2012-03-06 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。
毎週火曜日更新の自然風景写真館ブログ、第474号をお届けいたします。



◆今週のお気に入り◆『田代池の霧氷』(長野県上高地)

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■1.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ●1.鳥越章夫デジカメ教室グループ展2012〜茅ヶ崎会場〜終了しました --------------------------------------------------------------------------
 鳥越が主宰するデジカメ教室のグループ展が、2月29日(水)〜3月4日(日) の期間、開催されましたのでご報告します。  初日の朝は、なんと大雪です。
( photo40 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  車で会場い行ったらどんな大渋滞に巻き込まれるか分かりません。まだ電車の 方がましだろうということで、鳥越にしては珍しく、久しぶりに電車での移動で す。
( photo42 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  会場の茅ヶ崎駅前に到着しました。温暖な湘南地方でもこの日はなんと大雪で すね。在住の方が、『こんな大雪は10年ぶりくらいだねえ』とおっしゃってい ました。
( photo43 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  さて、そのような中、鳥越は会場に向かいます。 場所は茅ヶ崎駅前徒歩1分というアクセスの良い『茅ヶ崎市民ギャラリー』へ。
( photo44 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  あいにく吹雪の中の開催となってしまいましたね。 まあこれも運命と思って受け入れいましょう。(半泣)
( photo45 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  初日はそのようなこともあって50名くらいしか来られなかったのですが(泣) 2日目以降は順調に、1日、100名以上の方々にご来場いただきました。
( photo46 : Nikon D700 )  会場の様子はこのように、十分な広さがあり、パーティションを自由にレイア ウトできるため、86枚の作品を余裕を持って配置することができました。
( photo47 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  受講生は70点の作品を。
( photo48 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  講師の鳥越は16点の作品を飾らせていただきました。
( photo49 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  最終日はさすがに人が多く、200名以上の方々にご来場いただきました。
( photo50 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  最終日の16時からは、恒例となった『作品講評会』が開催されました。 都合で来られない方を除いているとはいえ、出展者が全員会場につめかけるとさ すがに壮観ですね。
( photo51 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  会場は熱気に包まれて汗ばむくらいでした。  鳥越の講評会の最大の特徴は、話だけではなく、実際に『眼で見て分かる』こ とです。  ご覧のように「レタッチ前とレタッチ後のプリント」を比較して、いかに撮影 後のレタッチが重要であるかを実感していただきます。
( photo52 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  さらには、出展者70名のうち、47名は鳥越がレタッチ&プリントを担当し たのですが、その画像データを配信いたしました。(※出展者のみにです)
( photo53 : SONY CyberShot DSC-TX5 )  出展者その画像データ(DNGファイル)を、フォトショップCSやライトルーム などのソフトに入れると、鳥越がどのようなレタッチをしたかが分かり、レタッ チの勉強の参考になるというわけです。  また、会場では、スライドショー入りのDVDや、充実したパンフレットも配布 させていただきました。 e ★☆★ パンフレットには、充実した作品データなども記載されております。 写真のページからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。 http://tory.com/j/exhibition/2012cpb/index.html
 ご来場いただいた方、開期中、受付当番を担当していただいた方、搬入、搬出 を、お手伝いしていただいた方、ご厚志をいただいた方々へ、この場を借りて改 めて感謝申し上げます。  皆さん、どうもありがとうございました。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  さて、今週は『クラブ・フォトバード』冬季撮影会の2日目をお届けしましょ う。  早朝6時に宿をマイクロバスで出発します。外の気温は−11℃くらいでしょ うか。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  釜トンネル手前までマイクロバスで送迎してもらい、そこからトンネルを歩き 始めます。勾配は10%くらいでしょうか。かなりの坂ですからゆっくり歩いて 行きましょう。
