2009-02-03 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第314号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img06048 "Look up as innocent." 『無邪気に見上げて』 Img06061 "The morning turn red." 『染まりゆく朝』 Img06288 "Bamboo forest in verdant." 『竹林青々』 Img06362 "The majestic figure of Mt.Yakushidake." 『薬師岳の雄姿』 Img06436 "A pond where the light rises up." 『光の池』 Img06493 "A daydream in autumn day." 『秋の夢』 Img06626 "A cherry tree of handsomeness." 『端麗なる桜』 Img06925 "A whisper of red oxlip." 『サクラソウのささやき』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.トリコシアキオ写真教室・被写体別撮影講座『雪景色』 --------------------------------------------------------------------------  トリコシの主宰する写真教室・コース4・被写体別撮影講座が 去る1月30〜31日に行われました。  今回のテーマは『雪景色』です。  年々進む温暖化の影響か、関東地方ではなかなか雪を見かけることが少なくな りました。  必然、雪景色撮影会となると遠方まで足を運ばなければなりません。  そこで今回の撮影講座ではビジネスホテルに一泊して信州・乗鞍高原方面へと 出かけることにしました。  ハイエース・フォトバード号は参加者の方々をお乗せして、中央道を一路、信 州目指して走ります。近づく低気圧の影響で雨交じりの天候です。
( photo44 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  今回の参加者は10人乗りハイエースでも乗り切ることができずに、生徒さん の有志の方にお車を出してもらうことになりました。地図を広げて撮影プランと ルートを入念に打ち合わせします。
( photo45 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  撮影会は決まり切ったプランだけではなく、天候や現地の様子を見て臨機応変 に対応するのもサプライズがあって楽しいものです。少人数制の良いところです。  温暖な低気圧の影響で信州に入っても町中には雪は見られません。そこで一気 にビーナスラインへと駆け上り、霧ヶ峰や八島湿原を目指すことになりました。 さすがにこの付近まで登ると雪が現れました。
( photo46 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  しかし登ってはみましたが、気温が高いのでしょうか、地面には雪が積もって いるものの、霧雨のような天候でした。撮れないことはないですが、少々辛い状 況です。
( photo47 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  そこで再びビーナスラインを降りて、諏訪湖のよく見える展望台を目指します。
( photo48 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  諏訪湖の眺めの見事な立石展望公園にやってきました。残念ながら夕日は望め そうもありませんが、しかし眼下の諏訪湖とその周辺の街並みの夜景が見事なト リコシお気に入りのスポットです。
( photo49 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  多少雨が降っているものの、しかし夕暮れ時のブルーがかかった光の下、雨に けむる湖畔の夜景の撮影もまた情緒があって良いものです。
( photo50 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  昼と夜の境目、空や街がブルーに染まる時間帯、通称、マジックアワーと呼ば れる時間帯の諏訪湖です。最も美しいのは時間にしてほんの2〜3分でしょうか。 たとえ天候が悪かったとしても、このマジックアワーでは美しい光景が見られま す。あきらめることなくその瞬間をとらえたいものです。
( photo51 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  夜景の撮影が済んだ後は、展望台のすぐ近くにあるおそば屋さん「登美」(と み)で夕食です。このそば屋さんからもガラス越しに諏訪湖の見事な夜景が堪能 できます。
( photo52 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  さて、そばを楽しんだ後は、岡谷市のビジネスホテルに移動します。ビールで も飲んでそのまま休みたいところですが、しかしただの撮影会ではなく「被写体 別撮影講座」です。
( photo53 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  幸いビジネスホテルのホールをお借りすることができました。持ち込んだ液晶 プロジェクタも大活躍です。翌日の雪景色撮影に備えて、その撮影のコツなどを 勉強しましょう。
( photo54 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  さて一夜あけて、早朝にビジネスホテルを出発です。
( photo55 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  天候は相変わらずの雨。しかしあきらめることはありません。高度を上げて行 けばこの雨はきっと雪に変わるはずです。向かう先は勝手知ったる乗鞍高原。標 高は1500mあります。そこまで登ればさすがに雪が見られることでしょう。
( photo56 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  読み通り、雨はやがてみぞれとなり、そのうちにはらはらと舞い落ちる牡丹雪 となりました。
