2008-12-30 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第309号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★




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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img06050 "Childish eyes of Kittens." 『あどけない瞳』 Img06127 "A melodies on the aqueous surface." 『水面の旋律』 Img06218 "A smile of yellow corydalis grass." 『キケマンソウの微笑み』 Img06232 "There's no need to rush to bloom." 『焦らないで』 Img06330 "The season of summer mountaineering." 『夏山のシーズン』 Img06426 "A pond which the wind crosses" 『風わたる池』 Img06590 "A camellia which drop out of." 『こぼれおちそうな椿』 Img06663 "A cherry tree guardian of the village." 『鎮守の桜(ちんしゅのさくら)』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.足柄上病院の展示写真が更新されました --------------------------------------------------------------------------  鳥越の地元・松田町にある神奈川県立足柄上病院には、鳥越の作品が季節代わ りで展示されています。  このたび、それらの写真が冬の展示に掛け変わりましたのでお知らせいたしま す。  お近くにお寄りの際にご覧になってみてはいかがでしょうか? ◆ 神奈川県立・足柄上病院 ◆ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/byouin/asigarakami/
〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1 TEL 0465-83-0351(代表) ◆ 新館3号館・正面玄関前・展示作品 ◆
( photo40 : FUJIFILM FinePix-F31fd )
( photo42 : FUJIFILM FinePix-F31fd ) ・A1インクジェットプリント2点 (出力場所:小田原市・フジカラーMJC) (出力機器:EPSON PX-7500-顔料インク8色) (出力用紙:PX/MC写真用紙ロール<厚手微光沢>) ・A2インクジェットプリント2点 (出力場所:トリコシ写真事務所) (出力機器:EPSON PX-5800-顔料インク8色) (出力用紙:EPSON 写真用紙) ◆ 1号館〜2号館3F渡り廊下・展示作品 ◆
( photo41 : FUJIFILM FinePix-F31fd ) ・半切ノートリ、インクジェットプリント11点 (出力場所:トリコシ写真事務所) (出力機器:EPSON PX-5800-顔料インク8色) (出力用紙:FUJIFILM 画彩Hi) ◆展示場所詳細
◆ 新館3号館・正面玄関前・展示作品 ◆
− 氷上の富士 − Mt.Fuji on the ice. 山梨県・山中湖にて ( MINOLTA α-7 , AFズーム24-105mmF3.5-4.5(D) , 1/160秒 F11 , RDP3 )
− 神聖なる山々 − A holy peaks. 八ヶ岳連峰・赤岳鉱泉にて ( MAMIYA-7II , N50mmF4L , 1/30秒 F22 , RVPF )
− 蜜柑色の湘南 − Shonan area under orange color. 秦野市・菜の花展望台にて ( FUJIFILM FinePix-S5Pro , AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G , 1/256秒 F8 , ISO100 , WB晴天 )
− 白き丘を目指して − Aspiring the white hill. 富士山麓・双子山にて ( SONY-α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) , 1/3200秒 F8 , ISO100 , WB晴天 ) ◆ 1号館〜2号館3F渡り廊下・展示作品 ◆
暁の宝永火口 , Hoei crater under the dawn. 静岡県裾野市・水ヶ塚にて ( Nikon F6 + AiAF-ZoomNikkor80-200mmF2.8D , 1/50秒 F11 , RVPF )
雪の日の赤い実 , A red nuts under the snow. 大井町・相互台にて ( Nikon F6 , PC-MicroNikkor85mmF2.8D , 1/80秒 F4.8 , RAPF )
粉雪の輝き , The glow of powder snow. 長野県志賀高原・横手山にて ( Panasonic LUMIX DMC-FX01 , 1/1250秒 F5.6 , ISO80 , WB晴天 )
スイセンの微笑み , The smile of narcissus. 千葉県・南房総市にて ( SONY CyberShot DSC-R1 , 1/100秒 F4.5 , ISO160 , WB自動 )
黄金の朝 , The golden morning on seashore. 茨城県・大洗海岸にて ( Nikon D80 + AF-S DX VR-ZoomNikkorED18-200mmF3.5-5.6G , 1/320秒 F11 , ISO100 , WB晴天 )
