2010-06-15 Back to HomePage
 

こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。

お元気にお過ごしでしょうか。

自然風景写真館ブログの第385号をお届けいたします。











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§1.ギャラリー更新情報
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 Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて
毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。
http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ■ギャラリーに追加された新作リスト Img07367 "Shukabra under the blue sky." 『蒼天のシュカブラ』 Img07375 "Zao fall asleep." 『眠りにつく蔵王』 Img07389 "Eyes of the Earth." 『大地の瞳』 Img07420 "Sunset in Tanigawa mountains." 『谷川岳の夕照』 Img07442 "Brother of dolphins." 『イルカの兄弟』 Img07445 "Whisper of lotus flower." 『ハスの花のささやき』 Img07468 "Close elephants." 『仲良しゾウさん』 Img07585 "Natural face of moon." 『月の素顔』 ■ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §2.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ■2.鳥越章夫・デジタルフォトスクールの様子をお届けします。 --------------------------------------------------------------------------  鳥越章夫のデジタルフォトスクール、松田校と横浜校、それぞれ4コースずつ 開催されています。  6月に入り、生徒さんはますますノッてきたようです。
( photo41 : Canon EOS Kiss X2 )
( photo44 : Canon EOS Kiss X2 )  こちらは松田校・レタッチ初級コースの様子。 午前中のミニ撮影会は神奈川県開成町にある「瀬戸屋敷」を訪れました。
( photo42 : Canon EOS Kiss X2 )  ちょうど裏庭で菖蒲の花が咲いていました。 花の撮影というと花だけをクローズアップしがちですが、 少し画角を広くとって背景に茅葺き屋根や障子などを少しボカして配置するのが 深みのある写真を撮るコツです。
( photo43 : PENTAX K200D )  足下の花にも目を向けて見ましょう。こちらはマツバギクの花。 花びらのパターンがとても印象的なので、小細工なしに正面から切り取ると面白 い写真になります。
( photo45 : PENTAX K200D )  今度は木立の下に入り込んで、見上げながら葉を撮影してみましょう。
( photo46 : Canon EOS Kiss X2 )  葉の一枚をクローズアップする撮り方ではなく、広角レンズで葉の密生する様 子と広がり感を撮影してみました。  オート露出だと明るさが不足しがちなので、マニュアル露出で見た目より明る く表現するのがコツです。
( photo47 : PENTAX K200D )  屋敷の中には昔ながらの囲炉裏(いろり)が再現されていました。 ちょうどおばあちゃんがゆったり過ごしているところをスナップしてみましょう。 なんとなくこのおばあちゃん、エキストラのような気がしないでもないですが。(笑)
( photo48 : PENTAX K200D ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて、こちらは、松田校レタッチ中級〜上級クラスの様子です。
 今回のテーマは「プリンタのカラーマネージメント」。 異なるプリンタで色合わせを行うのが目的です。 ご存じのように元は同じ画像データでも出力するプリンターが異なると色も違っ てしまいます。それを異なる機器間でも色がマッチするようにコントロールする 技術が「カラーマネージメント」です。
 紙面の都合で講習の詳しい様子は割愛させていただきますが、ご覧のように2 つのプリンターから出力したプリント結果が見事にマッチしました。
 詳しい内容をお知りになりたい方は、ぜひ教室に見学に来て下さい。 お待ちしております。 ---------------------------------------------------------------- ◆ 鳥越章夫・デジタルフォトスクールの詳細はこちらをご覧下さい ◆ ---------------------------------------------------------------- http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §3.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ このコーナーの写真を地図ソフト上でご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2010/2010-06-15.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2010/06-15/2010-06-15.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜  さて今週は尾瀬撮影会のレポート第2弾をお届けしましょう。  先週は鳩待峠から尾瀬ヶ原に入山して、至仏山荘(しぶつさんそう)にチェッ クインしたところで終わっていました。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )
( photo02 : Canon EOS Kiss X2 )  山小屋、山荘といっても綺麗になっていなければ現代ではお客さんが来てくれ ません。ご覧のように内装はとても綺麗で立派です。
( photo03 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  伝統的で素朴な山小屋やテント泊の多い鳥越にとっては「御殿のような」といっ たら大げさでしょうか(笑)、とても素敵な山荘でした。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )
( photo05 : Canon EOS Kiss X2 )  6月は日没が7時以降ととても遅いので、先に夕食を済ませます。
( photo06 : Canon EOS Kiss X2 )  メニューの内容は素朴なものでしたが、しかしおつゆのダシが効いていてとて もおいしい! 昨年の秋の撮影会ではキノコ汁が出ましたが、それもまた美味し かったことを思い出します。何か秘伝のタレがあるのでしょうか。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  さて、食事を済ませましたが、それでもまだ外は十分明るいので、夕暮れ時の 撮影会にでかけました。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  入山時には夕立がありましたが、しかし今は青空が見えて白い雲が尾瀬ヶ原の 上を流れてゆきます。そして湿原をびっしりと埋めている白い花はミズバショウ です。
( photo10 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  ダケカンバの新緑に夕日が差し込んで輝いていました。薄い葉に逆光線が当た ると一枚一枚が透き通るようです。美しい光景にしばし見とれていました。
( photo11 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  振り返れば湿原の反対側の木々には順光線が当たっています。さきほどの透明 な様子とは違い、同じ木々でも光線状態が変わると雰囲気がずいぶん変わるもの です。
( photo12 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  その山際に立ち並ぶ木々たちに向かって再びカメラを向けて見ましょう。
( photo13 : Canon EOS Kiss X2 )  このような逆光に輝く木々には、多重露光のテクニックが有効です。ソフトで 透明感のある描写によって木々たちの生命力をよりいっそう強く表現できるよう な気がするからです。
( photo14 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor135mmF2D )  だんだんと夕暮れが近づいてきました。湿原を渡る白い雲はいつのまにか褐色 を帯びて私たちの上空を流れてゆきます。
( photo16 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  湿原に向かって鳥越がカメラを向けています。一体何を撮っているのでしょう  か?
( photo17 : Canon EOS Kiss X2 )  まだ雪どけ間もない湿原には葦などが一方に向かってなぎ倒されています。 それを超広角レンズを使って撮影することにより迫力ある写真を撮ろうとしたの です。
( photo18 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD ) ( PhotomatixPro3.0 により生成されたHDR画像 )  肉眼で見るのとは異なる、写真ならではの表現と言えるでしょう。  参加者の方々もめいめいに三脚を立てて夕暮れの風景をカメラに収めています。 鳥越のアドバイスが作品づくりに生きてくるでしょうか。
( photo19 : Canon EOS Kiss X2 )  三脚を担ぎながら尾瀬ヶ原を散策する鳥越とそれについてゆく参加者の方々の 姿です。
( photo20 : Canon EOS Kiss X2 )  遠くから眺めると湿原の広さに対して人間の姿がとてもちっぽけで、あらため て自然の懐の深さのようなものを感じます。  そうこうしているうちに時間はどんどんと過ぎてゆきます。いつの間にか上空 の雲はますますその色を鮮やかにして、西に沈んだ太陽を追うようにして流れて ゆきます。
( photo21 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  その色は琥珀色からオレンジ色へ、そしてやがて紅色へと変化し、その微妙な 色彩は見ている私たちを飽きさせることがありません。
( photo22 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  そして太陽が沈んで大気の状態が安定してゆくにつれて、賑やかだった上空の雲 たちはいつの間にかどこかへと消え去ってしまいました。  代わりに空を覆ってゆくのは、「マジックアワー」と呼ばれる時間帯に見られ る美しく澄んだ紫紺色の帳(とばり)です。
( photo23 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  その暮れゆく空色の下、湿原の水面にはミズバショウの花が点在し、そして対 岸の木のシルエットがその水面に静かに映し出されていました。
( photo24 : FUJIFILM FinePix-S5Pro + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  さあ、夕暮れ時の饗宴は終わりました。あとはしんしんとした静寂が尾瀬ヶ原 を包み込んでゆきます。
