2010-03-02 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第370号をお届けいたします。



★☆★ このブログは下記のページにアクセスすると快適に覧になれます ★☆★






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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img07047 "The night view of Kokura." 『小倉の夜景』 Img07049 "Autumn of Aso." 『阿蘇の秋』 Img07051 "The sea of Japanese pampas grass." 『ススキの海』 Img07139 "Mt.Kasagatake in Shiga highland." 『志賀高原の笠ヶ岳』 Img07202 "Seaside after sunset." 『夕照の海岸』 Img07259 "Mt.Hotaka is covered by first snow." 『初雪の武尊山』 Img07346 "The legend of dragon." 『竜の伝説』 Img07357 "A sunny cherry blossoms." 『桜色が降り注いで』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■1.『クラブ・フォトバード写真展2010・小田原会場』終了しました --------------------------------------------------------------------------  鳥越が主宰する写真クラブ『クラブ・フォトバード』の会員による写真展。 前期(2010年2月24日〜3月1日)は主に県西方面の会員が中心になって 小田原会場(ギャラリー新九郎)にて開催されました。  まずは準備の様子からお届けしましょう。  搬入&飾り付けは会員の方々が中心になって行うので鳥越は指示をだすだけで 楽をさせてもらっています。
 私の個展でもそうですが、ただ飾るだけではなく、DVDなどのデジタルコン テンツも充実しています。今回は展示作品のスライドショーに加えて、クラブの 活動風景(写真教室、撮影会など)のスライドショーの2本立てのコンテンツが 封入された贅沢なもの。
 写真展会場で見て帰るだけでなく、ご家庭に戻っても再度楽しめるようにとの 配慮からです。
 本来なら有料で販売したいくらいなのですが、しかしDVD−Rはプレス式の DVDと違ってプレーヤーとの相性問題があり、「見られない」といったクレー ムがありえます。そのときの対応が大変なので、無料でプレゼントという形にし ました。(無料配布ならトラブルがあっても「まあいいか」と許してもらえるの ではないでしょうか)  会場が広いので、中央にモニタディスプレイを設置。そしてミニノートを接続 してクラブの活動風景のスライドショーを流すようにしました。
 こうしたコンテンツの制作や準備はなかなか楽ではありませんが、しかし毎回 こうしたものが充実してゆくのは楽しく嬉しいものです。
 さて、昨年の展示ではパネルや額が会員まかせでバラバラの状態でしたが、今 回はパネルをフジカラーの「ギャラリーパネル」で統一しました。  このパネルにはガラスが無く、非常に軽量でかさばらず、持ち運びが楽にでき ます。
 そしてマットをマグネットで取り外しすることができ、中身のプリントを取り 替えることも簡単にできます。  初期投資が6000円ほどと、安価ではありませんが、しかし何回でも再利用 できるので、長く使う分にはお得と言えるでしょう。  なにより展示方法が統一されているのは見ていて実に気持ちが良いものです。 美しい展示に仕上がり、私も会員の皆さんも大満足です。
搬入&展示作業も2回目となると会員の方々も手慣れたもので、いつもなら夕方 までかかってしまう作業が今回は2時半くらいで終わってしまいました。  さて、いよいよ開場です。
 前回にも増して美しい展示内容に、ご来場された方々はとても感心されていた ようです。
 あいにく土日の天候が悪く、日曜日には地震と津波の影響で鉄道が一時ストッ プしてしまうといったトラブルもあったためか。思ったより入場者数は伸び悩み。 目標の400名には届かずに323名という数字に止まったのは残念でした。
 宣伝の方法も上手くやればもっと入場者数を増やすこともできたでしょうが、 しかし結果の数字はともあれ、会員の皆さんにとってはこうして美しい展示を完 成されることができたという結果が、今後の写真ライフにとって大きな自信になっ たのではないでしょうか。 ★今回の写真展のパンフレットをダウンロードできます!★ ・下のURLをクリックしてPDFファイルをゲットしてください。 http://tory.com/j/club/exhibition/2010/pamphlet-2010-odawara.pdf
★今回の写真展のスライドショーをご覧になれます!★ ・下のURLをクリックするとスライドショーページが開きます。 http://tory.com/j/club/exhibition/2010/slide-odawara/
・ページ下部にマウスをかざすと、「→」マークが出るので、  それをクリックすると自動的にページが切り替わります。 鳥越章夫フォトスクールで腕を鍛えた皆さんの自信作をどうぞご覧下さい! 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  小田原会場の作品も素晴らしかったですが、3月10日からは、なんと今度は 横浜会場でも作品展が開催されます。  ひとつぶで二度おいしいお菓子のような写真展ですね。(笑) ● クラブ・フォトバード写真展2010 ≪横浜会場≫ ● 2010年3月10日(水)〜3月15日(月) am10:00 - pm6:00 (※最終日pm5:00まで)(※入場無料※) ≪会場≫ かながわ労働プラザ・1Fギャラリー 横浜市中区寿町1-4 JR石川町駅徒歩3分 TEL:045-633-5413