銀色の鳥居 , A shrine gate on the silver road. 茨城県・大洗町にて ( Nikon D80 + AF-S DX VR-ZoomNikkorED18-200mmF3.5-5.6G , 1/2000秒 F8 , ISO100 , WB晴天 )
湖沼のススキたち A Japanese pampas grass bedside of marshes. 茨城県・茨城町にて ( Nikon D80 + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G , 1/2000 F4 , ISO100 , WB晴天 )
白き太陽の世界 , The world of white sun. 富士山麓・双子山にて ( SONY α100 + AFDT18-70mmF3.5-5.6(D) , 1/2000秒 F8 , ISO100 , WB晴天 )
日だまりの藁ぼっち , A straw tuffet in suntrap. 小田原市・曽我梅林にて ( FUJIFILM FinePix-S5Pro + TamronAF70-300mmF4-5.6DiLD , 1/450秒 F5.6 , ISO100 , WBカスタム )
奥武蔵のロウバイ , A wintersweet in Okumusashi countryside. 埼玉県・小鹿野町にて ( Canon EOS-Kiss-Didital-N + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC/HSM, 1/400秒 F5.6 , ISO100 , WBカスタム )
氷壁に挑む , A challenge to an ice wall. 北アルプス・爺ヶ岳にて ( FinePix-F31fd , 1/1250秒 F8 , ISO100 , WBオート ) -------------------------------------------------------------------------- ■2.足柄上病院のクリスマス会の撮影を行いました。 --------------------------------------------------------------------------  鳥越の写真を常設展示させていただいている神奈川県立足柄上病院にて、先日 の12月23日に、患者さんを支援するボランティア団体の主催するクリスマス 会が行われ、その撮影を担当させていただきました。
( photo43 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  ささやかながら、手作りの暖かみあふれるクリスマス会でした。
( photo44 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  プレゼントも余分な出費を払うことなく、全てボランティアによる手作りのも のです。
( photo45 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  この会は、本来ならばクリスマスや年末年始には患者さんも自宅に帰ってご家 族の方々と過ごすのですが、しかし病気が重くてそれもままらない患者さんたち を励まそうと、病院スタッフやボランティア団体が始めたものでした。
( photo46 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  コーラスクラブの合唱団によるクリスマスソングの美しい歌声や、
( photo47 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  フルートクラブの美しい演奏の音色が病棟に響き渡ります。
( photo48 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  子供さんもボランティアに協力しています。トナカイさんのヘアバンドがなん とも可愛らしい。
( photo49 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  立派なクリスマスツリーもあります。こういう被写体はクローズアップによる 小物撮影のチャンスです。
( photo50 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  シグマのレンズは昔から近接撮影に強いことで定評がありますが、このレンズ も最短撮影距離28cmで、かなりの大きさまで小物を拡大することができます。
( photo51 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC ) (※)  最新のレンズは20cmの最短撮影距離を達成しています。 しかしあまりに近すぎて被写体がフードに当たってしまい、そこまで近づけまな いのです。(笑)  かわいらしい雪だるまさんのお人形がいました。バックできらきら光っている のはLEDのイルミネーションです。バックに気を配るのも大切です。
( photo52 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  ロウソクに火が灯りました。ISO1600 そして 開放値F2.8の大口径レンズなら ば 1/30秒のシャッター速度が切れてこのような暗いシーンでも手持ちで撮れて しまいます。しかも PENTAX K200D は CCD補正方式による手ぶれ補正機能つき。 怖い物はありません。
