2008-09-23 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第295号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★




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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img05872 "The bamboo trees dances in the light." 『光踊る竹林』 Img05882 "The blue sea of the youth." 『青春の蒼い海』 Img05936 "It is a first star on the condominium." 『マンションと一番星』 Img05956 "The flower of the Japanese allspice." 『ロウバイの花』 Img05958 "The painter at the winter park." 『公園の絵描き』 Img05960 "The dance of the pampas grass." 『パンパスグラスの踊り』 Img05965 "The red witch hazel." 『紅色のマンサク』 Img05984 "Mt.Akadake & Mt.Gongendake." 『赤岳と権現岳』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ★☆★ トリコシアキオ写真教室・コース3:デジタルフォト上級講座 ★☆★  トリコシの主宰する写真教室・コース4・被写体別撮影講座が、 去る9月19日に行われました。  今回のテーマは『美しいデジタルプリントのためのカラーマネージメント』で す。  みなさんの多くは「モニタの色とプリンタから出力したプリントの色が一致し ない」というご経験をお持ちのことと思います。  デジタルカメラは高画素化がどんどんと進み、メーカーは「AdobeRGBの広色域 をカバーしています!」ということをうたい文句にした高性能なデジタルカメラ をどんどんと新発売させています。  一方、プリンタも多色インクを搭載した鮮やかな発色を誇り、これもまた 「AdobeRGB対応!」をうたい文句にしたインクジェットプリンタを次々と世に送 り出しています。  ところが、その肝心のプリントアウトの結果が、自分が画像処理をしている作 業用モニタと一致しないのですから、これ以上の困ったことが世の中にあるでしょ うか?  その最大の問題点は、モニタやプリンタの発色はメーカーごと機種ごとにバラ バラであり、標準化が行われていない、という点にあります。  それら異なる機種間の色を一致させようという仕組みが「カラーマネージメン ト」なのです。  しかしながらこれだけデジタルカメラやプリンタが普及しているにもかかわら ず、その肝心の「モニタ」、「カラーマネージメント・ツール」の重要性や普及 がまったく立ち後れているのが現在のカメラ業界の現状。  これではアマチュアの方は安心してデジタルフォトを楽しむことができません。  今回の講習では、そのカラーマネージメントの仕組み、どのようなツールを揃 えたらいいのか?  実際にカラーをマッチさせる方法、などについて講義を行いました。  それらの問題点はみなさんも十分認識しておられるらしく、この講座の人気は 大変なもので、26名もの方が来られました。これにはトリコシもちょっとびっ くりです。
( photo51 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  このテーマに関する世のアマチュア・カメラマンの関心の高さが伺えます。 この状況を見るだけでも、メーカー、雑誌社、プロ・フォトグラファーなど業界 関係者は、このテーマについての普及をもっと積極的に進めるべきだと、切に感 じました。  百聞は一見に如かず、なにより実践を重んじるトリコシの写真教室では、実際 に会場にプリンタを持ち込んでの実習を行います。
( photo52 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  そして実際にプリント作例をご覧に入れての比較。やはり実例があってこそ生 徒さんも納得がゆくというもの。
( photo54 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  そして実際にプリント結果をご覧に入れてカラーマネージメントの解説。 異なるプリンタから出力した結果を左右に貼って比較します。 左:Canon Pro9000 中:EPSON PX-5800 右:Canon iP4500 上:無補正 中:ドライバ補正オート 下:カスタム・プロファイル指定
( photo53 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  小さな写真では分かりづらいかと思いますが、ご参考までに。 無補正の出力比較では明らかに左右で色が違います。 RGBデータを無補正で送り込むと、このようにプリンタの機種ごとに色は違っ てしまうのです。  その下が、プリンタのドライバによるオート補正の出力結果。ぱっと見たとこ ろ明るくなって好ましいプリントのようですが、よくよく見ると黄色が鮮やか過 ぎて、ヒマワリの花びらなどは色が飽和してしまっています。そして緑の葉は黄 色にシフトして、緑本来の鮮やかさが無くなり、海の青色は反対色の黄色が強い ために、透明感が損なわれてしまっています。 (上記の小さな画像では分かりづらいと思います。  そもそも、読者がご覧になっているモニタが標準化されていないのですから!)  そして一番下の3枚が、カラーマネージメント・ツールを用いてプリンタ+用 紙の組み合わせごとの「カスタム・プロファイル」を作成して、それを指定して Photoshop上で色補正を行い、出力したプリント結果で、これはほぼ色が一致し ています。  カラーマネージメントは内部で複雑なことをしてはいますが、しかし目指すと ころは「複数機器間での色を一致させる」という、しごく単純な目標なのです。  目的は単純といっても、やはりその原理・仕組みを知っておいたほうが、理解 が速まり、現場で応用を利かせられるようになります。  難しい内容なので、生徒さんが眠くならないように話すのはけっこう難しいの ですが。(笑)
