2008-08-12 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第289号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★










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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img05249 "The excellent sunflowers." 『立派なヒマワリたち』 Img05271 "The quiet surface of the river." 『穏やかなる川面(かわも)』 Img05345 "The symphony of the yellow leaf." 『黄色い葉のシンフォニー』 Img05375 "The fresh red leaves." 『赤葉みずみずしく』 Img05437 "The blaze of the imagery of Tatsuko-Hime." 『辰子姫像の輝き』 Img05463 "The light blaze of the leaf of the beech." 『ブナの葉の淡い輝き』 Img05620 "The whisper of the red leaves." 『秋葉のささやき』 Img05836 "Dogashima in the evening." 『夕暮れの堂ヶ島』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★☆★ トリコシアキオ写真展2008の詳細をウェブにアップしました ★☆★ 『トリコシアキオ写真展 〜 山よりも大きく・花よりも小さく 〜 』 ※写真展の詳細情報をウェブページにアップいたしました。  下記のページのURLをクリックしてご覧下さい。 http://tory.com/j/exhibition/index.html
◆------------------- 詳細 -------------------◆ ●会場:横浜・山手234番館 横浜市中区山手町234−1 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.39.18N35.26.4&ZM=7
●開期: 2008年9月11日(木)〜9月16日(火) ●開館時間: 10:00〜17:00(※最終日は15:00まで) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  今年のテーマ「山よりも大きく・花よりも小さく」というタイトルは、いつも 私が自然に向かい合う時の姿勢を表しています。  人間は大きな山に比べたらとても小さい存在です。しかしいつでも山に向かい 合う時は、それに負けないくらい大きな気持ちで対峙したいと願っています。  そして花は人間に比べたらとても小さな存在です。けれどもそれを写真に撮る ときには、花と同じ目線、あるいはそれよりも小さく、謙虚な気持ちになって向 かい合いたいと願っています。  空よりも高く  谷よりも深く  森よりも静かに  ・・・  私がこれまで見たきた自然の姿、そしてこれから出逢うであろう新しい自然の 姿を思う浮かべるたびに、そうしたフレーズがいくつも、自然と頭の中に浮かん できます。  いつまでもそのような気持ちを大切にして自然の写真撮り続けてゆきたいと思っ ていますが、そのひとつの成果を皆さんにご覧に入れられる機会を得たことを嬉 しく思います。  会場は2007年と同じく、横浜の港の見える丘公園の近くの高台の上にある 「山手234番館」にて行われます。横浜市の歴史的建造物にも指定されている お洒落な西洋館です。  力強い山の姿、淡く優しい草花や森の写真、合わせて50枚ほどの展示を予定 しております。  カラーマネージメントもこの1年でますます精度を高め、事務所には EPSON PX-5800を導入。既に導入済みの Canon PIXUS Pro9000 と合わせてA2サイズ以 下のプリントは全て事務所のデスクトップマシン + i1-Matchカラーマネージメ ントツールによりコントロールされています。 (※) A1サイズの大判プリントは京都市にある印刷会社のインクジェットプリンタにて オンデマンド印刷を行っています。 これだけカラーマネージメントが通用せず、sRGBの出力になっている点が青天の 霹靂(へきれき)です。  昨年の8月下旬よりも半月ほど遅らせて予約しました。暑さも緩むころの開催 となっております。  ぜひ多くの方にお越しいただけたら幸いです。 ★☆★ 写真展の詳細情報は下記のページのURLをクリックしてご覧下さい。 http://tory.com/j/exhibition/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材速報の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2008/2008-08-12.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2008/08-12/2008-08-12.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  先週は北海道取材の第一弾の様子をお届けしました。 北海道取材はほんの3日間だけでしたが、非常に充実していて、まるで1週間も いたような気がしています。  