( photo25 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  暖かいランプの光の下で、私たちもそろそろ寝床につくこととしましょう。
( photo26 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  窓の外では梢の上の一番星が私たちを見送ってくれていました。
( photo27 : Nikon D700 + AiAF DC-Nikkor105mmF2D ) 〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・  さて、翌朝は3時に起床、3時半に出発です。 外に出てみると、まず私たちを出迎えてくれたのは亜麻色に光るお月様でした。
( photo28 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  日の長い今の時期は4時半には日の出を迎えます。そのため日の出の30分前 には撮影ポイントに移動しなければならず、この時間の出発となるわけです。  山荘の玄関で皆めいめいに装備を確認します。
( photo29 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  真っ暗闇の霧の中、濡れて滑りやすい木道の上を歩き始めました。
( photo30 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  ちょっと歩くと広大な尾瀬ヶ原の湿原が私たちを出迎えてくれます。 いつの間にか周囲はうっすらと明るくなり始めていました。
( photo31 : Canon EOS Kiss X2 )  そのかすかな光の下、霧の中から浮かび上がったのは至仏山(しぶつさん)の 姿です。淡いブルーの霧と光に包まれて、まだ山は眠っているかのように静かで す。
( photo32 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  ダケカンバの間からさきほど見送ってくれた月の姿が見えます。 私たちが眠っている間に月はいつの間にか何処からかやってきて、そして今は太 陽にその座を譲り、再び眠りにつこうとしているのです。
( photo33 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  さあ、早朝の撮影ポイントにつきました。池塘ごしに燧ヶ岳(ひうちがたけ) が見える絶好のポイントです。
( photo34 : Canon EOS Kiss X2 )  6月とはいえ標高1300mの尾瀬ヶ原の朝は冷気に包まれています。朝日を 待つ体も冷えてしまいますね。
( photo37 : Panasonic LUMIX DMC-FP8 )  やがて池塘の上に燧ヶ岳の姿が浮かび上がりました。まるで海中から巨大なク ジラが姿を現したかのような錯覚に包まれます。
( photo38 : FUJIFILM FinePix-S5Pro )  そうこうしているうちに背後にある至仏山には太陽の光が当たり始めました。 いわゆるモルゲンロートのはじまりです。
( photo39 : Canon EOS Kiss X2 )  その山の姿をカメラに収めるもよし。しかし鳥越の視線は足下の湿原の小さな 水たまりに引かれていました。  そこには染まり始めた至仏山の姿が写り込んでいたのです。 そしてその脇にひっそりと咲いている水芭蕉の花が、静寂の色彩の中に ひとしずくの純白のインクを落とし込んだように、ひっそりと咲いていました。
( photo40 : Nikon D700 + SIGMA24-70mmF2.8EXDG )  それはか弱いもののように見えますが、しかし私たちの目をとらえて放さない 強い力を持っていたのです。  さあ、来週は光と霧に包まれる、尾瀬ヶ原の朝の素晴らしい光景をお届けいた しましょう。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★人気ブログランキングに応募中!  お気に入りいただけたら下のボタンをクリックして下さい。 人気ブログランキングへ ◆今回の速報写真で使用したデジカメ◆ Canon EOS Kiss X2 → http://cweb.canon.jp/e-support/qa/1055/app/servlet/qadoc?qa=053758
FUJIFILM FinePix-S5Pro → http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0073.html
Nikon D700 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d700/
Panasonic LUMIX DMC-FP8 → http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=DMC-FP8
※ 速報用写真は AdobeCameraRaw6.1にて RAW現像されています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §4. トリコシのテクニカル・ノート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  雑誌原稿執筆、写真教室、撮影会準備、スケジュール過密のため、恐れ入りま すが今週のテクニカル・ノートはお休みとさせてください。  どうかご理解ご了承お願いいたします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= §5.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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