( photo57 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  この雪は気温が上がる日中には再び雨に変わってしまうかも知れません。さっ そく高原の駐車場に車を停めて撮影会の始まりです。
( photo58 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  最初はあきらめムードだった参加者の方々も、雪を見たとたんに俄然目の色が 変わってきました。
( photo59 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  それにしても見事な雪景色です。結果的に低気圧が来てくれたおかげでこれだ けたくさんの雪に恵まれました。雪景色が最も美しいのは何と言っても降雪中と 降雪直後の風景です。そういう意味では最高のコンディションに恵まれました。
( photo60 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  まずは前座として、駐車場付近で1時間以上たっぷりと撮影を楽しみました。 次は真打ち、「善五郎の滝」(ぜんごろうのたき)へと向かいます。 その遊歩道の途中の木々たちも朝からの雪のため、すっかり冬化粧をしていまし た。
( photo61 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  目の前に現れる葉の一枚さえも、美しい被写体となりえます。
( photo62 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  眼の着く全てのものを写し取りたい気持ちになりますが、しかし第一目標は 「善五郎の滝」です、道草はほどほどにしておかなければなりません。  トリコシがスノーシューを使って道をならして、参加者の方々はその後をつい てゆきます。
( photo63 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  善五郎の滝の展望台に到着しました。
( photo64 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ご覧のようにあたりはすっかり水墨画の世界と化しています。 雪が降ると雪の重みで枝や草など、音を立てるものがすっかり覆われてしまいま す。なのであたりはシーンとして静寂に包まれています。
( photo65 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  その澄んだ空気と静寂の中、参加者の方々はめいめいに滝に向かってレンズを 向けて撮影を楽しみます。
( photo66 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  展望台からでも撮影は楽しめるのですが、やはり滝の間近まで行ってみたいも のです。遊歩道は急な坂になっていますので、安全のためにトリコシがロープを 張りました。山岳連盟での勉強の成果がこのようなところで役立ちます。
( photo67 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  それにしても見事な滝です。滝壺のすぐ近くまで寄れるので作品の工夫のしが いがあります。
( photo68 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  暖かい低気圧の影響か、全面凍結には至っていませんが、凍っているところ、 水が流れているところ、その静と動の取り合わせも楽しめます。
( photo69 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  善五郎の滝だけでもお腹いっぱいという感じでしたが、しかしせっかくここま で来たのですから、乗鞍3大滝のうちのもうひとつ、番所大滝(ばんどころおお たき)にも立ち寄って行きましょう。
( photo70 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  善五郎の滝の遊歩道は雪でしたが、こちらの遊歩道は凍結しています。急坂で とても滑りやすく、安全のために自信のない方は車でお待ちいただくことにしま した。
( photo71 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  危険な遊歩道でしたが、しかしどうにかこうにか展望台まで到着しました。す でに滝の流れ落ちる轟音が聞こえてきます。
( photo72 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  落差40mを誇る番所大滝は私が乗鞍で見たどの滝よりも立派なものでした。 その迫力に気圧されつつも、みなさん必死でシャッターを切ります。
( photo73 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 ) http://tory.com/j/others/mm/2009/02-03/photo74.jp
( photo74 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-125mmF3.8-5.6DC/OS/HSM )  またまたそば屋さんでお昼ご飯を済ませた後、松本市にある「芥子望主山」 (けしぼうずやま)へと向かいました。ここにはトリコシが偶然発見した、とっ ておきの展望台があるのです。
( photo75 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ここからの松本市の夜景とアルプスの展望は実に見事なものです。低気圧は過 ぎ去ってゆきましたがまだ雲が多く残っていたためアルプスはほとんど見えませ んでしたが、しかしこの場所をご紹介できただけでも満足でした。