 こちらもまた素晴らしい作品が揃っていますので、ぜひ足をお運び下さい! ---------------------------------------------------------------- ◆ クラブ・フォトバードの詳細はこちらをご覧下さい ◆ ---------------------------------------------------------------- http://tory.com/j/lecture/index_ClubPhotoBird.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ このコーナーの写真を地図ソフト上でご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2010/2010-03-02.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2010/03-02/2010-03-02.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、3月に入り、町や野山では既に春の兆しが見え始めていますが、今回の ブログでは昨年の冬に少し時間を戻して、冬の乗鞍高原散策の様子をお届けし ましょう。  乗鞍高原は標高が高い割にはスキー場などの人口施設が多く、気軽に冬景色の 散策ができる場所として有名です。 http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.37.17N36.6.6&ZM=5
 さて、梓川沿いの国道をひたはしります。深い渓谷を切り開いて作られたトン ネルをいくつか抜けると。。
( photo01 : PENTAX Optio-A30 )
( photo02 : PENTAX Optio-A30 )  白銀の乗鞍岳(3026m)が見えてきました!
( photo03 : PENTAX Optio-A30 )  本日は素晴らしい晴天に恵まれそうです。期待を胸に秘めて、スキー場の駐車 場で出発の準備を進めます。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  さて、今回のプランではスキー場のリフトを使って一気に標高を稼ぐこととし ました。
( photo05 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  さあ、リフトに乗って出発です。  ところで鳥越が黒い覆面をかぶっているのは銀行強盗をするからではありませ ん。寒さを防ぐためと日焼けを防ぐためなのです。
( photo06 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そして更につば広の帽子をかぶってサングラスを装着すれば、サンブロックは 完璧です。  愛用のサングラスはクリアタイプのものです。これは可視光線は100%透過 させて、その一方で紫外線は99%以上カットするという優れもの。  黒やスモークのサングラスだと風景を見たときの印象が変わってしまい、 作品作りに影響を与えるので、私はクリアタイプのものを装着するようにしてい ます。  しかしこれはまるで秘密戦隊の隊員のようで、見るからに怪しい格好ですなあ。 (笑)  スキーのリフトは高い位置を移動してゆくのでとても眺めが良く、遠方にある 白銀の乗鞍岳の優美な姿がまるで手に取るように見渡せます。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  眼下のスキーヤーたちは、ゆるやかな白銀のスロープを滑りながら冬の休日を 楽しんでいるようです。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  さて、リフトの終点に到着しました。春夏秋のシーズンは車でドライブがてら 立ち寄るレストハウスですが、ウィンターシーズンの今はスキー客相手のレスト ハウスになっています。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ここから乗鞍高原3大滝の一つ「三本滝」への遊歩道入口があります。
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そのはずなのですが、しかしご覧のように地面が雪ですっかり埋まっていて、 どこがどう遊歩道なのかが分かりません。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  しかしこのくらいは想定内のこと、慌てず騒がず、地形図とコンパスを取りだ して方向を定めます。
( photo13 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  こうして地形を読むことができれば、標識にたよらずとも目的地に到達するこ とができるのです。これは自然を相手にするパズルのようなもので、そしてちょっ としたスリルも味わえます。
( photo14 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  川沿いの地形にぶつかりました。この上に目指す滝があるのでしょうか。
( photo15 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そして「三本滝」のある場所までやってきました。  なんということでしょう。夏に訪れたときには流れ落ちる大量の水が轟音を生 み出し、それが谷間にこだまして、そして周囲には観光客の声で賑わっていたの ですが、その大滝はあまりの寒さに完全凍結して全く音を発していません。
( photo16 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  もちろん人っこ一人、猫一匹ここには居ません。生物の気配がないのです。  よくマンガなどで全く音のない情景を「シーン」という擬音で表現する ことがありますが、正にこの場所はそれが当てはまるくらいの完全な静寂に支配 されています。  谷の底には冷えきった空気がたまっていて、それが全く対流していないので、 まるで空気までが凍り付いたような重さに感じられます。  その静寂感に感動しつつも、この空間をなんとか写真で表現したいと思い、三 脚を伸ばしてカメラをセットし、レンズを氷瀑に向けて見ます。
( photo17 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  凍結した氷は光の屈折の関係か、白ではなく青みがかかり、ブルーアイスの状 態になっていました。
