2009-09-22 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第347号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★




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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img07431 "The sea for surfers." 『サーファーのための海』 Img07479 "Flaming Sun." 『燃え立つ太陽』 Img07554 "Warmth of mother." 『母のぬくもり』 Img07628 "Remembrance of spring day." 『春の日の思い出』 Img07708 "The pattern of beauty." 『美しき紋様』 Img07730 "The morning of pond." 『池の朝』 Img07804 "Whisper of rose." 『バラのささやき』 Img07926 "Look up and today is fine." 『見上げてごらんよ』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.雑誌『フォトコン』(毎月20日発売)にトリコシの記事が連載中です。 --------------------------------------------------------------------------
 雑誌「フォトコン」は全国の写真愛好家に向けて情報を発信する写真総合誌で す。 (※2008年に「日本フォトコンテスト」を改名し「フォトコン」として生ま れ変わりました)  2009年1月号より、トリコシの執筆する記事の掲載が始まっています。  2009年10月号の掲載情報は下の通りです。 ◆1.「デジタルの正道」(182ページ)  今月のテーマは「RAW現像テクニック(2)」です。  先月号でRAW現像の仕組み、JPEGとRAWファイルの相違、メリットデ メリットなどについて解説し、ホワイトバランス、露光量、黒レベルなどの 基本的なパラメータの解説を行いました。  今月号では、RAW現像の主要なパラメータの残りの部分「明るさ」「コント ラスト」「彩度」「シャープ」「ノイズ低減」などのパラメータについて解説を 行っています。  2ページの限られた枠でお伝えできることに限りはありますが、みなさんのR AW現像の参考になれば幸いです。  より詳しくRAW現像のことについて学びたい方は、トリコシのデジタルフォ ト教室にて実習を行っています。ご興味ある方は次のコーナーをご覧ください。  ご興味のある方はぜひ書店に立ち寄ってお買い求めください。 ★↓下記のページからは、お得な年間購読のお申し込みが簡単にできます。★ http://tory.com/j/others/photocon-request/
-------------------------------------------------------------------------- ■2.トリコシ・デジタルフォトスクール横浜校・上級講座『RAW現像(1)』 --------------------------------------------------------------------------  トリコシが主宰する写真教室の横浜校が 去る9月14日に横浜市の「かながわ労働プラザ」にて開催されました。  今回のテーマは皆さんお待ちかねの「RAW現像実習(1)」です。  RAW(ロウ)は日本語に直すと「生(なま)の」「未加工の」という意味が あります。  デジタルフォトで一般に普及しているJPEG画像はイメージセンサーで受け 取った光信号に対して各種の変換や画像処理を行った上で保存されているので情 報の多くが捨てられてしまっています。  その点、RAW画像はイメージセンサーで受け取った情報の多くが未加工の状 態で保存されています。  それを「RAW現像」と呼ばれる処理を行う事により、自分の表現意図を反映 した作品作りが高品質で行えるというわけです。  といいつつ、興味はあるものの「ちょっと難しそうだな」と思っている人が多 いのではないでしょうか。  この教室ではそんな方々のためにRAW現像の実習をなるべく分かりやすくお 伝えするのが目的です。  まずはデジタルフォトの仕組み、「画素」や「階調」について基本的な解説を 行います。
 まず問題となるのはRAWファイルはメーカー固有の形式なので専用のソフト でないと閲覧できないということ。JPEGのようにパソコンにコピーしただけ でミニ画像がでるものではありません。そのあたりで戸惑う人が出てしまいます。
 実際にRAWファイルのサンプルをお配りして、それをノートパソコン上で開 き、調整をしてもらいます。
 習うより慣れろ、やはり本を読んだだけでは分からない点が実習で体感できる ということで、今回の講習はご好評いただいたようです。 (今までの講習の中で最も質問が多く飛び出しました)  今月は9月30日に松田校にて同様のRAW現像実習を行います。 そして10月にはRAW現像実習の(2)を予定しております。  さらに実益のある講習を目指して頑張りたいと思います。 ●-------- トリコシアキオ・デジタルフォトスクールご案内ページ --------● http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ この取材の様子を地図ソフトでご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2009/2009-09-22.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2009/09-22/2009-09-22.