2010-02-23 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第369号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★






=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
§1.ギャラリー更新情報
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img07461 "A lanthanums in handmade." 『手作りのランタン』 Img07491 "Whisper of small plum blossoms." 『小梅のささやき』 Img07515 "An aerial photography of Tomei expway." 『空撮・東名高速道路』 Img07560 "A greeting of Meerkat." 『ミーアキャットのご挨拶』 Img07629 "A dress circle." 『特等席』 Img07637 "The peaks of severe winter" 『厳冬の山々(赤岳と阿弥陀岳)』 Img07642 "The place of moon set." 『月の降りてゆくところ』 Img07662 "Spring star have a lot of spark." 『元気いっぱいのハナニラ』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.『クラブ・フォトバード写真展2010』いよいよ明日から始まります --------------------------------------------------------------------------
 鳥越が主宰する写真クラブ『クラブ・フォトバード』の写真展、 明日からいよいよ前期(小田原会場)が始まります。  ブログが発行される本日は搬入の日、鳥越の指導の下、会員&受講生の皆さ んが搬入にいそしんでいることでしょう。 (できたら初日の様子をブログでお届けしたかったのですが、巡り合わせの悪 さですね)  力作が揃っていますので、お近くの方はぜひ会場にいらしてください! ● クラブ・フォトバード写真展2010 ≪小田原会場≫ ● 2010年2月24日(水)〜3月1日(月) am10:00 - pm6:00 (※最終日pm5:00まで)(※入場無料※) ≪会場≫ ギャラリー新九郎 小田原市栄町2-13-3 伊勢治書店本店3F TEL:0465-21-3386
 なお、3月には後期(横浜会場)でも開催されます。 小田原会場とはまた違った傾向の作品が展示されますので、こちらもどうぞお楽 しみに! ● クラブ・フォトバード写真展2010 ≪横浜会場≫ ● 2010年3月10日(水)〜3月15日(月) am10:00 - pm6:00 (※最終日pm5:00まで)(※入場無料※) ≪会場≫ かながわ労働プラザ・1Fギャラリー 横浜市中区寿町1-4 JR石川町駅徒歩3分 TEL:045-633-5413
---------------------------------------------------------------- ◆ クラブ・フォトバードの詳細はこちらをご覧下さい ◆ ---------------------------------------------------------------- http://tory.com/j/lecture/index_ClubPhotoBird.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ このコーナーの写真を地図ソフト上でご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2010/2010-02-23.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2010/02-23/2010-02-23.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて先週は上高地撮影会の第一回目をお送りしましたが、「いよいよこれから」 というところで終了してしまったので欲求不満に陥った人も多いのではないでしょ うか。  今週はおまちかね、冬の上高地雪景色の後半をお届けいたします。  未明のころに釜トンネルに入った一行。トンネルを出る頃にはあたりは薄暮の 光に満たされていました。  その淡い光に照らされて穂高の山々が眼前にそびえていたのです。
( photo01 : Nikon D700 + TamronAF28-300mmF3.5-6.3XR Di/VC/LD )  トンネルを出て45分くらいでしょうか。大正池の手前まで到着しました。こ こまでくれば穂高の山々が手に取るように見えます。参加者の方々はめいめいに 三脚を広げて撮影を開始しました。
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  その大正池。今年はあまり凍結していないようです。雪の量も例年に比べると 少ないようで、木々に付着する霧氷は少なめ、ちょっと残念ですが、しかし穂高 の山々の白い神聖さは失われることはありません。
( photo03 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  その峰々に朝の光が徐々に強まって当たり始めました。神々しいばかりの白い 輝きです。
( photo04 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )
( photo05 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  さあ、さらに先を目指して歩いてゆきましょう。幸い足下の雪は割合に締まっ ていて長靴やトレッキングシューズでも(いわゆる「つぼ足」の状態でも)歩い てゆくことができます。