( photo55 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  カラーマネージメントに対応したソフトと、対応していないソフトでは色が変 わって見えてしまいます。その比較などをプロジェクタを使って実際にご覧に入 れます。
( photo56 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  今回のテーマはプリンタのカラーマネージメントですが。しかしその以前に大 切なことは「モニタのカラーマネージメント」です。なにしろ、画像補正をする にしても、モニタが標準化されていなければ、プリンタとの一致は望めないので すから、いくら高度なレタッチをしたとしても無意味になってしまいます。
( photo57 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  カラーマネージメント・ツール、i1(アイ・ワン)を用いてモニタのプロファ イルを作成しました。
( photo58 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  お次はプリンタのカスタム・プロファイルの作成です。まずは基準となるチャー トをプリンタから「無補正」で出力させます。  当然、Photoshopの側からも無用な色変換は行わないようにしなければなりま せん。「カラーマネージメント」を「オフ」に、もしくは「カラースペース変換 しない」を指定します。
( photo60 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  このあたりはソフトによって呼び方や用語がまちまちなので、生徒さんも混乱 してしまいます。これら用語も標準化がされてほしいものです。  そしてプリンタドライバでも「無補正」を指定して基準チャートを出力します。
( photo61 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  このチャートを機器を使って測色することにより、そのプリンタの発色が基準 の色よりどのくらい「ずれているか」、その傾向をプロファイルとして保存する というわけです。
( photo62 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  実際に生徒さんに操作してもらいました。このマウスのおばけのような機器を スライドさせて、基準チャートのカラーパッチを測色してゆきます。
( photo63 : FUJIFILM FinePix-S6000fd ) 最初は戸惑い気味の生徒さんですが、徐々に慣れてゆきました。慣れればプリン タ・プロファイルの作成は5分ほどで終わってしまうでしょう。  そうして作成したプロファイル(ICCプロファイルと呼ばれます)はデータ ファイルとしてパソコンに保存。  そして Photoshopを再起動すると自動的にそのプロファイルを読み込んでくれ ます。  プリント時には、そのカスタム・プロファイルを指定します。
( photo64 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  そうして、Photoshop側で色の変換を行い、一方、プリンタドライバ側では 「無補正」を指定して、基準チャートを出力した時と同じ用紙や品質の条件でプ リントアウトすると、、見事、モニタとプリンタの出力結果は(ほぼ)一致する というわけです。  これもまた画面では分かりづらいかも知れませんが、ドライバオートのプリン ト(右)よりもカスタム・プロファイルを適用して出力したプリントの方が本来 の鮮やかさでプリントアウトすることができました。(もちろん、左のプリント の方がモニタの色にほぼ一致しています)
( photo65 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  本来なら、機器が標準化されてユーザーの元に届けられるべきなのでしょうが、 現状ではこのような高価な(7〜20万円ほど)ツールを用いて複雑な(慣れれ ばそれほどでもないですが)作業を経なければモニタとプリンタの色が一致しな い状況なのです。  そしてより問題なのは、次々と発売されるデジタルカメラやレンズ、プリンタ といった見た目が華やかな機器にくらべて、これら AdobeRGB再現可能なカラー マネージメント対応モニタや、カラーマネージメント・ツールへの関心が薄いこ とです。  数が出なければ安くはなりません。なのでますます普及は立ち後れてしまいま す。  教室でも口を酸っぱくして生徒さんに伝えていますが、このブログ誌上でも 再度、口を酸っぱくして、みなさんの耳にタコができるくらいに申し上げましょ う。 「何十万円もする高価なハイエンド・デジタルカメラを購入するよりも」 「20〜30万円もする大口径ズームレンズや某Lレンズを購入するよりも」 ★ 12〜17万円ほどのAdobeRGB再現可能なカラーマネージメント対応モニタ ★ 7〜20万円ほどのカラーマネージメント・ツール  を購入する方が、先決ですし、何十倍も有意義です!  ということを。 ------------------------------------------------------- ◆ トリコシアキオ写真教室の詳細はこちらをご覧下さい ◆ ------------------------------------------------------- http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材速報の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2008/2008-09-23.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2008/09-23/2008-09-23.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  先週までは北アルプスの岩の殿堂、剱岳の様子をご紹介しました。  折しも、新田次郎原作による「剱岳・点と記」という映画が制作中でもあり、 ご興味を持って読まれた方も多いのではないでしょうか。  その新田次郎氏の作品に「孤高の人」という小説があり、その最後の舞台が、 今週からお届けする「槍ヶ岳・北鎌尾根」です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.39.10N36.20.31&ZM=5
 槍ヶ岳を地図でご覧になると、ちょうど東西南北の方角に尾根が延びているこ とが分かります。それらを、南鎌尾根、東鎌尾根、西鎌尾根、などと呼び習わし ています。  そして南、東、西のそれぞれの尾根には登山道がありますが、北鎌尾根には登 山道がありません。険しすぎて登山道が付けられない、いわゆる「バリエーショ ン・ルート」と呼ばれているルートなのです。  「孤高の人」の主人公である登山家の加藤文太郎は、精神的にも肉体的にも鍛 え上げられた一流の登山家でしたが、ひょんなことから後輩の若い登山家との同 行を承諾し、血気にはやる若者の冬の槍ヶ岳・北鎌尾根挑戦にひきずりこまれる ようにして、この北鎌尾根で吹雪に巻き込まれ、遭難死してしまいます。  今回トリコシが歩いたのは夏場なのでそれほど難しくはありませんでしたが (といっても一般の人には難しいのでしょうが)、しかし小説を読んでから挑戦 するのでは、やはり感情移入の度合いが違います。  岳人なら一度はと憧れると言われる槍ヶ岳の「北鎌尾根」。その様子を今週か ら2週にわたってお届けしたいと思います。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  例によって夜間の国道を走り、信州を目指します。
( photo01 : PENTAX Optio-A30 )  途中、車中に仮眠。翌朝、山梨で知人のクライマーと合流します。山梨地方の 天候は回復傾向のようです。
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  長野道を走って北アルプスを目指しましょう。
( photo03 : PENTAX Optio-A30 )  信州の名湯、中房温泉(なかぶさおんせん)を目指して山間の狭い道を走りま す。山奥の名湯に向かうには急な渓谷を進まなければなりません。今でこそこう して松本から車で1時間ほどで行けるようになりましたが、昔は一日がかりでた どりついたのでしょう。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  中房温泉の駐車場に車を停めて出発です。今回は初めての北鎌尾根挑戦という こともあり、慎重に装備は軽量化して、アタックザックひとつと、カーボンの軽 量三脚にカメラはデジタル一眼レフカメラのSONYα100+標準ズームレン ズ一本だけです。
( photo05 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  もう少し装備や機材を充実させたいところですが、何より第一目標は北鎌尾根 を無事に一日で突破すること。なにより軽量化が第一優先されます。  入山前に、道路脇のカーブミラーで一人記念撮影。カメラ+レンズがひとつだ けだと、普段の取材に比べてなんて楽なのでしょう。おかげで急坂で有名な合戦 尾根もすいすいと登ることができました。
( photo06 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  車道を少し歩いてから中房温泉の脇にある登山道から合戦尾根(かっせんおね) を登り始めます。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  登り始めの時は降っていた雨も途中でやみ、谷間からは鮮やかなカラマツの緑 が見えるようになりました。天候は回復傾向のようです。
( photo09 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  既に述べたように合戦尾根は急坂で有名です。しかし人気ルートなので登山者 は引きも切らず、そのため登山道は靴でえぐられて土が流出、木々の根っこがご 覧のように露出してしまっています。