( photo53 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  素敵な一夜をご一緒できて満足でした。 撮影した画像はさっそくRAW現像をしてCD−Rに焼いて、病院スタッフおよび ボランティア団体の方々にお配りしました。  みなさんもデジカメをマスターしたら、こうしたパーティ・イベントの撮影に チャレンジしてみてはいかがでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------- ■3.トリコシアキオ写真教室・コース4:被写体別撮影講座『夜景・星空』 --------------------------------------------------------------------------  トリコシの主宰する写真教室・コース4・被写体別撮影講座が 去る12月26日(金)に行われました。  今回のテーマは『夜景・星空』です。  肉眼で見ると、闇夜の中にキラキラと光る夜景や星空はとても美しいものです。 しかしいざカメラで撮影しようとなると、仕上がりにがっかりすることが少なく ありません。  夜景や星空を美しく撮影するコツはなんでしょうか?  今回はそのようなテーマで講習&実技撮影を行いました。
( photo54 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  何よりも大切なのは「習うより慣れろ」。実践を重視するトリコシですが、今 回はイルミネーションつきのクリスマスツリーを会場に持ち込んでそれを実際に 撮影することを生徒さんにチャレンジしてもらいました。
( photo55 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  実際の夜景撮影現場に行ってまごつかないためにも、事前のシミュレーション が大切です。
( photo57 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  そしてその場ですぐに画像を確認して正しく撮れているかをチェックします。 何事もトライ&エラーが上達の早道ですが、デジタルカメラはそのサイクルを劇 的に短くしてくれます。なにしろその場で画像が確認できるのですから。
( photo56 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  さて、2時間ほどの机上講習を済ませた後は、ハイエース、フォト・バード号 に乗車して実技撮影の現場に向かいます。
( photo58 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  トリコシ号を駆って全国を走り回るトリコシにとってはハイエースの運転もお 手の物、マイクロバスをチャーターするのも悪くはないのですが、人任せにせず、 自分自身で考えながら運転することが好きなのです。
( photo59 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  東名高速道路に乗り、御殿場市を目指して走ります。
( photo60 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  夜景撮影の前に、まずは夕景撮影のために箱根外輪山の北西にある長尾峠にやっ てきました。
( photo61 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  ここからの富士山の眺めは絶品です。ちょうど夕暮れ時にさしかかり富士は琥 珀色の光に照らされていました。
( photo62 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  寒さの厳しい日でしたが、見事な富士を前にして生徒さんも一斉に撮影体制に 入ります。
( photo63 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  富士山が遠くにあるので、ついつい望遠レンズで切り取る撮影方法になってし まいがちですが、それだと人と同じ写真になってしまいます。近くの木々のシル エットなどを上手く活用して、広角レンズを使ってダイナミックな画面づくりに 挑戦してみてはいかがでしょうか?
( photo64 : Nikon D40 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )
( photo65 : Nikon D40 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  さて、富士山の見える長尾峠を名残惜しくも後にして、次の撮影地に向かいま しょう。
( photo66 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  次の場所も富士山展望の名所である「乙女峠」です。
( photo67 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  こちらの場所からは広がる富士の裾野に御殿場市の夜景が広がるという夜景撮 影の絶好のロケーションです。夕暮れ時には富士の姿がシルエットになって素晴 らしい風景が望めます。
( photo68 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  ただし展望台がとても狭いので、14名+講師+アシスタントで押しかけたら、 あっという間に展望台がいっぱいになってしまいました。  既に撮影されていた方にはご迷惑をおかけしてしまい、失礼をしました。  次の撮影地は山中湖を見下ろす三国山の裾にある「パノラマ台」です。 ここに移動するころには日もとっぷりと暮れていました。したがって、星空撮影 のチャンスです。
( photo69 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo74 : Nikon D40 + SIGMA20mmF1.8EXDG )  しかし当日は冷たい寒気が入り込んでとても寒く、慣れない生徒さんには大変 厳しいコンディションだったようです。とはいえ、寒いということは空気が澄ん で、星空撮影にとっては絶好のコンディションと言えるわけで、その意味では私 はとてもほっとしていましたが。。  東の空からはオリオン座が昇り始めました。さあ撮影を開始しましょう。
( photo70 : Nikon D40 + SIGMA20mmF1.8EXDG )  星空撮影では、5分から1時間まで、大変な長時間露光が多くなります。寒い 中、慣れないと大変です。