( photo76 : FUJIFILM FinePix-S6000fd )  夕日朝日は見られませんでしたが、雪景色としては天候に恵まれた一日でした。 スタッドレスタイヤをはいたフォトバード号は雪道もなんのその。今後の活躍が 期待できます。  これにてトリコシアキオの写真教室は1年の全日程を終了。 次年度2009年2月からは、「デジタルフォトスクール」と名前をあらため、 再出発します。  被写体別撮影講座は「写真クラブ・フォトバード」の撮影会へと移行します。  今後の撮影会の企画を立てるのがますます楽しみになってきました。 ●-------- トリコシのデジタルフォトスクールご案内ページ --------● http://tory.com/j/lecture/index.html
●-------- 写真クラブ・フォトバードご案内ページ --------● http://tory.com/j/lecture/index_ClubPhotoBird.html
●------------------------------------------------------● =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材速報の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2009/2009-02-03.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2009/02-03/2009-02-03.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  先週のトリコシは伊豆大島に上陸。周囲50kmのコンパクトな土地に海あり 山あり花ありと、風景写真に必要な要素がぎっしり詰まっている素敵な島です。  先週は偶然発見した「裏砂漠展望台」で三原山火山の原始の風景に感動したと ころで終了しました。  今週はどこへ向かうのでしょうか。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  さて、裏砂漠での雄大な山岳風景に感動した後、車を海岸沿いの道に向けて走 らせ、名勝・筆島(ふでじま)の見える「オタイの浜」までやってきました。こ の間、30分ほどです。本当に大島では機動性を生かした撮影が可能です。
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  海岸線から少し離れたところに立っている岩、あれが筆岩です。荒々しい海岸 線にアクセントを添えるように立っている姿が絵になります。
( photo03 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  遠くからの眺めも良いですが、海岸線に向かって降りて行きましょう。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  折しも昨日今日は冬型の気圧配置で西からの風が強く吹いています。このよう な日の海岸線では強い白波が立って絵になるものです。
( photo05 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  望遠レンズを使ってその波頭を切り取って撮影してみましょう。濃い紺色の海 と白波のコントラストが見事です。
( photo06 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  このような被写体は明るい部分と暗い部分が混在し、なおかつ波の形によって その面積がめまぐるしく変化するので、オート露出にまかせていると露出値がこ ろころと変わってしまいます。  暗い部分が画面に多くなるとオート露出では明るくなりすぎて、白波の部分が 白飛びをしてしまいます。マニュアル露出で撮影をすればそのような心配があり ません。このような状況ではぜひマニュアル露出で撮影してみてください。  波の撮影を続けていると、ふと海岸にたたずむ十字架の姿が眼に入りました。
( photo07 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  なぜだかとても気になる十字架の姿です。近くまで行ってみましょう。
( photo08 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  史跡の解説が書かれた看板を目にしました。それによるとこの十字架は「ジュ リアおたあ」と呼ばれるキリシタン女性の墓だということです。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ジュリアおたあは、元は朝鮮半島に住んでいた女性です。戦国時代、豊臣秀吉 の朝鮮侵攻の尖兵となったキリシタン大名の小西行長(こにしゆきなが)は、現 地の武将の娘であったこの女性を戦乱の中で保護し、日本に連れて帰ったそうで す。  小西行長、そして小西夫人の影響をうけてキリシタンとなった「おたあ」は洗 礼名・ジュリアをいただき、熱心な信者として布教活動を行い、多くの武将をキ リシタンの信仰に導いたと伝えられています。  関ヶ原の合戦において西軍(石田三成側)に与した小西行長は斬首の刑となり ましたが、美貌比類無しと謳われたおたあは徳川家康の侍女として仕えることに なります。  しかし幕政の方針転換のためにキリスト教が禁制となり、彼女もキリシタンか らの離脱を強要されましたが、その要求を拒絶したために、おたあは当時、絶海 の孤島であったこの伊豆大島へと流罪となりました。  しかしおたあは落胆することなく、与えられた自らの環境を受け入れて、島民 の弱者救済、病人の手当など、キリシタンとしての信念を貫きながらこの島で暮 らしていったそうです。  そのおたあには家康から何回か江戸へ帰れる旨の誘いがありましたが、それを 頑として拒んだために、やがて新島へと、そしてさらなる孤島である神津島(こ うづしま)へと送られました。  それでも自分の運命を悲嘆することもなく、行く先々でキリシタンとしての信 仰の生活を静かに、しかし強く貫き通して、やがて彼の地でその生涯を終えたと 伝えられています。  その一念を貫き通した人生、そしてあくまで弱者救済の立場を堅持しつづけた 意志の強い生き方に共感する者は多く、おたあの墓であるこの十字架は、あの筆 島を見続けるこの浜に立てられ、静かにしかし毅然として立ち尽くす筆島の姿は おたあの化身として島民にあがめられ、やがてこの浜の名が「オタイの浜」と名 付けられたということです。
