2014-06-10 Back to HomePage
 
おはようございます。自然風景写真館の鳥越です。
自然風景写真館ブログ、第592号をお届けいたします。



◆今週のお気に入り◆『里の桜と北アルプス』(長野県大町市・青木湖半にて)

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■1.今週のニュース =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= -------------------------------------------------------------------------- 鳥越デジカメ教室の様子をお届けします --------------------------------------------------------------------------  毎月お届けしている鳥越デジカメ教室の様子。今月はどちらが紹介されるので しょうか。  鳥越デジカメ教室の湘南校では『デジカメ実践クラス』が実施されています。 これは撮影会を中心にデジカメ撮影を楽しもうというクラスで、年に3回ほど講 評会の機会を設けてレベルアップを図ろうというクラスです。  内容的にはほとんど撮影会なので、次年度は『撮影会クラス』と名前を変えよ うかと思っているくらいです。(笑)  少し前の話になりますが、4月の湘南校で訪れた山梨県笛吹市の桃畑と桜の様 子をお届けしましょう。  さて、神奈川県の中央に位置する海老名駅にて9名のメンバーが集合し、一路、 山梨県を目指します。
( photo01 : Panasonic LUMIX DMC-GF5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 )
( photo02 : Panasonic LUMIX DMC-GF5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 )  途中、御殿場市で見事な富士山と鯉のぼりの風景を見かけました。
( photo03 : Nikon D5100 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR )  ちなみに上記の写真はデジカメでストレートに撮られただけの『ノーレタッチ』 の写真です。  悪くはないのですが、私達があの日あの時あの場所で見た風景はもっと鮮やか な印象でした。(これを『記憶色』と言います)  そこでレタッチソフトの出番です。鳥越はRAW現像ソフトとして『ライトルー ム』を愛用していますが、RAW画像ファイルをライトルームに読み込ませて各種 のパラメーターを調整します。  一般的にこのような『眠い画像』に対しては、暗いところをより暗く、明るい ところをより明るくする、いわゆる『コントラストをアップさせる』調整を行い ます。  そして隠し味として『自然な彩度』というパラメーターを増やします。
『彩度』と『自然な彩度』はどう違うのですか? という質問をよく受けるのですが、その解答は一言では説明しきれないので、 鳥越のレタッチ教室にいらしてください。(笑)  そうして調整された画像は下記のようにインパクトのある写真になりました。
( photo05 : Nikon D5100 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR )  電線や街灯などがだいぶあり、それらが気になるので作品になるほどではあり ませんが、レタッチの作例として丁度良い写真でした。  さて、富士五湖を超えて甲府盆地に入り、やってきたのは笛吹市にある 『花鳥山』(はなとりやま)です。
( photo06 : Panasonic LUMIX DMC-GF5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 )  ロングドライブを終えて、さあ、おまちかねの撮影開始です。
( photo07 : Panasonic LUMIX DMC-GF5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 )  この花鳥山は甲府盆地を見下ろす絶好のロケーションにあります。 背後に見えるのは南アルプスの山々。そして眼下に走っている軌道はリニア新幹 線の実験線です。
( photo08 : Nikon D5100 + Tamron SPAF 90mm F/2.8 Di MACRO )  甲府盆地といえば桃畑が有名ですが、この撮影会が実施された4月9日は、桃 の花を楽しむにはちょっとまだ早いということで、まだ桜が咲き残っている標高 の高い花鳥山を撮影場所に選定したのでした。
( photo09 : Panasonic LUMIX DMC-GF5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 )  それにしても見事な展望です。訪れた者は誰もが感嘆の声をあげることでしょ う。
( photo10 : Nikon D5100 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR )  さて、南アルプスをバックにして見事な桜並木を写真に収めたいものです。 しかし桃畑の鉄柱がじゃまになって思うように構図を作ることができません。
( photo11 : Panasonic LUMIX DMC-GF5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 )  ノーレタッチで撮影された写真は下記の通りです。 春霞がただよって遠方にある南アルプスの山々がかすんで見えますし、なにより 鉄柱がとても気になります。
( photo12 : Nikon D5100 + Tamron SPAF 90mm F/2.8 Di MACRO )  そこでまたまたライトルームの登場です。そこに読み込ませた画像に対して、 基本的な階調補正と色調補正を施した後、『カラー別調整』というものを施して、 桜の色合いや発色を良くし、そして白っぽい空を補正するためにブルーの輝度を 下げて同時に彩度をあげています。
 そして気になる鉄柱は『修復ブラシツール』を使って除去してみましょう。
 このように鉄柱の無い箇所のパターンを取得して貼り付けることで鉄柱を覆い 隠すことができます。
 こうして貼り付けられたパターンは自動的に背景になじむような処理がほどこ され、どこをどう切り貼りしたのか、完成画像からはなかなかうかがい知ること はできません。
( photo16 : Nikon D5100 + Tamron SPAF 90mm F/2.8 Di MACRO )  完成画像は『カラー別調整』のおかげで桜の淡いピンク色が再現されて、そし て空はブルーになり、背後にある南アルプスもしっかりしたコントラストで再現 されましたね。  このようなレタッチ処理に抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、これは 『絵画』、広い意味での『アート作品』だと見方を変えればよいのではないでしょ うか。  風景画の世界では、実在する電柱を描くか描かないかは作者の判断にゆだねら れ、仮に描いた後に消去したとしても非難されることはありません。  しかし写真の世界では『実在するものを撮影以外の方法で除去することは不正 なこと』という通年がいまだにあります。  その本質的な違いはどこにあるのでしょうか?  私は誤解を恐れず敢えて書かせてもらうとしたら、写真も最終的な作品を『風 景画』(アート作品)としてとらえて、それが良いもの、美しいものだとして観 た人に受け入れてもらえるなら、途中のプロセスにこだわりすぎることなく、 それでよいのではないかと考えています。  さて、余談が長くなりましたが、足元には可愛らしい春の草花が咲いています。