( photo06 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  大正池のほとりまで来ました。水面越しに穂高連峰を望むことができます。み なさん夢中になって撮影に熱中しています。みなさん(失礼ながら)ご高齢であ りながらとてもお元気。やっぱりいくつになってもワクワクする心、ときめく心 を大切にしているからお元気なのでしょう。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  さて梓川が沼地のように入り組んでいる遊歩道にやってきました。冬でも凍る ことのない梓川の水の流れはどのような風景を作ってくれるのでしょうか。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  昨年の同じ場所に比べて水の浸食による木々の傷みが進んでいて森の風景は様 にはなりませんでした。しかしカメラを下に向けると水面の波紋がとても美しく、 まるで大聖堂の壁画のような重厚感を醸し出していました。
( photo09 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  大正池の水面に風が渡るとさざ波が生まれます。その様子もまたとても美しく てついレンズを向けて見たくなるのです。
( photo10 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  見上げれば天気はいつしか晴朗に。その朗らかな光を胸一杯に受けるようにし て、上高地の衛兵「焼岳」がそびえ立っています。
( photo11 : Nikon D700 + TamronSP90mmF2.8マクロ )  さあ、たっぷりと写真を撮ったらそろそろ帰路に移ることにしましょう。 帰りはちょうど逆光線の方向になります。  すると大正池付近では見られなかった霧氷が、道路周辺の木々にあり、それが 逆光線によりきらきらと輝いていたのです。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  凍っている時は気がつかなかったのです。それが太陽の光を受けることにより 温められ、水滴となって輝き始めたから気がついたのでした。
( photo13 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  小枝のひとつひとつの先で氷から水へと変化して輝く雫たち。とても透明で清 らかで、見ほれてしまうような美しさです。
( photo14 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  見上げれば太陽が山の端から顔を出して輝いていました。もしこの森を抜けて 飛び上がることができたら、どこまでもどこまでも、この空の青さは限りなく続 いているのではないかと思えるような澄んだ青空でした。
( photo15 : Nikon D700 + AF-S Nikkor16-35mmF4G/EDVR )  小枝の先で輝いている霧氷たちが見えるでしょう。
( photo17 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  そこへ思い切りレンズを近づけて奥の霧氷にピントを合わせると「前ボケ」に なって幻想的な写真になります。溶けた氷の水滴の中ではプリズム効果によって 光が虹色に分散するからです。
( photo18 : Nikon D700 + TamronSP90mmF2.8マクロ )  花にしろ霧氷にしろ「水滴」が輝いている時はとても美しいものです。しかし 眼で見たときの印象と写真に仕上がってきた時の印象はかなり異なるもの。 それを再現する一つの演出テクニックが「クロスフィルター」を使って見ること です。
( photo19 : Nikon D700 + TamronSP90mmF2.8マクロ )  ご覧のように強い光のあるところに光条が出ます。 (これが無いと輝き感が伝わらないのです)  光り輝いているものをより印象深く作品にするために、私は時折「多重露光」 のテクニックを使います。この時も霧氷の木々たちの奥と手前にそれぞれピント を合わせた画像を合成して一枚の絵に仕上げてみました。
( photo20 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  本当に透明な、白いパステルで描いたような作品ができて満足です。  昨夜は小枝の隅々まで冷たい空気に覆われていたのでしょう。太い枝、細い枝、 くまなく薄氷に覆われていました。そしてそれが今は太陽の光で溶かされて微細 な雫となり、繊細に輝いています。
( photo21 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )
( photo22 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  日が進むに連れて他のハイカーがどんどんと上高地にやってきました。みなさ ん朗らかな顔をされています。皆この霧氷の風景に感動しているのでしょう。言 葉を交わさずとも表情からそれが分かるのです。
( photo23 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )
( photo24 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  焼岳に雲がかかり始めました。晴朗な山の姿も良いですが、やはり雲が湧いた ほうがダイナミックな雰囲気が伝わってきます。
( photo25 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  力強い山々の姿。その一方で森の木々や葉たちはとても繊細な存在です。晩秋 から散ることなく枝先に残って、今この冬を奇跡的に過ごそうとしている枯れ葉 の姿を見つけました。
( photo26 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  その葉も昨夜は氷に覆われていたのでしょう。今は太陽の光で温められて、彼 もまた美しく輝き始めました。最盛期の黄葉の輝きを思い起こさせるような姿で す。  散ることのない常緑樹の葉も氷細工のお菓子のような姿になっていました。
