2009-08-04 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第340号をお届けいたします。



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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img07004 "A rice ear in sunset light." 『夕暮れの稲穂』 Img07158 "The power of the snowstorm." 『吹雪の力』 Img07214 "The depth of mountain ash." 『ナナカマドの深み』 Img07303 "A holy peaks." 『神聖なる山々』 Img07401 "The full view of Hayato Fall." 『早戸大滝の全貌』 Img07593 "A pink poppy." 『ピンクのポピー』 Img07798 "The color of sky in dawn." 『黎明の空色』 Img07902 "A white dandelions." 『白花のタンポポたち』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.トリコシアキオ・デジタルフォトスクール横浜校『写真基礎講座』 --------------------------------------------------------------------------  トリコシが主宰する写真教室の横浜校が 去る7月21日に横浜市の「かながわ労働プラザ」にて開催されました。  今回のテーマは「構図&アングル&フレーミング」です。  撮る道具がフィルムからデジタルにシフトして新機種の発表など話題がつきま せんが、しかし「良い写真」の条件とはなんでしょうか。  それは被写体としての人物の良い表情であったり、決定的なシャッターチャン スであったり、風景の中に見られる光の印象であったりします。  それらの条件は、極端なことを言えば、フルオートのコンパクトフィルムカメ ラであっても、あるいは携帯電話に付属のデジタルカメラであっても満たせるも のです。  つまりテクノロジーの進歩とは異なるところに写真の本質があるような気がす るのです。  というわけでトリコシの写真基礎講座では良い写真を撮るための本質を学ぶ場 としてカリキュラムを編成しています。  その中の一つが「構図、アングル、フレーミング」というわけです。  難しい話は別として、教室の中の身近にある被写体を使って、様々なアングル から様々なフレーミングで構図をつくり、作品を仕上げる実習をしてみました。  例えばこれは教室のすみに置かれていたハンガーです。
( photo38 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  これを題材に使って、生徒さん各自に自由な発想で撮ってもらい、作品の違い をその場で確認してみようというわけです。

( photo40 : Canon EOS-Kiss-Digital-N + SIGMA50-200mmF4-5.6DC/OS/HSM )  同じ被写体でも狙い方によって作品が様々に変わることを理解した生徒さんは、 右から左から、遠くから近くから、あるいは下から見上げるようにして、アング ルを変えて撮ることが楽しくて仕方がなくなったようです。

( photo42 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  今度はミニグラスで作られたカラーキャンドルを使って撮影実習です。これは いわゆる静物写真と呼ばれるジャンルですね。
 こんなちょっとした小物でも、撮ることそのもの楽しさが味わえるのです。
 こちらはオーソドックスに望遠側のマクロ撮影ですが、
( photo46 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  同じクローズアップ撮影でも広角レンズで撮影すると背景の様子が写り込んで 面白いのです。
( photo45 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  こちらは机の下から見上げるようにローアングルで撮影した様子です。
( photo47 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  さて、実技撮影は横浜みなとみらい21の夜景を撮りにゆきました。
( photo48 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  この時期、梅雨も明けて猛暑に見舞われているだろうという予測で午後の撮影 実習を夕方に回したというわけです。  しかしご存じのように今年の天候は不順で関東地方には依然として梅雨前線が たなびき、ごらんのようにこの日も厚い雲がたれこめ、ランドマークタワーの頂 上はその雲の中に隠されていました。
( photo49 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  小雨まじりの中、それでもみなとみらいの夜景は美しく、港の水面に映りこむ 様々な色彩を撮影してゆきます。
( photo50 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA18-50mmF2.8EXDC )  港を行き交う屋形船も良い被写体です。 フィルム時代と比べてデジタルカメラは撮影感度を上げることによって動く屋形 船を写し止めることも容易に出来てしまいます。これもまた水面への光の写り込 みがたいへん美しいです。
( photo51 : Canon EOS-Kiss-Digital-N + SIGMA50-200mmF4-5.6DC/OS/HSM )  雨の日だからといって撮影をあきらめることはありません。雨の日には雨の日 の風情があります。濡れた路面に夜景のイルミネーションが写り込んで、光がま すます綺羅びやかに見えます。傘を差してよりそうカップルも良いワンポイント になるでしょう。
