2009-02-10 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第315号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img06070 "Mountain range under the pale blue." 『蒼き山脈(やまなみ)』 Img06151 "The colors of brisk fall days." 『爽やかな秋の色』 Img06252 "A peony declare their love." 『牡丹の告白』 Img06286 "A fairy of green." 『緑の妖精』 Img06424 "A shining colors." 『輝く色彩』 Img06494 "The red painting on a folding screen." 『真紅の屏風絵』 Img06586 "Cherry blossoms of pure white." 『純白の桜』 Img06705 "Japanese wisteria on Hasedera temple." 『長谷寺の藤』 ■ギャラリーから削除された作品リスト img03556 "A splended tree." 『輝きの樹木』 img04716 "The tree of the dawn shadow." 『暁影の樹木』 img04935 "Narcissus pseudo-narcissus field in the spring." 『春のスイセン畑』 img05091 "The rest on the beach." 『浜辺の休息』 img05286 "The hide-and-seek of Parnara guttata." 『イチモンジセセリのかくれんぼ』 img05368 "The invitation of red leaves." 『赤葉たちのいざない』 img05384 "The contrast on the ravine." 『渓谷のコントラスト』 img05388 "The whisper of ruby." 『紅玉のささやき』 img05452 "The forest in the flamboyant autumn." 『錦秋の森』 img05553 "The autumn which came to the lake." 『湖沼に訪れた秋』 img05571 "The forest in the autumn which dying." 『枯れ行く秋の森』 img05618 "The faint autumn scenery shade of a tree." 『ほのかな秋色の木陰』 img05654 "Flashing in the autumn." 『秋はきらめいて』 img05723 "Looking up at the blaze of cloud." 『雲の輝きを見上げて』 img05745 "The gate and yellow leaves." 『門と黄葉』 img05811 "A ship on the blue sea." 『蒼き海と船』 img05921 "The cloud like the life." 『生命の如き雲』 img05944 "The ice candy in the winter." 『冬の氷菓子』 img05949 "The zelkova trees of the withering in winter." 『冬枯れのケヤキたち』 img06430 "A crimson Sorbus commixta." 『朱色のナナカマド』 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.写好会厚木の方々と信州雪景色撮影会に行ってきました。 --------------------------------------------------------------------------  写好会厚木は神奈川県厚木市にある写真を趣味とするサークルです。 数年前からトリコシが定期的に撮影会の案内を担当させてもらっていますが、 今年も引き続き担当させていただくこととなりました。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この撮影会の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2009/2009-02-10-b.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2009/02-10/2009-02-10-b.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  今回は厚木市を前日の夕方に出発して、長野県・長和町にある山荘に宿泊。 そして翌日の早朝の時間帯に山荘を出発しました。  山荘では星がまたたいていたのですが、しかし小諸市に移動してみると雲の中 です。
( photo37 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  しかしあきらめることはありません。単調な風景に見えても、デジタルカメラ なら、ホワイトバランスを色々変えることで写真の雰囲気も変わり、楽しむこと ができます。  これはホワイトバランスを「白熱電球」にセットして撮影してみました。 美しいブルーがかかります。霧のような神秘的な風景を表現するのに向いていま す。
( photo38 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA , WB:電球 )  こちらはホワイトバランスを「蛍光灯」にしてみました。マゼンタ(紫色)を 強めることにより、色の少ない地味な風景でもミステリアスな深みのある写真に することができます。
( photo39 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA , WB:蛍光灯 )  もちろん、上のような写真はRAW現像が可能ならば、自宅に帰ってからゆっく り行うこともできます。  さて、太陽が昇って徐々に霧が晴れてきました。小諸市立美術館が併設されて いる小高い丘の上に行ってみましょう。
( photo42 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  この丘から見る小諸市、そしてその背後に広がる佐久平の眺めは格別です。
( photo43 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  下界の眺めも良し。そしてふと見上げれば、葉を落とした冬枯れの木立のシル エットが美しく、露出を落として(少なくして)空の碧さを強調して撮りたくなっ てきます。
( photo44 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  冬景色撮影の手始めとして朝のうちに地面についた霜の撮影をしてみましょう。