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  合戦尾根の途中にある合戦小屋に到着しました。夏はスイカを売っていて有名 なところですが、シーズンを過ぎた平日の今は訪れる人もまばらです。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  余談ですが、「合戦尾根」の由来について。  私は戦国時代のエピソードが元になっているのかと思ったら、話しによるともっ と昔から付けられていたそうです。  桓武天皇(かんむてんのう)の時代(西暦約700年くらい)、征夷大将軍・ 坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)は、文官の菅原道真(すがわらのみち ざね)と並び称される優れた武官でありました。  実際の功績としては有名な「蝦夷(えぞ)遠征とその平定」にあるのですが (その当時は蝦夷は北海道でなく、今の東北地方にあたります)、その功績があ まりにも高かったためか彼の人物像が日本各地で伝説化されてしまいました。  この合戦尾根もその一つ。中房温泉、有明山といったこの一体には妖術を駆使 し、乱暴狼藉三昧を行っていた、魏石鬼という魔物が棲んでいたそうです。 この魔物を坂上田村麻呂が遠征をして成敗してくれたそうで、その合戦の場所と なったのがこの尾根の上だったことから「合戦尾根」とつけられたのが、その由 来なのだそうです。  ことの信憑性はともかくとして、それにしても、当時のスーパースター・坂上 田村麻呂の人気はたいしたものだと思わされます。  源平時代の源義経に匹敵するかも知れません。  かなり昔のことなのでその人物像を伝える資料も十分ではないとは思いますが、 いずれ大河ドラマの主人公に抜擢されてほしいものだと、そんなことを思いなが ら急な尾根を登っていました。  単調で苦しい登山道を登っている時は頭の中でそのような種々雑多なことに思 いをはせてしまうものなのです。(笑)  尾根の上部にさしかかると、色々な高山植物の花が出迎えてくれました。  これは黄色が可愛らしいウサギギクの花。
( photo13 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  こちらはヤマハハコの花。時々間違えて「ママハハコ」と言ってしまいます。
( photo14 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  こちらは小さな小さな「コバノコゴメグサ」の花です。
( photo15 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  快調なペースで、合戦尾根を無事に登りきって、燕山荘(えんざんそう)に到 着しました。冷暖房完全装備の立派な小屋で、喫茶店でのケーキセットが有名で す。
( photo16 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  小屋の脇の砂礫では、おなじみ高山植物の女王として名高い「コマクサ」がま だ咲き残っていました。
( photo17 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そしてトウヤクリンドウの花。3つ可愛らしく並んでいて、まるで仲良しの三 兄弟のようです。
( photo18 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  さて、今日の宿泊予定地はまだまだ先です。燕岳(つばくろだけ)から大天井 岳(おてんしょうだけ)の間に連なる花崗岩の稜線を進みましょう。
( photo19 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  花崗岩の巨岩の間をすりぬけるようにして登山道は続いています。巨大な岩塊 には「力」を感じるもの。それらが積み重なったこの場所には霊験なるものを感 じて気持ちが引き締まります。
( photo20 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  西に目を向ければ雲の切れ間から目指す槍ヶ岳の山頂が見えました。明日はあ の場所まで歩いてゆくのかと思うと、道のりの遠さを思い知らされます。
( photo21 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  一方、東に目を向ければ、合戦尾根の伝承の元となった魏石鬼の棲んでいたと いう有明山が見え、その向こうにはおだやかに広がる安曇野の平野が見渡せます。
( photo22 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo23 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  登山道の脇にはトリカブトの花が咲いていました。山ではよく見かける植物で す。根に猛毒があるということで、ご存じの方も多いことでしょう。
( photo24 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  名前は分からないけれど、透明感のある小さな赤い実が可愛らしい植物です。
( photo25 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  こちらの花は、色はセリバシオガマのようですが、葉の形はトモエシオガマに 似ているように見えます。そのどちらにも当てはまらないのなら、きっとエゾシ オガマでしょう。花の名前の同定はなかなか難しいものです。
( photo26 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  さて、大天井岳を回り込む登山道は鎖場などもあり、若干緊張しますが、何事 もなく無事に大天井ヒュッテに到着することができました。
( photo27 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo28 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo29 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ヒュッテに入って暖かい部屋でコーヒーなどをいただきます。セルフサービス ではありますが、やはり小屋の中はほっとします。
( photo30 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  下界から持ってきて、気圧差のためにパンパンにふくらんだポテトチップスの 袋。どうでもよいことかも知れませんが、なんだかこういうものを見ると嬉しく なります。