( photo10 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  この浜は日本の渚100選に選ばれている景勝地ですが、しかしそのような歴 史的背景を知ると、単に美しい場所というだけではない、もっと重要な意味がこ の地にあるのだということに、まさに感極まる想いでした。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、山を見て、海を見て、次は花を求めてさらに進むこととしましょう。  オタイの浜で犬を連れた現地の人に出会いましたが。その方が教えてくれまし た。見事な椿のトンネルがあるというのです。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  大島の花といえばなんといっても400万本を数えるという椿(ツバキ)の木 と花です。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  花の最盛期は2月に入ってからです、しかしなにしろ400万本あるというの です、有名な「椿祭り」が始まるのは1月下旬からですが、取材をしたこの1月 10〜11日でも既に気の早い椿は咲き始めていました。
( photo13 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  逆に祭りが始まると島内は混み始めるので、空いているいまのうちに花を楽し むのも良いでしょう。  椿の葉は光沢があり、逆光ではキラキラと光ります。ふと見かけたススキの穂 を撮影しようとしましたが、その葉の輝きを後ボケに使わせてもらいました。
( photo14 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  次に訪れたのは「波浮港」(はぶこう)の展望台です。
( photo15 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  翌日の朝日のスポットを地図で捜していたところ、この港が丁度南東に開けて いることが分かりました。
( photo16 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  コンパスで方角を確認してみましょう。太陽が南東の方角から昇る12月〜1 月ならば、あの岬の突端のやや右から太陽が昇るはずでです。この展望台は要チェッ クです。
( photo17 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  展望台の偵察を済ませた後、港まで降りてゆきました。この港は岬が腕を伸ば すようにして湾を囲っていて、天然の良質な漁港になっています。
( photo18 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  かつてはこの湾が埋まるほどの漁船があったということです。今ではそのころ ほどの賑やかさはないですが、しかし係留された漁船がゆらゆらと揺れている様 子は見ていて心が安らぎます。
( photo19 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  漁港の集落の生活感ただよう裏道です。このような場所をぶらりと気ままに散 歩するのも楽しいものです。
( photo20 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  さて、漁港の偵察を済ませたら、今度は波浮港を守るようにして延びる龍王崎 の灯台に行ってみましょう。
( photo21 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  この場所からの眺めも見事です。岬だけあって吹く風は強いのですが、しかし そのお陰で遠くの島々をくっきりと見渡すことができます。
( photo22 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  遠くに見えるお椀型をした島は利島(としま)です。あの島も椿がたくさんあ り、2〜3月は島が真っ赤に染まるほどだということです。
( photo23 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そしてその左には、新島(にいじま)、式根島(しきねじま)、神津島(こう づしま)が折り重なるように並んでいる様子がよく分かります。
( photo24 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そろそろ夕日のよく見えるスポットを捜すこととしましょう、さきほどの展望 台も悪くないのですが、前景が単調です。夕日だけを写すならば問題がないので すが、なにかもう一工夫欲しいのです。  そこで西海岸道路を走り、差木地の広場というところまでやってきました。こ こなら海岸線の眺めが良さそうです。
( photo25 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  行ってみたら、実に見事、さきほどの灯台よりもさらに良く南西の島々が見渡 せます。絶好の展望台です。
( photo26 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  ちょうど海岸線の突端に向かって太陽が傾いているのが見えます。
( photo27 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  打ち寄せる白波に太陽の光が当たって、輝いていました。ここなら夕日撮影に は絶好のポイントでしょう。
( photo28 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  さて、場所をチェックしたなら、夕日の時間までにはまだ間があります。今夜 の食事の買い出しを先に済ませておくことにしましょう。  それにしても生活感あふれるスーパーマーケットです。
( photo29 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo30 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  新鮮な魚介類も豊富です。それにしても白い箱に書かれた「アルカディア」 (楽園)って、なんなのでしょうか? お店の名前でしょうか?