( photo71 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  暗い中、ボタン操作の多いデジカメではセッティングをするだけでも一苦労。 デジカメ特有のノイズリダクション処理の待ち時間なども問題です。しかし課題 をひとつひとつクリアして、傑作をものにしましょう。
( photo72 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  星空撮影では10分もシャッターを開けていると、星の動きを軌跡として写し こむことができます。それが肉眼とは異なるイメージになり、それが面白くて病 みつきになります。
( photo73 : Nikon D40 + SIGMA20mmF1.8EXDG )  しかし問題のひとつは「光害」です。街の明かりが入り込んで、空が黒ではな く白っぽくなってしまうのです。  残念ながらこれを防ぐには、街の光の届かない、どこか山の中に入って撮影を するしかありません。  星を流す写真をマスターしたら、今度は「星を見たままのように点として写す」 ことにチャレンジしてみてください。  この時の露出は経験則で分かっています。「ISO800 , F2.8 , 15秒」です。こ れで簡単に星を点として写すことができます。
( photo75 : PENTAX K200D + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  もしF2.8よりも明るいレンズをお持ちでしたら、F2 ならば、ISO400 に、F1.4 ならば ISO200 に下げればいいのです。  とても素敵な写真が撮れますよ。ぜひチャレンジしてみてください! -------------------------------------------------------------------------- ★☆★ トリコシアキオ写真教室2009年度・説明会について ★☆★ --------------------------------------------------------------------------  おかげさまでご好評いただいていますトリコシアキオ写真教室。 もしかしたら来年は「トリコシ・デジタル・フォト・スクール(TDPS)」と して生まれ変わるかも知れません。(笑)  名前はともかく、写真教室の枠を超えて、撮影会だけでも参加可能な、 「フォト・クラブ」として発展する予定です。  つまり、フォト・クラブの会員になれば(※会費は無料です)、写真教室に参 加していなくても、必要な時だけ好きな撮影会に参加できるというものです。  説明会の日程と場所は下記の通りです。  ご興味あります方は、ぜひお越しください。 ◆◆◆◆◆ トリコシアキオ写真教室・横浜コース・説明会 ◆◆◆◆◆ ■日程:2009年1月6日(火)18:00〜19:00 ■場所:横浜市・かながわ労働プラザ・第4会議室 045-633-5413,横浜市中区寿町1-4 最寄り駅:JR石川町 http://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/~l-plaza/map.html
◆◆◆◆◆ トリコシアキオ写真教室・松田コース・説明会 ◆◆◆◆◆ ■日程:2009年1月17日(土)15:00〜16:00 ■場所:松田町・松田町民文化センター・第1練習室 神奈川県 松田町 松田惣領2078番地 TEL: 0465-83-7021 最寄り駅:JR・松田駅、小田急線・新松田駅 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.8.34N35.20.42&ZM=11
■備考■ ※2つの会場で内容に違いはありません。 ※この説明会への参加について特に予約の必要はありませんが、ご興味あります 方で、参加を予定している方は、事前にお知らせいただけると人数把握ができて 助かります。 「写真教室説明会希望」と書いて、このメールにご返信くださるか、 メールアドレス:akio@tory.com までお知らせ下さい。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材速報の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2008/2008-12-30.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2008/12-30/2008-12-30.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  5週にわたってお届けしてきた白神山地〜北海道取材の様子も今週でいよいよ 終演です。今年最後の「季節の便り」。取材が行われたのは11月4日でしたが、 雪景色に包まれた富良野・美瑛の丘の様子をお届けして、本年の締めくくりとさ せていただきたいと思います。  素敵な「とほ宿」での一夜を明かし、目覚めてみれば窓の外は一面の白い世界 に変わっていました。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  昨晩ブログの執筆を終えて、眠い目をこすりつつ、そして寒さに震えつつも 宿を後にして取材に出発しました。昨日は黒い畑の斜面であった所にはうっすら と白い雪が積もり始めていました。
( photo02 : Canon EOS-Kiss-Digital-N + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  まずやってきたのは、とほ宿の近くにあった「新栄の丘」です。富良野の美瑛 (びえい)地区では周囲の畑が見渡せるいくつかの場所に、こううした「○○の 丘」といった場所が作られているのです。