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  このブログは週一回のペースで配信されているわけですが、その間にも取材 や撮影会でトリコシは各方面に出かけています。  大きなイベントとしては7月から8月にかけて北海道撮影会がありまして、そ の様子もお伝えしたいのですが、良いシーンの連続で撮影枚数が多く、RAW現 像処理が追いつかずにいます。  そのためしばらく直近の取材の様子をお届けすることになります。北海道の風 景を楽しみにしている方には申し訳ないのですが、いましばらくお待ち下さい。  さて、先週まで北アルプス・剱岳の様子をお届けしました。連続して山岳風景 だと飽きてしまうのではないかと危惧していますが、しかしどうかご容赦下さい。  場所は北アルプスの南部にある「笠ヶ岳」(かさがたけ)という山です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.33.11N36.18.48&ZM=5
 笠ヶ岳は岐阜県、飛騨山脈の中にある名峰で、標高は2898m。日本百名山 のひとつに数えられています。  飛騨地方、岐阜県側から望むと文字通り「笠をかぶった」ような優美な山頂部 を持ち、古くから山岳信仰の対象として崇拝されてきました。  笠ヶ岳が有名なのは、西暦1828年に槍ヶ岳登頂を果たした「播隆上人」 (ばんりゅうしょうにん)が、その5年前、この笠ヶ岳の再興のために登頂し、 その山頂から神々しい槍ヶ岳の姿を見て登頂を大願を抱いたエピソードが有名だ からです。  そのため言うまでも無く、この笠ヶ岳そしてそこへ向かうルートは、槍ヶ岳や 穂高連峰の一級の展望地なのです。  今週と来週の2週にわたって、その笠ヶ岳への山旅の様子をお届けいたしましょ う。 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  飛騨地方(岐阜県・高山)の名山、笠ヶ岳に登るには、岐阜県にある新穂高温 泉郷がスタート地点になります。  安房トンネルの開通により信州と飛騨地方の往来も楽になりました。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  歩き始めて左に見えるには錫杖岳(しゃくじょうだけ)の雄姿です。ご覧になっ て分かるように屏風のような岸壁を持ち、ロッククライミングのルートがある山 として登山者には有名です。
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  本日は移動性高気圧の影響で素晴らしい晴天に恵まれました。道ゆく登山者の 表情には笑顔が見えます。
( photo03 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  まずは林道を1時間半ほど歩いて「わさび平小屋」に到着しました。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  小屋の前には「買ってくださいな」と言わんばかりに冷やされた缶ビールがぎっ しりと箱に詰まっていました。
( photo05 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )
( photo06 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  冷えた缶ビールも魅力的ですが、なんといっても小屋の脇にある清流の水が冷 たくて美味しい。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 ) それもそのはず、わさび平という名前があるくらいですから、ここでは以前わさ びが栽培されていたはずです。そしてわさびは水の綺麗な場所でなければ育たな いので、この沢の水は綺麗で美味しいのです。  水の綺麗なところに美しい森がある、というわけで、この周辺のブナ林は 美林として知られています。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  秋にはきっと黄葉が素晴らしいことでしょう。
( photo10 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  ここから林道を離れて登山道に入ることになります。ここでようやく槍ヶ岳の 姿を拝むことが出来ました。
( photo11 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  遠くにほんのちょっぴり見えるだけです。しかしその穂先が見えると、俄然 「よし頑張ろう」という気持ちになってくるのです。  山萩でしょうか。小さくて可愛らしい紫色の花です。
( photo12 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  風にゆらゆらと揺れて写真には撮りづらい花ですが、しかし根気強く待って撮 ることができました。  途中、秩父沢(ちちぶさわ)という大きな沢を横切ります。その沢の遡った先 には「秩父平」という山上の庭園があると聞いています。明日はそこも立ち寄れ ることでしょう。
( photo13 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  秩父沢からはゴロゴロした岩場を登って行きます。ブログではすぐに着きま すが(笑)、けっこうな山道なのです。
( photo14 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  こうして「鏡平」と呼ばれる場所へとやって来ました。山の斜面の途中が台地 状になっている珍しい場所です。