まず感覚的には、北海道の自然が素晴らしいこともあるのですが、具体的には、 北海道は緯度が高いため日中の時間が長いのです。(緯度の高い北欧の地方では 「白夜」と言って、太陽の沈まない夜があるのと同じ理屈です)  なので日没が19時で、暗くなる20時くらいまで撮影をしていますから、ホ テルにたどりつくのは夜の21時。食事をしたりお風呂に入ったりして休めるの は夜の22時です。  それでいて、日の出は朝の4時ですから、もう朝の3時前には次の撮影ポイン トに向けて出発しなければなりません。  これでは睡眠時間がほとんど無い!(笑)  このためまるで24時間働いているような気分になって、3日間×2=6日間 も現地にいたような気分になったのでしょう。  それはともかく、北海道取材の第2段、お届けいたします。  眠い目をこすりつつ、余市市のホテルを早朝に出発。 前日に偵察をしておいた小樽市の天狗山へと向かいました。  到着したのは4時前なのですが、もう東の空は赤々と燃え広がっていました。 眼下にともる小樽市の夜景が素晴らしい。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  夏のためか北海道と言えども湿気が多く、しばらくすると天狗山は霧に包まれ てしまいました。
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  しかしそれでもあきらめることなく粘っていると、山頂公園の木々の向こう側 から太陽が姿を現しはじめたのです。
( photo03 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  そしてあたりの霧がいっせいにオレンジ色に染まり始め、この山頂を包みこん だのです。まるで全身が太陽の光に優しく包み込まれたようで、私は驚いてしま いました。狙っていたわけではないこのようなシーンに巡り会えるとは。  まるで夢のようなシーンはほんの1分もしないうちに去っていってしまいまし た。本当にそれは夢だったかのように。しかし私の記憶と写真の記録にはそのこ とがはっきりと記されているのです。  実に見事な朝の時間でした。 北海道ではいつもこのような朝が見られるのでしょうか。 そう思うとまたこの大地に来てみたくなってしまいます。  さて、オレンジ色の光が去った後、霧も徐々に晴れて天狗山から見下ろす眼下 の小樽市の姿が明らかになりました。
( photo06 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  この扇状に広がる小樽市の姿もまた素晴らしい。夜景だけでも素晴らしいでしょ うが、やはり朝焼けと夜景を同時に撮影してみたいものです。  そうなると日の出の方角からしてベストのシーズンはやはり初夏の時期。 北海道の日の出はとても早いので、撮影者も早起きが要求されます。 タフでないと北海道の撮影はやってゆけないかも知れません。  さて小樽での早朝撮影を済ませた後、軽く仮眠をして札幌市に向かいます。
( photo07 : RICOH Caplio-R4 , ※車載カメラによる自動撮影 )  北海道でも高速道路が発達しているので要所の移動には重宝します。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  札幌市の街中に入ってきました。さすがオシャレな建物がたくさん見られます。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  札幌市郊外にある円山公園(まるやまこうえん)にやってきました。緑深き美 しい公園です。
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  大都市近郊の公園でありながら、周囲数メートルもあるような巨木がたくさん おられるのには驚いてしまいます。これはカツラの大木です。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そして優しく穏やかな表情で手を合わせるお地蔵様。まるで山深いアルプスの 山道にいるようです。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  それでいて円山の山頂に登れば、そこからは人口数十万人を要する札幌市の市 街地を間近に見下ろすことができるのです。このギャップの激しさ、すぐにはつ いてゆけません。
( photo13 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  山頂での展望を楽しんだ後は、再び散策道を降りてゆきましょう。 木々たちは皆どれも元気いっぱいで、札幌の、都会でありながら窮屈すぎない、 自然と共存している都市のあり方を教えてくれます。
( photo14 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そしてその木のたもとに、なにやらちょこまかと動き回る小動物を見つけまし た。  それはシマリスだったのです。
( photo15 : Nikon F6 + AFDC-Nikkor135mmF2D , RAPF )  ちょこまかと動き回るのですが、しかし所々で身体の動きをピタリと止める時 があります。そのときが狙い目です。フィルムカメラだったので高感度撮影はで きませんが、しかし明るい単焦点の望遠レンズが手元にあって本当に良かった。