( photo52 : Canon EOS-Kiss-Digital-N + SIGMA50-200mmF4-5.6DC/OS/HSM )  夜景撮影は生徒さんには大好評でした。 露光時間を変えることによって肉眼とは違う様々な表情が写し込めるところが楽 しいのでしょう。 ●-------- トリコシアキオ・デジタルフォトスクールご案内ページ --------● http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2009/2009-08-04.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2009/08-04/2009-08-04.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  季節を越えてお届けする尾瀬からの便り、今週は前回の偵察をふまえて6月上 旬に1泊2日で再び尾瀬を訪問したのでその様子をお届けいたします。  雨の上がった朝、ビルの谷間に差し込む美しい朝の光に期待をふくらませての 出発です。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  車のフロントガラスについた沢山の雫は昨夜の雨がもたらしたものです。ダッ シュボードの上に取り付けたカメラで車の走行の様子を自動撮影していますが、 その雫が丸い光りボケとなって大変美しい。
( photo02 : PENTAX Optio-A30 )  東名高速道路〜環状八号線〜関越道をひた走って尾瀬を目指します。
( photo03 : PENTAX Optio-A30 )  群馬県の沼田市に到着しました。尾瀬に入る前に、近隣の温泉でシャクナゲが 咲いていたことを思い出し、立ち寄ります。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  唱歌「夏の思い出」の中に出てくる「シャクナゲ色にたそがれる♪」の一節の 中に出てくるシャクナゲの花を撮影するためです。
( photo05 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AiAF-MicroNikkor70-180mmF4.5-5.6D )  シャクナゲの撮影を済ませて一安心。さて尾瀬へ向かいましょう。その途中で 蕎麦屋さんが眼に着いたので偵察してゆきましょう。ただし、これは教科書会社 の仕事とはまったく関係ない個人的な興味からなのですが。(笑)
( photo06 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  お店の中は純和風の素敵な造りでした。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  メニューはいたってシンプル。「そば」しかありません。しかしこのほうが そば専門店として信頼がおけます。そばもうどんもどちらも出す、というところ は信用がおけません。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  すのこを通して和らげられた夏の光が部屋の中に差し込みます。外は暑いけれ ども部屋の中はとても涼しく。避暑地の夏を思わせてくれます。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  出されたそばは粗挽きで歯ごたえがあり、とても爽やかな味わいでした。この シンプルさがそばという食べ物の一番の魅力なのです。
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  部屋の各所に置かれたアンティークな(古風な)アクセサリーも見逃せません。 昭和の初期にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。このあたり、 にくい演出です。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  さて、そばでお腹を満たしてから戸倉の駐車場に到着しました。空には相変わ らず夏空が広がっています。
( photo13 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  登山靴に履き替えて、装備を調えます。いつものことながら、入山前の緊張感 が高まってゆくこの時間が好きです。
( photo14 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  乗り合いバスに乗車して尾瀬の鳩待峠を目指しましょう。
( photo15 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  鳩待峠に到着です。もう何回となく訪れた場所です。爽やかな初夏の空、新緑 の緑が眩しい季節です。
( photo16 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  入山してすぐ、登山道の脇にある新緑の爽やかさに心を奪われてしまいました。
( photo17 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  その爽やかさの印象をより強くしてお伝えしたい。その気持ちを込めて4回ほ どシャッターを切り、多重露光でその姿を写し止めたのです。
( photo18 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  見上げれば太陽の光はまぶしく、その光を透かす新緑の葉たちは萌葱色に染まっ て輝いています。爽やかな空気とあいまって、私たちの見も心も洗い流してくれ るようです。
( photo19 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  その新緑の光の下、木道を淡々と歩いて尾瀬ヶ原を目指してゆきましょう。
( photo20 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  先週に引き続き、また至仏山が姿を現しました。残雪の白い衣をまとい、新緑 の木々たちを従えてそびえています。頼もしくも優しい母のような山です。
( photo21 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  山ノ鼻のテント場に到着しました。ここにテントを張って、小さいながらも取 材の基地とします。