( photo31 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  買い出しも済ませてこれで心置きなく夕日撮影に集中することができます。 再び差木地の海岸に行ってみれば、オレンジ色に染まる見事な夕日が今まさに太 平洋に沈むところでした。
( photo32 : SONY α300 + AF100-300mmF4.5-5.6(D) )  海の色は藍色から紫色の中間のような微妙な色に染まっています。そこへ次々 と波が押し寄せては岩礁に当たってくだけてゆきます。その力強い様子を見てい ると自然の力の大きさを改めて実感します。
( photo33 : SONY α300 + AF100-300mmF4.5-5.6(D) )  太陽は徐々に雲間に隠れ、今まさに一日の終わりを迎えようとしていました。
( photo34 : SONY α300 + AF100-300mmF4.5-5.6(D) )  もし内地なら、ここで撮影を終えていたことでしょう。しかし太陽は雲の下か ら再び顔を出し、太平洋の水平線へと沈んでいったのです。離島だからこそ見ら れる見事な風景に、太陽がすっかり沈んで去った後もしばらくその水平線を見続 けていました。
( photo35 : SONY α300 + AF100-300mmF4.5-5.6(D) ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  夕日の撮影を終えた後は、波浮港に戻り、寿司屋「西川」へと飛び込みました。
( photo36 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  レトロで味のあるお寿司屋さんです。冷たい潮風を受けて冷えた体には暖かい 火鉢が嬉しい。
( photo37 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )
( photo38 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  店に置かれている小物が全てレトロ調で統一されていました。レトロなものは 心を落ち着かせる効果があるようです。
( photo40 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  出されたお寿司は朝に漁港でとれた新鮮なものです。あら(魚の頭)をつかっ たお吸い物が暖かくなんとも言えない塩見と旨味があって大変に美味でした。
( photo39 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、新鮮なお寿司でお腹を満たした後、そのままホテルへと向かっても良かっ たのですが、しかし今夜は満月。昼間に見た裏砂漠展望台の風景が忘れられませ ん。  そこで月光に照らされる裏砂漠の風景を撮影をしに再び訪れることとしました。  しかし30分もあれば到着できるのです、苦に感じることはありません。 予想通り、満月に照らされた三原山の火山地帯は、異世界へと誘われるような風 景と化していました。
( photo41 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  空には星がまたたいています。あれに見えるはオリオン座でしょう。月明かり の影響を受けて白んではいますが、しかしはっきりとその姿を認めることができ ます。
( photo42 : SONY α300 + AF35mmF1.4G )  それにしても肉眼で見ると星座の形は浮き立って見えるのですが、デジタルカ メラで撮影すると細かい星も写ってしまい、星座が分かりづらくなるのはどうし たことでしょうか。「見た印象」を再現するにはまだまだ研究が必要なようです。  煌々と輝く満月が大陸からの偏西風に乗って流れる雲を照らしだし、まるで闇 夜の中に美しい亜麻色(あまいろ)のスカーフをたなびかせているようでした。
( photo43 : SONY α300 + AF35mmF1.4G )  できれば一晩中でも居続けていたいと思わせる、青く静かな光に包まれた 「月の裏砂漠」。  伊豆大島の新しい名所となって多くの方々にご覧になってほしい気もしますが、 しかしその一方でいつまでもそっとこのまま静かな場所でありつづけてほしいと 願う気持ちもあるのです。  次週も引き続き伊豆大島の様子をお届けしたいと思います。 波浮港の見事な夜明け、そして三原山の噴火口一周など、次号も盛りだくさんで お届けする予定です。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ FUJIFILM FinePix-S6000fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs6000fd/
Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://panasonic.jp/dc/fx35/
FUJIFILM FinePix-S5Pro → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs5pro/
SONY α300 → http://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A300/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3 にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  次年度写真教室準備、カレンダー用作品整理など、スケジュール過密のため、 恐れ入りますが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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