( photo31 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  夕食のおかずはトンカツ。暖かくて「愛」の感じられる食事でした。(笑)
( photo32 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo33 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  夕食を終えたら早々に床について就寝。  翌朝3時に起床。まだ周囲はとっぷりと暗く、空にはちかちかと星がまたたい ています。
( photo34 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  出発前に星空の撮影をしたいと思い、ヒュッテのすぐ近くにある牛首展望台に 登ってみます。
( photo35 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  その展望台からは周囲の山々を見事に見渡すことができます。折しも月は満月 に近い状態で、数分の露出時間を与えると、山々がまるで昼間のように写り込み ます。  東、流れる星をバックにして大天井岳が月明かりに浮かび上がります。地平線 近くには「オリオン」の姿も見えます。
( photo36 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  そして西に目を向ければ、槍ヶ岳はまだ闇の中、しかしうっすらと月明かりに 照らされて静かに仰臥しているような姿が見えます。
( photo37 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  しかしそこはカメラの魔法を使って数分間の露出を与えれば、まるで昼間と見 まごうような写真を撮ることができます。山肌は昼間のように照らされて、一方、 夜空には星が流れる。月の夜にはこのような不思議な光景が写せるので楽しい。 dh、これもまた肉眼のビジョンを超えたカメラならではの長時間露光によって得 られるイメージなのです。
( photo38 : SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) )  さて、星空の撮影を終えて4時ごろ出発です。 ここからは一般登山道を離れてバリエーション・ルートへと入って行きます。  沢登りや岩登りのバリエーション・ルートで、何が一番難しいかと言えば、 「エントリー・ポイント」(入渓点や入山地点)を探し出すのが案外難しいので す。  いったん入ってしまえば、あとは沢筋に進んだり、尾根をたどったり検討を付 けることができますが。最初の一歩を間違えてしまうと、違う尾根や沢に入り込 んで全然違うところへ行ってしまいます。    このときも、闇夜で貧乏沢へのエントリー・ポイントが分からず、いったん通 り過ぎて20分ほどロスしてしまいました。
( photo39 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  結局GPSの表示をたよりにしてエントリー・ポイントにたどりつくことがで きましたが、それにしても情けないことです。
( photo40 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  まだ薄暗い中をヘッドランプの明かりを頼りにして貧乏沢を下降してゆきます。 急な沢なので下りでもけっこう神経を使います。
( photo41 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo42 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  下っている間にだいぶ周囲も明るくなってきました。ガレガレの貧乏沢の下降 はまだまだ続きます。
( photo43 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そして対岸の山々がモルゲンロート(朝焼け)の光に染まり始めました。一日 のうちで一番静かで一番美しい時間です。
( photo44 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  貧乏沢の下降も終わるころ、谷間から槍ヶ岳のピークがちらりと顔を覗かせて くれました。  「おーい、待ってろよ、今すぐにそこへ行くから」と声を掛けたくなるような 姿です。
( photo45 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  長かった貧乏沢の下降を終えて、天上沢に合流しました。この沢の右岸を上流 へと進んで行きます。
( photo46 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 ) (余談ですが、左岸、右岸という呼び名は、「下流へと流れる方角に向かって」 右岸、左岸と呼ぶようにと決められています。  なので、上流へと遡る時には左側は「右岸」と呼ぶのです。  天上沢の水で顔を洗うと、とても冷たくて、気持ちが引き締まりました。
( photo47 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  10分ほども歩くと天上沢は石ころの敷き詰められた河原の下に隠れてしまい ます。しかし水の流れが途絶えたわけではありません。「伏流水」となって、こ の石ころたちの地下を流れているのです。