( photo22 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )
( photo34 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  まだ光は残っています。周辺の散策をしておきましょう。
( photo23 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  木道脇にはたくさんのミズバショウが花を開かせています。その可憐な姿が眼 にとまり、さっそくクローズアップ撮影してみます。三脚を立てるのももどかし く、木道に腹ばいになっての撮影です。美しい写真を撮るためには自分の姿格好 など気にしてはいられません。
( photo24 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  苦労の甲斐あって貴婦人のような気品を感じさせるミズバショウの姿を写し止 めることができたのではないかと思います。これもまた教科書会社のイメージ素 材として採用されるといいのですが。
( photo25 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AFDC-Nikkor105mmF2D )  シャクナゲとミズバショウのクローズアップ写真を抑えて一安心です。さらに 周囲の散策を続けましょう。湿原のダケカンバたちは徐々に緑の葉を開かせ始め ていました。雪解けの時期を過ぎてこれから夏にかけて生命の力をほとばしらせ ようとしつつある植物たちの息吹を感じてレンズを向けて見ます。
( photo26 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  遠くにあるダケカンバを望遠レンズを使って引き寄せて撮ってみました。 自分の心の印象に残った部分を切り出すのに望遠レンズはうってつけです。 さらに私が得意とする多重露光のテクニックで絵画的な雰囲気を加味してみます。
( photo27 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AFDC-Nikkor105mmF2D )  さらに感じ入ったのは、雪どけの湿原に次から次へと花穂を開かせているミズ バショウたちのエネルギーです。
( photo28 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  折しも西に傾きかけた太陽の光が湿原の水面に投げかけられ、それを背にした ミズバショウのシルエットの姿がとても印象的でした。
( photo29 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AiAF-MicroNikkor70-180mmF4.5-5.6D )  露出を変えながら何枚も何枚も粘って撮っていました。
( photo30 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + AiAF-MicroNikkor70-180mmF4.5-5.6D )  展示された作品だけ見るとすぐ撮られたもののように見えますが、この場所だ けで100枚くらいは撮影したでしょうか。
 構図やアングルを変えながら、また湿原を渡る風の様子によって水面のさざな みの形状も微妙に変化してゆきます。 だから納得のゆくまで何枚も何枚も撮影するのです。せっかく訪れた一期一会の チャンス。妥協をしていたら後悔だけが残ります。
( photo32 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  偵察撮影を終えて、テント場に戻るころ、空には夕闇の色が迫り、西の空には 太陽を追うようにして傾きかけた月がその光を増していました。
( photo35 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  太陽の残した光が西の空をほんのりと染めてゆきます、これが「夏の思い出」 の作詞家が眼にした「シャクナゲ色の光」なのでしょうか。
( photo36 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  そのシャクナゲ色もすっかり薄まり、それに代わるようにして月の光はますま すその輝きを増して行きました。
( photo37 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  その月の輝きはいつまで続くのでしょうか。明日は晴れてくれるでしょうか。 期待と不安を胸に、冷え込みゆく湿原の空気を肌身に感じつつ、テントの寝袋に 潜り込んで眠りについていったのです。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Canon EOS-Kiss-Digital-N → http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdn/
Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://panasonic.jp/dc/fx35/
FUJIFILM FinePix-S5Pro → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs5pro/
PENTAX Optio-A30 → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-a30/
Panasonic LUMIX DMC-LZ10 → http://panasonic.jp/dc/lz10/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw4.6 にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  雑誌原稿執筆、写真教室、撮影会準備、スケジュール過密のため、恐れ入りま すが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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