( photo18 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  まるで冬眠してしまったかのような大滝の姿。 それは生命の気配を全く感じさせませんが、しかし一方でなんという荘厳な美し さを見せてくれるのでしょうか。  その大滝に集中して向かい合うひととき。この信じられないくらいの静寂の中 で自分の心もまた静かに清められてゆくような心持ちになりました。
( photo19 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  雪と氷に閉ざされた雄大な渓谷の中でポツンとたたずむ人間はちっぽけなもの です。しかしその静けさの中で不思議に母の胎内に還って行くような不思議な安 心感も得られたのです。
( photo20 : FUJIFILM FinePix-F50fd )
( photo21 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  氷瀑での撮影は終わりました。さあ、林道の方へと戻ってゆきましょう。 凍り付いた谷間から脱出し、森には再び太陽の暖かい光が戻ってきました。
( photo22 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  森の中に突然あらわれた光彩。眼の錯覚か、それとも天使の降臨でしょうか?
( photo23 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  実はこれ。サングラスの曇りを通して太陽を見たために、虹色に見えたのです。
( photo24 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  肉眼で見ても美しかったので、サングラスの曇りの内側にコンパクトデジカメ を近づけて撮影したものでした。  一種のトリック写真ではありますが。しかし身近なものに現れた何気ない現象。 これがどうしてこんなに美しい虹色を描いたのか不思議です。自然の神秘を感じ ます。  さあ林道に出たら一気に視界が広がりました。遠くに信州の山なみが見渡せま す。
( photo25 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  林道も今は雪にすっかり埋まってそこに森の影が投げかけられていました。
( photo26 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 ) そう、こうした目の前に現れる何気ない光景こそに心が惹かれるのです。  乗鞍岳が再び姿を現してくれました。
( photo27 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  ここはとても眺めが良い場所のようです。ここで昼食としましょう。
( photo28 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ガスコンロを取りだして暖かい飲み物を湧かします。今日は天候が良いので、 鼻歌気分で食事を作ります。冬で天候が悪かったらこうは行きません。
( photo29 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  食事はインスタントの「フォー」。お米を使ったベトナムの麺料理です。あっ さりしたものではありますが、しかしこの冬景色の中にあっては全てが御馳走で す。
( photo30 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  そう、そして私の周りにあるこの雪景色や森の中の冷たい空気。ほんの少しだ け差し込む太陽の暖かい光。これら全てが私にとっては御馳走です。
( photo31 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  これがきっと、宮澤賢治がその本の中の序文で記述した「透き通った本当の食 べ物」のことだと思うのです。  さて、陽も傾いてきました。下りに向かいましょう。1時間ほど歩いてスキー 場の最上部に到着しました。
( photo32 : Panasonic LUMIX DMC-FX35 )  ここから先は安心です。スキー客の邪魔にならないように斜面の端をスノーシュー をガシガシ鳴らしながら下ってゆきます。
( photo33 : FUJIFILM FinePix-F50fd )  もうだいぶ下ってきたでしょうか。ゴールの駐車場はもうすぐです。  その途中でふと山の方を振り返ってみれば、カラマツ林の向こうに日は沈み、 そしてその残照の色彩が冬の空いっぱいに広がっていました。
( photo34 : Panasonic LUMIX DMC-LX2 )  大気はどんどんと冷えてきているのを肌身に感じます。しかしだからこそ空気 はますます冴え渡り、どんどんと透明になってゆくのを感じます。  昼と夜の中間の色彩が見られる魔法の時間。その透き通るような吸い込まれる ような色彩を、じっと暫く、見えなくなるまで見つめていました。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Panasonic LUMIX DMC-LX2 → http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMC-LX2
Panasonic LUMIX DMC-FX35 → http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMC-FX35
FUJIFILM FinePix-F50fd → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf50fd/
PENTAX Optio-A30 → http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-a30/
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw5.6にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  雑誌原稿執筆、写真教室、撮影会準備、スケジュール過密のため、恐れ入りま すが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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