( photo16 : Nikon F6 + AFDC-Nikkor135mmF2D , RAPF )  円山の美しい緑を背景にすると本当に美しくて可愛らしい写真が撮れます。特 に派手な発色のフィルムを使っているわけではありませんが、緑が本当に爽やか で美しく写すことができました。
( photo17 : Nikon F6 + AFDC-Nikkor135mmF2D , RAPF )  さて、思いがけない出逢いに感謝しつつ、トリコシ号は藻岩山(もいわやま) を目指します。
( photo18 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  藻岩山の展望公園にやってきました。円山の山頂は散策道を歩かなければなり ませんが、ここはマイカーで容易に登ることができます。(※有料道路の通行が 必要です)
( photo19 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  立派なコンクリート建ての展望台からは札幌の市街地をはるかに見下ろすこと ができます。札幌市内でも屈指の観光地です。
( photo20 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  展望は広大ですが、ただし標高が高く、街から離れてしまうので、街の密度感 を出すのは難しいかも知れません。
( photo21 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  どちらかというと街を間近に見下ろせる円山の山頂の展望がオススメなのです が、しかしそこは自分の足で1時間弱ほど歩かないといけませんから、誰にでも 勧められるものでもないのが辛いところです。  札幌市の中心部を走ってみれば、まるで碁盤の目のように整然と区画整理され た街並みが見事です。さすがは近代になってから開拓された計画都市です。
( photo22 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  夜になってから、「札幌の時計台」にやってきました。どうやら創建130周 年を迎えた記念イベントをしているようです。
( photo23 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  そして美しいその姿を見上げると少なからぬ感動を覚えます。この時計台はぜ ひライトアップされた夜の時間帯に来ていただきたい。
( photo24 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  余談ですが「日本3大がっかり」という物があるそうで、この札幌時計台はそ のうちの一つに数えられているそうです。  それはなんとも失礼な話しです。おそらく観光客の方々はイギリス・ロンドン の「ビッグ・ベン」のような巨大な時計台を想像して来られるので、がっかりす るのかも知れませんが。  私が見る限り、高さ20m近くある時計台は現代のビル群にも負けない毅然と した姿を見せてくれていました。  それに何より時代を超えて愛される情緒を漂わせています。  「日本3大がっかり」の残り2つが何であるか私は調べてはいませんが、 そういう印象は観光客の側の誤解であることが多いのだと思います。 ぜひそのような風評は参考にせず、ありのままの姿をご自分の感性で感じて楽し んでほしいと思います。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて時計台の夜景を楽しんだ後は、高速道路に乗って北を目指します。 途中のS.A.にて仮眠をしたら翌朝はあいにくの曇り空でした。
( photo25 : RICOH Caplio-R4 , ※車載カメラによる自動撮影 )  高速道路から見下ろすと遙かかなたまで田園風景が広がり、いよいよ北海道ら しくなってきました。
( photo26 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  北海道は元々はアイヌ民族の土地です。そのためか地名にはアイヌ語の名前を 引き継いでつけられていることが多く、面白い(といったら失礼ですが)名前の ものが多く見られます。(逆にアイヌの人々から見たら日本語の地名や名前は面 白い物に見えるかも知れません)  このポン川と名前、「ポン」とはアイヌ語で「小さい」という意味だそうです が、学生時代に麻雀に没頭したトリコシは違う響きを想像してしまいます。(笑)
( photo27 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  旭川市の原野を切り開いた道路はどれも果てしなく真っすぐで運転していると 速度の感覚が麻痺してしまいそうです。
( photo28 : RICOH Caplio-R4 , ※車載カメラによる自動撮影 )  目指すは大雪山の山麓です。だんだんと山間深くなってきました。とはいえ雄 大な北海道。本州のアルプスの急坂とは違い、ゆるやかに高度を稼いでゆきます。
( photo29 : RICOH Caplio-R4 , ※車載カメラによる自動撮影 )  途中で見かけた忠別ダムは人造湖ではありますが、透明感のある水の色をして います。
( photo30 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  目に映るもの、なんでもかんでも綺麗に見えてしまうのは「北海道かぶれ」を 起こしているからでしょうか。(笑)
