2008-05-20 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第277号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★







××××××××××××××× お詫び ×××××××××××××××

 前回のブログ『遙かなる屋久島への旅(5)さらば屋久島』で「大川の滝」
の呼び方を(おっこのたき)と記載してしまいましたが、
正しくは(おおこのたき)の間違いでした。

 お詫びして訂正申し上げます。






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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img05090 "The light of hope." 『希望の光』 Img05309 "He wants to become a big tree." 『大樹とならん』 Img05468 "The beech which is wrapped in the light up." 『淡き光に包まれしブナ』 Img05606 "The morning of the autumn and Mt.Fuji." 『秋の朝と富士』 Img05705 "Fukuroda fall in the deep ravine." 『幽谷の袋田の滝』 Img05755 "The whispers of colored leaves." 『紅葉のささやき』 Img05808 "Manazuru peninsula like the wing of the crane." 『鶴翼たる真鶴半島』 Img05926 "The time which dyes to the bluish purple." 『紫紺の時間』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img02056 "The floating flower of Albizia julibrissin." 『ネムの花・浮遊』 img02794 "The petal of rouge color." 『紅色の花びら』 img02797 "The large white peony." 『白い牡丹』 img02904 "The playing of Oshikuramanju." 『おしくらまんじゅう』 img02916 "Setaria viridis forma misera." 『ムラサキエノコログサ』 img02945 "The spirits of summer flowers." 『夏の花の元気』 img02949 "The waking up of Phlox subulata." 『シバザクラ目覚めて』 img02953 "The whispering of red salvia." 『サルビアの吐息』 img03208 "The whispering of butterbur flower." 『ふきのとうささやく』 img03641 "The splended camellia." 『ツバキ輝く』 img03683 "The home that made by Hydrangea." 『アジサイの家』 img03687 "The shining Hypericum chinense." 『ビヨウヤナギ輝く』 img03715 "The floating goldband lily." 『ヤマユリ浮遊』 img03809 "The invitation of red nuts." 『紅い実の誘惑』 img03857 "The shining red nuts." 『きらめきの紅い実』 img03907 "A mushroom in the forest." 『森の中のきのこ』 img04040 "The feeling of Red Salvia." 『サルビアの想い』 img04071 "The gentle-hearted Salvia." 『やさしきサルビア』 img04129 "The cherry tree and the willow." 『ボタン桜と柳』 img04147 "The lunch at spring day." 『春の日のランチ』 img04192 "The cherry tree under the fine sky." 『晴日の桜』 img04214 "The dream which the azalea is seeing." 『ツツジが見てる夢』 img04231 "The meeting of shepherd's purse and the henbit." 『ナズナとホトケノザ』 img04292 "The ardor lily of doing red being." 『情熱の紅いユリ』 img04323 "In the light in the morning." 『朝の光を浴びて』 img04384 "The foxtails compares height." 『キンエノコロの背比べ』 img04425 "The red fruit in the autumn." 『秋の赤い実』 img04642 "The fruits of Ardisia crenata." 『マンリョウ(万両)の実』 img04848 "The looks of the violet." 『スミレの面影』 img04936 "The Narcissus pseudo-narcissus at the village." 『里のスイセンたち』 img04982 "The whisper of the tulip." 『チューリップのささやき』 img04992 "The lining-up of the tulips." 『チューリップの勢揃い』 img05067 "The yellow iris." 『黄色のカキツバタ』 img05130 "The flower of the shaking hydrangea." 『揺れるアジサイの花』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★☆★ みろく山の会にお邪魔して山岳写真の講習を行いました! ★☆★  みろく山の会は、神奈川県に本部を置き、会員数800余名を数える特定非営 利活動法人の山岳会です。先週、トリコシは横浜の本部に招かれて、同会の写真 クラブにおいて山岳写真の講習をさせていただきました。
