な小田原地方でも震え上がるような寒さでした。 そのため屋外での撮影体験を急遽、体育館の中からの風景撮影に切り替えました。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  アリーナの体育館のロビーから箱根の山々を撮影してみます。
( Canon EOS-Kiss-Digital-N ) 課題は 「箱根の山々の上にある雲をなるべく白飛びさせずに、住宅地も黒つぶれさせな いような最適な露出値を決定する」  ということです。  このような明暗差のある被写体はデジカメの苦手とするところ。最適な露出値 を決定するためのポイントは。 ・雲のハイライトが+2.0となるような露出値になるように補正をする  そしてデジカメの場合はさらに、撮影後に「ヒストグラム」「白飛び警告」で マメに画像をチェックすることが欠かせません。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  実地での撮影が終了したら再び教室に戻って講評会です。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  実際に撮られた画像を一枚一枚チェックしつつ、白飛びをしていないか、シャ ドーが黒つぶれせずに再現されているか、などをチェックしてゆきます。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  明るく輝く白い雲の階調を正しく再現するのは難しいことです。小まめな露出 補正(あるいはマニュアル露出による調整)が欠かせません。生徒さんはかなり 苦労されていたようでした。  余談ですが、写真教室には4つのコースを設けましたが、実は一番人気が少な いのがこのコース1「写真基礎講座」です(笑)。多くの方は「基礎はもうバッ チリだよ」「基礎なんて今さら」と思われているのかも知れませんが、ローマは 1日にしてならず、基礎なくして上級へのステップアップはありえません。 (宣伝ではなく)本当に基礎は大切ですので、もっとより多くの方の参加を望ん でおります。 ------------------------------------------------------- ◆ トリコシアキオ写真教室の詳細はこちらをご覧下さい ◆ ------------------------------------------------------- http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  この週末、日本列島は高気圧に覆われて暖かい春の陽気となったようです。 つい先日も町の小道を歩けば、ホトケノザやナズナといった春の花が顔を出し始 めて、「ああ今年も春がやってきたんだ」という実感を新たにしました。  そうはいいつつ、トリコシは既にプランニングされていた「白銀の北アルプス」 に取材に出かけていたのです。  目的地は北アルプス・後立山連峰にある鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)へ。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.45.0N36.37.17&ZM=5
 そこは下界の陽気とは裏腹な、まだ依然として真冬の最中にありました。  ひとくちに北アルプスといっても南北に長いのですが、今回目指した山は、有 名な槍ヶ岳や穂高連峰よりももっと日本海側に近い、後立山連峰(うしろたてや まれんぽう)に位置しています。
 場所は長野県大町市の北西へ約15km。日本列島の冬は日本海側に近いほど 降雪量が多く、これらの山々の冬は大量の雪に覆われて容易に登山者を寄せ付け ません。  鹿島槍ヶ岳へ直接登る登山道は急峻すぎて雪崩の危険があり冬は使えません。 今回はその手前にある爺ヶ岳(じいがたけ)の東尾根をいったん経由してから目 指すこととしました。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  今回の取材山行では、トリコシの所属する山岳会「小田原ナーゲル山の会」の M君に同行してもらいました。この場を借りてあらためて謝意を申し上げます。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  写真教室の終了した後、準備を整えてM君のマイカーで深夜に小田原を出発。 途中、道の駅・松川にて仮眠をし、早朝ふたたび走り始めてみれば、大町市は昨 日入り込んだ寒気の影響ですっかり雪景色となっていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  登山口のある山里へ深く入り込んでゆきます。場所は北アルプス北部遭難対策 協議会でもある鹿島山荘へ。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  小雪がちらつく中、登山装備を調えて出発です。今や冬山装備の定番となった MSRのスノーシュー。今回の深雪でも威力を発揮してくれることでしょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  大町の里のあちこちに見られる端正なカラマツの林。それが朝の冷え込みで霧 氷となり、うっすらと白く、朝の淡い紫色に染まっています。思わず見とれてし まうような美しい光景です。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  しかしひとたび入山してみれば、いきなり雪の急斜面を登らなければならない 厳しい現実が待ちかまえています。深く、しかし柔らかい雪面を登ってゆくには、 キックステップで足場を固めてから乗り込まないといけません。体力を余分に消 耗します。