( photo17 : Nikon D5100 + Tamron SPAF 90mm F/2.8 Di MACRO )  これは春の七草の『ホトケノザ』ですね。  桃畑にはまだ少々早かったですが、しかし晴天に恵まれて南アルプスをバック にして見事な桜をカメラに収めることができました。
( photo18 : Nikon D5100 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR )
( photo19 : Nikon D5100 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR )  鳥越デジカメ教室は途中入校も可能です。 デジカメクラスは所沢校デジカメ初級クラスを除いてどこも満席に近い状態なの ですが、レタッチクラス(ライトルームRAW現像クラス、フォトショップクラス など)はまだ入校可能です。 ◆詳しい情報は『鳥越デジカメ教室&レタッチ教室』のページをご覧ください。 http://tory.com/j/lecture/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■2.季節の便り =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  先週から4月下旬に訪れた『長野県大町市の桜』の様子をお届けしていますが、 今週はその第2弾です。  天候を狙って取材に出ただけあって、抜けるような青空に恵まれました。
( photo20 : SONY α77 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  この地方の風景写真の醍醐味は、なんといっても雪をかぶった北アルプスの姿 を背景として、里の草木を写しこんで絵作りができる点にあります。
( photo21 : SONY α77 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  時折とおりぬける橋の上からは遮ること無く北アルプスの山々の展望を楽しむ ことができます。
( photo22 : SONY α77 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA ) ( Microsoft-ICE にてパノラマ化 )  そして大町市の里には、あちこちに良い桜の木が点在しています。
( photo23 : SONY CyberShot DSC-TX10 )  言うまでもなく、桜だけならどこでも撮ることができます。
( photo24 : SONY α77 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  アルプスの山々を背景にしてこそ、これら桜の木々も、その美しさが引き立つ というものでしょう。
( photo25 : SONY α77 + ミノルタ AFズーム 70-200mm F2.8 G(D) SSM )  足元に咲くラッパスイセンの花も、やはり背景はボカしつつも、北アルプスの 山々の様子がわかるように写しこむことが必要でしょう。それがこの土地ならで はの写真になるからです。
( photo26 : SONY α77 + Vario-Sonnar T* DT16-80mmF3.5-4.5ZA )  さて、大町市街から北へ足を伸ばして木崎湖の湖畔までやってきました。 そして湖畔に立つ一本の桜の木に目が止まったのです。
( photo27 : SONY CyberShot DSC-TX10 )  さざなみ立つ湖面にその姿を映し出す端正なサクラです。背後にある杉林とも 見事に調和して、美しく穏やかな春の里の風景の主役となっていました。
( photo28 : SONY α77 + ミノルタ AFズーム 70-200mm F2.8 G(D) SSM )  さて、さらに北へと足を伸ばして青木湖までやってきました。ここまでくると、 もう新潟県の山々が見えてきます。日本海はもうすぐそこだと感じさせてくれる 山々です。
( photo29 : SONY CyberShot DSC-TX10 )  背後に見えるそそりたつ雪山は、『唐松岳』でしょうか。青と白との実に見事 なコントラストを描き出しています。
( photo30 : SONY α77 + ミノルタ AFズーム 70-200mm F2.8 G(D) SSM )  そして里の桜はコヒガンザクラでしょうか。吹く風は未だ冷たくとも、見てい る者をとてもあたたかい気持ちのさせてくる風景でした。  来週も自然風景写真館にどうぞご期待ください。 ★☆★ 人気ブログランキングに登録中! ★☆★ 皆さんの応援が励みになります。下のボタンをクリックして下さい ↓  ↓  ↓ 人気ブログランキングへ ◆今回のレポート写真で使用したデジカメ◆ Panasonic LUMIX DMC-GF5 → http://panasonic.jp/dc/gf5/
SONY CyberShot DSC-TX10 → http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-TX10/
Nikon D5100 → http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d5100/
SONY α77 → http://www.sony.jp/ichigan/products/SLT-A77V/
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 ※ このコーナーの写真を地図ソフト上でご覧になることができます。 ◆GoogleMaps http://tory.com/j/others/maps/2014/2014-06-10.htm
◆GoogleEarthファイル http://tory.com/j/others/mm/2014/06-10/2014-06-10.zip
〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜・〜〜〜 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■3.ギャラリー更新情報 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=  Photo Gallery『フォトギャラリー』は、このブログ発行に合わせて 毎週月曜日に更新されます。今週の新作は以下の通りです。 http://tory.com/
にアクセスして、 Photo Gallery『フォトギャラリー』のページをご覧になって下さい。 ●ギャラリーに追加された新作リスト Img12093 "A landscape of blue & pale blue." 『青と蒼の風景』 Img12094 "A blue hill under the white clouds." 『青い丘と白い雲』 Img12096 "A shepherd's purses in the blue sea." 『青い海のペンペン草』 Img12100 "A rape flower in the blue sea." 『青い海のナノハナ』 Img12102 "A white nemophila in the blue sea." 『シロバナのネモフィラ』 Img12108 "A blue hill under the blue sky." 『青空に青い丘』 ●ギャラリーから削除された作品リスト --- 削除された作品はありません --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ■4.その他のお知らせ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ※ブログのバックナンバーは下記URLにアクセスするとご覧になれます。 → http://tory.com/j/others/index_mm.html
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