 前回のトリコシ写真教室・テーマ『山岳』を行ったばかりですので、ちょうど タイムリー、私も話しがしやすかったです。  山岳写真というと、白旗史郎氏に代表されるようなナイフで切り落としたよう な迫力のある作品が思い浮かびますが、既にブログでご紹介したように、トリ コシが考える山岳は、麓の森や可憐な高山植物や、はては人と山が一帯となった 里山のような、環境全体としての「山」を写真の対象としています。  そのようなスタンスでいくつかの作例写真を紹介させていただいて、それから 会員の方の作品を拝見させてもらい、講評させてもらいました。  時代の流れか、フィルムカメラの方は参加された20名のうち3名ほどで、ほ とんどの方はデジタルカメラで撮影を楽しまれているようです。 それも時代の流れでしょうか。(というとまた「トリコシは年寄りだ」と思われ るかも知れませんが)(笑) ★☆★ トリコシアキオ写真教室・『写真基礎講座』 ★☆★  トリコシの主宰する写真教室・コース2「デジタルフォト講座(初級)」が、 去る5月9日に、松田町民文化センターにて行われました。  まずは例によって近場のお寺にてミニ撮影会を行います。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  今回の講習のテーマは「デジタルカメラ本体の正しい設定方法」です。 昔のカメラは絞りとシャッタースピードくらいしか触るところが無かったのです が、現代のデジタルカメラは、ISO感度、ホワイトバランス、仕上がり設定など など、メニューを開くと雲霞の如く決定項目がたくさんあり、ベテランでも頭が 混乱してしまいます。  それらをいかに適切に正しく設定するかがテーマです。  まずは美しいデジタル画像を撮影するための基本中の基本、「ホワイトバラン ス」の設定。  カメラにあらかじめセットされた「太陽光」「曇天」などにまかせてしまって いては、なかなか美しい画像は得られません。  長年の研究の結果、結局のところ「カスタム/マニュアル・ホワイトバランス」 を取得するのが、どのデジカメでも美しい画像を得るための近道であることが分 かりました。  なのでトリコシの撮影会の最初には必ず、希望者の方にはホワイトバランス・ カードを使ってカスタム・ホワイトバランスをとってもらうことにしています。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  その後、お寺の敷地内でめいめいに撮影開始です。ISO感度、ホワイトバラ ンス、仕上がり設定、などなどメニューの設定項目を色々と変化させながら撮影 してもらいます。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  緑のまぶしい季節です。ホワイトバランスの調整は美しい緑を得るための大切 なポイントです。初級編では難しいのかも知れませんが、最初から最高の結果を 目指して頑張りたいものです。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  しばしばブログでご紹介している通り、トリコシは美しい花の写真を撮るた めには、うつぶせになる、あおむけになる、花と同じ目線になるためには自分の ポーズなど気にしません。  その好影響(?)でしょうか。生徒さんも思い切ったアングルに挑戦するよう になってきました。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  しかしこれをマネして腰を痛めてしまった生徒さんがいますので、みなさんも 花の撮影の時は十分ご注意下さい。(笑)  午後からは松田町民文化センターに場所を移して机上講習です。 JPEG画像の、サイズと画質設定。サイズはピンと来ますが「画質」の品質は 具体的にどのようになるのでしょうか。「画質を下げると画像が粗くなる」とは 言われますが、では具体的に何がどのように粗くなるのでしょうか。その秘密を 実例写真を紹介して眼で見て分かりやすく解説します。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  講習の後は楽しいスライドショーの時間です。会場を暗くして壁面いっぱいに 大きく映し出された写真は迫力で、見ていて楽しくなります。また、同じ場所で 撮影しているにもかかわらず、生徒さんごとに出てくる写真が異なるのが面白い ところ。他人の見方考え方は自分の作品を磨く上でも大変参考になります。
( FUJIFILM FinePix-S6000fd )  デジタルフォト初級ということもあって、そろそろ画像処理のテーマに移ろう かと思っていましたが、まだ露出モード、測光モード、ヒストグラムなどに興味 のある生徒さんが多かったので、コース1の『写真基礎講座』に引き続き、この コースでもそれらのマスターを重点にした講習を行おうと思っております。 ------------------------------------------------------- ◆ トリコシアキオ写真教室の詳細はこちらをご覧下さい ◆ ------------------------------------------------------- http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  屋久島の深遠な自然に触れたトリコシは、この世界の各地に存在している美し くて価値のあるものを今まで以上に強く求めるようになっています。  人間の命はたかだか数十年のこと。その限られた時間でいったいあとどれくら いの価値のあるイメージをフィルムやデジタル画像に収めることができるのでしょ うか。  自然の奥深さを知るにつれ、その一方で自らの小ささを感じて寂しい気持ちに 襲われることもしばしばです。  しかしそんな「もののあわれ」のような気持ちも大切にしつつ、これからも自 然の姿を撮り続けてゆこうと気持ちを新たにしました。  さて、南の島・屋久島から戻ったトリコシが次に目指したのは、北アルプス・ 後立山連峰に位置する五竜岳(ごりゅうだけ)です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.45.21N36.39.18&ZM=5