( photo45 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  秋のうちに枯れ残ったエノコログサでしょうか。その身を包むように砂糖菓子 のような霜がついていて、それが朝日を浴びてほんのりと光っていました。冬の 朝の冷たい中にも暖かさを感じさせてくれる一コマです。
( photo46 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  余談ですが今回導入したカールツァイスの高倍率ズームレンズは、シャープな 写りで逆光にも強く、広い画角をカバーして、近接撮影もこなす、まさに万能選 手で、大満足のレンズです。  さて、雪景色がお望みとあらば、ということでフォトバード号の機動力を生か して、浅間山の近くにある車坂峠へとやってきました。北からの寒気がこの峠を 越えてやって来ています。
( photo47 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  小諸の市街では晴れていたのですがこの峠は吹雪に見舞われていました。日本 海に近づけば雪が降りやすいという日本の気象の特徴がよく現れています。
( photo48 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  あまりに強い暴風のため、早々にその場を引き上げました。 余談ですが、以前このブログでお届けした「黒斑山」(くろふやま)はこの峠 から登ってゆきます。ただし現在はご存じ浅間山噴火のために立入禁止になって しまいました。  次に訪れたのは地図でチェックしておいた御牧ヶ原(みまきがはら)です。 高台に「ため池」が点在するなだらかな地形の場所です。
( photo49 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ここを訪れるのは初めてですが、しかし予想通り、のどかで高原的な風景が広 がっていました。
( photo50 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  ため池が点在しているということは朝夕の時間帯などには空の色が水に映りこ んで素敵な風景が撮れるはずです。  この場所はチェックしておいて時折訪れることとしましょう。  そろそろ昼になってきました、次は八ヶ岳のふもと、長和町(ながわちょう) にある長門牧場(ながとぼくじょう)にやってきました。
( photo51 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ここは通年営業でレストランが営業しています。
( photo52 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そしてそのテラスから牧場の雪景色が撮影できるのでお勧めスポットのひとつ です。
( photo53 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ご覧のように、食事やコーヒーを楽しみながら、夏は牧歌的な風景、冬は雪景 色を手軽に撮影することができるのです。(ただし今年はかなり雪が少ないよう です)
( photo54 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  撮影が一段落ついたらレストランで美味しいビーフカレーとアイスコーヒーを いただきましょう。
( photo55 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  窓の外のテラスに展示されているのは退役したトラクターなのですが、なんだ かオンボロのロボットのように見えます。彼がカレーライスを物欲しそうに眺め ている様子が、ちょっと可笑しくなりました。  午後になってレストランに差し込む光が低くなってきました。先を急ぐことと しましょう。
( photo56 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  長門牧場を後にして、ビーナスラインに向かいました。かろうじて雪景色になっ てはいますが、やはり今年は雪が少ない。山の上では所々で地肌が見えてしまっ ています。
( photo57 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  とはいえやはり晴れたときのビーナスラインの展望は格別です。遠方には富士 山の姿も見えます。多少かすみがかかっていたのですが、RAW現像でくっきり見 えるように調整してみました。
( photo58 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  八ヶ岳連峰も間近に見えます。この抜けるようなクリアな青空。
( photo59 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  もちろん秘訣は「カスタムホワイトバランス」を晴天時に取得しているからこ そ再現できる色調であることは言うまでもありません。  こちらはスイバに似ている植物ですが、正式名称はなんでしょうか。ともあれ、 逆光に輝くと枯れ草でさえ美しい被写体になってしまうから、光というものは不 思議な存在です。この世に光がなかったら世の中にあるほとんどの美しいものが 見られなくなってしまうでしょう。
( photo60 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  最後は諏訪市立石展望台にやってきました。諏訪湖を一望の下に見下ろせるト リコシお気に入りのスポットです。
( photo61 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  特にお勧めなのは夕暮れ時の時間帯です、太陽の光が湖面に反射して輝き、見 事な風景が見られるからです。
( photo62 : SONY α300 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA , WB:日陰 )  晴天に恵まれて成功裏に終わった撮影会でした。  ハイエースフォトバード号は皆さんをお乗せして、諏訪から相模の国(神奈川 県)を目指して帰途についたのでした。  次回の撮影会も皆さんにご満足していただけるように頑張ります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材速報の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2009/2009-02-10-a.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2009/02-10/2009-02-10-a.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  長きに渡ってお届けしてきた伊豆大島シリーズも今回がいよいよ最終回です。 今週はどのような風景をお届けできるでしょうか。 それにしても周囲50kmの島でこれだけ充実した撮影ができるのですから、や はり離島は自然風景にとっては恵まれた撮影地なのでしょう。  朝、まだ未明のころ、ホテルの外に出てみれば夜空には星がちかちかと瞬いて いました。本日も晴天のようです。  ホテルの玄関の明かりに照らされたパインツリーが神秘的にたたずんでいます。