( photo31 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  そしてそのダム湖にかかる橋の上からは周辺の森を見下ろすことができるので 絶好の撮影ポイントになります。
( photo32 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  今は爽やかな緑に包まれている森。きっと冬にはダム湖の水分のために霧氷が つくこと間違いなしでしょう。このポイントはぜひチェックしておきましょう。
( photo33 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  さて、トリコシ号は走りに走って、旭岳ロープウェイの駐車場までやってきま した。他のキャンピングカーと比べるといかにも小さい私の愛車ですが、しかし そのかわり機動力では絶対に負けはしません。 (つい対抗意識を燃やしてしまうのは、私の子供っぽいところです)
( photo34 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  さて、旭岳ロープウェイに乗って、大雪山の最高峰、旭岳を目指しましょう。
( photo35 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ロープウェイの車窓からは雄大に広がる旭岳の裾野を見下ろすことができます。
( photo36 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ちなみに大雪山とは主峰の旭岳を頂点とするいくつかの山々の総称で、その広 さは裾野全体を含めると、なんと私が住んでいる神奈川県と同じくらいの広さが あるのだそうです。  さすがは北海道。なにもかもスケールが違います。  ロープウェイを使ってあっという間に標高1600mの姿見駅まで到着です。
( photo37 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  目の前には中腹から硫黄を含んだ噴煙を上げる旭岳の雄姿を間近に見ることが できます。
( photo38 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  そして遊歩道の脇に広がるチングルマのお花畑。
( photo39 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  たくさんのエゾノツガザクラも足下で可愛らしく咲いています。 白いのはアオノツガザクラです。
( photo40 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  チングルマの花のカーペットの上にちらほらと見えるピンク色の花たち、さき ほどのエゾツガザクラと、そしてエゾコザクラの姿も見えます。
( photo41 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  曇りがちの天気でしたが、姿見の池の近くでおにぎりをほおばりつつ休憩して いると、ときおり晴れ間が見られます。そのときがシャッターチャンス。空の色 が池に映りこんで、池の水の色まで青くなるからです。
( photo42 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  大雪山はもちろん何百万年も前から火山活動を繰り返してきているのでしょう が、直近の爆発は、この旭岳の山体の一部が吹き飛ぶような大噴火が約5600 年前に起きたと言われています。
( photo43 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  今でこそこうしてその噴火口に近づくことができますが、当時は赤々と燃える 山体をアイヌの人々は「神の怒り」にも似た思いで崇め眺めていたのでしょう。  そんな山の恐ろしい姿は今は無く、すそ野は美しい緑に覆われ、観光客の方々 は可憐な高山植物を足下に見ながらゆっくりと散策することができます。
( photo44 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  かわいらしい花が足下に見えると、ついついカメラを向けて見たくなるのです。 ただし、ロープを超えて三脚を立てるのは厳禁。できたら土ではなく石の上に脚 を乗せるくらいの慎重さが必要でしょう。
( photo45 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  こちらはミヤマキンバイの花でしょうか。しかし実は私の知らない北海道特有 の「エゾ○○○○」といった名前なのかも知れません。
( photo46 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  そして実になったチングルマもあります。チングルマはまだ花で咲いているも のから、こうして実になったものまで、色々な姿を見ることができました。
( photo47 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  遊歩道を一回りして、そろそろロープウェイ駅まで戻ろうかというころ、草原 の向こう側でピョコピョコと長い耳を立てて走り回る小動物を見つけました。