 五竜岳は標高2814mと、3000mには満たないものの、冬期は日本海よ りもたらされる大量の降雪により白銀に染まります。そしてその重量感のある姿 と「五つの竜」という神話的な響きを持つ名前により、北アルプスでも人気の ある山の筆頭に数えられています。  時期は既に4月末。下界の白馬村でも春の便りがささやかれる頃ではあります が、これから向かう北アルプスの峰々はいまだ白い雪に覆われていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  春の安曇野の水田風景に写り込む山々の姿はとても美しく、車窓からのスナッ プでも絵になってしまいそうなくらいです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  マイカーではるばる長野県白馬村へ、そして白馬五竜スキー場へ到着しました。 ここのゴンドラ・テレキャビンを使うと一気に高度を稼いで尾根上に立つことが できます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  スキー場はもうだいぶ雪解けを迎えて、人工雪をせっせとまいていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  こうして文明の利器を利用して一気に標高1500m地点へ到達です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  建物から出ると、外はもうすっかり白銀の世界です。登山者でなくとも、この 山頂駅からの展望を楽しむだけで満足することでしょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  テレキャビンを降りて、さらにもう一本リフトに乗ってスキー場の最上部へ降 り立ちます。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  ここから先は雪の上を歩いて尾根を歩くことになります。2ヶ月前の爺ヶ岳を 登った時の雪はパフパフのパウダースノーでしたが、今はもう春雪となって、湿っ た重い雪となっています。これならスノーシューなしでも沈まずに歩いて行ける でしょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd ) 雪に覆われているとはいえ、木々の根元は黒い地肌が見えていて、標高1500 mのこの地点でももう雪解けが近いことを教えてくれています。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  先行するパーティがいます。私たちも遅れずについて行くこととしましょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  回りは雪に覆われているとはいえ、高気圧に覆われて気温はうなぎのぼり。急 坂を登っていると汗がにじんできます。ふりかえれば「地蔵の頭」と呼ばれる尖 塔が、そしてその先には五竜とおみスキー場を遠望することができます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  まずは1時間ほどかけて、「小遠見山」という尾根上のピークに到着しました。 ここからの展望は周囲360°、実に素晴らしい!
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  南西に見えるのは鹿島槍ヶ岳です。私たちが2ヶ月前に目指したものの深い雪 にはばまれて到達できなかった憧れの山です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  八島槍ヶ岳は南峰と北峰の2つのピークを持つ双耳峰ですが、しかしこの角度 から望むとちょうどその2つが同じ線上に重なるので、北峰だけが見えています。  そして西に目を向ければゆるやかに延びる遠見尾根の向こうに、明日めざすべ き五竜岳の雄姿がそびえています。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  北西に目を向ければ、白馬岳を中心とした峰々が連なっています。本当にこの 山は素晴らしい。ゴンドラ山頂駅から1時間半ほどで登れるので、山岳写真のス ポットとして人気があるというのもうなずけます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  この山で休憩をしていると、溶け出した雪の中からお地蔵様の頭がちょっとだ け見えていて可愛らしく思いました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  そしてどこから舞い込んだのでしょうか。あるいは私のバックパックのどこか について下界から運ばれてきたのでしょうか。テントウ虫がのこのこと雪の上を 這っていたので拾い上げてみました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  なんとものどかな春の陽気に包まれた遠見尾根です。贅沢な悩みかも知れませ んが、もうちょっと緊張感があるといいのですが。(笑)  さて、休憩を済ませて出発です。