( photo48 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  北鎌尾根を滑落した加藤文太郎は、雪の斜面を滑り落ち、もはや登り返すこと はかなわず、この天上沢の広い河原を下流にある湯俣温泉目指して吹雪の中をひ たすら歩いて下っていったと思われます(歩くというよりは雪の中をかきわけて 進むといった様子だったでしょう)。  そしてとうとう途中で力尽きて凍死。翌年の春に天上沢で遺体で発見されまし た。  この広い河原を雪まみれになりながら最後の力をふりしぼってもがいている、 加藤文太郎の執念が今でも感じられるようです。  そのような昔話を知ってか知らずか、ハクサンシャジンの花が沢筋にひっそり と咲いていました。
( photo49 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo50 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  やはり小説を読んでいるのとそうでないのとでは、この場所に来るときの感情 移入の度合いが違います。  今週はここまで。  来週は北鎌沢を上り詰め、いよいよ北鎌尾根に取りついて槍ヶ岳の山頂を目指 します。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-S6000fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs6000fd/
Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://panasonic.jp/dc/fx35/
SONY α100 → ohttp://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A100/
PENTAX Optio-A30 → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-a30/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3 にて RAW現像されています。 ★★★ お知らせ:ブログ画像の撮影位置情報公開について ★★★  自然風景写真館では、ブログで公開した撮影画像にGPS座標データを含めた まま公開いたします。 (将来的にはギャラリーを含む全ての画像に位置情報を埋め込む方針です)  ブログ画像をいったんお使いのパソコンに保存していただいて、それを下記 に紹介したような地図ソフトに画像をドラッグ&ドロップすると、撮影された場 所に自動的にジャンプして撮影位置が特定できるようになりました。 (1) カシミール3D(※フリーソフトですが地図データは別途必要です)
(2) スーパーマップル・デジタル(※市販ソフト)
(3) プロアトラス(※動作未確認) (4) Adobe Photoshop Lightroom1.0 (※ 画像を取り込んで、メタデータのGPS欄の右矢印をクリックすると、   GoogleMapへのジャンプが可能です) (5) デジカメ解析ツール ExifReader3.50(※フリーソフト) (※1:画像を開いて、ウェブマップ・マピオンへのジャンプが可能です) (※2:画像を開いて、地図ソフトMapfan.netへのジャンプが可能です) ※※※ 撮影位置情報公開にともなう注意点 ※※※ (1) 撮影場所は個人の私有地の場合もありえます(民家の庭先など)   もしその場所に行かれて撮影される場合は、所有者へのご挨拶など   基本的なマナーを守って撮影してください。 (2) 希少植物の棲息域の保護にご協力下さい。   公開された写真に希少な植物が含まれていた場合は、   その場所の保護をお願いいたします。   高山植物の持ち帰りなどは絶対におやめください。 (3) 万が一、撮影位置公開によるトラブルが発生してしまった場合、   自然風景写真館では一切の責任を負えませんのでご了承下さい。 ★☆★ 取材速報『季節の便り』の GoogleMaps 対応について ★☆★  Google Mapsとはグーグルが提供している無料の地図サービスです。 Google Mapsで提供されているAPI(Application Interface) を利用することで自 分のホームページ上で比較的簡単に地図に関するアプリケーションを作成するこ とができます。  自然風景写真館ブログの取材速報『季節の便り』のレポートは、 この GoogleMapsに対応しています。
 百聞は一見に如かず。下記のURLをクリックしてお試し下さい。 今週の『季節の便り』のルート一覧と、写真の撮影ポイントがGoogleMapsの地図 上で表示されます。 http://tory.com/j/others/maps/2008/2008-09-23.htm
・『季節の便り』の写真がどこで撮られたかがすぐに分かります。 ・撮影カメラなど、関連リンクが表示されています。 ・撮影地の自治体の関連リンクが表示されています。 (※) フェリーの乗り換え時など、GPSの電源のON/OFFに失敗したり、山間部、 あるいは洞窟など、衛星電波の取得が困難な場所では精度の問題で多少の誤差が 見られる場合がありますが、どうかご容赦ください。 ★ GoogleMaps用HTML生成には フリーソフトの  「trk2googlemaps & kml」を利用させていただきました。 ★☆★ 『季節の便り』の GoogleEearthデータをダウンロードできます ★☆★  これまで「GoogleEearth」というソフトを使って取材ルートの公開を行ってき ましたが、それを一歩進めて、取材速報のミニ写真を表示させることが可能とな りました。