( photo27 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  その枝先のひとつをマクロレンズでクローズアップしてみましょう。氷と水の 狭間を行き来し、変幻自在に形を変えるH2Oという物質の不思議さがかいま見 えます。そこには無数の分子の輝きが封じ込められているようです。
( photo28 : Nikon D700 + TamronSP90mmF2.8マクロ )  水(水蒸気や氷は水の別の姿)という物質が地球上に当たり前に存在している ようでて、しかし生物が生命を維持してゆく上でとても貴重な物質であることは 皆さんもご存じでしょう。  そして同時にその水の存在のために風景がなぜこれほど美しく変化するのか、 とても不思議で神秘的なことのようにも思えます。
( photo29 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  このような素晴らしい風景に出逢えると、当たり前様でいて、しかしいつもそ のことの不思議さに思いを巡らさずにはいられません。  さて、上高地の冬景色を堪能した一行は釜トンネルを目指してひたすら歩いて 戻ります。
( photo30 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  10%のしんどい登りだった釜トンネルも下りは足取りも軽やかです。
( photo31 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  再び中ノ湯温泉の宿に戻ってきました。昨日は夕暮れ時に拝んだ北アルプスの 山々は今では太陽の光を受けて朗らかに輝いています。
( photo32 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  これはホテルの正面にそびえたつ霞沢岳の雄姿。
( photo33 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  そしてこれは前穂高岳の真っ白な姿です。
( photo34 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )
( photo35 : Nikon D700 + TamronAF28-300mmF3.5-6.3XR Di/VC/LD )  風景を眼で楽しんだ後は、今度はお腹を一杯にする番です。信州と言えばやっ ぱりおそば。そしてたっぷり歩いてちょっと物足りなく感じたので「さくら丼」 をセットでつけました。(さくら丼は馬肉を使っています)
( photo36 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  素晴らしい風景に出逢えたときはそれだけで心身が満足感でいっぱいになり、 それほどお腹がすかないと私は感じていますが、しかし、それはそれこれはこれ。 やっぱり美味しいものを眼にするとついつい食べてみたくなるのです。  素晴らしい冬景色に出逢えた撮影行で参加者の方々はもちろんご満足されたよ うで、私も大変嬉しく思います。  このような自然の素晴らしいシーンを、写真を通してご覧いただくだけでなく、 あるいはこのような撮影行でご一緒することにより、皆さんに実際に体感してい ただく。それが私の何よりの幸せなのです。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Nikon D700 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d700/
Panasonic LUMIX DMC-FP8 → http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMC-FP8
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw5.6にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  雑誌原稿執筆、写真教室、撮影会準備、スケジュール過密のため、恐れ入りま すが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
※ご意見ご感想などは ( akio@mail.tory.com ) までお寄せください。 ※このブログは等倍フォントでご覧になることをお勧めします。 ※このブログは自然風景写真館 ( http://tory.com/
) から登録された方、  および、旧・自然風景写真館にご来館いただいた方々にお出ししています。 ※ブログの購読停止をご希望の方は、以下のURLにアクセスしてください。 -------------------------------------- ★自然風景写真館ブログ購読解除ページ -------------------------------------- → http://tory.com/j/others/mailmagazine.html
 もしどうしても解除できない時は、 ( akio@mail.tory.com ) にご連絡ください。 ※メールアドレスご変更の方法は、お手数ですが、一度解除いただいてから、  新しいメールアドレスで再度ご登録ください。 --------------------------------------------------------                自然風景写真家・鳥越 章夫      E-mail:akio@tory.com WebSite: http://tory.com/
--------------------------------------------------------
 
 
2010-02-23 Back to HomePage
(C) Nature Photographer Akio Torikoshi , All Right Reserved.