( photo03 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  寒風ふきすさぶ美瑛の丘、暖かい車中でぬくぬくとしていたい衝動に駆られま すが、しかし撮ってなんぼのカメラマン、外に出て撮影を始めましょう。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  昨日までは緑と茶色の縞々だった富良野の丘は、今では白とグレーのツートン カラーの世界に変わっていました。そしてところどころに立っているカラマツの 木々がその単調な景色にアクセントを添えてくれます。
( photo05 : Canon EOS-Kiss-Didital-N + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  こちらは北海道でおなじみの「牧草ロール」に顔のイタズラ書きをしたもので しょう。寒さ厳しき中ですが、ユーモラスな演出にちょっぴり心が温まります。
( photo06 : Canon EOS-Kiss-Didital-N + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  道ばたに咲いていた「キンギョソウ」にもうっすらと雪が積もり始め、私と同 じく寒さに震えているようです。
( photo07 : Canon EOS-Kiss-Didital-N + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  吹雪が強くなってきました。牧草ロールのお人形さんも寒さを背にして耐えて いるようです。
( photo08 : Canon EOS-Kiss-Didital-N + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  飛び散る白い精霊たちが舞い降りて、富良野の丘をつぎつぎと白く染め上げて ゆきます。こうして季節を重ねて北海道は純白の世界へと変わって行くのでしょ う。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  トリコシ号はスリップに注意しながらも移動しつつ、雪の中の撮影ポイントを 捜して移動してゆきます。
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  丘の上に一本の木を見つけました。とても絵になるシーンです。さっそく三脚 を立てて撮影開始です。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  まるでクリスマスの絵本の中に出てきそうな木です。何の目的で植えられたの でしょうか。しかしこの木があるおかげで、北海道の風景の価値は何倍にもなる のです。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  降りしきる雪の中、街まで戻って昼食をとることしましょう。
( photo13 : PENTAX Optio-A30 )  ふと車を停めたその脇で、まだ色づく秋葉の上にうっすらと白い雪が乗ってい て、それがとても美しく見えました。
( photo14 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  お昼ご飯をとるのは後にして、今はこの美しい秋葉を撮影しておきましょう。
( photo15 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  まだ鮮やかな秋葉に白い雪が乗って、まるで砂糖菓子のパウダーのようです。
( photo16 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  そうしたロマンチックな様子とは裏腹に気温はやはり寒く、もうすぐ訪れる冬 の季節を前にして秋葉たちも最後の鮮やかさを誇っているのだと、応援してあげ たくなる気持ちにもなりました。  さて昼食を終えて、再び美瑛の丘を目指しましょう。
( photo17 : PENTAX Optio-A30 )  午後になって太陽が顔を覗かせてきました。そしてその光をトリコシ号が受け たとき、フロントガラスにきらりと光る一筋の亀裂を見つけました。
( photo18 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  なんということでしょうか。これは高速道路で前を走るトラックから受けた石 つぶてがフロントガラスに当たって、以前から細かい亀裂があったのですが、そ れがこれまでの林道走行などでボディに強い力がかかってその積み重ねで、今回 の北海道取材の途中、フロントガラスに一気に亀裂が走ってしまったのでした。  しかしなってしまったものは仕方ありません。とりあえずガムテープで応急処 置をして取材を続けることとしましょう。幸いそれ以上亀裂が広がる気配はなく、 なんとか関東に戻るまでの間、もってくれればと思いつつ、こわごわと運転を続 けます。
( photo19 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 ) (ちなみに帰ってからのフロントガラス交換には10万円がかかりました;;;)  黒雲の隙間から太陽が再び顔を覗かせてくれました。とたんに周囲の丘は晴れ やかな色に染め上げられてゆきます。
( photo20 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )
( photo21 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  なだらかな美瑛の丘はどこまでも続いているように見えました。その丘には網 の目のように農道が走っていて、あてどもなく走っていると自分が今どこにいる のかがさっぱり分からなくなってしまいでそうです。
( photo22 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そのなだらかな丘を部分部分で切り取るとそのパターンがとても美しく、自然 と望遠レンズの使用が多くなります。
