2013-04-23 Back to HomePage
 
こんにちは、自然風景写真館の鳥越です。
毎週火曜日更新の自然風景写真館ブログ、第533号をお届けいたします。



◆今週のお気に入り◆『初夏の香り』(神奈川県厚木市・ぼうさいの丘公園にて)

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■1.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- ●1.鳥越デジカメ教室2013年度がスタートしました ● --------------------------------------------------------------------------  鳥越のデジカメ教室2013年度がスタートしました。 今週は神奈川県海老名市にある『海老名市文化会館』と 厚木市・『ぼうさいの丘公園』にて行なわれた 『湘南校・テーマ別撮影クラス』の様子をお届けしましょう。
( photo19 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )
( photo20 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  午前中は海老名市文化会館にて机上講習です。
( photo21 : Panasonic LUMIX DMC-GF1 )  初回のテーマは『ハイキー写真とローキー写真』です。 ハイキー写真は被写体に光が柔らかく当たっているコントラストの低い光線状態 で適切に表現出来ます。あと白っぽい明るい被写体に向いていますね。例えば、 机上にある布製のカメラストラップなど。
( photo22 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  一方でローキー写真は、ただ単純に暗く写せばいいというものでもなく、 コントラストの高い明暗差の強い光線状態の時に適切に表現できます。 被写体は机上にあるメガネケースですが、表面に光沢があり、蛍光灯の映り込み があって、これが強いハイライトになっている、ここが被写体選びのポイントで す。
( photo23 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  少し露出を落として暗めに写すことで、より質感のある描写になりました。た だ単に暗いだけだと露出不足の写真ですが、蛍光灯の映り込みによるハイライト 部分があるため、これがキャッチライトの役目を果たして、見る人の目を引きつ け、そしてシャドー部分がより締まって見えるというわけです。
( photo24 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  さて、机上講習を終えたら文化会館を出発しましょう。
( photo25 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  やってきたのは海老名市内にあるお蕎麦屋さん。事前にネット検索して評判の 高い店を探しておいたのです。
( photo26 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  今日は思いのほか寒かったため、カツ丼そばセットの温かさが身にしみました。 お味噌汁の湯気がとっても美味しそう!
( photo27 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  さて、ハイエース号に乗って、おとなりの厚木市にある『ぼうさいの丘公園』 を目指しましょう。
( photo28 : PENTAX Optio-A30 )  午後はこちらの公園で実技撮影です。新緑がまぶしい季節ですね。
( photo29 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  ハイキー写真を撮るためにはコントラストの低い柔らかい光が必要です。 このもみじの木であれば、直射日光の当たる外側の葉は避けて、木の内側に回り こみ、木陰の葉を狙うのがポイントです。
( photo30 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  そうすれば、このような美しいハイキー写真が撮れますよ。
( photo41 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  この場合、露出のコントロールが重要で、カメラのオート露出ではまずこのよ うな仕上がりにはなりません。できればマニュアル露出で自分で明るさを決めて ゆかなければこのようなイメージ写真は撮れないでしょう。  もちろん、鳥越のデジカメ教室ではそのあたりのレクチャーも万全です。  ローキー写真に向いた被写体は無いでしょうか。コントラストの高い(明暗差 の高い)被写体を探してみましょう。  ざっとあたりを見回したところ、人工物である『遊具』の金属部分がそれにふ さわしいようです。
( photo31 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  こちらのボルトなどをクローズアップして撮影してみました。
( photo32 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  今度は一転してハイキー写真に挑戦。ちょうど八重桜が満開の時期を迎えてい たため、やはりここは木陰の花を狙って露出を多めにとって爽やかなハイキー写 真に仕上げました。
( photo33 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  地上に折り重なるようにして生えている新緑の葉の緑も鮮やかです。これは標 準露出で撮影、ハイキーともローキーとも言えないかな?
( photo34 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  やはり人工物の方がローキー写真に向いているようです。遊具の金属部分に注 目してみましょう。
( photo35 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  金属とロープの質感を出すためにローキー写真で表現します。
( photo36 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM ) ローキー写真はどちらかというと『リアリティ』(現実感)を強調するのに向い ていますね。  こちらの写真は木立を空に向かって暗めに撮影しました。これはローキー写真 でシルエット表現を狙いました。
( photo39 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  いっぽうこちらはハナミズキの葉を空に向かって思い切り露出を多めにとって ハイキー写真で仕上げてみました。
( photo40 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  一見露出オーバーのように見えますが、しかし葉の緑が適切に 表現できていれば空はオーバーしても構いません。『適正な露出で撮影する』の が目的なのではなく『アート的に表現する』のが目的なのですから。  公園で遊んでいた少女の後ろ姿をスナップしました。 爽やかな初夏の新緑の葉を前ボケに入れてね。