( photo01 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  さっそくレンタカーのパジェロミニを駆って出撃です。すぐに朝日のスポット に向かっても良いのですが、しかし西の空で煌々と照る月が美しく、急遽三原山 展望台へと車を向けました。  眼下に広がる元町港の夜景、そして伊豆半島に沈みつつある満月の姿が素敵で す。
( photo02 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  西に満月が沈みつつあるということは、東の空から太陽が昇りつつあるという ことです。急いで前日に偵察しておいた波浮港へと向かいましょう。  島の西から東、山から海へと、この間、20分程度の移動で素早く撮影ポイン トを移動することができます。離島での撮影、やめられません。  港の展望台に行ってみれば、予想通り、海上の雲を切り裂くようにして、岬の すぐ右から今まさに太陽が昇らんとしているところでした。
( photo03 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  イメージ通りの素晴らしい光景です。  それだけでも素晴らしかったのですが、小さな汽笛とともに、ポンポンポンと 漁船が何艘か港を出港してゆきました。
( photo04 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  船たちは次々と出港し、輝く朝の光を浴びながら沖合へと海面を滑るようにし て遠ざかってゆきました。光に向かっての出港。希望あふれる朝の風景です。
( photo05 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  素晴らしい日の出を満喫した後は、周遊道路を走ってホテルでの朝食に向かい ます。途中、地層が地上に露出している箇所を通過しました。
( photo06 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  ガイドブックではこじんまりと写真が載せられていて、正直あまり期待はして いなかったのですが、周遊道路のすぐ脇にあるので、目に飛び込んできました。  軽く見ていたのですが、これがなかなかに迫力があります。  昨日に引き続き、本日も西高東低冬型の気圧配置、西からの季節風が海上に吹 きつけ、無限に続く大きな波頭を生み出しています。自然の大いなる力を感じさ せてくれます。
( photo07 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  風は強いのですが、しかしそのお陰で遠方の島々までくっきりと見ることがで きます。あれに見える尖った島は「利島」(としま)です。そしてその左に見え るのは新島(にいじま)でしょう。
( photo08 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  利島に隠れて見えませんが、その背後には神津島(こうづしま)の姿が認めら れます。  海から今度は山へ。三原山周遊コースへと足を踏み入れました。大噴火を起こ した山とは思えないほど今では静寂に包まれています。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  展望台の脇には土産物屋があるのですが、そこに脇にあった「サービス溶岩」 の立て札がとても気になりました。「サービス溶岩」って一体なんなのでしょう???
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  どうやら土産物を買ってくれた客に、溶岩のかけらを無料で渡してくれるとい うのです。  しかし何でしょう、、こうして足を踏み入れればそこらじゅう溶岩だらけです。
( photo11 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  無料で手に入るものをわざわざ「サービス」と銘打って渡すなんて。。。??? サービスでも何でもないような。。もらっても嬉しくないよそんなの。(笑)  さて、溶岩台地に覆われた三原山の火口付近。しかし今ではこうして立派な遊 歩道ができていてハイヒールでも登ることができます。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  山頂には立派な展望台がありました。ちょっと登ってみましょう。
( photo13 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  展望台からの眺望は素晴らしいものでした。三原山の溶岩台地、そしてその向 こうには相模灘の碧い海。そして太平洋から伊豆半島や房総半島をぐるりと見渡 すことができます。まさに360度の大パノラマです。
( photo14 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  火口の周囲は舗装こそされていないもののトレッキングコースになっていて歩 くことができます。時間にして45分くらいでしょうか。さっそく行ってみましょ う。
( photo15 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )
( photo24 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  黒々とした大地の所々では、溶岩の隙間を通って硫黄の匂いのするガスが噴出 していました。噴火は収まったとはいえ大地の脈動を感じさせてくれます。もし かしたら今回の浅間山のようにいつかまた噴火するかも知れません。
( photo16 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そして周囲の展望は素晴らしいの一言です。光る海に向かってカメラを向けて 見ましょう。
( photo17 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  海面は太陽の光を受けて白く輝き、まるで滑らかなシルクでできたカーペット のようです。そして海上には雲がぽっかりと浮かびそれらが白い海面に灰色の影 を落として、それがホルスタイン牛の模様のように見えて微笑ましくなります。