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  尾根の登り始めはどこも急になっています。この東尾根も例外ではありません。 最初の3時間はまったくフカフカで足場の定まらない雪の急斜面と格闘し、あえ ぎながら登ってゆく厳しい時間帯です。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  しかしようやく尾根の上部にたどりつくことができました。道しるべの赤テー プが風に揺れています。金曜日に入山したため先行する登山者は無く、ふかふか のパウダースノーを楽しむことができます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  白くこんもりと積もった雪の中からにょきにょきと林立しているブナの木たち、 黒く剛直にそびえ立つ杉林とは違った優しさを感じさせる照葉樹の森です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  遙かに伸びる東尾根をスノーシューの浮力を頼りに登ってゆきます。まだ寒気 の影響が残り、周囲の天候は雪模様。目指す爺ヶ岳の姿はまだ眼にすることがで きません。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  周囲の展望は得られないものの、しんしんと降り続く雪の中、白い景色を楽し んでいました。雪化粧をした木々たちはとても綺麗で、来年のクリスマスのため に、持ち帰って家の庭に飾りたいくらいです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  数時間のラッセルで深雪と格闘した後、P3と呼ばれる尾根上のピークに到達 しました。本日の目標地点に到着です。今日はこの場所にテントを設営します。 周囲は相変わらず雪が舞っていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  持ち運ぶのは重いテントですが、しかしできてしまえば狭いながらも楽しい我 が家。厳しい冬山の風雪から守ってくれると思えば、易い物です。携帯ストーブ でコーヒーを沸かせばホットした時間が流れます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  昨夜は風雪がひどくテントはバタバタと風に揺れていました。そして何時間も の深雪のラッセルでウェアはすっかり濡れて、寝袋に入っても冷たく、あまりよ く寝られませんでした。  しかし翌朝、目を覚ましてテントの外に顔を出してみれば、地平線は美しい一 本のオレンジ色のラインに染まっています。矢も楯もたまらず外に飛び出してゆ きました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  寒気が抜けたのでしょう、今日は晴天に恵まれそうです。  そう思って西の方角に目を向けてみれば、そこには黎明の紫色に染まる爺ヶ岳 の白く巨大な山体がうっすらと浮かび上がっていたのです。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  稜線にはまだ強い風が吹いているのでしょう、流れる白い雪雲に覆われていま す。その神秘的で圧倒的な重厚感に私は射すくめられてしまいました。  そして尾根の北方に目を向ければ、爺ヶ岳と稜線つづきになっている鹿島槍ヶ 岳の双耳峰の山体が横たわっています。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  純白の雪に覆われた巨大な山体は、この夜明け前の黎明の時間帯には紫色に染 まり、それが山の持つ神秘な力をますます強調しているようでした。  そして迎えた暁の時間、今度は白い雪面は紅色に染まり始め、その色合いは心 の中にまで強く深く入り込んでくるような力を秘めていました。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  食事を済ませて再びテントの外に出てみれば、先ほどまで千変万化していた山 々の色合いは、徐々に本来の白さを取り戻していました。その色合いの変化を見 続けているだけで楽しく、飽きません。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  日もだいぶ昇っていました。そろそろテントをたたんで出発の準備です。昨日 と違って今日は燦々と照りつける太陽の下を行動しなければなりません。トリコ シは黒いフェイスマスクにつばの広いハットで完全防備、日焼けをシャットアウ トです。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  山男の間では日焼けは男の勲章のように思われているようですが、しかし日焼 けは火傷(やけど)と同じ症状なのでその快復に体内の水分が余分に消費されて しまいます。皮膚ガンのリスクを下げるためはもちろん、そして美しい素肌のた めにはもちろん(笑)、日焼けはなるべく防いだ方が良いのです。  全ての装備を背負って再び東尾根を昇り始めます。そして煌々とした太陽の光 もまた背中に背負って。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  すっかり昇った太陽の光に照らされる北アルプスの山々は限りなく白く、サン グラスなしでは目も開けていられないくらいにまぶしく輝いています。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  神々しい(こうごうしい)という言葉が当てはまるようなこの光景。 そう、まさにそこは「神々のおわす場所」にふさわしい、汚れのない神聖な場所 でした。