( photo03 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  ちなみに昔の釜トンネルは「おばけトンネル」と呼ばれていて、ライトも無く 真っ暗で、壁のあちこちから地下水がしみ出し、それが凍結してアイゼンがない と危険で歩けなかったものです。  それに比べたら、新しく掘られた釜トンネルはまるでハイウェイのようですね。  30分ほど歩くと釜トンネルを抜けて、あたりの風景は『雪国』に変貌します。
( photo04 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  この日の朝はあいにく曇りがちの天気でした。今のところ穂高連峰は厚い雲に 隠れて見えません。
( photo05 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  しかししばらく歩いて行くと、その雲が徐々に晴れてきて、ガスの中からまる で映画のワン・シーンのように雪化粧をした巨大な穂高連峰が姿を表したのです。
( photo06 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  その決定的シーンをカメラに収めようと参加者の人たちは夢中でシャッターを 切ります。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  大正池ごしに見る穂高連峰は素晴らしいですね。 とくに今の時期は池に氷が張っているので、それも絵になります。
( photo08 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  その水と氷が描き出す抽象模様が面白く、それらにカメラを向けて見ましょう。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  白い氷のパターンと水面に映りこむ対岸の林のパターンが、まるで一枚の抽象 絵画を見るようですね。さらに抽象的にするために、多重露光のテクニックを使っ て見ました。
( photo10 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  こちらは多重露光なしでストレートに切り取った写真です。 どのような切り取り方で見せるか、感性の見せ所ですね。
( photo11 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  夢中になって撮影していると、空から粉雪が舞い降りて、レンズフードにはら りとくっつきました。黒いフードなので、白い雪の結晶がよく目立ちます。
( photo12 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  さあ、さらに上高地の奥を目指しましょう。幸い、冬の上高地はスノーハイカー がたくさん入っているので、遊歩道の雪はよく締まっていて歩くのに苦労はあり ません。
( photo13 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  大正池のほとりにやってきました。見えそうで見えない白銀の穂高連峰がもど かしいですね。
( photo14 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  大正池の湖畔にて、うっすらと張り始めている薄氷が様々な抽象模様を水面に 描き出して、見ていて飽きることがありません。
( photo15 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  穂高連峰には雲がかかったままでしたが、時折その雲が晴れ、穂高連峰の姿が 見えたときには感動もひとしおです。
( photo16 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  そしてやがて雲は完全に取れて、白銀の穂高連峰の雄姿を目の当たりにするこ とができました。
( photo17 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )
( photo18 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  大正池での楽しいひとときを終えて、さらに奥へと進みましょう。
( photo19 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  よく晴れているため霧氷が小枝の先についています。それをマクロレンズで撮 ろうと夢中になっていますね。
( photo20 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  どんな小さなものにも目を向けて見るとよいでしょう。そこにはきっと感動が ありますよ。
( photo21 : Nikon D700 + AF-S MicroNikkor60mmF2.8G )  やってきたのは『田代池』。こんこんと地下水がわき出しているため、冬でも 凍ることがありません。
( photo22 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  その田代池の背後にある六百山の上から、そろそろ太陽が昇ってくるはずです。
( photo23 : Nikon D700 + AiAF-Nikkor28-70mmF3.5-4.5D )  寒い中、しばらく待っていると、ついに太陽が顔を出しました。
( photo24 : Nikon D700 + AiAF-Nikkor28-70mmF3.5-4.5D )  光が入ると、まるでそれまでグレーだった世界が、霧氷が輝くことによって、 一気に白銀の世界へと変貌しました。
( photo25 : Nikon D700 + AiAF-Nikkor28-70mmF3.5-4.5D )  まるで夢のような輝かしい世界の出現に、参加者たちは夢中になってシャッター を切ります。