( photo23 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G )  褐色をしたカラマツにうっすらと積もった白い雪。まるでパウダーシュガーを ちりばめたように美しい光景です。
( photo24 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G )  美しい美瑛の丘を走っていられるのもあとわずかとなってしまいました。明日 の朝には小樽を出航しなければならないので、それに間に合うように今夜のうち に安全な札幌に脱出しておかなければなりません。(朝の移動では路面凍結と通 行止めの危険があるからです)
( photo25 : PENTAX Optio-A30 )  山越えの途中、雪化粧を始めた森の木々たちがとても美しく、所々で立ち止まっ ては暗くて写らなくなるまで撮影を続けていました。
( photo26 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G )  北海道の原生林の中に、ぽつぽつと植林された木々たちが埋もれるようにして 立っています。動物たちでも仲間からはぐれた者はあてどもなくさまようもので すが、森の木々たちにも仲間があって、そこからはぐれた者のように、この木々 たちは寂しそうに見えました。
( photo27 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G )  純白の山の斜面をバックにしてまだ黄色い木が健気に立っています。
( photo28 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G )  もう消え入りそうにかすかな夕闇の光の下、その木の葉の色が大変美しく心に 染み入るようだったので、その印象を私の得意な多重露光のテクニックで絵画調 に撮影してみました。
( photo29 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AF-S VR ZoomNikkorED70-200mmF2.8G )  もうあたりはすっかり闇の中に包まれました。残念ではありますが、もはや撮 影を続けることはできません。あとはもう札幌へと向かってひた走るだけです。
( photo30 : PENTAX Optio-A30 )
( photo31 : PENTAX Optio-A30 )  札幌に着いてしまえばもう一安心。TVのニュースでは各地の雪の様子が伝えら れてきていますが、私は飲み屋で美味しい岩牡蠣(イワガキ)をいただきながら 取材旅行の疲れを癒していました。
( photo32 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  翌朝は再び天候は回復して、問題なく小樽港へ到着。
( photo33 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  こうしてフェリーに乗り込んで、いよいよ北海道の大地ともお別れです。
( photo34 : PENTAX Optio-A30 )
( photo35 : PENTAX Optio-A30 )
( photo36 : PENTAX Optio-A30 )
( photo37 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  出港の時間がやってきました。甲板に出て北海道の大地を見送ることとしましょ う。すると「ボーッ!!!」と、耳に穴が開きそうなほど大きな汽笛が間近で鳴 り響きました。
( photo38 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  小樽の港は暖かく、秋が終わりかけて、そして冬の入口にさしかかったところ といった様子でした。
( photo39 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  終わってみれば、短いようで長く感じ。長いようでいて短く感じる。旅とはい つもそうしたものです。  再びこの大地に足を踏み入れるその時には、美しい自然の姿そのままに、また 私を暖かく迎えて欲しいと願いながら船上の人となりました。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Panasonic LUMIX DMC-LX2 → http://panasonic.jp/dc/lx2/
FUJIFILM FinePix-S5Pro → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs5pro/
Canon EOS-Kiss-Didital-N → http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdn/
FUJIFILM FinePix-F31fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf31fd/
FUJIFILM FinePix-S6000fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs6000fd/
Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://panasonic.jp/dc/fx35/
Nikon D40 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d40/
PENTAX K200D → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/slr/k200d/