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  果たして我々はその頂きにたどりつけることができるのでしょうか。  しかし私たちをまちかまえていたのは、膝まで埋まるふかふかの深雪と東尾根 の急斜面です。ただ雪道を歩くだけでも体力を消耗するのに、この急斜面はとて つもなくハード。一歩一歩、足を雪面に踏み込むだけでも息が切れ、心臓が爆発 しそうになります。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  亀の進むようなスピードですが、しかし着々と高度を上げてゆけば、そこはも う雲の上の世界と化していました。何もかもが白く、そして銀色に近い世界。こ こは地上にあって、しかし天上に一番近い場所のひとつかも知れません。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )    果てしなく美しい場所へ、しかし道は遠く険しく、目指す鹿島槍ヶ岳はおろか、 その手前の爺ヶ岳さえも、まだまだ遙か彼方にそびえています。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  息せき切って尾根上のひとつのピークを登り詰めてみても、しかし爺ヶ岳の本 峰はまったく近づいておらず、その道のりの遠さに愕然となってしまいました。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  巨大な山々に比べて私たち人間のなんと矮小なことでしょうか。涙がこぼれ落 ちそうなくらいに、自分の無力さを感じます。  しかしその頂に近づきたいと、一歩でも前へ、萎えた力をふりしぼって先に進 みます。  稜線の道はますます険しく細くなり、慎重にルートを定めて足取りを定めなけ ればなりません。ますます前進する速度が遅くなってしまいます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  二人で交代しつつ、新雪の雪面にステップを刻んでゆきます。一方が進んでい る間に一方は休み、そして先行する者は遅く、後ろを進む者は速いので、やがて 追いつきます。そうしたら先頭を交代するのです。  私が先頭を進んでゆく間、振り返れば白く険しい稜線を休憩を済ませたM君が ゆっくりと登ってくるのが見えます。鋭く切り立った白銀の稜線の上に沸き立つ 白い雲。下界は春の兆しだというのに、ここはまだまぎれもなく厳冬期の北アル プスです。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  発達した雪の壁はとうとう稜線を分断するナイフリッジ(ナイフの刃先のよう に鋭く切り立った尾根)となっていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  ここはさすがにヤバイ!と感じたので、安全のためにロープを出して安全を確 保します。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  雪は気象条件によって様々にその姿を変えてます。この風の強く、太陽の照り つける稜線では、「クラスト」という、表面の雪が固まった状態になります。そ れでいて中はふかふかのもなか雪なのですから、やっかいです。体力を余分に消 耗し、そしてクラストに足を取られて滑り落ちる危険もあるからです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  天候は良いものの、しかし深い新雪にはばまれて容易に進むことができません。 気がつけば爺ヶ岳のピークを通過するタイムリミットを過ぎてしまっていました。 昨日は標高差1000mの斜面を登ってきたというのに、今日は現時点でたった の300mしか登ることができなかったのです。あらためて厳冬期の北アルプス を軽く見ていた自分たちを恥じることとなりました。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  しかし行けないものは仕方ありません。第一目標の鹿島槍ヶ岳は断念して東尾 根の途中で再びテントを設営。3日目の爺ヶ岳アタックに賭けることとしました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  風の強い稜線上、スノーブロックを積み上げて防風壁を作ります。これはこれ でけっこう楽しい作業です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  そして強風にテントが飛ばされないようにロープを張ります。慎重なトリコシ は安全対策にも抜かりはありません。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  テント設営が済んだところで、今日の午後の残りの時間は明日のためのルート 工作にかかります。新雪の斜面は一度ステップが作ってあるかどうかでその後の スピードが倍以上違ってきます。明日のために、今日も行けるところまで登って おくことが大切です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  強風のために巨大な雪庇(せっぴ)が張り出しています。その下を巻くように して白石沢の頭というピークを目指します。急斜面のため、見上がれば眩しく輝 く太陽がまるですぐそこにあるかのようです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  風のためにできた自然の紋様は「シュカブラ」と呼ばれます。近づくには危険 な場所。しかしその造形はとても美しく、ついつい自分の置かれている状況を忘 れて見ほれてしまいます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  そうして白石沢の頭に到着しました。東尾根の標高2411m地点にあるピー クです。ここからの眺めは想像以上に素晴らしく、北アルプスの周囲の山々を一 望の下に見渡すことができました。  M君の見上げる先には、蓮華岳(れんげだけ)の左脇に、有名な槍ヶ岳のピー クが見えます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  そして西に目を向ければ3つのピークを持つ爺ヶ岳の南峰がそそりたっていま した。その斜面にはたっぷりと白い雪が乗っていて、まるで一流のパティシエが 生クリームを塗り込んだケーキのように見えます。「とても美味しそう」と言っ たら、この厳しい状況にはそぐわないかも知れませんが。(笑)