今日の目的地は五竜岳のふもとにある西遠見 山の向こう側にあるコル(鞍部)です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  2ヶ月前の爺ヶ岳東尾根の切り立った稜線に比べると、この遠見尾根はいたっ てゆるやかで冬でも比較的安全に登ることができます。標高差もそれほど無く、 これなら冬山初心者でも安心して入ることができるでしょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  天気が良ければ周囲の山の展望を楽しみながら進むことができます。なんといっ ても正面にそびえる五竜岳の雄姿が素晴らしい。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  その一方で、トリコシは写真教室やら写真展の準備やらで寝不足が続き、体力 をすっかり消耗していたのか、途中でグロッキー状態になってしまいました。 幸い、遠見尾根の行程には非常に余裕があり、昼寝をして体力を回復することに しました。
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  まどろむ意識の中で、ふと頭上を見上げると、傍らのトドマツの枝の隙間から 太陽の光がちかちかと顔を覗かせて光っていました。本当に今日はおだやかな陽 気です。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  贅沢な悩みかも知れませんが、しかし天候が穏やかすぎると写真としては面白 くありません。やはり吹きすさぶ雪煙や雲などがないと迫力のある山岳写真には ならないからです。  太陽の光に照らされる鹿島槍ヶ岳の姿は美しくはありますが、ちょっと大人し すぎます。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  そうこぼしてばかりいても始まりません。さて昼寝をしたらすっかり体力が回 復しました。再び五竜岳を目指して出発です。なだらかな遠見尾根の中腹から見 事なパノラマが広がります。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  五竜岳の右に目を向けると、遠見尾根の最頂部にある白岳の脇で雪崩が起きた 跡があります。あんなのに巻き込まれたら大変です。慎重に尾根上を進むように しましょう。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  西遠見山の斜面をトラバース(水平に横切ること)してコルに向かいます。五 竜岳ももう間近になってきました。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  午後になり太陽はもうだいぶ傾いて、稜線に近いところまで降りてきました。 逆光線に輝く五竜岳の姿、あえて見た目より露出をマイナスに振り、ドラマチッ クな山の姿を演出してみます。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  その一方で、順光線の方向を見れば、雲一つ無い青空の下、尾根上のダケカン バが健やかに枝を広げています。芽吹きはまだですが、しかしそれももうすぐだ と思わせるような元気さです。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  余裕を持って第一目標地点に到着。2ヶ月前はあれだけ散々苦労した爺ヶ岳東 尾根に比べるとあっけないくらいのラクチンさで着いてしまいました。雪の斜面 を削り取ってテントの設営をします。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  水分の多い春雪の上を歩いてきたため、靴はもうびしょびしょになってしまい ました。気温は相変わらず高く、夜の間も0°を下回ることはなく、おかげで凍 らずに済んだのは幸いです。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  やがて太陽は五竜岳の背後に沈み空は黄昏色に染まって行きました。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  その黄昏の光が白岳の雪の斜面に投げかけられ、それが微妙な陰影を浮かび上 がらせて、まるでブロンズの彫像の一部のように見えたのです。例えばミケラン ジェロが手を掛けた彫像のように。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  夕暮れ時の風景をしばし楽しんだ後、テントに入って休憩です。まずは缶ビー ルとおつまみで一杯。これがないと何事も始まりません。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  冬山は水のことを気にしなくて良いのは助かります。まわりの雪をすくって溶 かせば良いのですから。最初から水分をたっぷり含んだ春雪はあっという間に水 に変わります。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  テクノロジーの進歩は極限地での食事もおいしいものに変えてくれました。フ リーズドライ食品はとても軽量なのに、普通の食事とほぼ変わらない味と食感を 楽しませてくれます。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )
( Panasonic LUMIX DMC-FX01 )  食事を終えたころ再びテントの外へ出てみれば、宵闇の光にうっすらと光る五 竜岳の稜線の上には、ちかちかと星がまたたきだしていました。
( FUJIFILM FinePix-F31fd )  薄いブルーの色をした水槽の中にインクをたらしたように、空の色は徐々に深 い藍色へと変化していったのです。  来週はいよいよ五竜岳の山頂へアタック。その様子をお届けします。 どうぞお楽しみに。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