( photo18 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そして相変わらず南の海上には伊豆七島の姿が見えます。まるで箱庭のように 見えて、空気が澄んでいるために手を伸ばせば届きそうな感じに見えます。 島の脇を航行している大型タンカーがまるでミニチュアのように小さく見えてい ます。
( photo19 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  見下ろせば先日訪れた「裏砂漠展望台」が足下に広がっていました。
( photo20 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そして圧巻は深くえぐれた火口の陥没地帯。地球の創造期を彷彿とさせるよう な光景です。
( photo21 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  大噴火の時にはこの坩堝(るつぼ)から絶え間なく真っ赤に煮えたぎる溶岩が 噴出していたことを創造すると、改めて地球の大きな力を感じざるをえません。  そのような大噴火の記憶はもはや遠い過去のもの、とでも言いたげに太陽の光 はあっけらかんとして島と周囲の海原に照りつけていました。
( photo22 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  その照りつける光の一部を望遠でクローズアップしてみましょう。大型タンカー の船影。そして海面に落とされた雲の影。まるで童話の一コマのようなその光景 に、見れば見るほど、その上を歩いて隣の島まで行けそうな気持ちになってくる のです。
( photo23 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  普通に歩くだけなら45分程度の山頂火口一周の旅でした。写真を撮影しなが らだと1時間くらいかかるでしょうか。  山頂一周を終えた後は、展望台のカフェでスイーツに舌鼓を打ちます。
( photo25 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  祖母が糖尿だったし、私もそろそろ甘い物を控えなければ、、と思いつつ誘惑 には勝てずについつい「バナナあんみつパフェ」を注文をしてしまいました。
( photo26 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  三原山の撮影を一通り済ませた後は、島の周囲をいくつか巡ります。こちらは 旧家が保存されている民俗資料館で、椿祭りの時は多くの人で賑わいます。町の 観光ポスターもここでよく撮られます。
( photo27 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  民家を撮影している途中、突然頭上を飛行機が飛び去ってゆきました。
( photo28 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そういえば島の空港がすぐ近くにあるのです。航空便は東京の調布市から通っ ているはずです。
( photo29 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  私もあのような乗り物に乗れるくらいにリッチになりたいものだと思いつつ、 しかしやはり離島への交通手段はフェリーに限るよね、と自分を納得させるので した。
( photo30 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  午後2時出航の定期便に乗っていよいよ大島ともさらばです。
( photo31 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  島がゆっくりと遠ざかってゆく感覚。これは飛行機では味わえない、やはりフェ リーならではの旅の愉しみです。
( photo32 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  エコノミー症候群になりそうな狭い飛行機の機内とは違って、フェリーの中で は歩き回ったり寝転んだりすることもできます。フェリーは健康に良い乗り物、 地球環境にも優しい乗り物なのです。  そして甲板から見る夕景色の素晴らしいこと。潮風を頬に浴びながら見る日没 もまた素晴らしい体験です。
( photo33 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  そう、地点を移動することが旅の目的ではなく、その過程を観て聴いて感じて 愉しむことがなにより大切なのだと改めて思います。  再び横浜みなとみらいの街へと戻ってきました。島での静けさが夢幻(ゆめま ぼろし)だったかと思えるほどの賑やかさです。しかし、もしかしたら、島での 暮らしが本当のもので、絢爛たる街の明かりのほうがあるいは夢幻なのかも知れ ません。
( photo34 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  横浜港の黒々とした海面に光を落とす月の姿は、昨日、裏砂漠展望台で三原山 の溶岩台地を照らしていたものと同じもののはずです。しかしここではまるで違っ た月の光のように感じられました。
( photo35 : SONY α300 + AFDT18-200mmF3.5-6.3(D) )  またできることなら、再びあの裏砂漠の静寂の中で、この月の光を浴びてみた い気持ちになるのです。  その夢幻の記憶、しかしあれは確かに実体のある風景だったと、事務所に持ち 帰って机の上にそっと置いた溶岩のかけらが思い出させてくれるのです。
( photo36 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  たった1泊2日の取材でしたが、なんと3週に渡ってお届けすることとなって しまいました。これは私にとっても想定外です。それだけ伊豆大島が魅力的な場 所だったということでしょう。  自然写真の被写体の宝庫、伊豆大島。みなさんも訪れてみてはいかがでしょう か。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://panasonic.jp/dc/fx35/
SONY α300 → http://www.sony.jp/products/Consumer/AMC/body/DSLR-A300/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.3 にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  次年度写真教室準備、カレンダー用作品整理など、スケジュール過密のため、 恐れ入りますが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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