( photo42 : Nikon D5100 + SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM )  使用している高倍率ズームレンズは決して明るいレンズではありませんが、 こうして最大望遠にして遠くから狙えば、それなりにボカしも効きますね。 デジカメ教室は途中入校も可能です。横浜校、所沢校、足柄校、湘南校 橋本校などが開催されています。 詳しくは『写真教室』のページを開いて資料をダウンロードの上、 各校の登録フォームからお申し込みお願いします。 http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  鳥越フォトクラブ、春の撮影会は、山野草の名所、神奈川県相模原市にある 『城山かたくりの里』にやって来ました。  今週はそのレポートの第2弾です。  昼食を終えて、午後もまた城山かたくりの里にやって来ました。 たくさんの山野草があって、午前中の2時間だけでは撮り切れないからです。  土手の上にある小さなカタクリの花を狙っています。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  ここでのポイントは『背後にミツバツツジの花がある』こと。  そのミツバツツジをバックに配置してボカすことで、カタクリの花の背景に美 しいリズム感を添えることができます。
( photo02 : SONY α77 + ミノルタ AFズーム 70-200mm F2.8 G(D) SSM )  ユキワリソウの花も鮮やかで可愛らしいですね。
( photo03 : SONY α77 + ミノルタ AFズーム 70-200mm F2.8 G(D) SSM  こちらはミノルタのソフトレンズを使って撮影してみました。
( photo06 : SONY α77 + ミノルタ AFソフト 100mm F2.8 )  このソフトレンズはリングを操作することでソフト量を調節することができま す。
( photo08 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  先ほどの写真は少しソフト量が強すぎたようなので、0.5くらいの付近で止 めてみましょう。アナログ的にソフト量を調節しているので、3−2−1−0の 中間の値にセットすることもできます。  いやみのない、ほんのりとしたソフトで自然な雰囲気に仕上がりましたね。
( photo07 : SONY α77 + ミノルタ AFソフト 100mm F2.8 )  ヒカゲツツジの淡いクリーム色も春らしくてよいですね。
( photo10 : SONY α77 + ミノルタ AFズーム 70-200mm F2.8 G(D) SSM )  背景にちりばめられている紫色のボケはミツバツツジの花です。  地上に這うようにして咲いている山野草ですが、しかしなんて可憐で美しいの でしょうか。しかし人間の上から目線で撮影してしまっては、土色の地面が背景 になってしまい、透明感が出ません。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  花と同じ目線にカメラをセットし、ローアングルで撮影することで背景が大き く入り、ボケ量も多くなって透明感が出せる様になるのです。
( photo12 : SONY α77 + ミノルタ AF 85mm F1.4 G(D) )  ローアングルで撮影するとカメラのファインダーを覗きこむのが大変になりま す。そこで威力を発揮するのが『ライブビュー』+『マルチアングル液晶画面』 です。
( photo13 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  低い位置に咲く山野草の厳密なピント合わせには大変な威力を発揮します。 今まで『立ち位置の目線』にとらわれることなく、アングルの自由をフォトグラ ファーに与えてくれます。  これほど有益な『マルチアングル液晶』ですが、不思議なことに採用されてい るのは入門機に限られ、中級機、上級機に採用されているケースは見当たりませ ん。  キャノンでは入門機の EOS Kiss と中級機の EOS 60D のみで上級機にはあり ません。 そしてニコンでは入門機の D5200 のみでそれ以外の機種には搭載される気配が ありません。  まったくもって解せません。たとえどんなに優秀なカメラボディでも アングルが限定されてしまっては『撮影することの本質』を見逃してしまいます。  メーカーはカメラの操作性と写真の本質をもっと真剣に考えるべきだと思いま す。  そのような理由もあって、ニコンからフルサイズの D800 やローパスレス仕様 の D7100 が発表されても、まったくもって購入する気にさせないのです。  さて、余談が長くなりましたが、レンズを大口径単焦点レンズに交換して花の 撮影を引き続き楽しみましょう。  シロバナのカタクリも見かけました。今回の撮影会では幸いなことに、紅色、 黄色、白色の3色すべてのカタクリを写せたことになります。
( photo14 : SONY α77 + ミノルタ AF 85mm F1.4 G(D) )  アカヤシオツツジの柔らかいピンク色はなんとも言えないですね。
( photo15 : Panasonic LUMIX DMC-LX5 )  ここはボケ味の柔らかさで定評のあるミノルタの単焦点レンズ85mmで撮影 してみましょう。これは中距離から撮影。
( photo16 : SONY α77 + ミノルタ AF 85mm F1.4 G(D) )  そして徐々に近づいて至近距離から撮影してみましょう。 近づけば近づくほどボケがますます大きくなって来ます。
( photo17 : SONY α77 + ミノルタ AF 85mm F1.4 G(D) )  こちらは杉林を背景に入れることで、その木漏れ日を後ボケに利用してみまし た。
( photo18 : SONY α77 + ミノルタ AF 85mm F1.4 G(D) )  ちょっとアングルを変えるだけで作品のニュアンスが変わってくるから写真は 面白いですね。  美しく可憐な山野草の撮影を思う存分楽しめた一日でした。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★☆★ 人気ブログランキングに登録中! ★☆★ 皆さんの応援が励みになります。下のボタンをクリックして下さい ↓  ↓  ↓ 人気ブログランキングへ ◆今回のレポート写真で使用したデジカメ◆ Nikon D5100 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d5100/
Panasonic LUMIX DMC-GF1 → http://panasonic.jp/dc/gf1/
Panasonic LUMIX DMC-LX5 → http://panasonic.jp/dc/lx5/
SONY α77 → http://www.sony.jp/ichigan/products/SLT-A77V/
PENTAX Optio-A30 → http://www.pentax.jp/japan/products/digital/optio-a30/feature.html
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ このコーナーの写真を地図ソフト上でご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2013/2013-04-23.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2013/04-23/2013-04-23.zip
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