( photo15 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  この場所に「鏡平山荘」があります。これが本日の宿泊場所です。(本当はテ ント泊にしたかったのですが、この鏡平は環境保全のためかテント禁止なのです)
( photo16 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )
( photo17 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  この鏡平山荘のテラスからはご覧のように槍ヶ岳を眼前に望むことができる素 晴らしい場所なのです。
( photo18 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  そして台地には水がたまり「鏡池」をはじめとする美しい池が点在しています。
( photo19 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  水面に映り込む夏山の風景。このような場所でゆったりと時間を過ごすのが 慌ただしい現代社会にあっては何よりの贅沢ではないでしょうか。
( photo20 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )
( photo21 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )
( photo22 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  そして鏡池に映り込む槍ヶ岳の雄姿。夕暮れ時、にわかに雲が晴れ、その尖鋒 は薄紅色に染まっていました。
( photo23 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )
( photo24 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  風がないで文字通り鏡のようになった水面に槍ヶ岳の切っ先が映り込みます。 待っていたこの風景、2回目に訪れる場所ですが、カメラに納めることができて 私は幸せです。
( photo25 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  この場所にいる誰もが、美しい姿を見せる槍ヶ岳に注目しているようでした。
( photo26 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  水面に映り込む槍ヶ岳の撮影をしていたらすっかり暗くなってしまいました。 しかし天候に恵まれて屋外での食事も問題なくできます。標高2300mのこの 場所では9月に入ったこの時点でもうすっかり冷え込んでいましたが、しかしラ ンタンの明かりが暖かく、その柔らかい光の下で慎ましくも贅沢に感じられる夕 食を済ませたのです。
( photo27 : Panasonic LUMIX DMC-LZ10 )  さあ、これで荷物をまとめて寝床に向かいたいところですが、しかしまだ夜の 撮影は終わりません。そう夜の19:00には満月が東の空から昇ってくるから です。  再び鏡池へと向かいます。すると満月は既に地平線を昇っているらしく、槍ヶ 岳の背後の空と雲がうっすらと亜麻色に光り始めていたのです。
( photo29 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  槍ヶ岳の山頂部にはちょうと流れる雲がありましたが。月はその向こうから流 雲を照らしながらみるみるうちに明るくなり、それがかえって山の脈動する様子 を私たちに伝えてくれるようです。
( photo30 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  淡い光の下、自然とカメラは長時間露光となります。30秒もシャッターを開 け続けていると流れる雲が写り込み、それは肉眼を越えた自然のダイナミズムを 私たちに伝えてくれるのです。
( photo31 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  そして天空を覆っていた雲が去った後には、美しい満天の星空が頭上に広がっ ていました。
( photo32 : PENTAX K200D + SIGMA17-70mmF2.8-4.5DC )  この星空を静かに眺めていると、自分が生まれる遙か以前の太古の昔からこの 星たちは輝いていて、そして自分がこの世界を去った後も、この星たちは微かな がらも永遠に近い歳月に渡って輝き続けるのだと思うと。その小さな瞬きの一つ 一つがとても愛しい物に思えてきました。  この星空の様子なら、明日も晴天が期待できそうです。 満ち足りた思いを胸に、山荘の部屋に戻って布団にくるまったのでした。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ PENTAX K200D → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/slr/k200d/
Panasonic LUMIX DMC-LZ10 → http://panasonic.jp/dc/lz10/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw5.5 にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  雑誌原稿執筆、写真教室、撮影会準備、スケジュール過密のため、恐れ入りま すが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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