PENTAX Optio-A30 → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-a30/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3 にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  このコーナーでは、 「写真撮影のためのワンポイント・テクニック」 「人とはひと味違った作品づくりのためのヒント」 「新旧カメラの紹介」  といった話題を紹介します。扱う内容については、デジカメ、フィルムカメラ を問わずベテランから初心者の方まで、幅広く色々な話題を扱ってゆきます。 (そのため、紹介する内容に一貫性が無いようにも見えますが、そこはご容赦く ださい。) ------------------------------------------------------------------ ◆今週のテーマ◆「フィルム専用スキャナとフラットベッド兼用機との比較」 ------------------------------------------------------------------  先週のテクニカル・ノートでは、フラットベッドスキャナによる過去のネガフィ ルムスキャンの様子を紹介しました。  過去フィルムのスキャンならば、たくさん一度にスキャンできるフラットベッ ド兼用タイプが有利です。  しかしいざ作品づくりとなると、どうでしょうか? 透明感のある美しいポジフィルム(リバーサルフィルム)は、ぜひ丁寧にスキャ ンしてあげたいものです。  「デジタルカメラはフィルムを追い越した」という宣伝がちまたでは流れてい るようですが、丁寧にスキャンしたフィルムの画像は決してデジタルカメラの画 像にひけをとるものではありません。  できれば、デジタルカメラ、フィルムカメラを双方使いこなしながら、それぞ れに向いた被写体に合わせて使い分けるのが理想ではないかと思うのです。  そこで問題になるのが、「フィルムをどうすれば美しくスキャンできるか?」 ということです。  先週すこしご紹介しましたが、完全に平面はCCDやC-MOSと違って、フィルムに は「たわみ」が存在します。  そこに光を当てながらスキャンするわけですが、たわんだフィルムの平面にしっ かりピントを合わせるのが難しいために、「4800dpi」と書かれている割 には、たいていそれに見合った解像感が得られません。  これがフィルムをデジタル化する時の最大の問題点で、それがために、単純に スキャンされたフィルム画像をデジタルカメラの画像と比較して「もはやデジタ ルカメラの方が上だ」ということを言われてしまうわけです。  しっかりしたスキャンのためにはスキャナーの性能が最も影響します。  こちらはフィルム専用スキャナーの Nikon SuperCoolScan500ED です。フィル ムをローラーで挟み込み引き延ばすようにして送りこみながらスキャンするため に、かなり良い平面性を保っています。
 ちなみにスキャン解像度は4000dpiです。 スキャン後の画像は5400x3600ピクセルとなり、単純に画素数だけを比 較するならば、これはほぼ2000万画素のデジカメに相当します。 (ただし、先ほど述べたように解像感は落ちるので、それだけ比較すると200 0万画素のデジカメにはかないません)  こちらは、フラットベッド兼用タイプの EPSON GT-X900 です。フィルムは簡 単なプラスチックに挟み込むだけなので、どうしてもたわみが出てしまいます。
 ちなみにスキャン解像度は「6400dpi」という驚異的な数値が出ていま す。これに引かれて購入してしまう人も少なくありません。しかし実際にはどう なのでしょう?  それでは、比較実験をしてみましょう。 (※)  実験に用いた画像は、GT-X900 ではなく、GT-F700 の物ですが、ほぼ同程度の 内容と思ってください。  下の画像は朝の湖を撮影したものです。撮影したフィルムは35mmのリバー サルフィルム(ポジフィルム)です。  これを2種類のスキャナでデジタル化してみましょう。
( EPSON GT-F700 )
( Nikon SuperCoolScan5000ED )  やはり専用スキャナによる画像の方がクリアでコントラストもしっかりしてい るようです。  しかし、これはドライバソフトの調整で解決できるでしょう。色温度を整えて、 コントラストを調整し、彩度を若干アップすれば、ほぼ同等の色調になると思わ れます。  さてスキャン解像度の比較で言えば、GT-F700 は 4800 dpi 、 SuperCoolScan5000ED は 4000dpi です。  この値だけを見ると GT-F700 に軍配が上がりそうです。  しかし重要なのはカタログ上の「スキャン解像度」よりも、「実際の解像感」 なのです。  それでは、スキャンした画像の右下にあるボートの部分を540x360ピク セルの矩形で切り取って拡大してみましょう。
( EPSON GT-F700 )
( Nikon SuperCoolScan5000ED )  いかがでしょうか? これだけ明瞭に差が現れると、やはりフィルム専用スキャナーの方に軍配が上が ると言わざるを得ません。  とりあえずフィルム整理のためにリストをつくるための目的であるならフラッ トベッド兼用機の方が便利そうですが。しかしいざ作品づくりとなると、やはり フィルム専用スキャナーを検討した方が良いでしょう。  これは比較結果の画像を見ると明らかです。  ちなみに余談になりますが、一般消費者が購入できるスキャナーでは、上記の Nikon SuperCoolScan が最高と考えられますが、プロの印刷現場では、「ドラム スキャナー」と呼ばれる300万円くらいするスキャナーが使われます。  これはフィルムを透明な筒の内側にオイルを塗って貼り付け、それを高速で回 転させて遠心力で筒の内側にペタリと貼り付かせて、それをスキャンするもので す。  そのためほぼ完全に平面性が保たれ、フィルムが持つ本来の解像感を保った画 像が得られます。  ここまでやった画像を使って、デジタルカメラの画像と比較をするべきでしょ う。  フィルムとデジタルの比較はなかなかに難しいのです。  来週もどうぞご期待ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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