(※) GoogleMaps と GoogleEarth とは別のサービスです 前者がウェブ上でインターネットブラウザの中に表示される地図サービスである のに対し、後者はお使いのパソコン上で動作するアプリケーションです。  GoogleEearthを用いた立体的な地図&地形表示の上に、取材ルートと速報写真 のミニ画像へのリンクが表示されます。  すでにお使いのパソコンに GoogleEarthがインストールされている方は、 下記のURLをクリックしてアーカイブファイルをダウンロードし、それをダブ ルクリックして開き、その中にある GoogleEarthファイル、例えば 2005-08-05.kmz といった名前のファイルをダブルクリックして実行してみてく ださい。 http://tory.com/j/others/mm/2008/09-23/2008-09-23.zip
 その写真が撮られた場所の地形が分かれば、ブログをお読みになるのが益々 楽しくなること請け合いです。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Google Earth は、衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、 世界中の地理空間情報を取得してパソコンの画面に表示するソフトウェアです。 ◆ダウンロードはこちらから→ http://earth.google.co.jp/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------------ ◆今週のテーマ◆「中間リングの使い方」 ------------------------------------------------------------------  久しぶりのお届けとなります「テクニカル・ノート」は、撮影の幅を広げるア クセサリの紹介です。  みなさんは「中間リング」を使っていますか?  草花のクローズアップというと「マクロレンズ」が筆頭にあげられます。 小さな草花や虫に接近することができて大写しにすることができる便利なレンズ で、ネイチャー写真では人気のレンズです。  その描写の特徴は近接撮影におけるシャープな解像感にもありますが、やはり 人気の秘密はファンタジックな「ボケ味」にあると思います。  しかしながら、もっと撮影の幅を広げてみたいと思いませんか。 マクロレンズよりももっとボケを得られる方法があるのです。  その一つが、「明るい点焦点レンズに中間リングを装着する」方法です。 例えば下のような作例写真がそれです。
( FUJIFILM FinePix-S5Pro + AFDC-Nikkor105mmF2D + Kenko中間リング )  標準的なマクロレンズの開放F値は2.8です。しかしながら、単焦点レンズ は概してレンズの光景が大きくて明るく、50mmや85mmでは、F1.8といった明るさ のレンズがありますし、105mmや135mmではF2という明るさを持ったレンズが用 意されています。これはF2.8のマクロレンズよりも同じ撮影距離であれば、 より大きなボケが得られるという点で有利です。  ただしこれらのレンズには「最短撮影距離がマクロレンズに比べて長い」とい う弱点があります。  その弱点を補ってくれるのが「中間リング」です。  ボケを効かした写真の撮り方は、まず日陰の光の柔らかく当たっている花を選 び、その前に別の花が配置できるようなアングルを捜します。
 この場合、ピントは奥の花に合わせます。手前の花は前ボケに使います。
 装着するレンズはAFDC-Nikkor135mmF2Dですが、最短撮影距離は1.1mまで しか近寄れません。
 そこで中間リングをボディとレンズの間に挟み込んで装着します。すると焦点 位置が変化し、最短撮影距離を超えて花に近づくことができるのです。

 中間リングを装着する前はこのようにボケていました。
 それが中間リングを装着したことにより最短撮影距離が縮まり、このような近 い花にもピントが合うようになりました。  そしてそれでいてボケの大きさはF2のレンズのそれで、手前の花は大きく柔 らかくボケています。
 中間リングはそれほど重くないので、必ずひとつは持っているようにしたいも のです。  ここでは単焦点レンズで紹介しましたが、もちろん、ズームレンズでも有効で す。  注意点としては、厚さが厚いものほど近づけるようになりますが、あまり厚い ものだと「近すぎて、ピントの合う範囲が極端に狭くなってしまう」という使い づらさがあります。  目安としては、200mm未満であれば、12mmのものを。 200mmを超えるような望遠レンズであれば、20mmや30mmのものを使 うと良いでしょう。 (※ 逆に50mmレンズだと、12mmの中間リングを使っても、ピントの合 う範囲はかなり狭くなります)  中間リングはレンズ先端に装着するタイプの「クローズアップ・フィルター」 に比べて、レンズが無いので、余分な屈折が無く、マスターレンズの性能を損な いづらいという長所があります。  ただの筒なので純正品を使う必要はほとんどありません。サードパーティから 販売されているもので十分だとおもいます。  それほど重いものもかさばるものでもないので、ぜひひとつバッグに入れてお いてもらいたいアクセサリーです。  次回もどうぞご期待下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.今後のリニューアル予定 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ・特設展示「さくら」コーナー ・「お気に入り」システムの作成 ・撮影機材紹介 ・特別展示室(タペストリー表示など) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §6.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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2008-09-23 Back to HomePage
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