( photo48 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  それはエゾユキウサギの姿だったのです。エゾコザクラの草原をバックに、か わいらしくピョコピョコと右を向いたり左を向いたりしています。
( photo49 : NikonF6 + AiAF-S NikkorED300mmF4D + SIGMA×1.4テレコン , RAPF )  ユキウサギというくらいですから冬は真っ白な毛に覆われるのですが、夏の今 は茶褐色の毛に覆われています。  知人のガイドに言わせると「それはラッキーだよ、エゾユキウサギはなかなか 見つけられないんだ」ということだそうです。 ウェブで調べても「見つけやすさ:★☆☆☆☆」(星ひとつ)となっていました。  たった3日間の取材のうちで出逢えるとは、本当に私は運が良いと思います。  さて上りは急いでいたのでロープウェイを使いましたが、時間にゆとりができ たので、登山道をのんびりと歩いて下ることとしましょう。
( photo50 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ロープウェイができてからは歩く人もまばらとなった登山道ですが、歩いてみ ると、色々と新しい発見があります。  ぽわぽわとした白い綿毛のような花は、ワタスゲです。
( photo51 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  天女ヶ原と呼ばれる場所では木道が敷かれ、美しい湿原風景が見られます。
( photo52 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  エゾカンゾウやチシマノキンバイソウの花の姿も見られました。
( photo53 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  下山後は旭岳温泉の一角にあるホテルに立ち寄り、登山の汗を流しましょう。
( photo54 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  広々とした湯船につかって広々とした北海道の自然を思い返す。 最高の贅沢です。
( photo55 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  一汗流して、さあ旭川に戻ろうかという途中、忠別ダムの近くを走っていると、 みるみるうちに空がオレンジ色に覆われて、見事な夕焼けが出現しました。  せっかく汗を流したのですが、しかしそんなことは言っていられません。慌て て車を止めて三脚を担ぎ上げてカメラとレンズをセットします。
( photo56 : NikonF6 + AiAF-S NikkorED300mmF4D , RAPF )  北海道の朝日と夕日は本当に美しい。 やはり空気が澄んでいるからでしょうか。  美しく澄んだ夕焼けの余韻にひたりながら、鳥越号は旭川へと降りていったの でした。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Nikon D40 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d40/
Panasonic LUMIX DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/
Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://panasonic.jp/dc/fx35/
FUJIFILM FinePix-S5Pro → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs5pro/
RICOH Caplio-R4 , ※車載カメラによる自動撮影 → http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r4/
FUJIFILM FinePix-F50fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf50fd/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3 にて RAW現像されています。 ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 ★☆★ 取材速報『季節の便り』の GoogleMaps 対応について ★☆★  Google Mapsとはグーグルが提供している無料の地図サービスです。 Google Mapsで提供されているAPI(Application Interface) を利用することで自 分のホームページ上で比較的簡単に地図に関するアプリケーションを作成するこ とができます。  自然風景写真館ブログの取材速報『季節の便り』のレポートは、 この GoogleMapsに対応しています。
 百聞は一見に如かず。下記のURLをクリックしてお試し下さい。 今週の『季節の便り』のルート一覧と、写真の撮影ポイントがGoogleMapsの地図 上で表示されます。 http://tory.com/j/others/maps/2008/2008-08-12.htm