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  明日アタック予定の爺ヶ岳の中央峰をバックに記念撮影。同行のM君にスナッ プしてもらいました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  今回用意したウェアは、Patagonia(パタゴニア)の、 StretchCrueShellJacket(ストレッチ・クルー・シェル・ジャケット) です。  GORE-TEXのように完全防水の素材ではありませんが、「ソフトシェル」と呼ば れる透湿性の高い素材でできていて、大汗をかく登山ではむしろ快適に過ごせま す。  マテリアル(化学素材)の進歩のおかげで、登山も昔にくらべてかなり快適に なりました。  雲一つ無い青空の下。周囲には我々の他には誰もおらず、白銀の北アルプスの 大展望を独占状態、最高です。  白石沢の頭での展望を楽しんだ後、テント設営場所に向かっていったん引き返 しました。明日は再びこのピークにやってきて、ご来光を拝むこととしましょう。 楽しみです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  次回は厳冬期の北アルプス(後編)をお届けする予定です。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
Canon EOS-Kiss-Digital-N → http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdn/
FUJIFILM FinePix-S6000fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs6000fd/
Panasonic LUMIX DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/
Panasonic LUMIX DMC-FX01 → http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3.1 にて RAW現像されています。 ★ トリコシの取材ルートをGoogleEarth&カシミール3Dで再現できます! ★  既にご存じのようにトリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して 位置情報を刻々と記録するようにしています。持ち帰った位置情報データはPC に転送されて地図ソフトなどでそのルートを再現できるようになっています。  そこで、このブログをご覧になっている方にもその情報を公開しようと考え、 今なにかと話題の「GoogleEarth」(グーグル・アース)および「カシミール3 D」といったフリーの地図ソフトにてトリコシの取材ルートをご覧になれるよう にしました。下記のURLをクリックして圧縮ファイルをダウンロードして解凍 してください。 http://tory.com/j/others/mm/2008/03-11/2008-03-11.zip
 下の例のように、ZIPファイルをダウンロードすると"KML"という拡張子のファ イルが入っていますので(ZIPを解凍するソフトによって表示は多少異なります)、 それをダブルクリックすると、GoogleEarthの画面が開き、トリコシの取材ルー トが水色の線で表示されます。  その後、地図を拡大表示させることが可能です。
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 また、"GPX" という拡張子のファイルを、フリーソフト「カシミール3D」に ドラッグ&ドロップしても、そのルートを表示させることができます。
 将来はルート上に取材で撮影した写真が掲載されるようなサービスを提供する 予定でおります。現在は GoogleMapAPI などの技術資料を猛勉強中。  みなさんどうぞご期待下さい! ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『カシミール(Kashmir)3D』は、山岳展望の解析、リアルな3D風景・景観CG の作成、リアルタイムフライトシミュレーション、ハイパーマップの作成などが 可能な多機能なフリーソフトです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://www.kashmir3d.com/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  取材日程過密、写真教室開催などあり、恐れ入りますが今週の「テクニカル・ ノート」はお休みさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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