( photo26 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  やがて梓川へとそそぐ湧き水は、太陽の光を受けて、こちらも霧氷に負けじと キラキラと輝いていました。
( photo27 : Nikon D700 + AiAF-Nikkor28-70mmF3.5-4.5D )  太陽はまるで無限の輝きを放っているようです。光芒があたりに広がります。
( photo28 : Nikon D700 + AiAF-Nikkor28-70mmF3.5-4.5D )  余談ですが、今回持参したのは、私が十数年間前に写真を始めた時に、初めて 購入したニコンのレンズである『AiAF-Nikkor28-70mmF3.5-4.5D』。 「最新のデジタルカメラになぜ旧式のレンズを?」と思われるかも知れませんが、 このレンズの素晴らしいところは、「逆光でもフレアやゴーストがほとんど出な い」ということなのです。  理由はレンズの構成枚数の少なさにあります。  近年のレンズが高画質を追求するあまり、諸収差の補正を目的として、やたら レンズの構成枚数を増やしたために、ズームレンズでは、内部に十数枚以上もの 大小のレンズをかかえています。  レンズが増えれば増えるだけ、その内面反射の影響でゴーストやフレアの発生 率が高くなります。  ところがこのレンズ、28〜70mmのズームレンズでありながら、なんとレ ンズの構成枚数が7枚しかありません(!)  そのため、広角側でタル型の歪曲収差がかなり見られますが、しかし現代のデ ジタル補正の技術があれば、現像時にそれを補正できるので、問題になりません。  そして、かなりシャープな写りをしますし、なんと言っても逆光撮影の多い自 然風景撮影では、ゴーストやフレアの影響を気にしなくても良いのはとても助か ります。  温故知新。最新のレンズが何もかも良いとは限りません。 それぞれのレンズの特徴をよく知り、使いこなすのが大切なのではないでしょう か。  さて、場面を田代池に戻しましょう。霧氷は太陽の光が当たるにつれて、時間 と共にその輝き具合を刻々と変えてゆきます。
( photo29 : Nikon D700 + TamronSPAF17-35mmF2.8-4DiLD )  突然、上高地に一陣の風が吹き渡りました。 それと同時に小枝の先に付いた霧氷が、まるで粉雪のように舞い散ります。
( photo30 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  夢のように輝いていた霧氷も、太陽の光が当たるとともに、徐々に溶けて蒸発 してゆきます。儚い命ではありましたが、しかしそれでもその一瞬の輝きは永遠 の価値を持っています。
( photo31 : Nikon D700 + AF-S MicroNikkor60mmF2.8G )
( photo32 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  田代池で遭遇した夢のようなひとときは過ぎ去ってしまいました。 しかしそれらのシーンをカメラに収めることができて、私たちは満ち足りた気持 ちで帰途についたのです。
( photo33 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  途中、突き抜けるような青空の下で、上高地の衛兵である『焼岳』がそびえて いました。
( photo34 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )
( photo35 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  冬でも凍らない上高地の小川は、その水面に様々なパターンを描き出し、私た ち魅了してくれます。
( photo36 : Nikon D700 + AF-S Nikkor70-200mmF2.8G ED/VR/II )  素晴らしい風景に出逢えた冬の上高地を後にして、私たちは再び釜トンネルに 入り、宿へと帰っていったのです。
( photo37 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )
( photo38 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  暖かい宿に帰り、暖かい親子丼をいただく。これ以上の幸せがあるでしょうか。
( photo39 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  冬の上高地は普段なかなか行けないだけに、素晴らしい風景に出逢えます。  もちろん、天候の条件が良ければということもあるのですが。  さて、この上高地撮影会は人気で、この冬は2件の企画が立てられました。  次回は、冬の上高地の様子の第二弾をお届けしましょう。 また違った天候の下での上高地は、いったいどんな表情を見せてくれるのでしょ うか。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★☆★ 人気ブログランキングに登録中! ★☆★ 皆さんの応援が励みになります。下のボタンをクリックして下さい ↓  ↓  ↓ 人気ブログランキングへ ◆今回のレポート写真で使用したデジカメ◆ Nikon D700 → http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d700/
Panasonic LUMIX DMC-LX5 → http://panasonic.jp/dc/lx5/
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ このコーナーの写真を地図ソフト上でご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2012/2012-03-06.htm
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