FUJIFILM FinePix-S6000fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs6000fd/
Panasonic LUMIX DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/
Panasonic LUMIX DMC-FX01 → http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3.1 にて RAW現像されています。 ★ トリコシの取材ルートをGoogleEarth&カシミール3Dで再現できます! ★  既にご存じのようにトリコシの最近の取材では、GPSレシーバーを携帯して 位置情報を刻々と記録するようにしています。  そして持ち帰った位置情報データはパソコンに転送して管理され、「GoogleEarth」 (グーグル・アース)および「カシミール3D」といったフリーの地図ソフトに てトリコシの取材ルートをご覧になれるようになっています。 下記のURLをクリックして圧縮ファイルをダウンロードして解凍してください。 http://tory.com/j/others/mm/2008/05-20/2008-05-20.zip
 下の例のように、ZIPファイルをダウンロードすると"KML"という拡張子のファ イルが入っていますので(ZIPを解凍するソフトによって表示は多少異なります)、 それをダブルクリックすると、GoogleEarthの画面が開き、トリコシの取材ルー トが水色の線で表示されます。  その後、地図を拡大表示させることが可能です。
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 また、"GPX" という拡張子のファイルを、フリーソフト「カシミール3D」に ドラッグ&ドロップしても、そのルートを表示させることができます。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『カシミール(Kashmir)3D』は、山岳展望の解析、リアルな3D風景・景観CG の作成、リアルタイムフライトシミュレーション、ハイパーマップの作成などが 可能な多機能なフリーソフトです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://www.kashmir3d.com/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------------ ◆今週のテーマ:ローパスフィルター清掃のコツ ◆ ------------------------------------------------------------------  デジタルカメラの最大の弱点といえば、CCDやC-MOSといった撮像素子の前面に ある「ローパスフィルター」にゴミが付着して、それが画像に写りこむといった ものがあります。  残念ながら撮像素子の前面に可動部のあるデジタルカメラにおいては、この問 題は宿命的とも言えるものです。  一眼レフデジカメはレンズ交換時にゴミが入りやすいのはもちろん、密閉され ているはずの、疑似一眼やコンパクトデジカメでも油断は禁物です。カメラ内部 はズームレンズやシャッターユニットなど、何かしらの機械的な可動部分があり、 そこから出た微細な金属ゴミが付着するケースもあるからです。  付着した画像のゴミは「スポッティング」と呼ばれる画像処理で消すこともで きるにはできます。  しかし余計な画像処理はなるべく無しで済ませたいもの。撮影後の作業が余分 に増えるのも好ましくありません。それにゴミが空のような単純な平面にあると きはスポッティングもやりやすいのですが、森の枝が込み入っている場所とか、 人物の顔の上とか、複雑な場所に写り混んでいると画像処理でもやっかいです。  その問題は最大の課題であるために、各メーカーはこぞって「ゴミ取り機能」 を売り文句にしたデジタルカメラを次々に商品化させています。  しかしトリコシが調べた範囲では、そうしたゴミ取り機能を搭載したデジタル 一眼レフカメラであっても、撮像素子をチェックしてみると、ゴミが完全に除去 されていないケースが見られました。  もちろん、年々改善されてきてはいるのでしょうが、旧型のデジタル一眼レフ カメラを購入したユーザーはそうそう買い換えもできないでしょうから、我慢し ながらそれを使い続けているのが現状でしょう。  メーカーのサービスセンターに持ち込めばクリーニングを行ってくれはします が、そこへ持ち込むまでの時間とコストはバカになりません。特にトリコシのよ うな田舎に住んでいる人間にとってはなおさらです。  そうわけで、今週は「ローパス清掃を自分で行うためのコツ」のようなものを 簡単にご紹介しましょう。  まずはローパス前面のゴミがどのような状況で目立つのかを考えてみましょう。  森のような密に込み入った画像や、星空のような暗い画像だと目立たないので すが、白い雪景色や、あるいは明るい青空といった画像では、それが目立ってし まいます。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro )  このゴミ、ついたらなんでも目立つのかというとそうでもありません。清掃の 前にテスト撮影をしてみましょう。綺麗な白いペーパーを用意して、それを適正 な露出補正(+2程度)をして撮影してみます。

(絞り値:F2.8)
(絞り値:F8)
(絞り値:F16)  ご覧のように、レンズの絞りを絞り込むと、被写界深度(ピントの合っている ように見える範囲)が深くなり、そのためローパス前面のゴミも目立ってくるの です。  被写界深度をおさらいしますと、下の画像のように、絞り値が小さい状態では 背後の像のボケが大きく、絞り値を大きくすると背後の像のボケは小さくなりま す。
(絞り値:F2.8)