・『季節の便り』の写真がどこで撮られたかがすぐに分かります。 ・撮影カメラなど、関連リンクが表示されています。 ・撮影地の自治体の関連リンクが表示されています。 (※) フェリーの乗り換え時など、GPSの電源のON/OFFに失敗したり、山間部、 あるいは洞窟など、衛星電波の取得が困難な場所では精度の問題で多少の誤差が 見られる場合がありますが、どうかご容赦ください。  今後の取材速報、そして過去の取材速報についてもGPSログが記録されてい るものについては、順次この GoogleMapsに対応させる予定です。  どうぞお楽しみに! ★ GoogleMaps用HTML生成には フリーソフトの  「trk2googlemaps & kml」を利用させていただきました。 ★☆★ 『季節の便り』の GoogleEearthデータをダウンロードできます ★☆★  これまで「GoogleEearth」というソフトを使って取材ルートの公開を行ってき ましたが、それを一歩進めて、取材速報のミニ写真を表示させることが可能とな りました。
(※) GoogleMaps と GoogleEarth とは別のサービスです 前者がウェブ上でインターネットブラウザの中に表示される地図サービスである のに対し、後者はお使いのパソコン上で動作するアプリケーションです。  GoogleEearthを用いた立体的な地図&地形表示の上に、取材ルートと速報写真 のミニ画像へのリンクが表示されます。  すでにお使いのパソコンに GoogleEarthがインストールされている方は、 下記のURLをクリックしてアーカイブファイルをダウンロードし、それをダブ ルクリックして開き、その中にある GoogleEarthファイル、例えば 2005-08-05.kmz といった名前のファイルをダブルクリックして実行してみてく ださい。 http://tory.com/j/others/mm/2008/08-12/2008-08-12.zip
 その写真が撮られた場所の地形が分かれば、ブログをお読みになるのが益々 楽しくなること請け合いです。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
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 ちなみに、JPEG画像は8bitまでです。 JPEGがデジタルフォトで不利だと言われるのは階調再現にも劣るからです。  そして一般的に普及しているデジタルカメラの階調再現能力が12bitです。 これは「人間の判別できる階調の限界が12bit」と言われているため、その あたりの性能をひとつの目標として開発されたからです。  ちなみにフィルムスキャナーは完全に16bitでスキャニングすることが可 能です(※JPEG保存では8bitになってしまうので、必ずTIFF画像で 保存することが鉄則)  では、具体的に階調性能が劣るのを実感する時とはどのような時でしょうか?  一般的な撮影で、被写体がごちゃごちゃしている時などは、その差を感じるこ とはほとんどありません。  ご存じのように「解像感」に関してはデジタルカメラでは、ほぼ完全にフィル ムを追い越してしまっています。  しかしながら、下のような淡いグラデーションを持つ被写体。光の移り変わり の滑らかさが要求されるような被写体の時に明かな差が出てきます。
( Panasonic LUMIX DMC-LX2 )
( MINOLTA-α7 + AFズーム70-200mmF2.8G(D)SSM , RAPF )  ほぼ同じ場面の朝日の被写体ですが、デジタルカメラの方は、太陽の回りに不 自然な「縞模様」が現れているのをご覧になることができるでしょう。  もちろんデジタルカメラの画像のみを見ている時は気づかないのですが (それだけ見ていると、それが自然な現象のように見えてしまう)  フィルムからスキャンした16bit画像から処理したJPEG画像と比較し てみれば、その差異は明かです。  この縞模様、実はデジタル画像が保存される前段階には、「A/D変換」「R AW現像」「プロファイル変換」などなど様々な画像処理が加えられますが、そ の段階で発生した「トーンジャンプ」だと思われます。  あるいはプリンタ出力時に自動補正ドライバなどにまかせてしまうと様々な画 像処理が入りますが、そのような時にも、急激な補正が入ったりするとトーンジャ ンプが起きて現れることがあります。  フィルムとデジタル画像の比較が今でよく行われますが、画素数や解像感では、 もちろんデジタルに軍配が上がります。  しかしながらこのような微妙なグラデーション、特にハイライト側の微妙な階 調が要求される被写体を正確に再現できるデジタルカメラがまだまだ少ないと感 じますし。  よほど上手くデジタル処理をしないと微妙な階調を壊してしまいます。  その点、フィルムはほぼ無限に連続的な階調を持っていますし、フィルムスキャ ナーでデジタル化したデジタル画像でも完全に16bitの階調を有しているの でその後のデジタル処理でも有利です。 (一部の高級デジタルカメラは14bitの階調に対応し始めましたが、まだま だフィルムスキャナーの16bitには及んでいないようです)  デジタル Vs. フィルムの論争はまだまだ続くと思いますが、このように様々 なファクターや撮影条件、被写体の選択を経て、比較すると、 まだまだフィルムも捨てた物ではないと感じるのです。  次回もどうぞご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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