(絞り値:F5.6)  撮像素子とローパスフィルターの間には若干の隙間があり、撮像素子に像を結 んだ状態で、ローパスフィルターのゴミの像はぼけています。それが絞りを深く 絞って被写界深度が深くなることによって像がはっきりして目立ってくるという わけです。  ですので、清掃前にゴミの箇所をチェックするためのテスト撮影では、ゴミを 目立たせるために、絞りの値は必ずF16〜22程度に絞って撮影することが大 切です。  逆に言えば、ローパスにゴミが付着したとしても、あまり絞り込まずに撮影を していれば、それほど目立たずに済ませられるということでもあります。 これは覚えておいて損はないでしょう。  家ではきちんと清掃したつもりでも、移動中にカメラが揺すられて本体内部に 隠れていたゴミが出てきて付着するということもあり得ます。 旅行先で清掃をするのはままならないので、そういうときは対処療法ではありま すが、絞りの値を常に意識して、あまり絞り込まない値で撮影することでゴミを 目立たなくすることは可能です。  余談ですが、この原理を応用して、シグマのデジタルカメラは撮像素子とロー パスフィルターの距離を充分に取って、絞り込んでもゴミの像が目立たないよう にしています。  シグマほどではありませんが、私が調べた範囲ではキャノンのデジタルカメラ はこの距離をちょっと多めに取っていて、他社のデジカメよりはローパスのゴミ は目立たないようです。  さて、清掃を始めましょう。初心者の方は、清掃のための一通りの道具がセッ トになっていて、なおかつ説明用のビデオCDもついている、ニコンの「ローパ スフィルター清掃キット」(市場価格:約7500円)がお勧めです。
 余談ですが、このキットに付属しているブロアーやブラシがけっこう品質の良 いものなので、私は撮影の時にも持参するようにしています。 「消毒用エタノール」はキットには含まれていないので、自分で薬屋さんへ出向 いて購入することになります。1本1000円弱で購入可能です。かならず「無 水」のエタノールと店員さんに伝えて購入することが大切です。消毒用のエタノー ルの中には人肌に優しいように水で薄めて販売されているものがあるからです。 (店員さんでもそのあたりの違いがよく分かっていない人がいるので注意が必要 です。)水分で薄められたエタノールだと乾きが遅く、清掃した後のローパスに 「拭きムラ」が残ってしまうためです。  さて、清掃を始めることにしましょう。無水エタノールを付属のビンに移し替 えます。そして清掃用の「シルボン紙」と呼ばれる紙を、先を平たく削った棒の 先にくるくると巻き付けます。
 棒の先に巻き付けたシルボン紙を、ビンの先端部にチョンチョンとつけて少量 だけエタノールをつけます。
 その一方、デジタルカメラ本体のメニューから「クリーニングミラーアップ」 の項目を選択します。カメラによって若干呼び名やメニューの場所は異なります が、たいていは「システム設定」や「メンテナンス」といった項目の中にあるは ずです。

 ミラーアップをしないと撮像素子が見えずに清掃が行えないからです。 ミラーアップが行われると、ご覧のように撮像素子(そしてその前面にあるロー パスフィルター)が見えるようになります。
 清掃中にバッテリーが切れるとミラーが突然下がってしまいます。そのとき棒 を入れて清掃途中だと棒が挟まれたショックでローパスフィルターを痛めてしま うことにもなりかねません。その場合の修理代は数万円から10万円ほどもかか ると聞いています。  そのためメーカーでは付属バッテリーではなく「ACアダプタ」による外部電源 の供給を勧めていますが、しかしたかだかクリーニングをするためだけに数千円 もするACアダプタを購入するのは痛い出費です。  結論から言いますと、バッテリーを十分充電して満タン状態にしてあれば、ま ず問題はありません。 (※) ただし使用しすぎていて容量の下がっているバッテリーを使っている場合は要注 意ですこのブログを読んでローパス清掃にチャレンジされた方に万一トラブル が発生したとしても、自然風景写真館では一切の責任を負えませんので、あらか じめご了承下さい。  さて、先端にエタノールをひたしたシルボン紙を乾ききらないうちに、そっと フィルター前面に押し当てて、中央から外側に向かって円を描くようにゆっくり と優しく拭き取ってゆきます。
 シルボン紙が周囲に達したら、最後は止めずにそのまま吹き払うようなイメー ジでフィルターからシルボン紙を離すのコツです。(止めると、そこに多めにエ タノールが残り、拭きムラになってしまうのです)  さて、ひととおり清掃が済んだところで、確認のために再びテスト撮影をして みましょう。
 無事に清掃が済んでいれば、ご覧のようにゴミの無いまっさらな綺麗な画像に なります。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro )  これで心置きなく安心して撮影に集中できるというものです。  ローパス清掃はフィルターに傷をつけると多額の修理代がかかることから、二 の足を踏んでいるユーザーの方も多いのではないでしょうか。 しかしやってみるとそれほど難しいことではありません。丁寧に優しく扱ってあ げれば大丈夫です。2・3回やってみれば度胸もつくでしょう。  ゴミ取り機能の無いデジタルカメラの方はもちろんのこと、 「自分のデジカメはゴミ取り機能があるから大丈夫だよ」 というユーザーの方も、一度は白い紙を絞りを絞って撮影してチェックしてみて 下さい。案外ゴミが付着しているかも知れませんよ。  ぜひローパス清掃をしてすっきりした状態で撮影を楽しむようにしてみてくだ さい。  次回もどうぞご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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2008-05-20 Back to HomePage
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